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2025/5/14(水) 私の大阪・関西万博 体験レポート

2025/5/14(水) 私の大阪・関西万博 体験レポート

万博 にいったときの体験レポートです。

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smorce

May 16, 2025
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Transcript

  1. 7 : 30 – 8 : 05 ホテル出発 → シャトルバスで夢洲へ 時刻 行動

    メモ 7:30 ホテル前を出発 - 7:32 ユニバーサルシティ駅 7:35 の電車に逆方向で乗り間違い 7:42 桜島方面に乗り直し 満員電車 7:46 桜島駅着 → バス停へ 「西ゲート行き」600人超の行列 8:05 シャトルバス出発 車内満員、家族連れやご年配の方々が中心 • 「西ゲート」の方が空いているとの情報を頼りに、KANSAI MaaS アプリでシャトルバスを事前予約 • 8時前には既に600人くらいの行列でしたが、バスが来てからはスムーズに乗車できました
  2. • パソナ館の iPS心臓 を見たくて3日前予約。培養液に浮かぶ直径3.5センチほどの『iPS心臓』を見学できました • iPS心筋シートがはっきり動いている様子も面白かったです • ブルーオーシャンドームのシアターは映画館のような迫力があって楽しめました 9:30 パソナ館

    •iPS 心臓・心筋シート展示(18 分滞在) 9:50 神戸養蜂場 •蜂蜜レモネード 800円(甘さと爽快感で回復) 10:20 ブルーオーシャンドーム •竹格子ドームと水滴インスタレーション •10:25 海洋プラスチック問題をテーマにした立体映像作品(没入型) 9 : 30–10 : 30 ブルーオーシャンドーム & パソナ館
  3. 10 : 45 – 13 : 33 オランダ館断念 → イタリア館待機 • イタリア館の待ち時間中にバンド演奏があり大変良い体験でしたが、それでも日照りの中で2時間40分の行列は精神的にも体力的にもしん

    どかったです • この日は平日にも関わらずものすごい混雑していたようです。ピーク時は4時間待ちだったようです • 日焼け対策はあった方が良いです(帽子、サングラス、長袖、日焼けクリームなど) パビリオン 状況 オランダ館 当日予約のみで入場不可。一分間に合わず。 イタリア館 2 時間 40 分の待機開始(アイスコーヒー片手)
  4. 13 : 33 – 14 : 08 イタリア館 ― 芸術と宇宙技術の饗宴(きょうえん) • ルネサンスから宇宙開発まで、過去と未来をつなぐ知のパビリオン

    という印象を受けました • 映像作品のパビリオンが多い中、リアルな実物を展示されていたのはおすすめポイントで、荘厳な展示構成で、深い印象を残してくれました • 彫刻や絵画で精神的・文化的ルーツに触れた後、宇宙開発という未来的視点へとつながる導線は非常に良くできています • 総評として国家としての文化力と技術力の両輪を示す、完成度の高いパビリオンだと思います •カラヴァッジョ《キリストの埋葬》 •ファルネーゼのアトラス •レオナルド・ダ・ヴィンチ 《アトランティコ手稿》 •REA Space ― 次世代宇宙服の展示
  5. 14 : 40 – 15 : 05 ランチ & EV 自動運転バス •

    フラットホワイト目的でしたが、当日が暑すぎたため急遽変更し、アイスカフェラテを注文 • EV自動運転バスに乗るため事前予約。予約が必要とはいえ、運行間隔が短いためすぐに乗車できました。万全を期すため運転手が着席さ れていましたが、ハンドルは握ってなかったです。走行中の映像をリアルタイムで解析し運転していました • 景色も良く大屋根リングの下を走行しているときは爽快感がありました • 停車もきれいにでき、人の運転と大差ありませんでした •オーストラリア館テイクアウト「カフェココ」 • ビーフブリスケットバーガー(¥1750) • 柔らかいオージービーフに、レタス・チーズ・ソース • 豪州産牛肉ならではの濃厚な旨味と肉感がしっかり感じられる逸品でした。 サイズは大きいので1個で満足できます • オージーミートパイ(¥850) • パイ生地の中にジューシーなミートフィリングが詰まった、本場オーストラ リアの伝統料理。パイは外がサクサク、中はトロッとした肉感がたまらなく、 かなり美味しい。 • アイスカフェラテ •EV 自動運転バス • 独創的な建築美が集うパビリオン群を鑑賞しながら走行 • 完全自動運転+監視ドライバー
  6. 15 : 17 – 16 : 30 大屋根リング散策 → フランス館ベーカリー • 空飛ぶクルマを見ようと思い西側の端っこまで見に行きましたが、残念ながら当日は展示されておらず、ここでタイムロスしました

    • 気を取り直して、ギネスにも登録された大屋根リングに登りました。上空から見下ろす万博会場全体を眺める特別な展望体験を、幅広い歩 道でゆったり楽しめます。脇に咲いたラベンダーも素敵でした •大屋根リングを登り、会場を一望 •空飛ぶクルマとフランス館はほぼ真反対 •大屋根リング上の移動時間は 17分 •フランス館のパン屋「La Boulangerie」で20 分並びテイクアウト •クロワッサン(¥594) •噛んだ瞬間に芳醇なバターの香りが口いっぱいに広がり、風味豊かな味わいでした。外 側がパリッとしたクリスピーな食感もたまらないです •パンオショコラ(¥648) •チョコレート入りクロワッサン。外はサクサクで、中のチョコがほどよく甘く香ばし かった •ケークマルブル(¥540) •バニラ感はあまり感じなかった。パウンドケーキ自体は好きですが、個人的には合わず •16:00 – 16:30 リング付近で休憩しクロワッサンを食す
  7. 16 : 30–17 : 30 モバイルバッテリーをレンタル → 再入場 • 行く前にスポットチャージャーでモバイルバッテリーをレンタルするつもりでしたが、調達するのを失念

    • スマホの電源がほぼなくなりかけ、会場内でも充電できるところはなかったことから、一度 東ゲートから退場し、隣の コスモスクエア駅 へ移動。 スポットチャージャーを発見でき、モバイルバッテリーを調達して再度 東ゲートへ。手荷物検査を受け、再入場する。 ・モバイルバッテリーを探して会場内をうろつく ついでに ・静けさの森ゾーン ・シグネイチャーゾーン を散策 ・住友館とシャインハットも撮影
  8. 18 : 00– 18 : 15 国際機関館で核融合炉の展示を見学 • 核融合炉 に興味があったため、国際機関館で ITER

    の展示を見学 • ドーナツ型の核融合装置「トカマク」の模型を見ました。投入量の10倍以上のエネルギーを生産することを目標とされ、実現したらなんか凄そう だな? と思えるような野心的な取り組みでした(専門家ではないのであまり分からず…) 18:00~18:15 – 国際機関館で核融合炉の展示を見学 •途中で立ち寄った展示・撮影: • クウェート館外観を撮影 • 中国館外観を撮影 •見学内容(国際機関館): • ITERの核融合炉 関連の展示 • 未来のエネルギー源として注目される技術の紹介パネルや模型があり 技術的・科学的展示が中心でした
  9. 18 : 20–18 : 40 トルクメニスタン館で国家アイデンティティを感じる • SNS で話題になっていたトルクメニスタン館を見学。行列もほぼなく、すぐに入れました •

    正面には 2代目大統領 グルバングル・ベルディムハメドフ 氏の肖像画が掲げられ、来場者を迎えていました • トルクメニスタンの文化的価値観と英雄崇拝の象徴を強く感じる展示構成で、国家アイデンティティの誇示という意味では、他のパビリオンと は一線を画す独特な演出が印象に残りました •入り口での歓迎: •正面にはグルバングル・ベルディムハメドフ氏の大きな肖像画が掲げられ、インパクトがありま した •白を基調とした内装に、金の文字で「WELCOME TO TURKMENISTAN」のサインが設置されており、 国家としての威厳と誇りが強調されていました •注目展示:アラバイの神格化 •パビリオン内部では、「アラバイ」を黄金像で称えるシアター映像が上映されていました •映像では「忠誠・勇敢さ・武勇」を象徴する守護者として紹介され、国家的に神格化された存在 であることが強調されていました •円形スクリーンと天井ディスプレイの演出により、没入感の高い視聴体験ができたのが良かった です
  10. 18 : 50–20 : 25 アメリカ館 ― 体感型シアターと月の石 18:50 –

    アメリカ館に並び始める •待ち時間:案内によると約70分待ち •周囲の状況: • 日没が近づき、気温も下がってきて涼しさを感じる時間帯 • 大屋根リングがライトアップされ、木造の構造が浮かび上がるように照らされて幻想的な雰囲 気を演出されていました • 近くで合唱団のパフォーマンスが開始され、「待つこと自体が楽しい」と思える演出でした ・導線: アメリカの自然・文化・歴史などをテーマにした映像作品が流れ “国としてのストーリー”が一つの映 画のように流れていく設計になっており、これもポイント高いと思います。迷わないように一本道に なっています。 • 超人気パビリオン アメリカ館 を見学。光・音・煙の迫力で“万博版アトラクション”を満喫できました • 音響の迫力と空間演出が“アトラクション的”で、まさに万博版テーマパーク体験でした。アメリカらしいスケールと演出技術を活かし、万博の中 でもエンターテイメント性が特に高いパビリオンだと思います • 最後に本物の月の石が鏡張りの展示台の中にあり、リアルな宇宙への接点として感動的な締めくくりでした • 技術展示というより「体験型ミュージアム」として最も印象深いスポットの一つです
  11. 20 : 30 – 21 : 06 夜の大屋根リング & 水上ナイトショー • 退場時間が迫ってきたため、最後に夜の大屋根リングに登りました。会場全体を見下ろすことができ、1日の行動を振り返る展望ポイントとし

    て印象的な時間でした。 • 約12時間にわたる滞在で、見る・聴く・味わう・感じる すべての体験を全力で楽しめました •アメリカ館退場後、再び大屋根リングへ •昼とは全く異なる表情を見せるライトアップされた木造構造 •静けさと幻想的な光景が広がり、1日の締めくくりにふさわしい雰囲気 •リング上から炎と噴水と映像が融合した水上ショー鑑賞 •光・音・炎・水を組み合わせた、万博全体のフィナーレを彩るナイトショーでした •見上げる展示の多かった万博の中で、「見下ろす体験」ができる貴重な時間です。思わず 「花火のよう」と例えたくなる豪華な演出で1日を締めくくることができたのが良かったで す •21:06 西ゲートより退場
  12. まとめ 私の万博体験 パビリオン訪問について •訪問数は限定的でしたが、満足感の高い選択ができました • 特にイタリア館とアメリカ館という人気・注目度の高い主要パビリオンに行けたのは大きな成果です • 内容の濃い展示に触れ、芸術・宇宙・科学・国家文化と多彩な刺激を得られました 会場内の移動と体験 •会場全体をくまなく歩いたことに満足

    • 「静けさの森ゾーン」や「シャインハット」、「シグネチャーゾーン」など、景観・構造体としての 万博の魅力もじっくり体感できました • 昼と夜の違いを感じられた建築・照明演出も素晴らしかった 体力的にはかなりの負担も •計画に無駄が多いせいで、東西の移動が多く、かなり歩き疲れた • 歩数や時間も長く、足の痛みや疲労を感じるレベル(正直 かなり限界でした) • それでも、場内の多彩な演出やイベントのおかげで、待ち時間や移動時間が単なる「移動」にとどま らず、価値ある体験になったと思います
  13. 今回の万博では、年齢・国籍・身体状況を問わず多様な来場者が快適に過ごせるような設計が随所 に見られ、イベントとしての完成度の高さを強く感じました。 特に印象的だった点: •トイレ・休憩所・給水所の多さ → 長時間の滞在でも安心して回れるインフラが整備されていた •子ども用の遊び場が豊富 → ご家族連れでも退屈せず、柔軟に回れる設計 •車椅子専用レーンの存在

    → 移動のしやすさとバリアフリー環境が徹底されており、高齢者や障がいを持つ方も安心 •警備員の多さと巡回体制 → 人混みの中でも不安を感じさせない安全管理の徹底 •大屋根リングの自由入場と幅広い歩道設計 → 混雑のなかでも回遊性が高く、誰もが立ち止まって景色を楽しめる空間 会場設計とユニバーサルデザインへの配慮について
  14. 2025年5月14日 万博成果まとめ ◆ 行けたパビリオン(5館) •アメリカ館 •イタリア館 •ブルーオーシャンドーム •パソナ館 •トルクメニスタン館 ◆

    外観だけ撮影したパビリオン •吉本館 •クウェート館 •ドイツ館 •中国館 •韓国館 •UAE館 •サウジアラビア館 •オランダ館 •オーストリア館 •フィリピン館 •住友館 •シャインハット •null2 ◆ 体験したもの •大屋根リング •水上ショー •静けさの森ゾーン •シグネチャーゾーン •EV自動運転バス ◆ 食べたもの •クロワッサン(フランス館) •パンオショコラ(フランス館) •ケークマルブル(フランス館) •ビーフブリスケットバーガー(オーストラリア館) •オージーミートパイ(オーストラリア館) •アイスカフェラテ(オーストラリア館) •蜂蜜レモネード(神戸養蜂場)