Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

【swonet.conf_ 2026】SC1-02_トポロジー図の歩き方

Sponsored · Your Podcast. Everywhere. Effortlessly. Share. Educate. Inspire. Entertain. You do you. We'll handle the rest.
Avatar for ShowNet ShowNet PRO
September 09, 2026
18

【swonet.conf_ 2026】SC1-02_トポロジー図の歩き方

ネットワークトポロジー図は、どんなネットワークにも必ずあるものだと思います。このセッションでは、ShowNetで使用されているトポロジー図についての紹介と、トポロジー図を書く上でのノウハウやどのように書いた方がネットワーク運用者、設計者がスムースにネットワーク運用できるのかを解説していきます。

SPEAKER
ShowNet NOCチームメンバー ジェネラリスト
渡邊 貴之(日本ヒューレット・パッカード)

Avatar for ShowNet

ShowNet PRO

September 09, 2026

More Decks by ShowNet

Transcript

  1. アイコンの意匠 それぞれの機能を表現している Router switch • パケットの宛先に応じて転送する 矢印のイメージ CGN ぜひ他のアイコンもよーく見てみてください •

    パケットの宛先に応じて転送する 矢印のイメージ Firewall • 複数のセッションを少数のOuter IP • 古くからのレンガの塀のイメージに トラフィックを許可する穴が空いている に変換するイメージ 4
  2. トポロジ図の歩き方: アイコン編 アイコンはレイヤーごとに色分け 色の傾向だけ覚えておけば直感的に把握できる情報が増える Layer-4~7 Layer-3 Layer-2 Layer-1 Server/Appliance cgn/LB

    cache firewall inline firewall router vpn security device vpn server router L3-switch cpe ap tester terminal webcam ix 1 radio unit storage transit console server switch appliance broker dwdm transponder roadm printer display tap splitter 5
  3. トポロジ図の歩き方: リンク編 リンクの太さで帯域を表現 両端にインターフェース番号 インターフェース番号の色で タイプを識別 Router A Router B

    ▲ 0-1-0-4 ▲ 0-0-0 例: ルータAの0/0/0とルータBの0/1/0/4が100G LR4で接続 一般的なインターフェース名ではスロットやポートが '/' で区切ら れるが、図面上に高密度にインターフェース名を記載すると見づ らいため、ShowNetでは図面上やインターフェースdescriptionでは '-' に統一している 7
  4. トポロジ図の歩き方: 論理編1, VLAN VLANは線で表記(おそらく最も一般的な表現方法) • インターフェースに設定されたVLANが tagかtaggedかを識別できるように表現 • 1 VLAN

    = 1種類の線で表現するのは、 大量のVLANがある場合はワークしない • おそらくこれはみな同じ悩みを抱えている と思います... 13
  5. トポロジ図の歩き方: 論理編2, ルータ間リンク Link IDとDevice ID なるべく多くの情報を図面上にエンコードする工夫 各ルータ間リンクには一意のID (Link ID)を割り当てて、Link

    IDと Device IDからそのリンクに付与すべきアドレスを生成する VLAN ID: XYZ IPv4 Address: 45.0.X.(YZ x4)/30 IPv6 Address: 2001:3e8:0:XYZ::/64 Link ID XYZ .1 .2 ▲ Router A 10 101 0-1-0-4 ▲ 0-0-0 ルータA側のアドレスは 45.0.1.5/30, 2001:3e8:0:101::1/64 ルータB側のアドレスは 45.0.1.6/30, 2001:3e8:0:101::2/64 Router B 14
  6. Link IDの副次的効果 デバッグ/トラシュー時の意思疎通が簡単に  「Cisco 8kとMXの間のリンクがflapしてる」「どのC8k?」  「Link ID 101番がflapしてる」

    経路についても、どのLinkを通って いるかを人に伝えやすい 「Link ID 110は今伝送のデバッグ中 で落ちてるからLink ID 112から 111へ迂回してるので正しい」 16
  7. トポロジ図の歩き方: 論理編3, Routing どの範囲がどの経路制御で動いているかは記載されている SRv6 L3VPN uSID (IGPはISIS)とEVPN VXLAN (IGPはOSPF)

     さきのLink IDと組み合わせることであるべき経路が読み取れる SRv6 L3VPNの範囲 = ISISが動作し、Coreのcisco8201、 ptx10002、ncs57b1がP、それ以外はPEなのでBGPを張 っていることが推察できる EVPN-VXLANの範囲 = OSPFが動作し、下段のL3 Switchが VTEPとして動作するらしいことが読み取れる 17