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生成AIの商品検索機能への活用

 生成AIの商品検索機能への活用

2024/03/13 AWS Eコマース x 生成AI イベントの登壇資料。
登壇報告:https://x.com/enigmo_tech/status/1776132049579262461

実装の詳細は以下の技術ブログに記載。
https://tech.enigmo.co.jp/entry/2023/12/09/070000

Shuto Takahashi

January 27, 2025
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Transcript

  1. 会社紹介 社名  株式会社エニグモ (英文社名: Enigmo Inc) 事業内容 “Specialty” Marketplace「BUYMA」の運営 所在地

    東京都港区赤坂8-1-22 NMF青山一丁目ビル 6F 設立 2004年 2月10日 代表者 代表取締役 最高経営責任者 須田 将啓 従業員数 134人 (2023年4月時点) 上場市場 東京証券取引所 プライム市場 資本金 3億8190万円
  2. サービス紹介「BUYMA」 BUYMAは、世界各国のパーソナルショッパー(出品者)から、 世 界 中のファッションアイテムを購 入できるマーケットプレイス です。日 本 未 上

    陸ブランド、国 内 完 売アイテムをはじめとした 世 界 中 のファッショントレンドアイテムからコスメ、インテリア 雑貨まで幅広く揃えています。 BUYMAは世界177カ国に1000万人以上の会員を擁する 「海外ファッション通販 No.1」のソーシャルショッピングサイトです。
  3. 導入に至ったポイント 素早い機能公開を目指した  ・PoC期間は約2ヶ月のみ  ・以下のような対応が難しいことは思い切ってやらない   ・おすすめの商品以外にも回答できるようにする(BUYMAに関する質問など)   ・BUYMAのデータベースに基づいて確実な事実を回答させる   ・価格帯の条件指定に対応できるようにする(1万円以下の商品が良いなど) コストを抑えた  ・既存の検索システムを利用し、BUYMAデータとの連携のための新たな仕組みは作らない   ・RAG

    (Retrieval-Augmented Generation)※ を行うためのベクトルデータベースなど  ・不要なプロンプトを精査し削除   ・選んだ理由の回答をChatGPT API呼び出し時の過去の会話履歴から削除   ・質問と回答の例をChatGPT API呼び出し時のプロンプトから削除 ※RAG (Retrieval-augmented Generation) : 外部データを ChatGPT などの大規模言語モデルに与えることでそのデータに基づいた回答を生成させる手法