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顧客に価値を届け続けられる プロダクトであるために ~B2B SaaSにおいてプロダクトビジョ...

satoshihirose
December 09, 2023

顧客に価値を届け続けられる プロダクトであるために ~B2B SaaSにおいてプロダクトビジョン・戦略を改めて 策定するまでの道のり~

#pmconf2023 発表資料

satoshihirose

December 09, 2023
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Transcript

  1. ©primeNumber Inc. 2 佐々木樹哉 WHO AM I? 株式会社primeNumber プロダクト本部 プロダクトマネージャー

    • ブレインパッド → primeNumber • データサイエンティストからPMに キャリアチェンジ • 現在は主にコネクタ開発のPM担当 1
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  2. ©primeNumber Inc. 3 株式会社primeNumber プロダクト本部 プロダクトマネージャー 廣瀬 智史 WHO AM

    I? • Treasure Data → primeNumber • 元データエンジニアからPMへ • 現在は、SaaSの基盤機能やプ ライシングなど担当 1
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  3. ©primeNumber Inc. 11 2018年のローンチから右肩上がりで順調に成長 • 国内200社以上の分析基盤構築で使われている • シリーズB 約13億円 調達済み

    • 2022年から海外展開も本格スタート • 社員は71名、PM3名、Eng13名の開発体制 プロダクトtrocco®の紹介と当時の状況
  4. P R O D U C T 分析基盤の総合支援ツール trocco ®

    データ分析基盤を高品質にするための 技術を提供し、 エンジニアの頼れる右腕となる S T A T E M E N T
  5. ©primeNumber Inc. 15 ❏ 期間:2ヶ月(期初に間に合わせるため) ❏ コアメンバー:5名(PM2名 + CTO +

    COO + CS Head) ❏ スケジュール: プロダクトビジョン・戦略策定PJTの概要 8/21 10/31 現状調査・分析 社内アンケート・ ヒアリング ビジョン・戦略 仮説立案 競合調査 ユーザー調査 ビジョン・戦略 立案
  6. ©primeNumber Inc. 20 😊うまくいったこと 😊うまくいったこと • 議論のコアメンバーを絞り、短期間で集中的に議論を行ったこと • 社内アンケート・ヒアリングを行い、議論の土台にしたこと •

    プロダクトビジョンを詳細に言語化し、ナラティブ化したこと • ビジョンに繋がる短期目標を定め、ビジョンをプロダクト戦略に落とし込んだこと
  7. ©primeNumber Inc. 21 😊うまくいったこと 議論のコアメンバーを絞り、短期間で集中的に議論を行ったこと • Amazonの『ピザ2枚ルール』 ◦ チームの人数が一定以上増えると生産性は下がる ◦

    多様な関係者を呼びたくなるが、人数を絞ったことで効率的に議論ができた ◦ 議論の結果を日々共有し、リアルタイムにコメントを受けられるようにした • コアメンバー5人でMTGを1回2時間、週2~3行った ◦ 集中して時間を使うことで、短期にプロジェクトの完遂に繋がった ◦ 開発側・ビジネス側から双方の人を入れたことで、ビジョンの展開をしやすく なった(経営層からのコミットメントがあると望ましい)
  8. ©primeNumber Inc. 30 プロダクトビジョン・戦略策定を定めた効果 • 日々の意思決定 Before ◦ 開発タスクの優先度付けや機能仕様を考える際、どんな観点を重要視して決め れば良いか迷うことが多かった

    • 日々の意思決定 After ◦ 開発タスクの優先度はビジョンや現在の戦略に沿うかで議論でき、納得感のあ る形で決められる ◦ 機能仕様の決定時にも、これは本当にビジョンに沿った仕様になっているか? など、プロダクトビジョンをProduct Principleとして活用し、ビジョンに整合 的な仕様を考えられる