Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
[第4回] Webサービス開発講座
Search
notch_man
August 26, 2023
Education
0
52
[第4回] Webサービス開発講座
2023年度の筑波大学enPiTで使用した資料です。全4回+αでWeb開発の基礎を学ぶことが出来ます。
※notion資料は近日公開予定です。
notch_man
August 26, 2023
Tweet
Share
More Decks by notch_man
See All by notch_man
新人的ソフトウェアサバイバルガイド:荒野に向かい、瓦礫にぶつかり、迷子になり、広野に赴く
notchman8600
1
1.2k
最高の開発手法、アジャイルを捨てよう
notchman8600
0
33
[第1回] Webサービス開発講座
notchman8600
0
57
[第2回] Webサービス開発講座
notchman8600
0
65
[第3回] Webサービス開発講座
notchman8600
0
73
本当に初心者目線で考えた時の技術選定の話
notchman8600
0
96
Pythonけものみち(という名のオレオレFWを作った言い訳)
notchman8600
0
40
Other Decks in Education
See All in Education
2025年の本当に大事なAI動向まとめ
frievea
1
200
0203
cbtlibrary
0
150
0121
cbtlibrary
0
150
Human Perception and Colour Theory - Lecture 2 - Information Visualisation (4019538FNR)
signer
PRO
0
3k
演習:Gitの応用操作 / 05-git-advanced
kaityo256
PRO
0
230
Tangible, Embedded and Embodied Interaction - Lecture 7 - Next Generation User Interfaces (4018166FNR)
signer
PRO
0
2.1k
Leveraging LLMs for student feedback in introductory data science courses (Stats Up AI)
minecr
1
240
環境・社会理工学院(建築学系)大学院説明会 2026|東京科学大学(Science Tokyo)
sciencetokyo
PRO
0
920
自己紹介 / who-am-i
yasulab
6
6.5k
Activité_5_-_Les_indicateurs_du_climat_global.pdf
bernhardsvt
0
210
インシデント対応
akira345
0
370
CoderDojoへようこそ ニンジャ&保護者向け (CoderDojo Guidance for Ninjas&Parents)
coderdojokodaira
1
130
Featured
See All Featured
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
24
4k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
12
1.1k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
45
9k
Taking LLMs out of the black box: A practical guide to human-in-the-loop distillation
inesmontani
PRO
3
2.1k
The browser strikes back
jonoalderson
0
860
Code Review Best Practice
trishagee
74
20k
Max Prin - Stacking Signals: How International SEO Comes Together (And Falls Apart)
techseoconnect
PRO
0
130
Have SEOs Ruined the Internet? - User Awareness of SEO in 2025
akashhashmi
0
300
Bridging the Design Gap: How Collaborative Modelling removes blockers to flow between stakeholders and teams @FastFlow conf
baasie
0
500
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
9
1.2k
How To Speak Unicorn (iThemes Webinar)
marktimemedia
1
420
Leading Effective Engineering Teams in the AI Era
addyosmani
9
1.8k
Transcript
Webサービス開発講座 第4回 この資料はenPiT2023向けのものです。 第3者へのリンクの配布等は 作者(@notch_man8600)を提⽰した上でお願いします (ついでに感想もいただけると私が泣いて喜びます)
2 DISCLAIMER • この講座は⼤学講義レベルのプログラミング履修者が対象です • 即座にサービスを作れる実践的なテクニックは学びません • 本講座はPythonを中⼼に進めますが作者はPythonが嫌いです • 本サンプルコードを実⾏したことによる、いかなる責任を作者
は負いません At your OWN risk!!
3 おしながき 1. 第3回の雑な説明 2. 第3回の雑な解説 3. お〇まけトーク 4. 技術選定の話(⽔曜にやる予定だった物のLT)
4 各種資料 [Web開発基礎講座] https://overjoyed-yew-99e.notion.site/Web-cd8dcd9eee9e46cfa5591ec e2179a4a5 [第3回notion資料] https://overjoyed-yew-99e.notion.site/3-OreChat-91d84ca65de74c82b 2d446b99fa95367
5 ⾃⼰紹介 クラウドソーシングサービスなどを 開発しています notch_man twitter: @notch_man8600 • 認定スクラムマスター(CSM) •
ラボのシステム開発の全責任を負う(⾟い) • 学類パンフに載ったけど留年したよ(笑) • 現場で都合良く使われています [概要] • 2020年3⽉ ⾹川⾼専卒業 • 2021年4⽉ 筑波⼤編⼊ • enPiT2021(受講)&2022〜(メンター) [略歴]
6 この講座のゴールについて 1. シンプルなWebアプリを作れるようになる 2. Webアプリケーションを作る上でのお作法を学ぶ 3. 汎⽤的なスキルとノウハウを知る 4. オレオレFWを作りたくなる気持ちになる
5. オレオレFWを安易に使うと⽕傷をすることを知る 6. 巷のFWが何故受け⼊れられたのか考えられるようになる 7. おまけ話を聞いて世間を知る ⽬標段階のレベルを定義しました。 これらいずれかを⽬指しましょう!
7 本⽇の⽬標:シンプルなWebアプリを作れるようになる • コピペしたらフロントとバックエンドが動くコードを作ります ◦ Pythonなので分かりやすい! ◦ クリーンなコードでGPL3だから使いやすい! • それを写経したら何かが作れます
• ちょっと弄ると⾃分らしさが出せます • 良い感じに弄られるようになると、⾊々なサービスが作れます ◦ ロジックとかで使い回せるようになると⾮常に楽になります
皆さんできましたか??
9 第2〜3回で作るもの • OreChatというチャットサービスを作ります ◦ WebSocketというイケてる(主観)技術を学べます ◦ HTML+CSS+JSというシンプルな構成です • Web開発の⼀連のお作法を学ぶことが出来ます
◦ フロントエンドとは? ◦ バックエンドとは? ◦ Webサービスが実際に⽴ち上がるまで
10 Web開発のお作法 • フロントエンド ◦ 情報を提⽰するために使う ◦ HTML+CSS+JavaScriptなどで記述されることが多い ◦ イケてるライブラリやフレームワークとしてはReactやVueなどがある
• バックエンド ◦ 定時する情報を保存するために使う ◦ GoやGoやPythonやTypeScriptなどが⽤いられることが多い
おま〇け
12 あじぇんだ • Pythonの可愛らしい点の復習 • PythonでWebサービスを開発する上での課題整理 • 課題に向き合うための理論チックな話 • 課題を向き合うためのテクニック集
13 可愛らしいdictの例 request = { "data": 1, "user_id": "example-user-id", "password":
"password", "method": "add", } router = { "/add": lambda a, b: a + b, "/sub": lambda a, b: a - b, } if "method" in request: print(router[request["method"]](request["data"], 2)) try: print(request["1"]) # もしパスワードカラムみたいなものがあったら削除しよう request.pop("password") except Exception as e: pass print(request["user_id"]) ex.) 辞書を使ったルーターの様な物体
14 可愛らしいdictの例 • key-valueの型が揺れる ◦ 静的解析で追跡しにくい ◦ ⾃由に値を書き換える • 気軽に抽象クラスでエラーを掴んでしまう
◦ エラータイプが分からん ◦ passの恐ろしさ • 無い物が⽣まれたり、あるものが無くなったり • ありとあらゆることが⾃由にできる
15 私がPythonをサービス開発で使いたくない理由 • 静的解析が効きづらい ◦ 後任が苦しむ ◦ バグの温床になる(静的解析はテストの1⼿法) • エラーハンドリングが弱い
◦ エラーに型があるため、基底クラスで掴みがち ◦ ゆるふわにpassをするサンプルが多いため死んでしまう • パフォーマンスが遅い ◦ FastAPIとかを使うとある程度は解決できるが... • FWがブロークンに変わる(まあ⾔語も...)
16 お気持ち表明 • Pythonでサービスを作るのは⾟い ◦ ⾃由が故に⾃由に翻弄され、責任は誰も負わない • サービス開発をする上で⼼得て欲しい点 ◦ 90%の⼈が分かる技術選定である
◦ 直し⽅が現実的で傷跡が分かりやすいものである ◦ テストや静的解析など外から傷をフォローできる • 3年は⽣きるコードを書いてくれ!
17 私がPythonをサービス開発で使いたくない理由 • サービスは⻑⽣きしてしまう ◦ うっかり、作ったサービスが10年以上 • あなたは毎年リプレイス(という名の終わらない作り直し)をやる? • ソフトウェアの品質特性を担保するのが苦しい
◦ 信頼性 ◦ 保守性 ◦ 機能性
18 ⻑⽣きさせるPythonコードを書くためのポイント • 静的解析が効きやすいコードを書く • ライブラリに依存しない設計にする • ⻑く使うためのライブラリ選定 • ⽐較的⻑⽣きするであろうソフトウェア設計
• テストを整備する
Pythonを捨てよう
それでも
それでも
それでも
Python⼤好き♥
Python漫談
Pythonけものみち 〜Pythonで3年⽣かせるコードを⽬指して〜
26 サービス開発の⼿段として抑えて欲しい点 • とりあえず、3年は⽣かしてくれ ◦ 3年は⼤幅には壊れない技術選定 ◦ メンテナンスし続けられる技術選定 ◦ ブロークンに変わる可能性の低い技術選定
• コードの中と外に頼れるものであるか? • コードの中に頼れるか ◦ コメントアウト、型宣⾔‧型ヒント、docstring • コードの外に頼れるか ◦ テスト、静的解析、フォーマッタ...
レガシーを克服しサービスを提供したい⼈ 現場の知⾒を得ながらものづくりをしたい⼈ 融合知能デザイン研究室に興味のある⼈ notch_man君へこっそり連絡を