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August 25, 2026
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AI時代の「OAuth認証」にどう物申すか?(OAuth/OIDC Numa (Immersion) Workshop 2026)
2026/08/25 開催
OAuth/OIDC Numa (Immersion) Workshop 2026 発表資料
AI時代の「OAuth認証」にどう物申すか?
古川 英明
OpenID Foundation Japan
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August 25, 2026
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Transcript
OAuth/OIDC Numa (Immersion) Workshop 2026 AI時代の「OAuth認証」に どう物申すか? 2026年8月25日 古川 英明
セッションの 流れ AI系のサービスで、OAuth 2.0での認可を 「OAuth認証」のような表現をしている例を 紹介し、この誤解をどう解くべきかを議論。 お願い IIW (Internet Identity
Workshop)でのディ スカッション形式で進行するため、 質問やコメントがあれば随時挙手してください。 最後の議論にも積極的にご参加いただけると幸いです。
「OAuth認証」と言えば、OAuth 2.0を用いてID連携を誤って 実装することとよく言われてきていた。 﨑村さんとritouさんそれぞれによる「OAuth認証」の誤解を解くブログ記事 出所) https://www.sakimura.org/2023/06/1087/ https://ritou.hatenablog.com/entry/2020/12/01/000000
Claude Codeが普及し始めた2025年半ば頃では認可の文脈で 「OAuth認証」という誤用がLLMによってされることが度々発生。 2025年6月末におけるClaude Codeに対する「OAuth認証」の誤りを指摘するやり取り(抜粋)
OpenAIによるMCPに関する学習ページでは、MCPサーバへの 接続方法として”OAuth authentication”と誤用している。 OpenAI公式のMCPに関する学習ページと、その中で”OAuth authentication”の表記箇所(赤枠) 出所)https://learn.chatgpt.com/docs/extend/mcp?surface=app に追記
AnthropicによるClaudeからのリモートMCPサーバ接続方法としても、 authentication(認証)の中にOAuth 2.0が記載されている。 Anthropic公式のリモートMCP接続方法説明ページと、その中でのOAuth 2.0を認証とするようなの表記箇所(赤枠) 出所)https://claude.com/docs/connectors/building/authentication に追記
リソース側としてのGemini APIに接続する際も”authentication with OAuth(「OAuthで認証」)と記載されている。 Google公式のGemini APIへの接続方法説明ページと、その中での「OAuthで認証」の表記箇所(赤枠) 出所)https://ai.google.dev/gemini-api/docs/oauth に追記
Copilot Developer Campでは、MCPサーバへの接続に関して 最初はOAuth 2.0の認可と記載しているが途中から認証と誤用。 Microsoft Copilot StudioでのMCPサーバへの接続方法の説明と、その中での”OAuth authentication”の表記箇所(赤枠) 出所)https://microsoft.github.io/copilot-camp/pages/make/copilot-studio/10-mcp-oauth/
に追記
OAuth 2.0のフローで、認可サーバによるユーザー認証があることを 以てして、全体が「OAuth認証」と誤解されている? RFC 6749での認可コードフロー全体像 出所)RFC 6749 The OAuth 2.0
Authorization Framework
OAuth 2.0で「認証」の対象は認可サーバによるリソースオーナーと クライアントは明快だが、リソースサーバによるクライアントが曖昧。 RFC 6749でのリソースサーバによる クライアントの認証の記載箇所 認可コードフローを想定したOAuth 2.0の概略と、認証の箇所 ⑤リソースサーバによる 「認証」
(アクセストークン確認) ④アクセストークンを持ってリソース要求 クライアント (AIエージェント等) ⑥リソース提供 ②認可サーバによる クライアントの認証 (エンティティ認証) ①認可サーバによる リソースオーナーの認証 (エンティティ認証) リソースオーナー リソースサーバ (MCPサーバ等) ③アクセストークン発行 認可サーバ 出所)RFC 6749 The OAuth 2.0 Authorization Framework
OAuth 2.0で「認証」の対象は認可サーバによるリソースオーナーと クライアントは明快だが、リソースサーバによるクライアントが曖昧。 RFC 6749でのリソースサーバによる クライアントの認証の記載箇所 認可コードフローを想定したOAuth 2.0の概略と、認証の箇所 ⑤リソースサーバによる 「認証」
(アクセストークン確認) ④アクセストークンを持ってリソース要求 クライアント (AIエージェント等) リソースサーバ (MCPサーバ等) ⑥リソース提供 それでもOAuth 2.0全体はリソースオーナーからクライアントへの認可のプロトコルであって、 どのクライアントであるかをリソースサーバが識別する「認証」ではない ②認可サーバによる クライアントの認証 (エンティティ認証) ①認可サーバによる リソースオーナーの認証 (エンティティ認証) リソースオーナー ③アクセストークン発行 認可サーバ 出所)RFC 6749 The OAuth 2.0 Authorization Framework
「OAuth認証」のような曖昧や誤った用語利用が 議題 広まっている今、LLMにも正しい用語利用をしてもらうように どのように行動するべきか?