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猫の手も借りたい!ので AIエージェント猫を作って社内に放した話 Claude Code × ...

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February 20, 2026

猫の手も借りたい!ので AIエージェント猫を作って社内に放した話 Claude Code × Container Lambda の Slack Bot "DevNeko"

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February 20, 2026
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  1. SRE の「あるある」 、身に覚えありませんか? ちょっとした修正でも手順が多い 担当者決め → ブランチ作成 → 実装 →

    テスト → PR… 定型作業の繰り返し PR レビューのラリーで時間が溶ける レビュー待ち → 指摘対応 → 再レビュー待ち… 行ったり来たりで1 日が終わる アラート、つい後回しにしがち 「なんか鳴ってるけど今手が空いてない… 」→ 気づいたら対応が遅れてる 猫の手も借りたい! DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 3
  2. DevNeko とは @DevNeko 〇〇して — Slack からメンションすれば色々やってくれる アクション 説明 実装

    ブランチ作成 → コード実装 → テスト → PR 作成 レビュー PR を読んでレビューコメントを投稿 修正 レビュー指摘やバグを修正してPR 更新 質問・分析 コードベースを読んで質問に回答 ??? 後ほど紹介 DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 5
  3. v1: GitHub Actions で始めた Slack → Lambda × 2 →

    GitHub Actions Claude Code Base Actions を活用してGitHub Actions で動かす クラウド上でClaude Code を動かす方法を調べると一番に出てきた DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 6
  4. しかし課題が... GitHub Actions 版の問題点 仮想環境ガチャ — 割り当てられるランナー次第でClaude Code が起動しない 起動が遅い

    — ランナー確保に数十秒〜数分 内部のClaude Code が古い — Action 内部でインストールされるバージョンが古く最 新機能が使えない もっと安定して、もっと速くして、Skills とかSub Agents とかも猫に授けたい… ! DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 7
  5. v2: コンテナLambda へ移行 自前管理で安定 — Docker イメージで環境を完全に固定 起動が数秒 — ランナー確保待ちがなくなり即応答

    最新のClaude Code をすぐ使える — Skills をはじめとする新しい機能も利用可能 DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 8
  6. アクション判定の自然言語ルーティング LLM (Bedrock Claude )がアクション判定 + パラメータ抽出を同時実行 入力: 「devnekoの#123をレビューして」 出力:

    { action: "review", repo: "devneko", pr_number: 123 } DevNeko は実装・レビュー・修正・質問など複数アクションに対応 → 自由文からどのアクションか正確に判定する仕組みが必要 パターンマッチングするより格段にアクション判定精度が向上 モデル使い分け: コードの読み取りはHaiku, レビューはSonnet, 実装はOpus DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 9
  7. コンテナLambda の実装ポイント① FROM public.ecr.aws/lambda/python:3.14 # Git, Node.js, AWS CLI, GitHub

    CLI などをインストール RUN npm install -g @anthropic-ai/claude-code ENV CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK=1 CMD ["claude_runner.lambda_handler"] → Lambda イメージにClaude Code と必要なツールを入れて、Python コードから起動 コンテナLambda のハマりどころ Claude Code 実行時はHOME=/tmp が必須 — /root は読み取り専用で~/.claude/ を作れず起動失敗 エフェメラルストレージの管理 — リポジトリクローン用にストレージ10GB (最大) を確保 DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 10
  8. コンテナLambda の実装ポイント② タイムアウト対策(Lambda の15 分制限) Claude Code に14 分の制限を伝達 →

    Lambda の実制限15 分との間に1 分のバッファ Claude Code にこまめにSlack スレッドへ返信させて進捗を可視化 タイムアウト時はPython 側がWIP コミット→プッシュ→ドラフトPR 自動作成 → 途中成果を失わない スレッド文脈の活用 Slack スレッドの会話履歴をそのままClaude Code に渡すことでセッション管理が不 要 DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 11
  9. デモ: Slack からPR 作成 依頼 ① Slack でメンションして依頼 @DevNeko ユーザーマニュアル用のドキュメン

    トを作成するPR作って → リアクションが付いて受付完了 DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 12
  10. 社内にお披露目... からの事件 「いい感じに作れた!会社の環境にデプロイして使ってみよう!」 → 社内リリース → その翌週... Claude Code in

    Slack がリリース (2025/12/8) 公式のライバルが突然現れた DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 15
  11. DevNeko とは(再掲) @DevNeko 〇〇して — それだけで全自動。自然言語でOK 、コマンド形式不要。 アクション 説明 実装

    ブランチ作成 → コード実装 → テスト → PR 作成 レビュー PR を読んでレビューコメントを投稿 修正 レビュー指摘やバグを修正してPR 更新 質問・分析 コードベースを読んで質問に回答 ??? ← コイツの正体は? DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 16
  12. 差別化: AWS 横断調査 「??? 」の正体 — Claude Code in Slack

    にはできない、DevNeko だけの武器 StackSets で調査用IAM ロールを調査させたいアカウントに配布しておく → コンテナLambda からAssumeRole で対象アカウントに切り替えて調査 DevNeko Lambda → Organizations API(アカウント名 → アカウントID解決) → AssumeRole → CloudWatch Logs / EC2 / ALB / RDS ... を横断調査 読み取り権限のみ — 変更操作は一切不可 devneko 以外はアクセス不可 アカウント名を伝えるだけでOK 、ID を覚える必要なし DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 17
  13. 可能性が一気に広がった コードとインフラを関連づけた調査が可能に アラート調査: 「本番のECS が応答しない」→ ログ・メトリクス・デプロイ履歴を横 断 インフラ確認: 「ステージングのRDS のスペック教えて」→

    即回答 コスト確認: 「本番アカウントの先月のコスト内訳は?」→ Cost Explorer 参照 Slack から一歩も出ずに、アカウント横断でAWS を調査できる これがDevNeko 最大の差別化ポイント DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 18
  14. 自動レビュー機能 Slack からリポジトリを登録 → PR オープン 時に自動レビュー PR が開かれると自動でレビューコメン トが付く

    GitHub Webhook のPR イベントで Lambda を起動しレビュー実行 レビュー方針のプリセット(標準 / アプ リ / IaC / 猫語)やカスタムのプロン プト指示も用意 DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 20
  15. 学び ① コンテナLambda でClaude Code は動く Claude Code とツール群を入れたイメージを作れば実行基盤が作れる ②

    クラウド上のClaude Code は可能性が無限大 コーディング以外にもSlack 上だけでAWS 上のちょっとしたアラート対応などが解決 ③ 導入のハードルを下げることが大事 便利でも初期設定が大変だと「今度試そう」→ 忘れる ④ 猫は偉大 猫じゃなかったら普及しなかった気がする DevNeko — Claude Code × Container Lambda の Slack Bot 22