Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Oracle Cloud Infrastructure IaaS 新機能アップデート 2024...

Oracle Cloud Infrastructure IaaS 新機能アップデート 2024/6 - 2024/8

Oracle Cloud Infrastructure IaaS 新機能アップデート 2024/6 - 2024/8

Oracle Cloud Infrastructureの新機能の中から、主にIaaSに関する主要なアップデート情報を1機能1スライド程度でまとめてご紹介しています。
2024年6月~2024年8月の3ヶ月分の新機能について説明しています。
本資料の内容は作成時点での情報です。最新情報や詳細は必ずマニュアル等をご確認ください。

2024/9/6: 初版アップロード
2024/9/6: 修正版に更新

oracle4engineer

September 05, 2024
Tweet

More Decks by oracle4engineer

Other Decks in Technology

Transcript

  1. Oracle Cloud Infrastructure 新機能アップデート 2024/6 ~ 2024/8 Oracle Cloud Infrastructure

    IaaS 新機能アップデート 2024/9/6 日本オラクル株式会社 OCIソリューション部
  2. 予算(Budget)とは • コンパートメント/タグ/子テナンシごとに、コストの利用状況に応じて定義した金額以上になった場合(実績支出)、 あるいはなりそうな場合(予測支出)にアラートを通知することができる機能。 [Budget] 予算ですべての定義済みタグのサポート Copyright © 2024, Oracle

    and/or its affiliates 4 2024/6/4 これまで、予算でタグによる範囲設定をする際には、コスト・ トラッキング・タグのみが利用可能だったが、コスト・トラッキン グを有効化していない定義済みタグ・キーであっても利用可 能となった。 • コスト・トラッキング・タグのサービス制限はデフォルト10のため、 多くのタグベースの予算を作成する際に引き上げ申請が必要 だったが、通常のタグが利用できるようになったため制限が緩和 された。
  3. クラウドのコスト管理の標準仕様に準拠したコスト・レポート 「コストおよび使用状況レポート」ページに、FOCUSスキーマ(FinOps Open Cost & Usage Specification)に準拠した 新しいコスト・レポートが追加された。 マルチクラウド利用時にも標準的なスキーマを利用してコスト管理を行うことが可能となる。 [Billing]

    FOCUS コスト・レポート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 5 2024/6/5 FOCUSコスト・レポートは、自動で、年、月および日別にフォルダ構造で格納される。 例)2024年6月17日に発生した使用状況に関するレポートの場合、 FOCUS Reports > 2024 > 06 > 17 FOCUSとは • FinOps Foundationによって発表された クラウドコスト管理の標準仕様 • Oracleを含むクラウドベンダーが参画 • https://focus.finops.org/
  4. コスト情報をビジュアライズし、一元的に確認可能なページが登場 メニューの「コスト管理」->「概要」からOracle FinOpsハブが利用可能になりました。 • アクティブなサブスクリプション情報 • コスト情報のビジュアル化 • 予算の表示と作成 •

    クラウド・アドバイザとの連携 [Billing] OCI FinOps Hub Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 6 2024/6/6 関連ブログ https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/ocis-launches-its-finops-hub
  5. OCI Functionsの事前作成済関数カタログに、Cost Reports FOCUS Converterの事前作成済関数が追加された。 • 請求およびコスト管理サービス・テナンシのオブジェクト・ストレージ・バケットからOCI生成コスト・レポート・ファイルを読み取り、csvファイ ルをFinOps Open Cost

    and Usage Specification (FOCUS)スキーマzipファイルに変換 • 結果のzipファイルをテナンシのオブジェクト・ストレージ・バケットに格納 [Functions] FOCUSコスト・レポート・コンバーターの事前定義済みファンクション Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 7 関連ブログ:Announcing FOCUS support for OCI cost reports to make multicloud FinOps easier 実行時にSTART_DATEとEND_DATEが指定可能。 コストおよび使用状況レポートページに自動出力され ている期間以外のレポートも生成可能 2024/6/6
  6. アラームメッセージが動的変数を埋め込んで編集可能に / absence検出期間と待機期間が変更可能に 1. アラームのメッセージに動的変数を埋め込み可能に • 変更可能な項目:アラーム・サマリー、アラーム本体、通知の件名 • 動的変数は 二重波括弧

    {{}} で囲って使う 例) [Monitoring] アラームのメッセージ / absence検出期間と待機期間 のカスタマイズ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 8 2024/6/11 {{severity}} のアラームが {{timestamp}} にトリガーされました ERROR のアラームが 2024-07-04T04:54:00Z にトリガーされました ・・・ マッピングの例 ・・・ 他の変更可能な項目 リリースノート: [Monitoring] Dynamic variables for alarm messages, customizable action detection and slack periods https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/changes/6342f6e7-74bb-4a0a-a0c1- d019d6927e85/ OCIドキュメント: Using Dynamic Variables in Alarm Messages https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Monitoring/Tasks/update-alarm-dynamic- variables.htm
  7. アラームメッセージが動的変数を埋め込んで編集可能に / absence検出期間と待機期間が変更可能に 2. メトリックの absence 検出期間と待機期間がアラーム・クエリから変更可能に i. the absence

    detection period の変更 • デフォルトは2時間 (2h) • 設定可能範囲は1分 (1m) ~ 3日 (3d または 72m) 例)CPU使用率で、the absence detection period を5分に設定の場合 ii. the slack period の変更 • デフォルトは3分、設定可能範囲は3分~2時間 • コンソールからの変更は不可、CLIかAPIを使用 参考)OCI CLI の場合: [Monitoring] アラームのメッセージ / absence検出期間と待機期間 のカスタマイズ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 9 2024/6/11 CpuUtilization[1m]{resourceId = "<resource_identifier>"}.absent(5m) oci monitoring alarm update --evaluation-slack-duration <ISO-8601-value> [...] リリースノート: [Monitoring] Dynamic variables for alarm messages, customizable action detection and slack periods https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/changes/6342f6e7-74bb-4a0a-a0c1-d019d6927e85/ OCIドキュメント: Customizing the Absence Detection Period for an Alarm Query https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Monitoring/Tasks/create-edit-alarm-query-absence-detection-period.htm OCIドキュメント: Customizing the Slack Period for an Alarm Query https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Monitoring/Tasks/create-edit-alarm-query-slack-period.htm
  8. 機能強化と問題の修正 • OS管理ハブに移行した際に、OS管理サービスのプラグインを無効化 • リポジトリのマッピングにおける権限の問題を修正 • オンプレミス環境でOracle Linux 7インスタンスを登録解除した際の問題を修正 •

    Windowsインスタンスの最終起動時刻の表示の問題を修正 • 管理ステーションを登録する際の問題を修正 [OS Management Hub] OS管理ハブのエージェント・プラグインの改善 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 10 2024/6/17
  9. • VDIソリューションと統合しUXを向上 • RTX vWS (NVIDIA RTX Virtual Workstations) •

    NVIDIAのRTXテクノロジーをサポートする唯一の仮想ワークステーションで、 グラフィック用途のワークロードでパフォーマンスを提供 • VMware Horizon VDI, Citrix VDI • デスクトップの一元管理が可能に • 補足事項(参照:NVIDIA GPUシェイプ) • 時間コミットメントは利用不可 • 単一ノードSDDCを作成可能 遂にOCVSのESXiホストとしてGPUシェイプが登場し、VDIやグラフィックス、AI推論用途に最適な環境を提供可能に • BM.GPU.A10.4は約100GBのGPUメモリを搭載したX9ベースの高性能ベアメタル・シェイプ • CPU:Intel X9 (Intel Xeon Platinum 8358) × 2基 • GPU:NVIDIA A10 24GB × 4枚 VDIやAI推論などのワークロードに最適な環境をOCVSで提供可能に GPU OCPU GPU Memory (GB) CPU Memory (GB) Local NVMe (TB) Network帯域 (Gbps) 4 64 96 1024 7.68 2 x 50 [OCVS] GPUシェイプ(BM.GPU.A10.4)が利用可能に Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 11 2024/6/20 • Introducing New Oracle Cloud VMware Solution Compute Shapes to Accelerate Cloud Migration • New GPU shape with an Intel® Xeon® processor and NVIDIA Tensor Core A10 GPU now available on Oracle Cloud Infrastructure VMware Solution Oracle Cloud VMware SolutionとGPU: ビジネスの成長に応じてより多くのユースケースに対応
  10. サポート・リクエストを起票する前にチャット・ボットによる迅速な回答を提供 [Support] 生成AIを活用したサポート・チャット Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates

    12 • コンソールからサポート・リクエストを作成する 前に、OCI Generative AIを利用したガイド 付きサポート・フローが開始されるようになった。 • チャット・ボットは技術的な質問に対して回答 をするようにトレーニングされている。(回答 は英語となる) • 簡単な質問であれば、SRを起票して問い合 わせを行うよりも迅速に回答を得ることが可 能。 • 異なる質問をする際にはチャット・セッションを 終了して新規でセッションを立ち上げる必要 がある。 簡単な質問であれば すぐに回答を提示 チャット・ボットが回答できない場合や その回答で解決できない場合は、 Live AgentもしくはSupport Request起票に進むことができる。 サポートメニューの中の 「ヘルプのリクエスト」または「サ ポート・リクエストの作成」から、 サポート・チャットに遷移 2024/6/24
  11. Google Compute Platform VPC サブネットA [Network] Oracle Interconnect for Google

    Cloud Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 13 Virtual Private Cloud Cloud Router Oracle Cloud Infrastructure VCN Dynamic Routing Gateway サブネットA FastConnect + Interconnect • OracleとGoogleは、お客様がOracle Cloud Infrastructure(OCI)とGoogle Cloudでミッションクリティカル なエンタープライズ・ワークロードを移行して実行できるクラウド の相互運用性パートナーシップを発表した。 • 高帯域幅で低レイテンシのプライベート接続を数分でプロビ ジョニング可能 • 1, 5, 10, 20, 50 Gb/secの帯域を選択可能 • 相互クラウド間データ転送料金なし、ポート料金のみ • 冗長構成は仮想回線を2port作成する必要がある • 日本の対応リージョンは東京のみ(2024年7月時点) • レイテンシは2ms以下だが、リージョンやアプリケーションによっ て異なるため実際に測定することを推奨 • ユースケースは以下 • Google Cloudはアプリケーション、OCIはDBの構成 • OCIからオンプレミスへの通信をGoogle Cloudをハブとして転送 (Google Cloud Network Connectivity Centerを使用) OCI FastConnect + Google Cloudパートナー・インターコネクトの相互接続 https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/announcing-oracle-interconnect-google-cloud 2024/6/26
  12. 2024年7月現在:49リージョン提供中、さらに8リージョン計画 Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のリージョン Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 14 https://www.oracle.com/cloud/public-cloud-regions/ MUMBAI HYDERABAD CHUNCHEON SEOUL TOKYO OSAKA 38 Commercial 8 Commercial Planned 8 Government 12 Microsoft Azure Interconnect 2 Sovereign SYDNEY MELBOURNE CANBERRA SAN JOSE PHOENIX CHICAGO ASHBURN TORONTO MONTREAL MONTERREY QUERETARO SANTIAGO VINHEDO SAO PAULO VALPARAÍSO BOGOTA JOHANNESBURG KENYA SINGAPORE SINGAPORE 2 NEWPORT AMSTERDAM FRANKFURT ZURICH LONDON STOCKHOLM MILAN PARIS JEDDAH JERUSALEM DUBAI SAUDI 2 ABU DHABI ISRAEL 2 MADRID MARSEILLE SERBIA SAUDI 3 MOROCCO 1 MOROCCO 2 ITALY 2 SPAIN 2 デュアル・リージョン:基本的にすべての国/地 域で2つ以上のリージョンを提供し、 お客様の業務継続要件に対応していく (日本の場合は東京-大阪) 各リージョンはOracle Backboneで接続 サステナビリティ:2025年までに、全リージョンで 100%再生可能エネルギーを使用することを表明 (南米/欧州は達成済み) シンガポール西リージョン 開設 New 2024/6/28
  13. デタッチされたクローンは、独立したファイル・システムとして機能 デタッチとは • 親ファイル・システムからクローンをデタッチし、完全独立ファイル・システムにする • 共有データは、デタッチすると親からクローンにコピー ➢ デタッチ・プロセスは即時ではないが、background実行のためデタッチ中クローンは 使用可能(デタッチ中クローンからクローン作成は不可) •

    条件:デタッチしたいクローンが、他クローンの親になっていないこと • デタッチのタイミング:クローン作成時、作成後 / 親ファイル・システムのクロー ンが1つの場合で、親を削除するとき ユースケース • 災害発生時のフェールオーバー用 • 別環境からクローンして開発や検証した環境を、独立した本番環境として昇 格させたい場合 [File Storage] ファイル・ストレージのクローンを親ファイル・システムから切り離し可能に Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 15 2024/7/5 リリースノート: File Storage clones can be detached from parents https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en- us/iaas/releasenotes/changes/9b495844-95f0-4404-878e-18d00f56d3d0/ OCIドキュメント: ファイル・システムのクローニング https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/ja- jp/iaas/Content/File/Tasks/cloningFS.htm OCIドキュメント: クローンのデタッチ https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/ja- jp/iaas/Content/File/Tasks/detach-clone.htm OCI Blog: https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/app-dev-continuity-clone-detach-oci- file-storage 既存クローンのデタッチ 新規クローンのデタッチ
  14. oci-fss-utils version 4.0.0 がリリース • オンプレミスとクロスリージョン・クライアントでも TLS マウントが使用可能に • 証明書の検証のための、マウントコマンドごとに共通名

    (cname) 引数を提供するためのサポート ➢ 特に、マウント・ターゲットにそれぞれ独自の cname を持つ、異なるレルムとリージョンのマウント・ポイントの場合に 便利 • 接続管理とリソース使用率が向上 • IP forwarding、iptables、NAT を必要としない、マウント・ターゲットへの効率的なルーティングと接続性 ※ アップグレードするには、インスタンスから旧バージョンのアンインストールと、新しいバージョンのインストールが必要 ※ 手順については、「転送中の暗号化の使用」を参照 [File Storage] 転送中暗号化用の oci-fss-utils、新バージョンがリリース Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 16 2024/7/11 リリースノート: A new version of oci-fss-utils for File Storage in-transit encryption is available https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/releasenotes/changes/ac009d60-2cde-4231-865e-a9e0e4397d5a/index.htm OCIドキュメント: 転送中の暗号化の使用 ※未更新 https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/ja-jp/iaas/Content/File/Tasks/intransitencryption.htm
  15. Oracle Linux 8.10 and 9.4のソフトウェアソース追加など、複数のアップデート • Oracle Linux 8.10/9.4のソフトウェアソースが追加 •

    Oracle Linux 8/9のOracle Instant Client 23のソフトウェア・ソースが追加 その他の改善、バグ修正など • エージェント・プラグインのYum/DNFのログ取得を改善 • エージェント・プラグインのログの不要なメッセージを削減 • コンソールに補足情報を追加 • 管理ステーションが「異常」のステータスを返す問題を修正 • グループのスケジュール済みジョブのカウント数の表示を修正 • コンソール上でリソースのリストを検索・フィルタしたときのチェックボックスの動作の不具合を修正 • インスタンス登録解除時に破損したシンボリックリンクを削除するように修正 • バグ更新レポートでエラッタの概要の列の最初の行の内容が欠損する問題を修正 • カスタム・ソフトウェア・ソースでパッケージが重複する問題を修正 [OS Management Hub] Oracle Linuxのソフトウェア・ソースが追加 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 17 2024/7/19 リリースノート: OS Management Hub has improved custom software source creation https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/changes/3611147f-9fe6-47ca-8484-40746e0ea566/
  16. リソース・マネージャはHashiCorp社のTerraform 1.5をサポートしました。 スタックの作成時に選択可能です。 [Resource Manager] Terraform 1.5をサポート Copyright © 2024,

    Oracle and/or its affiliates 18 2024/7/30 リリースノート: Hashicorp Terraform 1.5 supported https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/changes/4564373b-2af0-44e4-824b-d8b17c005a47/index.htm
  17. 2024年7月現在:50リージョン提供中、さらに7リージョン計画 Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のリージョン Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 19 https://www.oracle.com/cloud/public-cloud-regions/ MUMBAI HYDERABAD CHUNCHEON SEOUL TOKYO OSAKA 40 Commercial 7 Commercial Planned 8 Government 12 Microsoft Azure Interconnect 2 Sovereign SYDNEY MELBOURNE CANBERRA SAN JOSE PHOENIX CHICAGO ASHBURN TORONTO MONTREAL MONTERREY QUERETARO SANTIAGO VINHEDO SAO PAULO VALPARAÍSO BOGOTA JOHANNESBURG KENYA SINGAPORE SINGAPORE 2 NEWPORT AMSTERDAM FRANKFURT ZURICH LONDON STOCKHOLM MILAN PARIS JEDDAH JERUSALEM DUBAI RIYADH ABU DHABI ISRAEL 2 MADRID MARSEILLE SERBIA SAUDI 3 MOROCCO 1 MOROCCO 2 ITALY 2 SPAIN 2 デュアル・リージョン:基本的にすべての国/地 域で2つ以上のリージョンを提供し、 お客様の業務継続要件に対応していく (日本の場合は東京-大阪) 各リージョンはOracle Backboneで接続 サステナビリティ:2025年までに、全リージョンで 100%再生可能エネルギーを使用することを表明 (南米/欧州は達成済み) サウジアラビア中央(リヤド)リージョン 開設 New 2024/7/31
  18. カスタム・ソフトウェア・ソース作成時に、パッケージの最新のバージョンのみを使用可能に 機能強化 • カスタム・ソフトウェア・ソース作成時に、パッケージもしくはモジュールの 最新バージョンのみを含めるように指定するオプションが使用可能に • カスタム・ソフトウェア・ソースの作成時間が短縮 その他の修正・改善 • バージョニング済カスタム・ソフトウェア・ソースでフィルタが使用可能に

    • カスタム・ソフトウェア・ソースに重複するパッケージが含まれる問題を修正 • カスタム・ソフトウェア・ソースで更新を適用する際の問題を修正 • カスタム・ソフトウェア・ソースの更新の分類の問題を修正 [OS Management Hub] カスタム・ソフトウェア・ソース関連のアップデート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 20 2024/8/6 リリースノート: Limit custom software sources to the latest available package version https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/os-management-hub/latest-only.htm コンソールでの表示
  19. 互換性が保証された最新のSDDCバンドルへワークフローベースでアップグレード可能に 以下の流れでSDDC内のソフトウェアをv7から最新のv8にアップグレードするためのワークフロー機能がサポートされた。 1. SDDCのアップグレード 2. 統合管理クラスタをアップグレード 3. 統合管理クラスタ内のvCenter Serverなどの管理ソフトウェア・コンポーネントをアップグレード •

    NSX ManagerやNSX Edgeのアップグレード • vCenter Serverのアップグレード 4. 統合管理クラスタ内のESXiホストをアップグレード(クラスタ内のホストの追加と削除を繰り返す) • OCIコンソールからワークフローに従ってホストを追加 • 追加されたホストは毎時コミットメントで請求が開始 • ホストについて削除を行う • 古いホストが削除されると、その請求間隔を使用するように新しいホストが更新される 5. (必要に応じて)ワークロードクラスタのESXiホストをアップグレード [OCVS] VMwareソフトウェア v7からv8へのローリングアップグレードをサポート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 21 2024/8/27 リリースノート: VMwareソフトウェア v8ローリングアップグレード https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/releasenotes/oracle-cloud-vmware-solution/in-place-upgrade-vsphere-v8.htm
  20. 従来の「標準」と追加された「高パフォーマンス」の2つのパフォーマンス・レベル [File Storage] マウント・ターゲットに高性能タイプが追加 Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 22 マウント・ターゲットが2タイプに • 標準:ストレージのcapacity entitlementはなし、 従量課金 • High Performance:3つのオプション、ストレージ のcapacity entitlementあり 注意 • 既存の標準タイプのマウント・ターゲットを使用中の 顧客には、読取りスループットは以前のまま影響なし • High Performanceタイプにアップグレードすると、 30日間の請求コミットメントが開始 • ダウングレードは、30日間の請求サイクル終了時に スケジュール可能 2024/8/27 リリースノート: File Storage adds high performance mount targets https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/releasenotes/filestorage/high-performance-mount-targets.htm OCIドキュメント: Mount Target Performance https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/Content/File/Tasks/managingmounttargets.htm#performance マウント・ターゲット・タイプ 読取りスループット (Gb/秒) 容量権利 標準 1 Gbps なし HPMT-20 20 Gbps 20,000 GB HPMT-40 40 Gbps 40,000 GB HPMT-80 80 Gbps 80,000 GB
  21. VCNやOnPネットワークから、プライベートIPアドレスを使用して、Object Storageへアクセス可能に [Object Storage] プライベート・エンドポイントのサポート開始 Copyright © 2024, Oracle and/or

    its affiliates 23 • OCIサービスに関連付けられたパブリックIPアドレスを使用してサービス・ゲートウェイを介する方法の代替 • VCNにプライベート・エンドポイントを作成し、バケットに関連付けて使用 ➢ リクエストはVCN内のプライベートIPアドレスに送信され、VNICからオブジェクト・ストレージ・サービスにルーティング • バケットのIAMポリシーでルール定義するため、特定のVCN or そのVCN内CIDRブロックから発生したリクエストのみ認可 2024/8/27 リリースノート: Private IP address support for Object Storage https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/releasenotes/objectstorage/private_endpoints.htm OCIドキュメント: Private Endpoints in Object Storage https://docs.public.oneportal.content.oci.oraclecloud.com/en-us/iaas/Content/Object/Tasks/private-endpoints.htm 制限 • 1つのテナンシ内で最大10個のプライベート・エンド ポイントが使用可能 • プライベート・エンドポイントごとに最大10個のアク セス・ターゲットを使用可能 • 各プライベート・エンドポイントの最大帯域幅は 25Gbps
  22. 大阪リージョンの全てのフォルト・ドメインでE5インスタンスを作成可能 • 第四世代AMD EPYCプロセッサ(AMD EPYC 9J14)搭載のBM/VM.Standard.E5シェイプが、第三世代EPYC プロセッサ(AMD EPYC 7J13)搭載のE4シェイプ後継として登場 •

    E4インスタンスと比較して、コア当たり33%高い性能、50%高いメモリ帯域幅、50%多いコア数のベアメタル・インスタン ス(128OCPUから192OCPUに)を提供 • OCPU、メモリの単価はE4より高いが(OCPUは$0.025から$0.03OCPU/Hour、メモリは$0.0015から $0.002GB/Hourに)、価格あたりの性能(プライス・パフォーマンス)は向上(図、詳細はこちら) [Compute] Standard.E5シェイプが大阪リージョンで利用可能に Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 25 パフォーマンスが E4の2.00倍 プライス・パフォー マンスは1.21倍 BMパフォーマンス パフォーマンスが 1.32倍 プライス・パフォー マンスは1.05倍 VMパフォーマンス 関連ニュース https://www.oracle.com/jp/news/announcement/oci-compute-instances-with-amd-processors-2023-06-13/
  23. リソースの起動と停止をスケジュール制御し、コスト削減が可能に コンピュート・インスタンスやAutonomous Databaseをスケジュール自動停止/起動する機能が新登場 • 管理対象リソースの指定方法は二パターン • パターン1 - 静的:チェックボックスで明示的に選択した全てのリソースを停止/起動の対象とする •

    パターン2 - 動的:以下項目を指定し、条件を満たす全てのリソースを停止/起動の対象とする • コンパートメント • リソース・タイプ(AutonomousDatabase/コンピュート・インスタンス/InstancePool) • ステータス(Available/Running/Stopped) • タグ • スケジュールの設定は、Crontab式か、以下の選択方式で設定を行えるUIフォームを利用 • One-time:一回きりの実行スケジュールを設定 • One-time以外の選択肢:繰り返し間隔(例えば毎月や2日おきなど)と実行タイミングを設定 • Hourly, Daily:実行時間(UTC)を指定 • Weekly:実行時間(UTC)と実行曜日を指定(複数曜日指定可能) • Monthly:実行時間(UTC)と実行日付を指定(複数日付指定可能) [Resource Scheduler] リソース・スケジューラーが登場 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 27 リリースノート:Resource Scheduler First Release https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/changes/8e6ae6ab-d126-4530-b623-ac1289908e79/ DAILYスケジュールの表示例
  24. ArmインスタンスのラインナップにVM.Standard.A2.Flexが追加 OCIのコンピュート・サービスで2世代目のArmベースのシェイプとなる VM.Standard.A2.Flexが新たに追加されました。 AmpereOneプロセッサを搭載した A2シェイプはA1シェイプと比較 して幅広いワークロードに対応し、性能とコスト効率も向上して います。 A2シェイプでは1OCPUがAmpereOneプロセッサの2コアに相当。 (A1は1OCPUがAltraプロセッサの1コア相当) ※2024年9月時点で東京/大阪リージョンでA2インスタンスは

    ご利用いただけません。利用可能なリージョンは順次追加されます。 [Compute] Ampere A2シェイプが登場 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 28 関連Blog:OCI Ampere A2の紹介: Oracleの次世代Armベースのクラウド・コンピュート https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/ja-intro-oci-ampere-a2-arm-cloud-compute VM.Standard.A1.Flex と VM.Standard.A2.Flex のパフォーマンス比較 VM.Standard.A2.Flex VM.Standard.A1.Flex 最大OCPU(コア)数 78(156) 80(80) 最大メモリ 946 GB 512 GB コアあたりのL2キャッシュ 2MB 1MB 最大ネットワーク帯域幅 78 Gbps 40 Gbps OCPU価格: OCPU/時間 $0.014 $0.01 メモリ価格: GB/時間 $0.002 $0.0015
  25. https://oracle-japan.github.io/ocidocs/ 各サービスや機能カットの資料などを掲載 OCI活用資料集:日本語技術資料 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates

    30 最近アップデートされた資料 外部接続 詳細 - FastConnectの冗長性 September 2, 2024 OCI コスト管理 August 30, 2024 Autonomous Database 技術FAQ May 7, 2024 OCIへのデータ移行 April 2, 2024 Oracle Cloud Infrastructure IaaS 新機能アップデート 2023/12 - 2024/2 March 5, 2024
  26. https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/oci-information Oracle Cloud Infrastructure 主要情報一覧 Copyright © 2024, Oracle and/or

    its affiliates 31 1 2 Oracleアーキテクチャ・センター https://docs.oracle.com/ja/solutions/ クラウド環境の検討や実装に役立つように設計されたリファレンス・アーキテクチャとソリューショ ン・プレイブックのカタログを多数掲載。ダウンロード、カスタマイズ、およびデプロイできるコードま たはスクリプトも含む。解説ブログはこちら。 3 OCIサービスアップデート https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/category/o4e-oci-service- update 毎月公開するOCIのサービス・アップデート情報をスライドで分かり易く説明。各サービスの 詳細なアップデート情報は、各サービスのドキュメントや「OCI活用資料集」をご覧ください。 5 OCIお客様活用事例 https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/oci-customer-reference OCIを活用したお客様の事例のご紹介。データベースはもちろんのこと、アナリティックス、セ キュリティ、システム管理、コンテンツ管理、ブロックチェーン、チャットボットなど様々なサービスの お客様事例をご紹介します。 OCI活用資料集 https://oracle-japan.github.io/ocidocs/ OCIを使ってみたい! という方のための技術ドキュメント集。 OCIのサービス別技術資料をはじめ、 PPTスライドを中心とした公開ドキュメントや、セミナーで使用した資料をアップロードしています。 6 OCIセミナー情報 https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/oci-seminar 今後開催予定のウェビナー(含むハンズオントレーニング)についてご案内します。 ほぼ毎週+ハンズオンを様々なテーマで開催中! チュートリアル: OCI を使ってみよう https://oracle-japan.github.io/ocitutorials/ OCIを使ってみよう! という人のためのチュートリアル集。各項ごとに画面ショットなどを交えなが らステップ・バイ・ステップで、OCIの機能についてひととおり学習することができます。 7 OCIドキュメント https://docs.cloud.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/home.htm 各サービスの公式マニュアルです。 8 Oracle Code Night https://oracle-code-tokyo-dev.connpass.com/ オラクルのテクノロジーだけに限定しない、Developer(開発者)のDeveloper(開発 者)によるDeveloper(開発者)のための開発者向けコミュニティ Meetup セミナー。 ほぼ毎週 様々なテーマで開催中! 9 Oracle LiveLabs https://apexapps.oracle.com/pls/apex/dbpm/r/livelabs/home お客さまのクラウド環境ですぐに利用できる、ハンズオン・ワークショップを多数掲載。画面 キャプチャおよび実行コマンドを記載、実環境にて順を追って操作方法を学習することが可能 です。ブラウザの翻訳機能でご利用ください。 4 10 • OCIの主要技術情報一覧です。ご興味にあわせた情報を公開しております。 OCI:サービス別資料一覧 https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/column_cloud_material OCIの個別サービス毎の、概要資料、技術資料、チュートリアルへのリンク一覧です。