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[UX/UI design] Target users and developmental psychology

shira
November 21, 2022

[UX/UI design] Target users and developmental psychology

社内LTで発表したスライドです

shira

November 21, 2022
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Transcript

  1. 年代別特性の変化 視覚能力・運動能力・認知能力は25歳以降、徐々に低下して行きます 20代 35~40代 50代 60代 • 能力低下の 大きな変化は ない

    • 老眼がはじまる • 早い人は35歳頃か ら初期症状 • 視覚能力が徐々に 低下 • 55歳頃から手と目の 運動能力が低下 • 視覚能力低下 • 運動能力がさらに低 下 • 認知能力が低下 ※個人差あり ※聴力は今回省略しています
  2. UX/UIの発達心理学との向き合い方 9Billio 1. 視覚能力 2. 運動能力 3. 認知能力 35~40代 50代

    60代 • 老眼がはじまる • 早い人は35歳頃か ら初期症状 • 視覚能力が徐々に 低下 • 55歳頃から手と目の 運動能力が低下 • 視覚能力低下 • 運動能力がさらに低 下 • 認知能力が低下 老眼と視覚能力低下への対処法が必要になります
  3. UX/UIの発達心理学との向き合い方 9Billio 1. 視覚能力 2. 運動能力 3. 認知能力 ➢ 老眼への対処法

    ◦ Fontサイズは大きめに [UX/UI] ▪ 本文サイズの目安は16px ▪ 本文に16px以下のFontは使用しない ◦ 余白を十分確保する [UX/UI] ➢ 老眼:モノを見るときにピントを合わせる目の調整機能が衰え、近くを見るときに必要な「調 整」ができなくなり視界がぼやける事 [備考]
  4. UX/UIの発達心理学との向き合い方 9Billio 1. 視覚能力 2. 運動能力 3. 認知能力 ➢ 視覚能力低下への対処法

    ◦ 色の識別能力が低下するので、使用する色に注意し色数も抑える [UI] ◦ コントラスト感度が低下するので、色のコントラスト比を確保する [UI]  ◦ 視覚処理・視覚的な集中力が低下するので、コンテンツはグルー プ化し、また不要な視覚情報や演出を避ける[UX/UI] ボタン ボタン
  5. UX/UIの発達心理学との向き合い方 9Billio 1. 視覚能力 2. 運動能力 3. 認知能力 50代 60代

    • 視覚能力が徐々に 低下 • 55歳頃から手と目の 運動能力が低下 • 視覚能力低下 • 運動能力がさらに低 下 • 認知能力が低下 手と目の運動能力低下への対処法が必要になります
  6. UX/UIの発達心理学との向き合い方 9Billio 1. 視覚能力 2. 運動能力 3. 認知能力 ➢ 運動能力低下への対処法

    ◦ クリックターゲットを十分に大きくする [UX/UI] ◦ ジェスチャー入力をシンプルに保つ [UX]  ◦ 動作に負担のかかる画面設計を避ける [UX] ◦ 複雑なレイアウトは避ける [UX/UI] ➢ 運動能力低下:手先の器用さの低下、手と目の協応動作の低下、筋力や動作速度の低下 [備考]
  7. UX/UIの発達心理学との向き合い方 9Billio 1. 視覚能力 2. 運動能力 3. 認知能力 60代 •

    視覚能力低下 • 運動能力がさらに低 下 • 認知能力が低下 認知能力低下への対処法が必要になります
  8. UX/UIの発達心理学との向き合い方 9Billio ➢ 認知能力低下への対処法 ◦ 構造やデザインを単純化し集中しやすくする [UX/UI] ◦ 画面の開始~終了地点を明確に示す [UX/UI] 

    ◦ マルチタスクの構造を避ける [UX] ◦ 用語は統一し、あいまいな言葉は避ける [UX] ◦ 簡潔で分かりやすい文体を使う [UX] ➢ 認知能力低下:情報を記憶・理解・判断・処理するワーキングメモリや短期記憶力の低下 [備考] 1. 視覚能力 2. 運動能力 3. 認知能力