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【phpcon2018】エンジニアだけで完全内製化のQAチームを立ち上げた話

saik1010
December 15, 2018

 【phpcon2018】エンジニアだけで完全内製化のQAチームを立ち上げた話

弊社はクチコミ掲載数日本最大級を誇る結婚準備クチコミ情報サイトのウエディングパークをはじめ、ブライダル専門の5つのメディアを自社で開発・運営しています(主要技術:PHP/Laravel/MySQL/Goなど)。サービスの成長に伴い開発体制が50名規模と拡大する中で、開発スピードの向上とプロダクト品質の担保するため、約1年前にエンジニアが中心となってQAチームを立ち上げました。今回は、「チーム立ち上げ〜現在」まで、エンジニアならではの視点で課題解決に取り組んできたこと(自動テスト、組織作り、啓蒙活動、障害分析)をお話しします。

saik1010

December 15, 2018
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Transcript

  1. 斉藤 健太 システムエンジニア マネージャー QAチーム マネージャー 自己紹介 2017年中途入社。29歳で3児の父。 前職(SIer)で行なっていた品質要求の高い開発経験 が入社してから自身の強みであることを認識。入社

    4ヶ月でQAチームを立ち上げ、成長するサービスを支 えるために日々奮闘中! キャリア SIer(受託)/BtoB/Web/Java/Oracle/マネジメン ト/PHP/MySQL/QA 株式会社ウエディングパーク
  2. 品質を上げるためなら何でもやる! 品質の埋め込みプロセス 品質の確認・検証プロセス 要 件 機 能 設 計 技

    術 設 計 実 装 開 発 テ ス ト シ ス テ ム テ ス ト 受 け 入 れ テ ス ト リ リ 丨 ス 期待 規制 方針 機会 問題 QAチームの業務範囲 SECTION 01 QAチーム誕生の経緯
  3. 障害件数 (本番) リリース数 ÷ 障害発生率 = 10% 10件 100件 ※数値はサンプルです

    QAチームのミッション 障害件数だけで追ってしまうと、 リリース数が増えた時に正確に計測ができない SECTION 01 QAチーム誕生の経緯
  4. ナレッジMTG 自動テスト KGI/KPI テストフローの 見直し サービス 仕様理解 他社交流 障害分析 TPI-NEXT

    品質・テスト 勉強会 マスタテスト ケース作成 テスト管理 ツール検証 チーム活性化 回帰テスト運用 SECTION 02 QAチームの取り組み QAチームの取り組み
  5. ナレッジMTG 自動テスト KGI/KPI テストフローの 見直し サービス 仕様理解 他社交流 障害分析 TPI-NEXT

    品質・テスト 勉強会 マスタテスト ケース作成 テスト管理 ツール検証 チーム活性化 回帰テスト運用 SECTION 02 QAチームの取り組み QAチームの取り組み
  6. 早い段階で行うことで、不具合の埋め込みを防ぐ! 品質の埋め込みプロセス 品質の確認・検証プロセス 要 件 機 能 設 計 技

    術 設 計 実 装 開 発 テ ス ト シ ス テ ム テ ス ト 受 け 入 れ テ ス ト リ リ 丨 ス 期待 規制 方針 機会 問題 弊社QAの業務範囲 SECTION 02 QAチームの取り組み
  7.     テストフローの見直し GOOD BAD • 属人化の解消 • オリエンの段階でテスト観点を考え ることにより、仕様の抜け漏れに早 めに気付ける •

    全案件のオリエンへ参加することに よるリソースに逼迫 実装を把握しているエンジニアQAだ からこそ、仕様の抜け(パターン漏 れ)が見つけられる! SECTION 02 QAチームの取り組み まとめ
  8.      自動テストへの取り組み GOOD BAD • エンジニアQAの強みを発揮できた • 生産性と品質の両方を向上させる ことができる •

    みんなが興味を持ってくれる • 自動テストを実装することが 先行してしまい、効果的なテストに なっていない 根本的なソフトウェアテストの基礎知 識を深く学んだ上で、自動テストに活 かしたい! SECTION 02 QAチームの取り組み まとめ
  9.    障害分析基盤の構築 GOOD BAD • 開発フローの弱点を見つける ことが容易になった • 傾向から考え出す改善策の 納得性 •

    スプレッドシートを利用した アナログ分析のため、 やや時間がかかってしまう 機械学習を用いた、 データ分析にチャレンジしたい! SECTION 02 QAチームの取り組み まとめ