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開発内製化/AI・データ活用/技術的負債/etc.

onoder
December 30, 2021

 開発内製化/AI・データ活用/技術的負債/etc.

onoder

December 30, 2021
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  1. 7 自己紹介 小野寺 良祐 ©2020 MeeTruck K.K. ISSUE OWNER MeeTruck株式会社

    テクノロジー統括部 CTO 兼 統括部長 37歳。大阪出身。千葉県在住。 10年間、大手中堅Sler・ベンチャー・スタートアップ等で SEとして勤務。組込、デスクトップ /クラウ ドアプリケーション、 Android/iOSネイティブアプリケーション等、様々な開発プロジェクトに参 画。 その後、フリーランスのエンジニアとして、 AIロボティクスのセンシング技術に関する研究開発、 OMOサービスの連携システムの構築、 MaaSビジネスにおける移動体位置情報トラッキングシ ステムの改修など、ベンチャーやスタートアップを中心に、 4年間で計6社の技術的支援を行う。 また、企業や学校におけるプログラミング教育に携わり、 IT人材の育成にも注力。 2020年、SoftBank入社後、物流DXプロジェクトに参画。
  2. 8 目次 MeeTruck社のご紹介 ©2020 MeeTruck K.K. ISSUE 1 外部パートナーを活かしながら進める開発内製化の課題 ISSUE

    2 データ活用とAIソリューション導入の課題 ISSUE 3 アプリのクロスプラットフォーム化の課題
  3. 11 MeeTruck社のご紹介 ©2020 MeeTruck K.K. 運送業界が持続的に発展するためのデジタル化を支援 強み 市場 DXの知見 運送業の知見

    変革・挑戦 信頼・高品質 テクノロジーを活用したデジタル化支援 日本のトラック輸送を担う、中小運送会社 約6万社
  4. 17 ©2020 MeeTruck K.K. これまでの歩み 2020 / 4 MeeTruck設立 2020

    / 7 POC実施 2020 / 10 TMS Webサービスローンチ 2020 / 11 TMS Androidアプリサービスローンチ 2021 / 3 TMS iPhoneアプリサービスローンチ 2021 運送マッチングサービスローンチ(予定)
  5. 19 ©2020 MeeTruck K.K. これまでの歩み 2020 / 4 MeeTruck設立 2020

    / 7 POC実施 2020 / 10 TMS Webサービスローンチ 2020 / 11 TMS Androidアプリサービスローンチ 2021 / 3 TMS iPhoneアプリサービスローンチ 2021 運送マッチングサービスローンチ(予定)
  6. 20 ©2020 MeeTruck K.K. これまでの歩み 2020 / 7 POC実施 カスタマージャーニー分析

    ユーザーストーリーマッピング ペルソナ作成 インセプションデッキ トレードオフスライダー UXリサーチ ユーザーインタビュー設計 MVP(Minimum Viable Product) 作成 数十社の顧客にご協力いただき、仮説を検証 プロダクト・サービスの方向性を決定 エレベーターピッチ
  7. 21 ©2020 MeeTruck K.K. これまでの歩み 2020 / 4 MeeTruck設立 2020

    / 7 POC実施 2020 / 10 TMS Webサービスローンチ 2020 / 11 TMS Androidアプリサービスローンチ 2021 / 3 TMS iPhoneアプリサービスローンチ 2021 運送マッチングサービスローンチ(予定)
  8. 23 ©2020 MeeTruck K.K. これまでの歩み 2020 / 4 MeeTruck設立 2020

    / 7 POC実施 2020 / 10 TMS Webサービスローンチ 2020 / 11 TMS Androidアプリサービスローンチ 2021 / 3 TMS iPhoneアプリサービスローンチ 2021 運送マッチングサービスローンチ(予定)
  9. 25 ©2020 MeeTruck K.K. これまでの歩み 2020 / 4 MeeTruck設立 2020

    / 7 POC実施 2020 / 10 TMS Webサービスローンチ 2020 / 11 TMS Androidアプリサービスローンチ 2021 / 3 TMS iPhoneアプリサービスローンチ 2021 運送マッチングサービスローンチ(予定)
  10. 27 ©2020 MeeTruck K.K. これまでの歩み 将来 現在 業務のデジタル化からマッチングで収益改善をトータルで支援 発注 受注

    配車 計画 配送 指示 配送 業務 実施 報告 実績 集計 電話 FAX Mail 紙メモ FAX Mail ホワイトボード A4用紙 配車/ ドライバーア プリ 電話連絡 デジタコ 作業報告 A4用紙 未実施 配車支援サービスによる効率化、デジタル化 収支管理 機能 配車表 機能 トラックマッチング 稼働率傾向、配車傾向などの データを収集 モデル構築/機械学習 推論・・・最適運賃探索 分類・・・マッチング 求貨求車サービス 自動配車 アルゴリズム 1 2 指示書 A4用紙
  11. 29 ©2020 MeeTruck K.K. 組織体制  営業・マーケティング・ CS  法務・財務・経理・コーポレート   システム企画   アナリスト 

     デザイナー  Webエンジニア  アプリエンジニア  インフラ・SRE  データエンジニア TMS サービ ス マッチ ング サービ ス サイト 販促 広告 Go to Market 職 能 型 プロジェクト型 マトリックス組織
  12. 31 ©2020 MeeTruck K.K. プロジェクト TMS(業務支援サービス)プロジェクト Webシステム 開発チーム モバイルアプリ 開発チーム

    顧客管理システム 開発チーム 管理システム 開発チーム R&Dチーム サービス 開発チーム 個人情報保護・業法 チーム
  13. 36 ©2020 MeeTruck K.K. ISSUE 1 - 背景 会社立ち上げ 〜

    1stローンチまでの開発編成 外部パートナー(海外) BrSE MeeTruck(日本)
  14. 37 ©2020 MeeTruck K.K. ISSUE 1 - 背景 会社立ち上げ 〜

    1stローンチまでの開発編成 外部パートナー(海外) MeeTruck(日本) Webシステム開発 アプリ開発 ※ 開発の大半を海外の外部パートナーに委託
  15. 38 ©2020 MeeTruck K.K. ISSUE 1 - 背景 1stローンチ 〜

    最近の開発編成 外部パートナー(海外) BrSE MeeTruck(日本)
  16. 39 ©2020 MeeTruck K.K. ISSUE 1 - 背景 外部パートナー(海外) MeeTruck(日本)

    Webシステム開発 アプリ開発 ※ Webシステム開発は相変わらず、開発の大半を海外の外部パートナーに委託 1stローンチ 〜 最近の開発編成
  17. 41 ©2020 MeeTruck K.K. ISSUE 1 - 課題 開発の大半を外注していた場合において 開発パートナーを活かしながらも

    内製化(社内チームへの移管)を実現していくことの難しさ 内製化と言っても全てを自社で実現する必要はないと思っている。 (優秀なパートナーとお仕事ができるのは楽しい☆) しかしながら、開発のコアな部分だけでも自社で持たなければ、 開発をコントロールしにくい。柔軟でスピーディな開発が行えない。 ISSUE
  18. 44 ©2020 MeeTruck K.K. ISSUE 2 - 背景 1. お客様の生の声

    2. お客様の声なき声 (=データ) 2種類のお客様の声
  19. 45 ©2020 MeeTruck K.K. ISSUE 2 - 背景 1. お客様の生の声

    営業拠点を 東日本・中日本・西日本に配備 日本通運のチャネルなども活用しなが ら、お客様に積極的にアプローチ
  20. 46 ©2020 MeeTruck K.K. ISSUE 2 - 背景 2. お客様の声なき声(=データ)

    1stローンチの段階から、裏側でデータ解析基盤を構築 良い意味でお客様の声を鵜呑みにしない、 客観データに基づいたデータドリブンな意思決定を支援
  21. 47 ©2020 MeeTruck K.K. ISSUE 2 - 背景 学習済み モデル

    CRM データソース データ収集 データ整形 データ加工 データ活用 業務システム (基幹/情報) データ レイク データ ウェアハウス データ マート 参照 E T L 抽 出 ・ 変 換 ・ ロ l ド 収集 収集 収集 サーバーログ 操作ログ 収集 構 造 化 データ分析環境 分析 解析 統計 機械 学習 Web/アプリ レポーティング BI 加工 集計 集約 データ マート データ マート 推論 売上 請求 利用状況 参照 営業マン 経営者 UXデザイナー アナリスト プロダクトオーナー ・・・ BigQuery Cloud Data Fusion RDS MeeTruck Intelligent Platform Airflow
  22. 48 ©2020 MeeTruck K.K. ISSUE 2 - 背景 ユーザーフィードバックを素早く精査 (週一回のユーザーフィードバック確認会議)

    仮説を立て、優先順位を設定し、アジャイルに開発をおこなう 恐れずにどんどんリリース お客様の生の声とデータの両軸から仮説を検証 仮説検証型アジャイルプロダクト開発
  23. 49 ISSUE 2 - 背景 カテゴリ モニター顧客からの改善要望抜粋 使い勝手・操作性 • 案件登録・配車表割当の操作ステップが画面遷移が多く、面倒だ。 


    • 直接、配車表に案件情報を登録したい 
 • 繰り返し登録をカレンダーベースにコピーして欲しい。配車表を丸ごとコピーして翌日以降使いたい 
 • 各機能の表示の意味合いが理解できず、想定通りに使いこなせなかった(教えてもらって気づいた) 
 • 車検切れ・3ヶ月点検などアラート機能を強化してほしい 
 
 業務カバー • 配車表全体を俯瞰したい。ドライバーの表示行数を増やしたり、1週間の時間軸で閲覧したい 
 • 案件情報・車両情報・ドライバー勤務時間を比較し、配車割当時にアラートを出して欲しい 
 • 宵積み輸送を登録しやすく、かつ、配車表で見やすくして欲しい 
 • フル車番の表示・印字をお願いしたい。画面・帳票により使い分けたい 
 
 追加機能リクエスト • 請求書発行まで繋がると案件情報・配車表の登録データが活かせる 
 • ドライバーの拘束時間管理がしたい 
 • 整備記録機能の充実 
 • デジタコ ・ドライブレコーダーと連携し、運行管理、実績管理ができると助かる 
 
 その他 • タブレット対応。 
 • 現状の配車担当用アプリは、閲覧機能だが、スマホで配車作業できると良い 
 • ドライバーアプリは、大型車の通行規制を考慮したナビゲーション機能が欲しい(Google Mapへの連携でも良いのだが) 
 • エクセルの方が表示サイズ変更、色付け、入力方法など自由度が高い 
 • 追加機能がリリースされたことに気付けなかった、通知・連絡があると嬉しい 
 
 •・・・対応中/済み 
 •・・・対応予定 
 ユーザーの声 総件数:901件 対応済み:515件 対応中:56件 
 ©2020 MeeTruck K.K. (2020/11 - 2021/04 調べ)
  24. 50 ISSUE 2 - 背景 ©2020 MeeTruck K.K. R&Dプロジェクトにおける取り組みのご紹介 AI自動配車

    レコメンデーションエンジン トラック走行経路最適化
  25. 51 ISSUE 2 - 背景 - R&D ©2020 MeeTruck K.K.

    AI自動配車 Aドライバー 車両No.100 0:00 24:00 A地点 - C地点 Bドライバー 車両No.200 E地点 - F地点 Cドライバー 車両No.300 H地点 - K地点 Dドライバー 車両No.400 P地点 - R地点 C地点 - J地点 L地点 - M地点 O地点 - S地点 配車表 【目的】 配車マンの配車業務を支援する 【アプローチ】 数理最適化ツール や 各種機械学習サー ビスを比較検証 パラメータ: ドライバー、車両、地点、時間 または 車両種別、荷物の性質、ドライバー の熟練度 etc. テクノロジーの力で、人間(配車マン)の感 覚にいかに近づけるかの戦い
  26. 52 推論 ISSUE 2 - 背景 - R&D ©2020 MeeTruck

    K.K. 【目的】 運送マッチングにおけるレコメンデーション によるマッチング支援 【アプローチ】 検索の傾向をデータウェアハウス基盤に 蓄積 データの鮮度、操作傾向などを加味して学 習モデルにて推論、レコメンデーションに つなげる。 ユーザーのとって心地よいレコメンデー ションを目指す レコメンデーションエンジン DataWare house 学習済み モデル 参照 データ分析環境 分析 解析 統計 機械 学習 操作 傾向 レコメンデーション
  27. 53 ISSUE 2 - 背景 - R&D ©2020 MeeTruck K.K.

    トラック走行経路最適化 A地点 (自社) B地点 C地点 D地点 E地点 【目的】 トラックの配送・集荷経路の最適化による 業務効率化支援 【アプローチ】 巡回経路の組み合わせ最適化問題を紐解く (VRP:Vehicle Routing Problem) 配車マンやドライバーの感覚に、テクノロ ジーの力で寄り添う
  28. 57 ISSUE 3 - 背景  モバイルアプリの開発言語選定で迫られる二択  
 ©2020 MeeTruck K.K.

    Kotlin Swift Objective-C Java Xamarin React Native Flutter Unity Native Multi Platform VS
  29. 58 ISSUE 3 - 背景  モバイルアプリの開発言語選定で迫られる二択  
 ©2020 MeeTruck K.K.

    Native VS 【長所】 • 動作速度が早い • より厳しい仕様・デザインにも対 応できる • エンジニアの数が多い 【長所】 • ワンソースで書ける • 開発/メンテナンスコストの節約 【短所】 • 開発/メンテナンスコストがかかる 【短所】 • あまり厳しい仕様・デザインには 対応できない • エンジニアの数が少ない • 情報の少なさ 短所ではなくなってきた! Multi Platform
  30. 59 ISSUE 3 - 背景 ©2020 MeeTruck K.K. ドライバー用
 配車業務用


    MeeTruckのアプリはNative!
 当初の選定理由:Maltiに対応できるエンジニアの不足、厳しい納期

  31. 60 ISSUE 3 ©2020 MeeTruck K.K. 今後、アプリのMulti Platform化にも取り組んでいきたい
 • アプリエンジニアのキャリア形成、モチベーションアップ

    • 会社にモダンな技術要素に挑戦する文化を醸成したい • アプリの開発/メンテナンスコストの節約 まだまだお客様の期待が大きく、機能開発を急がなければならない
 アプリのMulti Platform化に舵を切るべきタイミングが難しい ISSUE
  32. 61 ISSUE 3 ©2020 MeeTruck K.K. 技術的負債の返済
 日々忙しい開発の中では、大小、必ず負債が貯まっていくもの (例) -

    納期を守ることを優先した結果、拡張性/柔軟性に欠ける書き方をした - 将来に必要となる見込みで実装したものが、必要なくなった - 機能追加を繰り返した結果、共通化できるロジックが出てきた - 採用済みのライブラリ、フレームワーク、方法論が古くなってきた etc.
  33. 63 ISSUE まとめ ©2020 MeeTruck K.K. 【ISSUE 1】 • 開発の大半を外注していた場合において開発パートナーを活かし

    ながらも内製化(社内チームへの移管)を実現していくことの難しさ 【ISSUE 2】 • AI初心者の会社が、AIソリューションを自社のサービスに取り入れ ていくための効果的なアプローチは? 【ISSUE 3】 • アプリのMulti Platform化に舵を切るべきタイミングが難しい • 技術的負債を返済するための適切なタイミングは?
  34. 65 募集ポジションについて ©2020 MeeTruck K.K. Webアプリケーションエンジニア(Frontend / Backend) モバイルアプリケーションエンジニア(Android /

    iOS / Multi) データアナリスト AIエンジニア / データサイエンティスト UI/UXデザイナー クリエイティブディレクター プロダクトマネジャー / プロジェクトマネジャー MeeTruckでは、現在多岐にわたるポジションを募集しています!