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プロマネが得意な人がピープルマネジメントで取り組む罠

古谷サトキ
November 30, 2023

 プロマネが得意な人がピープルマネジメントで取り組む罠

2023-11-29 MM Tech Hub - ライトニングトーク -
の登壇内容です。
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プロジェクトマネジメントが得意な人が
ピープルマネジメントを担当することになると
必ずと言っていいほど陥る罠があります。
それについて説明していきます。

古谷サトキ

November 30, 2023
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Transcript

  1. プロマネが得意な人が
    ピープルマネジメントで
    陥る罠
    株式会社ノーススター EM 古谷聡希

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  2. 古谷 サトキ
    株式会社ノーススターエンジニアリングマネージャー
    経済産業省認定 中小企業診断士
    【経歴】
    - 株式会社ワークスアプリケーションズ
    人事給与システムのERPパッケージ開発
    - アルー株式会社
    人材育成・組織研修のためのシステム開発
    - 株式会社エバーセンス
    妊娠・出産・育児・ヘルスケアアプリの開発
    - 株式会社ノーススター
    オンライン診療アプリの開発
    自己紹介

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  3. ˜ OPSUITUBS$P -UE
    גࣜձࣾϊʔεελʔ

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  4. ˜ OPSUITUBS$P -UE
    Ϗδϣϯ
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    ݱ৔ͷҩྍैࣄऀͷํʹدΓఴͬͨϓϩμΫτΛੈʹಧ͚Δ͜ͱɻ
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  5. ˜ OPSUITUBS$P -UE
    αʔϏε
    ΩοζυΫλʔ͸ɺύύϚϚ
    ͷࢠͲ΋ͷ݈߁ʹؔ͢Δෆ҆
    Λղফ͢ΔΞϓϦͰ͢ɻ

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  6. ˜ OPSUITUBS$P -UE
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    ձ໊ࣾ גࣜձࣾϊʔεελʔ
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    άϦʔϜε೔ຊڮ'
    ୅දऀ ୅දऔక໾ࣾ௕ ా๺ ߒେ
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    ओཁגओ ࡾҪ෺࢈גࣜձࣾɺגࣜձࣾΤόʔηϯε

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  7. 今日お伝えしたいこと
    プロマネの要領で
    ピープルマネジメントを
    すると事故る!

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  8. プロジェクト
    マネジメント(PjM)
    ● プロジェクトの成功に
    責任を持つ立場
    ● メンバーに主体的に
    なってもらいたい
    ● 集団のリーダーである
    PjMとPpMはぱっと見、似ている
    ピープル
    マネジメント(PpM)
    ● プロジェクトの成功に
    責任を持つ立場
    ● メンバーに主体的に
    なってもらいたい
    ● 集団のリーダーである

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  9. プロジェクト
    マネジメント(PjM)
    ● プロジェクトの成功に
    責任を持つ立場
    ● メンバーに主体的に
    なってもらいたい
    ● リーダーとして場を回す
    PjMとPpMは実はだいぶ違う
    ピープル
    マネジメント(PpM)
    ● 組織の成功に
    責任を持つ立場
    ● メンバーを主体的に
    させる責任がある
    ● メンバーに場を回させる

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  10. ● 率先して取り除くのがPjM
    ● メンバーが自力で取り除く支援を
    するのがPpM
    プロジェクトの阻害要因を
    PjMとPpMのスタンスの違いを言い表すなら

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  11. ● 感じさせないのがPjM
    ● むしろ意識させ、
    自ら対処する支援をするのがPpM
    メンバーに降りかかるストレスを
    PjMとPpMのスタンスの違いを言い表すなら

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  12. その違いを理解していないと、PpMとして
    ● 1on1を週に1回開催しようと
    ● OKRを設定しようと
    ● スクラムマスターとして振り返り会を開催しようと
    意味がない!
    なぜなら目的を勘違いしているから。

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  13. ● プロジェクトは上手くいく
    ● チームの雰囲気も明るい
    でも
    ● いつまでもマネージャーがリーダーをやっている
    ● つまり、実はメンバーの能力が成長していない
    この傾向に気がつくポイントは
    『チームで会話・議論するときに、
    マネージャーばかり発言している』
    気が付きポイント

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  14. 名プロマネは「阻害やストレスを取り除く」に慣れすぎている。
    もはや息をするように先回りして障害を取り除く。
    その結果、
    なぜ元 名プロマネが苦戦するのか
    ● メンバーの発言機会・成長機会を奪ってしまう
    ● いつまで経ってもマネージャーが中心になるので
    メンバーだけでは場を回せない
    ● メンバーの課題解決能力が養われない

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  15. ピープルマネジメントは
    沈黙に耐えねばならない

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  16. 例えば会議で沈黙が続いた時…
    チームメンバーの発言が積極的ではなく、
    自分が言葉を繋げなければ
    沈黙の瞬間が訪れるかもしれない、そんな際に
    つい「気まずい」「良い会議の体裁を整えねば」と
    自分が発言するのではなく、沈黙の瞬間に耐える

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  17. 目前の失敗が大切な経験かもしれない
    自分が先回りした発言を控えた時に、
    メンバーが少し遅れて主体的に発言し始めるかもしれないし
    その会議自体がきまずい、大失敗に終わるかもしれない
    しかし、チームメンバーの成長(=組織の成功)という先のゴールにとって

    マネージャーがその一つの会議を成功させるよりも、
    チームメンバーが『その会議を価値ある時間にできなかった』という
    失敗経験と向き合う方が大切なことかもしれない

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  18. じゃあ、PpMって
    丸投げでいいの?

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  19. メンバーの状態を見極め「ラーニングゾーン」に置

    画像出典:スタートアップはラーニングゾーンを作り続けよう(anobaka.jp)

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  20. メンバーの状態を見極め「ラーニングゾーン」に置

    画像出典:スタートアップはラーニングゾーンを作り続けよう(anobaka.jp)

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  21. 心理的安全性 ≠ 仲が良い
    タスクに対する
    心理的安全性
    ● 難易度は適切か
    ● 責任範囲は適切か
    ● 不確実性の上限と下限で
    対策は考えられるのか
    忘れずに
    チームに対する
    心理的安全性
    ● 困ったら相談できるのか
    ● 個人の問題ではなく
    チームで対応できるのか
    ● あえて厳しいFBも言える
    信頼関係があるのか
    見極めて、ストレスと向き合ってもらう

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  22. その「見極め」と「調整」のための
    ● 週に1回度の1on1
    ● 四半期ごとのOKRの設定
    ● 振り返り会
    なのです。

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  23. まとめ
    ● PpMはタスクの受け渡し・進捗管理の人ではなく
    チームメンバーの、ビジネスマンとしての
    成長と向き合い、組織を成功に導く人
    ● ビジネスマンの仕事とは課題解決
    ● 作業レベルではPjMの仕事も似ているので
    頭のスイッチ切り替え忘れにお気をつけて!

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  24. 組織の成長を促進していきましょう!
    ご清聴ありがとうございました!

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