Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Claude Codeを駆使した初めてのiOSアプリ開発 ~ゼロから3週間でグローバルハッカソ...
Search
Oikon
October 17, 2025
Technology
11
8.6k
Claude Codeを駆使した初めてのiOSアプリ開発 ~ゼロから3週間でグローバルハッカソンで入賞するまで~
Claude Code Meetup Tokyo:
https://aiau.connpass.com/event/369265/
X:
https://x.com/oikon48
Oikon
October 17, 2025
Tweet
Share
More Decks by Oikon
See All by Oikon
CodeRabbit CLI + Claude Codeの連携について
oikon48
1
920
Claude Code Getting Started Guide(en)
oikon48
0
270
Claude Code はじめてガイド -1時間で学べるAI駆動開発の基本と実践-
oikon48
53
37k
ググるより、AIに聞こう - Don’t Google it, ask AI
oikon48
0
1.6k
発信を半年続けて分かってきたこと
oikon48
0
270
AIツールでどこまでデザインを忠実に実装できるのか
oikon48
7
4.5k
Kiroと学ぶコンテキストエンジニアリング
oikon48
7
14k
Learning Context Engineering with AWS Kiro
oikon48
0
110
Claude Codeから我々が学ぶべきこと
oikon48
9
3.1k
Other Decks in Technology
See All in Technology
三菱UFJ銀行におけるエンタープライズAI駆動開発のリアル / Enterprise AI_Driven Development at MUFG Bank: The Real Story
muit
10
20k
Data Hubグループ 紹介資料
sansan33
PRO
0
2.8k
男(監査)はつらいよ - Policy as CodeからAIエージェントへ
ken5scal
5
690
2026-02-25 Tokyo dbt meetup プロダクトと融合したCI/CD で実現する、堅牢なデータパイプラインの作り方
y_ken
0
160
Claude Cowork Plugins を読む - Skills駆動型業務エージェント設計の実像と構造
knishioka
0
220
ブラックボックス観測に基づくAI支援のプロトコルのリバースエンジニアリングと再現~AIを用いたリバースエンジニアリング~ @ SECCON 14 電脳会議 / Reverse Engineering and Reproduction of an AI-Assisted Protocol Based on Black-Box Observation @ SECCON 14 DENNO-KAIGI
chibiegg
0
110
WBCの解説は生成AIにやらせよう - 生成AIで野球解説者AI Agentを実現する / Baseball Commentator AI Agent for Gemini
shinyorke
PRO
0
310
Lookerの最新バージョンv26.2がやばい話
waiwai2111
1
150
JAWS DAYS 2026 CDP道場 事前説明会 / JAWS DAYS 2026 CDP Dojo briefing document
naospon
0
110
AIに視覚を与えモバイルアプリケーション開発をより円滑に行う
lycorptech_jp
PRO
1
720
Snowflakeデータ基盤で挑むAI活用 〜4年間のDataOpsの基礎をもとに〜
kaz3284
1
320
Webアクセシビリティ技術と実装の実際
tomokusaba
0
180
Featured
See All Featured
Unsuck your backbone
ammeep
672
58k
Bridging the Design Gap: How Collaborative Modelling removes blockers to flow between stakeholders and teams @FastFlow conf
baasie
0
470
The SEO identity crisis: Don't let AI make you average
varn
0
400
The Spectacular Lies of Maps
axbom
PRO
1
580
Gemini Prompt Engineering: Practical Techniques for Tangible AI Outcomes
mfonobong
2
300
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
21
1.4k
New Earth Scene 8
popppiees
1
1.7k
Leveraging LLMs for student feedback in introductory data science courses - posit::conf(2025)
minecr
1
190
Technical Leadership for Architectural Decision Making
baasie
3
270
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
413
23k
Navigating Team Friction
lara
192
16k
Money Talks: Using Revenue to Get Sh*t Done
nikkihalliwell
0
170
Transcript
Claude Codeを駆使した 初めてのiOSアプリ開発 ゼロから3週間でグローバルハッカソンで入賞するまで Speaker: Oikon (Oct. 17, 2025) Claude
Code Meetup Tokyo
自己紹介 X: @oikon48 Oikon Software Engineer 趣味: 個人開発, AIツール研究 Claude
Code歴: 2025年3月〜 よくアプデの検証をしています
今日、話すこと グローバルハッカソン Shipatonについて Claude CodeをiOSアプリ開発でどのように使ったか
Oikonのモバイルアプリ開発経験 ❌ モバイルアプリ開発経験なし ❌ Swift, Kotlin, Flutter, ReactNative 全く分からん ❌
Xcode? Macの初期設定時に最初に削除するものでしょ?
モバイルアプリを作るきっかけ RevenueCatのイベントで登壇の機会をいただき、グローバルハッカソン Shipaton を知った 賞金総額:$350,000↑ 参加人数:2025年は55,457人が登録、812件のプロジェクト 条件:8月1日-9月30日にRevenuCat SDKを使ったアプリをストアに公開する
Best Vibes Award 3位入賞🎊 Shipaton Award Categories: 短期間(3週間)のAIでの開発が評価された
None
開始時に決めたこと iOSのみに絞る 未経験のリリース作業を、マルチプラットフォームでやるのは無理❌ SwiftUIを選択 AIツールはDesign to Codeについて、ネイティブ言語の方が再現性が高い印象 ユーザーデータは集めず、基本的にローカルで完結する ユーザーデータを扱う・外部サービスを利用すると審査が厳しくなる メインのAIツールは、もちろんClaude
Code
Vibes with Claude Code
Claude Codeを使いこなすために意識すること Claude is Horse, Claude Code is Harness
開発環境: VSCode なぜXcodeではなくVSCode? Xcodeの学習時間が無かった😂 xcrun , xcodebuild のCLIツールがある Claude CodeのIDE連携の恩恵も受けることができる
IDE連携の恩恵: mcp__ide__getDiagnostics VSCodeなどのIDEと連携すると、コードの静的解析や診断情報を引き出すことができる (Serenaやlsmcpでも良いと思います)
/output-styleを学習に活用 Learning mode タスクごとにInsightを教えてくれる TODO(human) で実装箇所の演習題材をくれる 何をやっているかザックリでも分からないと、適切な指示を出せない。 コードを出来るだけ理解する努力はする。
None
コンテキスト管理で気をつけたこと CLAUDE.mdは助長になりがちなので見直す(Local, Global共に) 情報はドキュメント化、必要に応じて挿入する 不要なコンテキストは入れない (/clear > /compact ) 不要なMCPサーバーは使わない
Subagentsを積極的に活用する
`/context` でコンテキスト占有率の確認を推奨
実装ドキュメントのメリット 実装計画の✅チェックボックス付ドキュメントを作成。AWS KiroのSDDの作法を一部踏襲。 メリット: 実装計画を理解できる タスク粒度が調整可能 他のAIエージェントに引き継げる(Subagent含む) 適宜参照することで、Lost in the
middleを防ぐ レビュー時にAIエージェントが、実装のコンテキストを理解できる ドキュメント化の一手間を入れるだけで、その後の実装が楽になる
Subagentの重要性 Subagent(/agent )に実装を任せることで、 Mainのコンテキストが汚染されにくい Subagentを使う個人的なコツ: 参照ドキュメントを用意する タスク粒度が大き過ぎないようにする 明確な役割のSubagentを作成する (Description・ツールで限定) Subagentの活用はClaude
Codeにおいて非常に重要
Subagentの役割の細分化 Implementor コンテキストウィンドウの観点から実装用の Subagent Validator 変更の検証用。READ onlyだとConflictが発生しな いため、複数のSubagentsを積極的に使用するよ うにスラッシュコマンドを作成。 Architect
全体を見るArchitect Subagentも呼び出し、 フィードバック。READ only。
Subagentの役割の細分化 Implementor コンテキストウィンドウの観点から実装用の Subagent Validator 変更の検証用。READ onlyだとConflictが発生しな いため、複数のSubagentsを積極的に使用するよ うにスラッシュコマンドを作成。 Architect
全体を見るArchitect Subagentも呼び出し、 フィードバック。READ only。
ビルド・テストのフィードバックループ ビルドはXcodeのUIではなく、Claude Codeにスクリプトを実行させる。 Claude Codeのコンテキスト内にログが残るので、実装からビルド完了までの作業を割り込みなく行 うことが可能。単体テストもClaude Codeのワークフローで実行する。 作成した主なスクリプト: ビルド テスト
シミュレータ 実機インストール できるだけAIだけでフィードバックループを完結させる。 人間は全体の理解とワークフローを整えることに専念。
None
レビュープロセス AIモデルによってコードレビュー内容が違うため、複数のAIモデルの視点のレビューを行う。 それぞれのレビュー結果をドキュメントで出力し、1つのドキュメントに複数のドキュメントをまと め、妥当な変更だけを蒸留するワークフローを実施。
スマホ単体での開発 限られた時間の中で本業や私用もあったため、スマホ単体で開発できるように工夫。 GitHubとTest Flightの配信を使用すれば、スマホだけで軽微な開発・修正作業が可能。
ccusage
まとめ Claude is Horse, Claude Code is Harness Claude Codeを駆使すれば、0から3週間でiOSアプリをリリースできるくらい強力
今後も「どのAIツールがいいか」の論争は起きる。自分の手に馴染むAIツールを使うことで、自分の 能力の拡張が出来るはず。 @oikon48 よかったらXフォローしてください!
参考文献 How a Read-Only Sub-Agent Saved My Context Window (And
Fixed My WordPress Theme) Context windows - Claude Docs How we built our multi-agent research system Claude Codeのセットアップとモバイルアプリの環境構築 Claude Codeを使ってAIにブログ記事執筆を任せてみた