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【AI×DevOps Study #24】nexus-architectとの共創によるAI駆動開発の実践とそこからの学び

■ AI×DevOps Study #24の概要
2026年9月30日に開催した「AI×DevOps Study」第24回の勉強会資料です。

「AI×DevOps Study」は、AI駆動開発やそこに関係するマイクロサービスについて理解を深める場になります。
株式会社ScalarではAIを使ったチーム開発を進めており、参画しているメンバーや協力会社の方から、具体的なAI駆動開発を実施する方法、その中で生まれたマイクロサービスアーキテクチャを使用したAI駆動開発の事例や実際に使えるエージェントについてお話頂き、参加者の皆様と知識の共有や交換を目的としています。
(弊社製品であるScalarDBも絡んだお話も一部出てきますが、汎用的な内容となっておりますのでフラットにお楽しみいいただけます)

■ 今回のテーマ
今回のテーマは、nexus-architectとの共創によるAI駆動開発の実践とそこからの学びです。

nexus-architectと共創した、蔵書管理とAIによる本の推薦アプリ「知の泉」を題材に、構想から3世代にわたるAI駆動開発の実践を紹介します。単なるコード生成にとどまらず、要件定義から設計・実装・テスト・レビューまでを伴走する仕組みと、開発の記録を次の機能拡張へつなぐドキュメントの価値をお伝えします。自身のローコード開発経験との比較や、品質評価で直面した課題も交えながら、開発の進め方がどう変わり、なぜ継続的な進化が可能になったのかを私見として共有します。「自分が欲しい道具を、自分で作り、育てる」楽しさと、その実現を支えるnexus-architectの可能性を考える勉強会になれば幸いです。

nexus-architect とは?

Scalar CEO 深津が作成した、Claude CodeとCodexのためのシステムアーキテクチャツールキット。
・Github:https://github.com/wfukatsu/nexus-architect
・Zenn:https://zenn.dev/hako_hako/books/legacy-refactoring-nexus-scalardb

■ 登壇者情報(敬称略)
Kazuyuki Aramaki

ある勉強会にてScalar CEO 深津さんと出会い、AI駆動開発についてご教示頂き、Claude Codeの利用を開始(2ヶ月前くらい)。nexus-architectが開発工程ごとに生み出すドキュメントの質の高さに驚き、感動。これまで日々の業務改善において、Power Apps、Power Automate、Kaizala等のM365のサービスを組み合わせ、簡単なWebアプリを作成することもあったが、ドキュメンテーションやエンハンスの難しさから開発も運用も長続きしなかったが、nexus-architect(=深津さんの知見のカタマリ)のSkillsを身につけたAI駆動開発では、nexus-architect(=深津さん)が常に伴走してモノ作りを進めていくため、非常に楽しく、学びが深く、効率的である。この事実を広くしってもらいたいと思い、本日説明の機会を頂いた。

■関連コンテンツ
・Youtube(過去の勉強会動画も公開中!)
www.youtube.com/@scalar-labs

・Zenn ブログ
https://zenn.dev/p/scalar_sol_blog

・イベントページ(connpass)
https://scalar.connpass.com/

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Scalar, Inc. PRO

October 01, 2026

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Transcript

  1. D E V E L O PM E N T

    R E T R O S P E C T I V E ・ 1 S T G E N → 3 R D G E N nexus-architectとの共創による AI駆動開発の実践とそこからの学び 「知の泉」開発ふりかえり Kazuyuki Aramaki
  2. A G EN DA 今日お話しすること 01 nexus-architectとは? 02 「知の泉」ツアー —

    今のカタチ 03 1st → 3rd Generation の歩み 04 苦労した点と、そこからの学び 05 これまでの開発との違い 06 これから 知の泉 開発ふりかえり | Agenda 3
  3. B E F O R E W E S TA

    R T nexus-architectとは? • Claude Code 上で動く、システム開発を伴走しながら支えてくれるSkills • 要件定義 → ドメイン設計 → 実装 → テスト → レビューまでを一気通貫でカバー • 作者は Scalar 深津さん — wfukatsu/nexus-architect として公開・更新中 36 Skills / 9 Categories MIT License GitHub: wfukatsu/nexus-architect 知の泉 開発ふりかえり | Before We Start 4
  4. TO O LCH A IN 開発環境 — 5つの道具立て → →

    → → Claude Code PowerShell Docker GitHub Azure 対話で指示を出す 実行シェル コンテナで動かす ソース管理 クラウド実行基盤 認証さえ通しておけば、あとはClaudeがサービス間の橋渡しを自律的に担ってくれる。 個々のサービスを個別に設定する必要はない 知の泉 開発ふりかえり | Before We Start 5
  5. TO UR 0 2 本の登録は、ほぼ手入力ゼロへ • ISBNをカメラ/バーコードで読み取り • 国立国会図書館・Google Books

    の API へ自動照会 • API仕様書を自分で読まなくても、nexusarchitectが仕様を整理→実装まで数十分 知の泉 開発ふりかえり | 知の泉ツアー 8
  6. TO UR 0 3 ・ HIGHL IGHT AIブックコンシェルジュ「アイちゃん」 3つの旅から選ぶ 関連本を探す/新しい発見の旅/AIお任せ旅

    Claude API と掛け合わせ 蔵書データを土台に、“自分だけ”の推薦を生成 Bring Your Own Key 自分のAPIキーで動くから、他者に開放しても安心 知の泉 開発ふりかえり | 知の泉ツアー 9
  7. TO UR 0 4 使い方は、ガイドがぜんぶ語ってくれる • 開発終盤、nexus-architectに設計ドキュメ ントを整理してもらった上でガイドを生成 • Markdown

    + Mermaid で表やフローチャ ートも自動で組み込み • 開発記録が残っているから、機能の意味合い が正しく言語化される 知の泉 開発ふりかえり | 知の泉ツアー 10
  8. T H E J OUR N EY 3世代で、何を積み上げてきたか 1S T

    2N D 3R D 4T H 蔵書管理の原点 「みんなで使える」へ 拡張に耐える土台へ 企画中 – 自宅の蔵書管理 + 外部 API連携 – マルチテナント化で友人に も開放 – マイクロサービス化・ ScalarDB導入 – 本の外へ広がる構想 – 家族だけで使う想定 – AI推薦のパラメータ調整幅 を拡大 – マルチテナント権限管理を 改善 知の泉 開発ふりかえり | 3世代の歩み – (この後、詳しくご紹介) 12
  9. WHY IT WORKS 過去の実装が言語化されているから、積み上げられる 意思決定サマリー抜粋 — 知の泉 3rd Generation 計画フェーズ(2nd-gen

    → 3rd-gen) 観点 2nd-gen 永続化 JdbcClient + 手書きSQL アーキテクチャ モジュラーモノリス ロール管理 責務憲章なし・ほぼ全権限 3rd-gen → ScalarDB Community Edition (Transaction API) → 5デプロイ単位へ段階移行 (マイクロサービス化) → ロール憲章を明文化 Tenant Adminへ運用移譲 • エンハンス最大のハードルは「今の実装をAIにどう伝えるか」。詳細な足跡が残るドキュメントがあるからこそ、複数世代 でも一貫した開発を積み上げられる 知の泉 開発ふりかえり | 3世代の歩み 13
  10. T H E H A R D T RU TH

    nexus-architectからの、厳しい通知表 51% 0-40 40-60 60-80 80-100 総合 DDD(Domain Driven Design) スコア: 51%(弱い整合、相当のリファクタリングが必要 / 目安 40–60) • 戦略・戦術・アーキテクチャの3レイヤーを定量的にスコアリング • 機能を追加すればするほど、評価点はむしろ下がっていく • 辛口で定量的だからこそ、次に何をすべきかの具体的な指針になる 知の泉 開発ふりかえり | 苦労した点・学び 15
  11. B EFO RE / AFTER ローコード開発との違い 従来のローコード開発(Power Apps) nexus-architect による

    AI駆動開発 × UI作りが面倒 ✓ UI実装まで含めて高い完成度でやり遂げる × 作った後のエンハンスが面倒 ✓ ドキュメント力でエンハンス時の時間・トークン節約 × ガイド作成が面倒 知の泉 開発ふりかえり | これまでの開発との違い VS ✓ 面倒が少ないので、気軽に機能を追加でき、出来るこ とが広がっていく感覚・過程そのものが楽しい 16
  12. S T I L L E V O LV I

    N G nexus-architect自体も、進化し続けている • 深津さんが日々アップデート。最新版を取り 込むたび新しいSkillが手に入る • 自分が欲しいアプリを自分で作る時代を、日 々支え続けてくれている • AI駆動によるアプリ開発をどのように進めてい けば良いのか、その羅針盤をnexus-architect が提供してくれる 知の泉 開発ふりかえり | これから 18
  13. W H AT ' S N E X T 本の次は、何を紐づけるか

    • 4th Generationは構想中 — 本以外にも広げられないか? • 料理メニュー、フィットネスメニュー…知識の形はいろいろ考えられる 本 食 • 「現物とデータを結びつける道具」を、これからも作り続けたい 蔵書 料理メニュー 運 ? フィットネス 次の何か 知の泉 開発ふりかえり | これから 19