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Oracle Exadata Database Service on Cloud@Customer X11M (ExaDB-C@C) サービス概要

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August 14, 2025
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  1. 1. Exadataのビジョン 2. Exadata Cloud@Customer:データベース・サービス 3. ビジネス価値 4. Exadata Cloud@Customer

    X11MのH/W概要 5. 価格 6. セキュリティ 7. 事例 8. Exadata Cloud@Customerの利用イメージを知るために 9. CSS Standard Services for Cloud at Customer アジェンダ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 2
  2. お客様の選択: 3つのデプロイ・モデル Exadata Database Machine Exadata Database Cloud@Customer Exadata Database

    Dedicated オンプレミス / Cloud@Customer / パブリック・クラウド Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 5 お客様データセンター Oracleパブリック・クラウド
  3. オンプレミス / Cloud@Customer / パブリック・クラウド お客様の選択: 3つのデプロイ・モデル Copyright © 2025,

    Oracle and/or its affiliates 6 購入 Exadata Database Dedicated Exadata Database Cloud@Customer Autonomous Database Dedicated On-Premises Exadata Database Machine Oracleのフル管理 お客様データセンター お客様管理 Cloud@Customer Public Cloud Oracle Public Cloudデータセンター 共有責任管理 OCPUおよびインフラストラクチャの UCサブスクリプション Autonomous Database Cloud@Customer Oracleのフル管理 共有責任管理 OCPUのUCサブスクリプション インフラストラクチャ用サブスクリプション
  4. Exadataの優れたソフトウェア・アーキテクチャの特長 スマートなシステムソフトウェアが、OLTP|分析|統合ワークロードに最高のパフォーマンスを提供 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 7

    Fastest OLTP Fastest Analytics Best Consolidation 最高速のOLTP処理 • 最速のOLTP I/O スケールアウトストレージ、ストレージ へのRDMA、NVMeフラッシュ • 最速のスケールアウト ノード間のクラスタ協調のための 独自のRDMAアルゴリズム • 最速で復旧 計画外停止、部品故障からの復旧 最高速の分析処理 • 独自のSmart Scan データを大量に扱うSQL処理を自動的に ストレージにオフロード • 独自のSmart Flash Cache と Storage Index 自動的にデータベースI/Oを高速化 • 独自の列型へのデータ変換 フラッシュ内のデータを高速な In-Memory Columnarフォーマットに 自動変換 ベストなコンソリデーション • 独自の優先度設定:レイテンシーに敏感なワークロードや重要なワークロードを優先 • 独自のワークロード分離:複数テナントやワークロードを分離
  5. Exadata Cloud@Customer ハイブリッドクラウド: ファイアウォール内でのクラウドの簡素化と柔軟性 Exadata Cloudをお客様のデータセンターに • オンプレミスのExadataと同じアーキテクチャ • オラクルがExadataのインフラを管理

    • コントロールプレーンは、お客様が選択したパブリッククラウド(OCI)リージョンに配置 パブリック・クラウドと一貫しているユーザー体験 • パブリック・クラウドのUI/APIによるシステムとデータベース管理 • データベース・コアの従量課金による柔軟な財務モデル • インフラストラクチャのサブスクリプションは最低4年間 最も効率的なクラウド導入戦略 • ひとつのインフラでExadata Database ServiceとAutonomous Databaseを実行 • 既存のデータセンターへの投資を活用 • データ・グラビティの維持:データをアプリケーションの隣に置くことができる • 既存のデータ・セキュリティ標準とデータ・レジデンシのコンプライアンスを維持 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates • 規制およびデータプライバシー 要件 • 機密データ/IPは オンプレミスで保持する 必要がある データ・レジデンシ レイテンシ • 大容量アプリケーションの厳し い応答時間要件 • オンプレミスのシステムに縛ら れたレガシーアプリケーション セキュリティとコントロール • シングルテナントで自己 完結した環境 • パブリッククラウドへの段 階的な移行で混乱回避 10 10
  6. Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates Exadata Database Service:お客様データセンターでの管理モデル

    Hypervisor Customer VM Databases Internal Fabric Data/Schema Database Servers Storage Servers 11 お客様はデータベース内のすべてを所有 • データ、スキーマ、暗号化キー お客様はデータベース・サービスをサブスクライブ • お客様はCloud Automation(UI/API)を使用してVMとデータベースを管理 • データベースの作成、削除、パッチ適用、バックアップ、スケール・アップ/ダウンなどを自動化 • サポートされているすべてのOracle Databaseバージョンを実行可能 • お客様はお客様VMへのアクセスを制御 • お客様は、お客様のVMに追加のソフトウェアをインストールおよび管理可能 • Oracleスタッフはお客様VMにアクセスする権限無し Oracleはインフラストラクチャを所有および管理 • ハイパーバイザ、データベース、ストレージ・サーバー、ストレージ・ネットワーク • パッチ適用、セキュリティ・スキャン、セキュリティ更新 • モニタリングとメンテナンス • お客様はOracleインフラストラクチャにアクセスする権限が無い
  7. Exadata Cloud@Customer –管理フロー 12 Copyright © 2025, Oracle and/or its

    affiliates Oracle Public Cloud お客様データ・センター Oracle Cloud Operations Secure tunnel Oracle Cloud Infrastructure control plane Deploy, Monitor, Lifecycle Local control plane servers 多要素認証 クラウドUIまたは REST APIの起動 お客様 管理者 Exadata Cloud@Customer Inbound • データベース/GIライフサイクル・ コール • VMライフサイクル・コール • インフラストラクチャ・ ライフサイクル・コール • スケール・アップ/スケール・ダウン Outbound • ヘルス・テレメトリ • アラート お客様
  8. Autonomous Database-Cloud@Customer(ADB-C@C) Exadata Database Serviceが提供する価値をさらに拡げる DBAチームが直面する主な課題に対処 • 手作業によるプロセスがビジネス・モーメンタムに影響 • パッチ適用、セキュリティ侵害、予期せぬインシデントによるダウンタイム

    • 人的リソース不足 - DB管理チームがキャパシティの120%で稼働 データベース・ライフサイクルの自動化と管理 • データベースの自動構成、自動セキュリティ構成、自動アップデート、自動チューニング、 自動スケール ワークロードのコンソリデーション • 同じインフラ上でExadata Database Service と Autonomous Database の両方のサー ビスを実行できる - X11Mが提供する容量とパフォーマンスを活用 最高のクラウドエコノミクス - Autonomous導入を最低限のコストで • Exadata Database Serviceに導入する場合、追加インフラ・コストは不要 • 運用効率の良さと真の従量課金を活用 拡張されたDB自動化 専有Exadata環境 フル・マネージドのDBレイヤ 安定稼働とセキュリティ DB管理を最小のTCOで Autonomous Database 13 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates
  9. Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates Autonomous Database:お客様データセンターでの管理モデル お客様管理

    • DBユーザー、データ、スキーマ、暗号化キー(Oracle Database 19c以上) Oracleが所有、管理および制御 • ハイパーバイザ、データベースおよびストレージ・サーバー、ストレージ・ネットワーク • VMs、コンテナ・データベース • 顧客アクセスなし • Oracleはすべての問題を所有 Hypervisor Customer VM Databases Internal Fabric Data/Schema Database Servers Storage Servers 14
  10. あるお客様からのフィードバック 用語説明: • DIY: システムの各要素の構成・購入はお客様の責任 • ExaDB On Prem: CAPEXでのExadata購入

    • ExaDB-C@C: Exadata Cloud@Customer • ADB-C@C: Exadata Cloud@Customer 上でAutonomous Databaseを利用 ビジネス価値のハイライト: • オンプレミスExadataは、DIYと比較して 24% コスト削減 • サーバー、ストレージ、ネットワークの組合せ構成 • ExaDB-C@Cにより、さらに16% コスト削減 • オラクルがインフラストラクチャを管理 • ADB-C@Cはさらに 19%のコスト削減 • オラクルはインフラストラクチャとデータベースを管理 4年間のTCOを様々な導入オプションで比較 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 15 DIY ExaDB On Prem ExaDB-C@C ADB-C@C Infrastructure Software HW Support SW Support Labor 24% 16% 19% Source: Snehal Parikh – ADB PM
  11. 17 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates Exadata Cloud@Customerのメリット

    変動キャパシティ・モデルによるコストの最適化 自動化による運用工数の削減 高性能、高コスト・パフォーマンス
  12. 変動キャパシティ・モデルによるコストの最適化 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 18 +Buffer

    Peak Normal +Scaling 60 30 60 On-Premisesシステムの場合 Exadata Cloud@Customerの場合 固定キャパシティモデル • ピーク時キャパシティでサイジング • リソースとライセンスが事前に必要 • システムの成長にともなってピークを超過する場合、 追加のシステムを調達 変動キャパシティモデル • ピーク時キャパシティを想定してH/Wはサイジング • CPUリソース割り当てを、必要な時に必要な分だけ 柔軟に、オンラインで増減させることが可能 • CPU数を適切に制御してコストを最適化 • H/Wキャパシティが超過する場合はH/W追加
  13. 月・曜日・日・時で 本番環境の負荷が変動するケース • 負荷が低くなるときにCPUコア数 減 • 夜間、週末など • 負荷が高くなるときにCPUコア数 増

    • 日次/月次バッチなど 本番環境以外の用途で 利用状況が変動するケース • テスト環境 • テスト利用時以外CPU割当てを0に • 開発プロジェクトのピーク時に、テスト環 境を一時的に増やす • スタンバイ・サイト • 平時はCPU数を絞って稼働 変動キャパシティのユースケース Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 19
  14. スケーリング クラウド活用事例(ExaDB-C@C、ExaDB-D) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 20

    コスト最適化を実現するためスケーリング(CPU数増減)をどのタイミングで実施するか 手動または自動での運用を検討しておく 約 27% 約 61% 約 12% 検討ポイント 手動 半自動(ジョブ実行) Dynamic Scaling CPUスケーリングなし CPUスケーリングあり ※2023年2月時点でのコンサル支援事例から 検討中
  15. 21 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates Exadata Cloud@Customerのメリット

    変動キャパシティ・モデルによるコストの最適化 自動化による運用工数の削減 高性能、高コスト・パフォーマンス
  16. 手間のかかるDBの高可用性構成をベストプラクティスに基づいて自動化 高可用性構成の自動化 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 22

    お客様サイト 2 お客様サイト 1 CONTROL PLANE バックアップ 高可用性機能 自動化 バックアップ 画面操作でNFSやZDRLAなどへ の自動バックアップを設定できる RAC 画面操作でDBを作成するとRAC が自動構成 (RAC構成しない Single VM Cluster構成も可能) ASM 画面操作でDBを作成するとASM が自動構成 Active Data Guard 画面操作だけでActive Data Guardを自動構成可能 • スタンバイDBを簡単な操作で構築 • DRを簡単に操作 • スイッチオーバー • フェイルオーバー • 再組込み(reinstate) ExaDB-C@C ExaDB-C@C
  17. 手間のかかるパッチ適用を自動化してローリングで適用 パッチ適用の自動化 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 23

    Networking Storage Servers Virtualization OS Database Sys Ops Runtime Monitoring Data お 客 様 管 理 お 客 様 管 理 サ ー ビ ス と し て 提 供 サ ー ビ ス と し て 提 供 Networking Storage Servers Virtualization Data OS Database Sys Ops Runtime Monitoring ExaDB-C@C ADB-C@C インフラストラクチャはOracleがパッチ適用 (ExaDB, ADB共通) • 四半期メンテナンス • 月次セキュリティ・メンテナンス 簡単に適用できるように パッチ適用をツール化 (適用はお客様) • DB / GI • VM Guest OS image オラクルが定期的に パッチ適用 (四半期毎) • DBaa • Autonomous • VM Cluster
  18. クラウド機能・DB機能を組み合わせ、手間のかかるテスト環境構築からテスト実施までを自動化できる テスト環境構築・テスト実施の自動化 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 24

    テスト環境構築の自動化 • クラウド機能 • API、CLIを使ったテスト環境構築 • DB環境構築・破棄 • PDBクローンでデータ複製 • CPUコア数のオンライン・スケーリング • Oracle DB機能 • Data Maskingでセンシティブ情報をマスキング DBテスト/チューニングの自動化 • Oracle DB機能 • Real Application Testing(RAT)で自動テスト • Diagnostic Pack / Tuning Packで性能問題の 特定とチューニング • テスト環境のチューニング結果をEnterprise Managerで本番環境に反映 ※RAT, Diagnostic Pack/Tuning Packは ExaDB-C@C上で無償で利用可能
  19. 国内大手保険会社様 データベースの自動テスト機能を利用したデータベース・アップグレード事例 (Real Application Testing) Copyright © 2025, Oracle and/or

    its affiliates 25 •テスト計画 : 2人月 •アプリ解析 : 4人月 •検証環境の構築 : 2人月 •テスト・検証 :175人月 •チューニング : 5人月 •テスト計画 : 1人月 •アプリ解析 : 0人月 •検証環境の構築 : 1人月 •テスト・検証 : 1人月 •チューニング : 1人月 400万円 1.88億円 28万SQL÷5トランザクション×0.5時間 =28,000時間(175人月) 28万SQLの10分の1のテストだと30.5人月。3,050万円 テスト・検証は、6人で、たった3日で完了 パフォーマンス変動なし :94.38% 改善 : 5.37% 劣化 : 0.01% SQL構文エラー : 0.24% オープン系共通基盤DB Migration(保険の契約・支払、Web関連システム) •画面数 :約740画面 •バッチジョブ数 :約200ジョブ •合計 :約28万SQLのテストを実施する必要あり Real Application Testingによる自動テスト 従来のデータベース移行テスト 問題があったのは 0.25%
  20. 26 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates Exadata Cloud@Customerのメリット

    変動キャパシティ・モデルによるコストの最適化 自動化による運用工数の削減 高性能、高コスト・パフォーマンス
  21. 世界最速のオンプレミス型クラウド・データベース・システム OLTP、分析、混合ワークロードを最高のコスト・パフォーマンスで実行 • 最もパワフルなコア • 190コア プロセッサをDB処理用に • 64コア プロセッサを

    I/O処理用に • 大きなメモリサイズが可能 • DBサーバー当り最大 3TB DDR5 DRAM • データベースサービス最大級のストレージ容量 • ストレージ・セルに 22 TBドライブ • XRMEM と RoCEで超高速 14 µs未満のレイテンシ Exadata Cloud@Customer X11M Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates より少ないリソースでより多くを処理し、TCOを削減 27 27
  22. ExadataテクノロジでOracle DB課金を最適化 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 28

    Storage Server • Oracle DBは DB Server上のCPUを使用 • ライセンスはDB ServerのCPUに対して課金 DB Server DB Server • DB ServerとStorage Serverの組合せで構成 • DB処理はStorage Serverにオフロード • X11Mでは Storage Serverあたり 64コア搭載 • DB ServerのCPUコア数を削減できる • 課金はDB Serverで使用するCPUコア数 OCPU課金対象 Oracle DB ライセンス対象 一般的なサーバー構成でのライセンス ExaDB-C@C OCPU課金 DB処理をストレージに オフロード
  23. クラウド・フラッシュ・ストレージよりも大幅に低いレイテンシ 0 100 200 300 400 500 600 700 800

    900 1000 1000 14 AWS RDS Exadata I/Oレイテンシを 70倍低減 microseconds AWS上のフラッシュ・ストレージとExadata X11M 0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 1000 14 Azure SQL Exadata I/Oレイテンシを 70倍低減 microseconds Azure上のFlash StorageとExadata X11M Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 29
  24. アナリティクス・パフォーマンスが他社よりも大幅に向上 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 30 GB/second

    オンプレミス・スループット 0 100 200 300 400 500 600 700 800 900 1,000 1,100 22 175 7000 Dell EMC PowerMax 8500 Oracle Exadata Cloud@Customer X11M Pure Storage FlashArray//XL クラウド・スループット 0 100 200 300 400 500 AWS Redshift - Ra3.16xlarge AWS RDS - Largest Oracle Exadata Cloud@Customer X11M 8 16 500 GB/second 40倍から300倍の スループット 30倍から60倍の スループット シングル・ラックの性能 – PowerMaxは2ラックまで拡張可能、 Exadata Cloud@Customer X11Mは2ラックを超えて拡張可能 サーバーあたりのデータベースアナリティクスI/Oスループット
  25. 世界最速で最もスケーラブルなオンプレミス・クラウド・データベース・プラットフォーム Exadata Cloud@Customer X11M Copyright © 2025, Oracle and/or its

    affiliates 最大6,080 使用可能なデータベース・ サーバー・コア より多くの処理、統合の強化、TCOの削減 最大5PB 使用可能な ストレージ容量 最大87.5TB 使用可能データベース・ サーバー・メモリー 32 32 スケールアウト構成可能な2ソケットのデータベース・サーバー • 最新の第5世代 AMD EPYCTM プロセッサ – X10Mよりも最大25%高速 • 最新、最速のメモリ– X10Mよりも最大33%高速 超高速、低レイテンシ 2x 100 Gb/s RDMAネットワーク スケールアウト構成可能なインテリジェントな2ソケット・ストレージ・サーバー • 最新、最速のフラッシュ– X10Mより最大2.2倍高速 • 最新、最速のXRMEM – X10Mよりも最大33%高速 • 最新の第5世代 AMD EPYCTM プロセッサ – X10Mよりも最大11%高速 • フラッシュ、メモリー、ディスク容量- X10Mから変更なし 最大80TB XRMEM 最大1.7PB NVMeフラッシュ
  26. • 最大2,240万の8K読取りIOPS(データベース・サーバー8台構成) • Exadata RDMAメモリーを使用した超高速14マイクロ秒の読取りレイテンシ • ストレージ・サーバーごとの分析のための最大100 GB/sスマート・スキャンのフラッシュ・スループット • ストレージ・サーバーごとの分析のための最大500

    GB/sスマート・スキャンXRMEMスループット 極めて高いOLTP、分析、AIパフォーマンス Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 33 独自のデータ・インテリジェント・ソフトウェアにより、 競合するデータベース・システムよりも桁違いに高いパフォーマンスを実現
  27. コンピュートとストレージの柔軟なプロビジョニングと拡張 • ワークロード要件を満たすためのハードウェア構成の適切なサイズ設定 • 2~32台のデータベース・サーバーをサポート • 3~64台のストレージ・サーバーをサポート • 専有型インフラストラクチャ –

    ノイジー・ネイバーの影響なし スケールアウト型 X11M Database Servers • 最大 190 AMD EPYCTM プロセッサ ・コア (760 ECPUs) • 1,390 GB Memory • 50 Gbps Network (Clientネットワーク/Backupネットワーク共有) スケールアウト型 インテリジェント X11M Storage Servers • 64 コア AMD EPYCTM Processor • 1.25 TB XRMEM • 27.2 TB NVMe Flash • 80 TB HDD 利用可能ストレージ 完全に柔軟なスケールアウト・アーキテクチャ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 34 サーバーの追加に伴い パフォーマンスはスケール + Compute + Storage
  28. ラック・シェイプは2台のデータベース・サーバー、ストレージ・サーバーなし。下記はストレージサーバー3台構成 Exadata Cloud@Customer X11M:柔軟な構成 Copyright © 2025, Oracle and/or its

    affiliates 35 ※いずれも DB Server 2台、Storage Server 3台の構成。それ以上の拡張はElasticにサーバー追加 ※拡張においては、異なるメモリサイズのDBサーバーの混在はできない Base System – X11M •60コア •メモリ 1320 GB • DB Serverあたり 物理メモリ 768GB搭載 •DB利用可能ストレージ 85TB •月額 \1,240,000 Rack – X11M (Quarter相当構成) •380コア •メモリ 2,780 GB • DB Serverあたり 物理メモリ 1.5 TB搭載 •DB利用可能ストレージ 192TB •月額 \1,674,000 Rack – X11M-L (Quarter相当構成) •380コア •メモリ 4,180 GB • DB Serverあたり 物理メモリ 2.25 TB搭載 •DB利用可能ストレージ 192TB •月額 \1,897,200 Rack – X11M-XL (Quarter相当構成) •380コア •メモリ 5,600 GB • DB Serverあたり 物理メモリ 3TB搭載 •DB利用可能ストレージ 192TB •月額 \2,399,400
  29. 柔軟な構成 Exadata Cloud@Customer X11M 構成 Copyright © 2025, Oracle and/or

    its affiliates 36 ラック・タイプで構成を開始 • Base System Rack – X11M • Rack – X11M • Rack - X11M - L • Rack - X11M – XL 最小構成 Incrementally add Database and Storage Servers 同じタイプのサーバーでラックを柔軟に拡張 • Base System Database Server – X11M • Database Server – X11M • Database Server - X11M - L • Database Server - X11M - XL • Base System Storage Server – X11M • Storage Server – X11M エラスティック構成 Database Server Add Racks to Continue Scaling マルチラック構成 (Base System 以外)ラック追加で柔軟に拡張 • Expansion Rack X11M • 最大構成 • 最大 5 Expansion Racks • 最大 32 Database Servers • 最大 64 Storage Servers Expansion Rack(s) Primary Rack Storage Server Database Server 注意: 拡張でデータベースとストレージ・サーバーのタイプを混在させることは不可 最小3台のストレージ・サーバーを追加 • Base System Storage Server • Storage Server +
  30. ExaDB-C@C: スペック一覧表 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 37

    Server Type X11M Base System X11M Quarter Rack X11M-L Quarter Rack X11M-XL Quarter Rack 利用可能ECPU数 240 1520 利用可能DRAM (GB) DB Server当り / サーバートータル 660/ 1,320 1,390/ 2,780 2,090/ 4,180 2,800/ 5,600 最大ローカルストレージ(GB) / DB Server当り 1,084 2,243 最大ファイルシステムのサイズ(GB) / DB VM当り 900 900 VMイメージサイズ(最小・デフォルト)GB 244 244 最大VM数 / System 4 12 最大VM数 / DB Server 4 8 システムあたりのストレージ・サーバーのコア総数 96 192 総XRMEM(TB) - 3.75 利用可能総ディスク容量 (TB) 106 240 総フラッシュ容量(TB) 38.4 81.6 使用可能な総ディスク容量 106 240 ローカルバックアップ無しでの最大DBサイズ (TB) 85 192 SQL最大読み取り/書込み IOPS 597,000/544,000 5,600,000 / 3,000,000 最大SQLフラッシュ帯域幅 (GB/s) 37.5 300
  31. Compute and Storage Capacity Exadata Cloud@Customer X11M データベースサーバーの拡張 Copyright ©

    2025, Oracle and/or its affiliates 38 X11M Storage Servers XRMEM 使用可能な ストレージ容量 Flash Base System Storage Server (TB) - 35 12.8 Storage Server (TB) 1.25 80 27 X11M Database Servers 使用可能な コア数 使用可能 メモリ (GB) Base System Database Server - X11M 30 660 Database Server - X11M 190 1,390 Database Server - X11M-L 190 2,090 Database Server - X11M-XL 190 2,800 詳細はデータシート参照
  32. Exadata X11M の場合 Exadata Cloud@Customerの課金体系 Copyright © 2025, Oracle and/or

    its affiliates 40 Exadata Infrastructure ECPU 4年 1秒単位 (最小1分) \1,674,000/月 (Quarter Rackの場合) ゼロ CPU から可能 1 2 ECPUの場合 \52.08/時/ECPU (License Included) \12.5085/時/ECPU (BYOL) ※価格は 2025年 2月時点 リソースの変動に応じた課金 • ExaDB-C@C • VMクラスタに割り当てるECPU数で課金 • 1ノード当り最少 8 ECPUから • Single VM Clusterが可能に • VMクラスタを 0 ECPUに設定すると停止し課金停止 • ADB-C@C • 稼働するADBが消費する ECPU 数で課金 • ADBを停止すると課金停止 • ライセンス込み、BYOLの2タイプの課金 H/W構成に応じた課金 • シェイプ毎の月額費用 • H/W拡張可能 • 契約期間:最低4年+自動更新1年 • 料金形態:Non-Metered ※ 4ECPU が 1物理コア(1OCPU)相当
  33. サービス名 月額 基本ラック Exadata Cloud@Customer - Base System - X11M

    \ 1,240,000 Exadata Cloud@Customer - Quarter Rack - X11M \ 1,674,000 Exadata Cloud@Customer - Quarter Rack - X11M-L \ 1,897,200 Exadata Cloud@Customer - Quarter Rack - X11M-XL \ 2,399,400 拡張 Exadata Cloud@Customer - Base System Database Server - X11M \ 248,000 x ラック期間ファクタ Exadata Cloud@Customer - Database Server - X11M \ 334,800 x ラック期間ファクタ Exadata Cloud@Customer - Database Server - X11M-L \ 446,400 x ラック期間ファクタ Exadata Cloud@Customer - Database Server - X11M-XL \ 697,500 x ラック期間ファクタ Exadata Cloud@Customer - Base System Storage Server - X11M \ 248,000 x ラック期間ファクタ Exadata Cloud@Customer - Storage Server - X11M \ 334,800 x ラック期間ファクタ Exadata Cloud@Customer - Expansion Rack – X10M \ 334,800 x ラック期間ファクタ Exadata Cloud@Customer インフラストラクチャ:X11M Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 41 ラック期間ファクタ = 48/min(ラック残存月数,48) ※価格は 2025年2月時点
  34. X11M では ECPU でのライセンス形式に変更 ECPU: Exadata Database Service on Cloud@Customer(ExaDB-C@C)

    Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 42 License Included: \52.08/時 • 全Databaseオプションが利用可能 (Database Enterprise Edition Extreme Performance) • RAC, Active Data Guard, Partitioning, In-Memory, Multitenant, Advanced Security, Diag Pack, Tuning Pack, Real Application Testing, Advanced Analytics, Advanced Compression, Label Security, Data Masking など • 全Exadata System Software 機能が利用可能 • サポート費用込み BYOL to PaaS: \12.5085/時 • 既にお持ちのデータベース・ライセンスやオプションの持ち込み • 1 Processor = 2 OCPU • 25 NUP = 2 OCPU • Database Serviceのクラウド・ツール機能、インフラ監視・管理、Exadata System Softwareは含まれる • Database 暗号化、 Diagnostic Pack, Tuning Pack, Real Application Testingは含まれる • お客様が持ち込んだデータベースおよびデータベース・オプションのオンプレミス・サポートは引き続きお支払いいただく • On-Premiseからの移行の場合、オンプレミスから環境移行する作業期間として、最長100日間のライセンスの一時的な並行利用が可能(オンプレ ミスからの移行時における並行稼動期間の特例) ※価格は 2025年5月時点
  35. ECPU:課金メトリック Autonomous Database on Exadata Cloud@Customer(ADB-C@C) ECPUとは ? • Autonomous

    Databaseの新しい課金メトリック • Autonomous Data Warehouse, Autonomous Transaction Processingのみ対象です。 • Autonomous Database Shared, Dedicated, Cloud@Customerに適用されます。 - Autonomous Database Dedicated/Cloud@Customerは2023/1/31より適用開始(新規AVMのみ) - Autonomous Database Sharedは現時点ではLimited Availability*(個別に有効化のリクエストが必要) • OCPUモデルも引き続き選択いただけます • ECPU はコンピューティング・リソースの抽象化された単位です。 コア数に基づいており、Exadata データベース サーバーとストレージ サーバーの共有プールから柔軟に割り当てられます。 • ECPUは物理コアやスレッドと必ずしも同等ではありません 。 OracleがECPUを導入する理由 • ECPUは長期的観点で一貫した価格メトリックとして導入をしてまいります • プロセッサ・モデルやクロックスピードに依存しない価格メトリックで複雑性を回避することを目的としています。 • ECPUはすでにMySQL Heatwave on AWSで適用済みです。 43 Copyright © 2023, Oracle and/or its affiliates.
  36. ECPU:新課金メトリック Autonomous Database on Exadata Cloud@Customer(ADB-C@C) 価格表 44 ECPU Pricing

    per hour OCPU Pricing per hour Autonomous Data Warehouse (ADW) \104.16 (2 ECPU/hour) BYOL : \25.017 (2ECPU/hour) \208.335 BYOL : \50.003 Autonomous Transaction Processing (ATP) \104.16 (2 ECPU/hour) BYOL : \25.017 (2ECPU/hour) ¥208.335 BYOL : \50.003 注意事項: • ECPUの最少単位は2、追加・縮小も2ECPU単位になります。 • BYOLはECPUでも適用可能 • Oracle Database Enterprise Editionでは1Processorライセンスあたり 8 ECPU、 Standard Editionでは1Processorライセンスあたり 16 ECPUまで。 ※価格は 2025年5月時点 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates
  37. BYOLの場合のライセンスとECPU ECPU:新課金メトリック Autonomous Database on Exadata Cloud@Customer(ADB-C@C) Copyright © 2025,

    Oracle and/or its affiliates 45 以下の2種類のAutonomous DatabaseがExadata Cloud@Customer上で利用可能 • Oracle Autonomous Transaction Processing - Exadata Cloud@Customer - ECPU – BYOL \25.017 (2ECPU/時) • Oracle Autonomous Data Warehouse - Exadata Cloud@Customer - ECPU - BYOL: \25.017 (2ECPU/時) BYOL to PaaS: DB EE+オプションのBYOLの場合 • 以下の利用が可能 • 1 Processor = 8 ECPU • 25 NUP = 8 ECPU • DB EEが必要(Multitenant Optionは不要に) • 64 ECPU を超過する場合(オートスケール含む) :RAC Optionが必要 • Autonomous Data Guard利用時:Active Data Guardが必要 • お客様が持ち込んだライセンスのオンプレミス・サポートは 引き続きお支払いいただく DB SE系ライセンスのBYOLの場合(DB SE, SE1, SE2) • 以下の利用が可能 • 1 Processor = 16 ECPU • 10 NUP = 4 ECPU • 各ADBインスタンスは最大32 ECPUまで • オートスケール利用時に 32 ECPUを 超過しないようにする必要あり • Autonomous Data Guardがオプション無しで利用可能 • お客様が持ち込んだライセンスのオンプレミス・サポートは 引き続きお支払いいただく BYOLでは、On-Premiseからの移行の場合、オンプレミスから環境移行する作業期間として、最長100日間のライセンスの一時的な並行利用が可能 (オンプレミスからの移行時における並行稼動期間の特例) ※価格は 2025年5時点
  38. (参考)Oracle Cloud Infrastructure: 2つの購入モデル Copyright © 2025, Oracle and/or its

    affiliates 46 Pay As You Go (PAYG) 従量課金制 Annual Flex 年間クレジット制 対象サービス PaaS/IaaS 全てのサービスを利用可能 支払い 毎月利用した分を後払い 年額クレジットを前払い (最少年額クレジット額: 24万円) 契約期間 なし 1年間以上 BYOL Bring Your Own License (BYOL) 可能 (オンプレミス・ライセンスの持ち込み) 構成変更 契約変更なしで柔軟な構成変更が可能 (サービス変更・サイズ変更・リージョン変更など) 利用額が決まっていない/短期間利用の場合はPAYG 1年以上定常的に利用する場合/前払いしたい場合はAnnual Flex ※Exadata Cloud@Customerでは Annual Flexとなります
  39. あらかじめ設定した年間クレジット額から利用した分を消費 (参考)Annual Flexの利用イメージ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates

    47 年間クレジット額 1ヶ月目 2ヶ月目 3ヶ月目 ・・・ 12ヶ月目 利用超過がある場 合追加請求* (契約レートが適用) 最少契約額:24万円 未使用分がある場 合失効 IaaSサービスA PaaSサービスB PaaSサービスC 年間クレジット額 各サービスの利用料がクレジットから消費 * 追加請求:各月末時点で超過がある場合はその時点で請求します 各サービスの消費イメージ 年間利用イメージ
  40. Exadata:業界で強化されたフルスタック・セキュリティ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 49 Oracle

    Database Maximum Security Architecture • ID管理 • 透過的データ暗号化(TDE) • ネットワーク暗号化 • Database Vault • Audit Vault • Key Vault • Database Firewall • Virtual Private Database • Label Security • Data Redaction • Data Masking & Subsetting Exadata Database Machine Security • 業界の規制:銀行、政府機関、 小売業、通信事業者 • 高度な侵入検知環境(AIDE) • 定期的なセキュリティ・スキャン • FIPS 140-2認証 • PCI-DSS準拠 • データとネットワークの暗号化 • Linuxミニマム・ディストリビューション • Secure Erase • システムのロックダウン • ライブカーネルパッチ
  41. Data Compute Networking Infrastructure OCI Tenancy • Network isolation •

    Oracle Native Network Encryption • Dedicated Client and Backup networks • Fast Connect 多層防御 データからアイデンティティまでのセキュリティ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 50 • Identity and Access Management (IAM) • Federated Identity providers • Multi-factor authentication • Policy based access control • Users, groups • Compartments • Instance Principals • Resource Principals • Operator Access Control • Vulnerability Scanning • ISO 27001 • SOC 1/2/3 • PCII-DSS • HIPAA • STIG Hardened • Minimal packages • Token based SSH access • Transparent Data Encryption (TDE) • Data Redaction • Data Masking • Data Subsetting • Oracle Key Vault • Oracle Database Vault • Oracle Database Firewall • Database Security Assessment Tool (DBSAT) • NIST SP-800-88r1 erase
  42. 防止、検出、対応 OpCtlを使用すると、お客様はOracle Cloud Operatorによって Exadata Cloud@Customerインフラストラクチャへのアクセス権を 付与、監査および取り消すことが可能 • インフラストラクチャの例: DOM0、ストレージ・サーバー、

    コントロール・プレーン・サーバー • 制御されるアクション: 診断、メンテナンス、VM制御、ルート • オペレータがアクセス権を持っているとき、オペレータがアクセスできるコンポーネント、 オペレータが実行できるコマンドを制限 • すべてのキーボードエントリとコマンドが記録および監査 • オペレータ接続はお客様の判断で終了可能 Autonomous Databaseの場合、OpCtlを使用すると、 Autonomous VMクラスタへのOracle Cloudオペレータのアクセスを制御可能 OpCtlは、規制監視の下で機能する顧客に対するアクセス制御、監査、 リスク軽減およびコンプライアンス管理を提供 オペレータ・アクセス・コントロール(OpCtl): 規制対象産業のセキュリティ強化 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates Requests Access Approves, Logs, Terminates Access Oracle お客様 51
  43. • Exadata Cloud@Customerは以 下の「準拠証明書」(AOC) を取得 - ISO 27001 - HIPAA

    - PCI DSS - SOC 1 - SOC 2 - SOC 3 参照: 「コンプライアンス・ドキュメントの概要」 • ISMAP(政府情報システムのためのセキュリ ティ評価制度(Information system Security Management and Assessment Program)に対応 コンプライアンス Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 52 クラウド契約済みのお客様はOCIのWebコンソールで 「アイデンティティとセキュリティ」→「コンプライアンス」 から、OCIの該当レポートをダウンロード
  44. 決済ソリューション基盤としてOracle Exadata Cloud@Customerを導入し、最大20倍の性能向上を実現 システム概要 • 法人向けのデジタル決済プラットフォーム「PAYCIERGE」を支える共通 SoR基盤向けにExaC@Cを導入 • デビッド・プリペイドカード領域を主とする各種決済サービスの拡充に 向け、ExaDB-C@C上にデータベースを集約し、運用・セキュリティの標

    準化を実現 採用背景 • 将来的なビジネス成長・サービス拡大に対応できる柔軟性の確保 • 従来の運用工数・コストを削減し、新サービス・戦略領域へ投資強 化 導入効果 • Exadataによるバッチ処理性能の大幅向上 - 参照系クエリで約20倍、更新系クエリで2-3倍の速度改善 • 年間数千万におよぶライセンスコストの適正化 - オンデマンドのCPUスケーリングにより、バッチ処理時以外のリソースを節減 • 基盤運用にかかる人的リソースの低減 - H/W管理やパッチ対応をオラクルにオフロード - 自動CPUスケーリング・ツールより、1-2人月かかる従来作業を自動化 • テスト工数削減による開発生産性の向上 - RAT活用により、非互換調査・性能テスト期間を当初の8%まで短縮化 • PCI-DSS v4.0 に対応したセキュリティの強化 - TDEによるデータ暗号化やDatabase Vaultによる特権ユーザのアクセス制御 • Oracle Database オプション活用による基盤全体の機能性向 - Real Application Testing(RAT), Advanced Security, Database Vault, Advanced Compression など 顧客事例:TIS様 Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 54 ExaC@C X10M 本番機 ExaC@C X10M 開発機 ExaC@C X10M 災対機 お客様データセンター 東京 お客様データセンター 大阪 Tokyo リージョン Osaka リージョン 開発環境 VMクラスタ 本番環境 本番環境 ステージング環境 … 災対環境 災対環境 … Data Guard https://www.oracle.com/jp/news/announcement/tis-payment-platform-goes-live-on-oci-2025-04-16/
  45. 56 POC・デモ・ワークショップでお客様のビジネス課題の解決をご支援させて頂きます Oracle Solution Center (OSC) とは スケーラビリティ TCOを削減 導入期間の短縮

    ROIの向上 % エキスパート : 製品/テクノロジーに精通したエンジニア プロセス : ナレッジの蓄積、管理と活用 (Knowledge Services) テクノロジー : オラクルフルスタック、データセンター&クラウド Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates
  46. Exadata + ExaDB-C@C MAA DR デ モ 時間 1〜2 時間程度

    ポイント • Primaryサイトに Exadata、Standbyサイトに ExaDB-C@C を 使った MAA DR のアーキテクチャを構成 • Exadata から ExaDB-C@C へ ZDLRA RMAN duplicate を使っ て DB 移行 • Exadata / ExaDB-C@C 間は Data Gaurd で DB 同期 • DB の初期移行は ZDLRA 上のバックアップイメージを使用 • Switch Over 後も継続して ZDLRA への差分バックアップが可 能 (フル・バックアップは必要なし) ExaDB-C@C基本操作ハンズオン CSS の初期インストール後から開始となるお客様作業の イメージを実機上で体感いただきます 時間 1〜2時間程度 ポイント • 講師のガイドのもと以下の操作を体感いただけます • OCI Web Console へのログイン、画面の確認 • DB Home の作成・管理 • DB の作成・管理 • パッチ適用 • DB バックアップ・リストア ADB-C@Cハンズオン ExaC@C 上の Autonomous DB 関連の操作を体感いた だけます 時間 2〜3 時間 ポイント 講師のガイドのもと以下の操作を体感いただけます • OCI Web Console へのログイン • 画面の確認 • Exadata Infrastructure • Autonomous VM Cluster • Autonomous Container DB • Autonomous DB の作成と管理 • Autonomous DG の構成 • Performance HUB を使った DB 監視 • APEX Application のデプロイ Oracle Solution Center (OSC)での Exadata Cloud@Customer関連デモ・ワークショップ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 57 ※内容についてはお客様のご希望次第で調整可能
  47. クイック動画で学ぶ Exadata Cloud@Customerシリーズ https://videohub.oracle.com/channel/channelid/220467373 日本語による機能説明および画面操作の動画を 見ることができます YouTube: Oracle Database Product

    Management https://www.youtube.com/@oracledatabaseproductmanag5050/playlists 以下のExadata Cloud@Customer関連動画の再生リストがあります。 • Exadata Database Service on Cloud@Customer - https://www.youtube.com/playlist?list=PLdtXkK5KBY56CzC5JOWZBghvJmaPsbndw • Exadata Database Service on Cloud@Customer How To’s - https://www.youtube.com/playlist?list=PLdtXkK5KBY56Grlr6Cr0FiSxBesR2c12C 動画で学ぶExadata Cloud@Customer Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 58
  48. Cloud at Customer 関連サービス概要 Copyright © 2025, Oracle and/or its

    affiliates 60 ご発注 搬入 Activation 4weeks 2~3 weeks* Subscriptionご契約期間(4年~) Cloud Priority Support for PaaS/IaaS(CPS) 各種環境構築サービス (ZFS Storage, Enterprise Manager etc…) Oracle Transition Service to Oracle Cloud Oracle Advanced Database Support (ADS) Advanced Monitoring And Resolution (AM&R) Solution Support Center (SSC) Cloud at Customer 必須サービス Cloud at Customer 推奨CSSサービス 構築・移行支援 CSSオプション 運用・監視支援 CSSオプション 凡例 *2020/3/19現在の想定導入期間です Oracle Customer Data and Device Retention (DDR) Installation and Activation Service 注) CSSのサービスではありません CSS ExaCC 導入支援サービス Supportability Planning and Design for Cloud Service + Time and Material Solution Support Center for PaaS/IaaS(SSC)
  49. CSS ExaCC導入に関連するサービス(推奨) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 61

    ExaCC導入に関してお客様の設置・ネットワーク要件に関する検討、セットアップパラメータの検討、及び機器導入タスクにおいて、お客 様タスクに対する技術支援を実施します。本サービスは任意での提供となりますので、お客様ご要求に応じてご利用ください。 サービス価格:個別見積もり ※CSS営業にお問い合わせください ・価格は導入される機器の台数、構成、及びお客様要件によって変わります。 ・事前にお客様とご支援内容を合意の上、作業を開始するものとします。 サービス内容 成果物 ・導入に関する技術的ガイダンス ・打合せの実施 ・設置要件の整理、ネットワーク構成要件の整理 ・お客様側事前準備事項、作業前提条件のレビュー ・ネットワーク環境確認支援 (※必要に応じて) Supportability Plan ・導入プラン ・スケジュール Architecture Design Document (※ヒアリングシートを兼ねる) ・機器構成概要 ・設定パラメータ ・セットアップパラメータの検討支援 ・お客様観点からの設定値策定支援・レビュー ・設置場所の確認支援と作業者間の調整支援(※必要に応じて) ・事前サイトチェックへのの同行 ・設置場所確認作業の支援 ・搬入設置をスムーズに実施するための改善事項提案 ・機器搬入調整・現場指示支援(※必要に応じて) ・搬送業者への作業指示 ・設定作業状況の報告 N/A ・セットアップ作業時の技術支援と報告 ・アクティベーション作業時の技術支援 ・インスタンス作成に関する技術支援 Supportability Planning and Design for Cloud Service Time and Material サービス名 CSS ExaCC 導入支援 サービス
  50. ExaCC導入フロー Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 62 Handover

    お客様 タスク 標準 サービス ▼ご発注 ▼機器搬入 2. Oracle Cloud Infrastructureの有効化 ▼Activation 1. ExaCC導入準備 ・データセンタ設備準備 ・ネットワーク環境準備 ・ExaCC infrastructure Configファイル作成 ・NW環境確認スクリプト実行 3. ExaCC Infrastructure 環境の有効化 ・ExaCC Validation ・ExaCC Activation 4. ExaCC VMクラスタ 環境の作成 ・Validate VM Cluster Network ・Create VM Cluster Installation and Activation Service “What to expect” call ・要件説明、確認 Site Check/Survey ・DC下見 ・NW環境確認スクリプト実行/支援 ExaCC infrastructure config ・configuration bundleの作成/支援 On-site Installation ・初期インストール作業 (ExaCC, CPS) ・ネットワーク接続作業 ・deployment Validation ・ExaCC Activation codeの取得 Handover ・使用方法の説明 CSS ExaCC導入支援サービス Supportability Planning and Design for Cloud Service + Time and Material ・導入要件の整理、導入に関する技術支援 ・機器搬入、設置に関する支援 ※必要時 ・パラメータ検討支援 ・アクティベーション作業時の技術支援 ・サイトチェックへの同行 ※必要時 ・インスタンス作成に関する技術支援 ・ネットワーク環境確認支援 ※必要時 注) CSSのサービスではありません
  51. CSS ExaDB-C@C運用支援サービス CPS(Cloud Priority Support) 63 Copyright © 2025, Oracle

    and/or its affiliates オラクルにしかできないサポートサービスをリモートから提供*1 サービスのメリット サービスの特長 • 高可用性およびビジネスクリティカルな IaaSとPaaSソリューションの高いパ フォーマンスを実現 • 問題の早期解決 • ビジネスの成功のために必要不可欠な 優れたサービスを提供 • 柔軟なオプションサービスの選択 • お客様向け担当テクニカルアカウントマ ネージャ(TAM)のアサイン • SRマネージメント(SR優先対応) • SRのエスカレーションおよび報告 • アクティビティレビューおよび サービスレビュー • オプションサービス*3 *1 BYOLを利用してご契約される場合は、CSS営業へご相談ください。 *2 オプションサービス(例) 日本語対応 プロアクティブ情報の提供 クラウド利用レポート スタンバイサポート
  52. CSS ExaDB-C@C運用支援サービス SSC(Solution Support Center) 64 Copyright © 2025, Oracle

    and/or its affiliates 日本人TAM/ASEによるお客様固有のクラウドソリューションに関する技術サポート*1 Cloud Priority Support for PaaS/IaaSのサービス内容を包含しています。 *1 BYOLをご利用してご契約される場合は、CSS営業へご相談ください。 サービスのメリット サービスの特長 • テクニカルエキスパートチームのアサイン ・Service Request (SR) 優先対応 ・エスカレーション対応 ・プロアクティブ情報の提供 • プロアクティブ・アセスメント (複数アセスメントから選択してサービス提供) ・セキュリティアセスメント ・ネットワークアセスメント など • クラウド利用レポート ・クラウドの利用状況のレポート • スタンバイサポート ・計画的なイベントのスタンバイ支援 • 継続的で最適なクラウドシステムの運用を実現 • 問題の未然防止とリスク削減 • 重要な問題の迅速な対応と解決 • 技術ナレッジ・スキルの共有 • システム運用とメンテナンスの効率化 • 高い処理パフォーマンスを実現 • 多種多様な観点からシステムのアセスメントとレ ビューを実施し、対応策を提示
  53. CSS ExaDB-C@C運用支援サービス Cloud Priority Support/Solution Support Center 65 Copyright ©

    2025, Oracle and/or its affiliates ✓ Proactive Assessment 対象環境の構成情報・ネットワーク・セキュリティなどのプロアクティブアセスメント・ガイ ダンス ✓ Standby Support お客様イベントに合わせてスタンバイすることにより障害発生時の早期解決を目指し ます。 ✓ Preventive Support アラート情報、リリース情報、パッチ情報や構成情報を提示し、システムの高可用性 と信頼性向上に関するアドバイス行います。 ✓ CSS Engineer Team CSSのエキスパート・エンジニアがお客様の製品に関する問題解決やアドバイスを行 います。 ✓ Priority Service Request Handling SRの優先度を上げる事によりお客様課題・問題に対する素早いレスポンスタイムを 実現します。 ✓ Escalation Management Oracle Support部門への適切なエスカレーションを実施することにより問題の早期 解決を図ります。 ✓ Technical Account Manager お客様担当者として環境を熟知したテクニカル・アカウント・マネージャー(TAM)をア サインします。障害時に迅速な解決を図るためSSCではドキュメントの整備やお客様 とのコミュニケーションを実施します。 Technical Account Manager Consumption Reporting Escalation Management Priority SR Handling Cloud Priority Support (CPS) : Basic Preventive Support Cloud Priority Support (CPS) : Standard Cloud Priority Support (CPS) : Advanced Standby Support Highest Priority SR Handling CSS Dedicated Engineer Team Proactive Assessment Standby Support by CSS Engineer Team Solution Support Center for PaaS/IaaS (SSC)
  54. CSS ExaDB-C@C運用支援サービス Cloud Priority Support/Solution Support Center 66 Copyright ©

    2025, Oracle and/or its affiliates Cloud Support (標準サポート) Stabilization Support Cloud Priority Support Solution Support Center Basic Standard Advanced サービス形態 Subscriptionに含む Subscriptionアドオン Subscriptionアドオン Subscriptionアドオン サービス主体 Oracle Cloud Support Oracle CSS Oracle CSS Oracle CSS サービス期間 サブスクリプションと同一 90日(導入時のみ) 年間契約 年間契約 SRレスポンス Sev1: Reasonable Effort within 15min Sev1: Reasonable Effort within 15min Sev1: 90% < 15min Sev2: 90% < 2.5H local business hours Sev3-4 : 90% < next local business day Sev1: 90% < 15min Sev2: 90% < 2.0H local business hours Sev3-4 : 90% < next local business day Technical Account Manager (TAM) エスカレーションマネージメント サービスレビュー/Activitiesレビュー 専用Web Portalによる情報提供 ドキュメント Service Delivery Plan Joint Contact & Escalation Guide Service Delivery Plan Joint Contact & Escalation Guide Environment and Configuration HW交換時のコミュニケーション (C@C) SR優先対応 プロアクティブ情報の提供 (TAM Quarterly) (TAM Quarterly) (TAM/ASE Monthly) Cloud利用レポート スタンバイサポート CSSエンジニアチーム (Dedicated Assign) プロアクティブアセスメント
  55. CSS運用支援サービスのアクティビティ Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 67 CSSサービス項目

    CSSのアクティビティ CPS Basic CPS Standard CPS Advanced SSC SRマネジメント 優先対応 ・SRレスポンスの目標時間を設け、定期的に対応 状況のレビューを実施し目標値に達しない場合の 改善を行います。 ・問題解決に向けてスムーズな優先対応がされるよ う社内調整を行います。 コミュニケーション ・重大SRの状況把握をし、社内関係者への働きか けやお客様との密なコミュニケーション、定例ミーティ ングや緊急会議におけるお客様報告を行います。 ・問題の解決、切り分けが難しい場合にはバックライ ンエンジニアを含めた社内関係者とのリモート会議 やクラウドオペレーションによるお客様レイヤーの調 査・解決支援の調整を行うこともあります。 エスカレーション ・問題解決の長期化原因を特定し、解決に向けた アクションを検討・実施します。 ・SRオーナー、バックラインエンジニア、開発チーム、 クラウドオペレーション、関連部門Executiveへのエ スカレーションを実施します。
  56. CSS運用支援サービスのアクティビティ(続き) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 68 CSSサービス項目

    CSSのアクティビティ CPS Basic CPS Standard CPS Advanced SSC クラウド基盤インシデント通知 クラウドインフラ側のインシデント通知において、お客 様インスタンスに与える影響や対策についての技術 QA、ガイダンスを行います。また、 Cloud@Customer等ハードウェアの交換を伴う 通知の際にはパーツ交換、エンジニア手配、お客様 への報告等の調整を行います。 プロアクティブ情報 クラウドサービスのリリース情報や関連するパッチ情 報、クリティカルイシューの提供を行う事でシステム障 害やセキュリティインシデントの未然防止を期待しま す。 スタンバイ お客様重要イベントやクラウドインフラのパッチ適用 等予めスケジュールされた日程においてオラクル社内 関係部門への事前通知やプロアクティブSRを起票 することで不測の事態発生時に早急に体制を整え ることができます。
  57. CSS運用支援サービスのアクティビティ(続き) Copyright © 2025, Oracle and/or its affiliates 69 CSSサービス項目

    CSSのアクティビティ CPS Basic CPS Standard CPS Advanced SSC SR解決支援 お客様システム環境を把握しているCSSの上級エン ジニアによる問題の識別、再現環境構築のアドバイ ス、ワークアラウンドや推奨事項実装のガイダンス等 を通じてSR解決の支援を行います。 その他 DR計画やセキュリティ対策、ネットワークやクラウド、 データベースの構成アセスメント、クラウド運用ナレッ ジセッション等必要に応じてお客様の効果的なクラ ウド利用を支援します。