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性能検証をAnsibleにお任せした話

 性能検証をAnsibleにお任せした話

2019/3/26 Ansibleもくもく会 (サーバ編)2019.03 in オイシックス・ラ・大地!での中原の講演資料になります

Recruit Technologies

March 26, 2019
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Transcript

  1. 自己紹介 中原 洋志 株式会社リクルートテクノロジーズ ITソリューション本部 インフラソリューション部 経歴 2011〜2017 独立系SIER -

    主に医療系の企画・営業を担当 2017/2〜 リクルートテクノロジーズ入社 - 社内インフラ企画を経て、1年前から商用インフラの運用を担当 最近のマイブーム ・Go ・ログ分析周り ・ Ansible 2 (C) Recruit Technologies Co., Ltd. All rights reserved.
  2. やろうとしていた事 ログ転送ツールの導入を検討するにあたって チューニングしつつ処理性能を測定しようとしていた 4 (C) Recruit Technologies Co., Ltd. All

    rights reserved. ログの処理件数 処理時間 パラメータ設定あり パラメータ設定なし 欲しかったのはよく見かけるこういうグラフ↓ ログ転送ツールの処理性能
  3. 必要だったステップ 必要だったのはこんな事をぽちぽちしていくだけの簡単なお仕事 5 (C) Recruit Technologies Co., Ltd. All rights

    reserved. Apacheログを生成 Apacheログを ログ転送ツールに投入 ログ転送ツールの パラメータを変える ログ転送ツールをrestart (パラメータ反映) ログ転送ツールの ログから処理時間を集計 ログ転送ツールの パラメータを元に戻す 古いApacheログを削除 ログ転送ツールをrestart (パラメータ反映) Start End
  4. 必要だったステップ …これを シナリオの数だけ 6 (C) Recruit Technologies Co., Ltd. All

    rights reserved. ※Vim(パラメータ変更&戻し)だけでも342回開きます Apacheログを生成 Apacheログを ログ転送ツールに投入 ログ転送ツールの パラメータを変える ログ転送ツールをrestart (パラメータ反映) ログ転送ツールのログ から処理時間を集計 ログ転送ツールの パラメータを元に戻す 古いApacheログを 削除 ログ転送ツールをrestart (パラメータ反映) Start End
  5. これを人力でやる? 7 (C) Recruit Technologies Co., Ltd. All rights reserved.

    (ヾノ・∀・`)ムリムリ 夜を徹しての長時間作業 よみがえる作業ミスのトラウマ なによりつまらない
  6. Ansibleとの出会い 8 (C) Recruit Technologies Co., Ltd. All rights reserved.

    でもスクリプトとか書けないしなー 手が空いている人もいないしなー と悩んでた時に出会ったのがこれ↓ マンガでわかるRed Hat Ansible Automation http://redhat.lookbookhq.com/jp_ansible_comic
  7. 9 (C) Recruit Technologies Co., Ltd. All rights reserved. ほうほう

    Ansibleとの出会い マンガでわかるRed Hat Ansible Automation http://redhat.lookbookhq.com/jp_ansible_comic
  8. 10 (C) Recruit Technologies Co., Ltd. All rights reserved. つまりこういう事か!

    性能に影響を及ぼすエージェントを入れずに 単調な作業を繰り返せる 性能検証にも使えるツール Ansibleとの出会い マンガでわかるRed Hat Ansible Automation http://redhat.lookbookhq.com/jp_ansible_comic
  9. 完成したもの その後色んな人々の助けを借りて こうなりました /- name: Run role per var include:

    metric-poc-role.yml with_items: - { log_amount: “1000”, var_before: “xxx_size : 512”, var_after: ”xxx_size: 1024” } - { log_amount: “1000”, var_before: “xxx_size : 512”, var_after: ”xxx_size: 2048” } ・・・・ - { log_amount: “10000”, var_before: “xxx_size : 512”, var_after: ”xxx_size: 1024” } loop_control: loop_var: rolevar パラメータを設定した分だけ ログ生成〜実行〜結果集計を 自動的にやってくれる /tasks/main.yml Number of Published Event: 10000 vars_before: xxx_size: 512 vars_after: xxx_size: 1024 Start Time: 2019-03-13T11:50:18.988 End Time: 2019-03-13T11:50:35.759 ・・・・ こんな感じで結果をログファイルに出力してくれる↓
  10. まとめ 15 (C) Recruit Technologies Co., Ltd. All rights reserved.

    1.とにかくお手軽 yumコマンド一発で導入できて、エージェントも要らない。 学習コストも低い。 2.再利用できて、汎用性が高い シナリオを変えたり、他の性能検証に使ってみたり。 もちろん性能検証以外にも! 3.ドキュメントが充実 公式ドキュメントはもちろん、先人の取組み(ネット記事)が充実。 迷ったらとりあえず導入してみよう Ansibleを性能検証に使うメリットはたくさんある (これもまだほんの一部)