2026年6月に幕張メッセで実施されたInterop Tokyo 展示会場内セミナーでのNOCチームメンバーによる講演資料
NHKがメーカーと共同で開発したIP対応ロボットカメラ(ロボカメ)が次世代の衛星通信回線を活用して運用できることを検証した。
SRTプロトコルは再送制御のしくみや遅延バッファの設定などにより比較的広帯域を維持しやすいことから、高画質かつ安定的な伝送手段として期待されている。
今回、ロボカメの映像・制御データを、LEO(低軌道衛星 ex:スターリンク)の高速かつ低遅延の通信を活用して伝送することを検討した。この通信はハンドオーバー(衛星切替)による瞬断があることが知られている。そこで、GEO(静止衛星 ex:satcube)を限定的に取り入れ通信を補完することによって、瞬断を最小限としたスムーズな運用ができることも検証した。
放送でも利用する高画質映像はSRT、制御は低遅延を重視しRTPを用い、良好な結果を得た。
本検証を足掛かりに、今後さらにロボカメ設備の簡素化や可搬性、安定性向上を目指していく。
Speaker
日本放送協会
技術局
システムソリューションセンター
浅田 泰輝
Moderator
Interop Tokyo ShowNet
「Media over IP」特別企画プロデューサー
長谷川 幹人