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[2026年4月版] 生成AIによる情報システムへのインパクト

[2026年4月版] 生成AIによる情報システムへのインパクト

工学院大学での講義に使用した資料です。

【事前準備】生成AIによる情報システムへのインパクト #Databricks - Qiita https://qiita.com/taka_yayoi/private/84c49a3491dca9a680c7
【事後課題】生成AIによる情報システムへのインパクト #Databricks - Qiita https://qiita.com/taka_yayoi/private/7fe9ad5cdac8541988ab

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Takaaki Yayoi

April 24, 2026

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Transcript

  1. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 自己紹介 弥生 隆明

    (やよい たかあき) Databricks シニア スペシャリスト ソリューションアーキテクト ▪ 2020年からデータブリックス ジャパンにお いて、プレセールス、POCに従事 ▪ 専門領域は生成AI、データエンジニアリン グ、Webアプリケーション ▪ 青山学院大学 特別研究員 ▪ Qiitaでいろいろ書いています。 2 @taka_aki
  2. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 3 MLflowで実践する LLMOps

    生成AIアプリケーションの実験管理と品質保証 著者 弥生隆明,渡辺祐貴,大内山浩,平田東夢,河村春孝 著 本書は、LLMアプリケーションの開発・運用に必要な一連のプロセス――可観測性の確 保、品質評価、プロンプト管理、本番展開――を、オープンソースプラットフォーム 「MLflow」を使って体系的に実践する技術書です。 LLMアプリケーションは、従来の機械学習システムとは異なる難しさを持ちます。プロンプト のわずかな変更が品質に大きく影響し、エージェントの挙動は複雑で 追跡が難しく、コストは見えにくい場所で膨らみます。MLflow 3はこうした課題に正面から 向き合い、トレーシング、評価(LLM-as-a-Judge)、Prompt Registry、 AI Gatewayといった機能を1つのプラットフォームに統合しました。 本書では、シンプルなLLMアプリケーションから始め、 RAGシステム、マルチエージェントまで段階的にカバー しています。実際に動くPythonコードとともに、 「作って終わり」ではなく「運用し続けられる」LLM アプリケーションの構築方法を提供します。 4/20(月) 発 売!
  3. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 20,000+ のお客様 $4B+

    の収益 $14B の投資 レイクハウス の発明者 & 生成AIのパイオニア Gartnerが認識するリーダー データベース管理システム データサイエンス、機械学習プラットフォーム Forrester Waveのリーダー データレイクハウス 言語向けAI基盤モデル データ&AIカンパニー 開発者集団 Mosaic MPT 4
  4. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved アジェンダ 90分 第1部

    変化の兆候 10分 2025-2026年に何が起きているか 第2部 変化の原動力 15分 エージェント、MCP、Databricksの3つのツール 第3部 変化の姿 25分 Before/Afterで見る情報システム 第4部 ハンズオン 30分 変化を体験する(Genie/Genie Code/Apps) 第5部 まとめ 10分 変化にどう向き合うか 5
  5. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 本日のストーリー 変化を軸に、理解から体験へ 第1部

    今、何が起きている? 第2部 なぜ今、変われる? 第3部 どう変わる? 第4部 変化を体験する 第5部 どう向き合うか? 座学で理解 → ハンズオンで体験 → 自分ごととして持ち帰る 6
  6. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 本日のゴール 講義を修了すると、以下のことができるようになります 1

    2025年以降、生成AI・AIエージェント領域で何が起きているかを説明できる 2 AIエージェントの概念と、それを支える技術(MCP等)を理解できる 3 情報システムがどう変わろうとしているかをBefore/Afterで説明できる 4 Databricksの3つのAIツール(Genie、Genie Code、Apps)を操作できる 5 自分の立場で変化にどう向き合うべきかのイメージを持てる 前提知識:プログラミング経験は不要です 7
  7. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 2025年、何が起きた? 9 79%

    の企業が AIエージェントを導入済 PwC AI Agent Survey 2025 80倍 MCPダウンロード数 (1年間で10万→800万) Model Context Protocol 元年 2025年は 「AIエージェント元年」 Gartner Hype Cycle 2025 ※ MCP = Model Context Protocol:AIエージェントがツールと連携するための標準プロトコル
  8. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 今日お話しする「 3つの変化」 情報システムは今、これらの変化に直面しています

    10 1 インターフェースの変化 Before GUI・ダッシュボード ↓ After 対話型・自然言語 Genie 2 開発プロセスの変化 Before 人が設計・実装 ↓ After AIが生成・人がレビュー Genie Code 3 開発の民主化 Before IT部門が開発 ↓ After 業務部門も開発 Apps 座学で理解し、ハンズオンで体験します 第3部:Before/Afterを詳しく解説 → 第4部:3つのツールを実際に操作
  9. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 11 本日の問い この変化は、

    情報システムに どう影響するのか? そして、私たちはどう向き合うべきか? 本日のゴール • 変化の原動力(エージェント・MCP)を理解する • 情報システムの変化をBefore/Afterで説明できる • Databricksの3つのAIツールを実際に操作する
  10. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 生成AIとは 13 「新しいものを作り出す」

    AI 従来のAI 生成AI 分類する 「この写真は犬?猫?」 予測する 「明日の売上は?」 文章を書く 「レポートを作成して」 会話する 「この問題を説明して」 例:ChatGPT、Claude、Gemini、Copilot など
  11. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved でも、生成 AIには限界がある 14

    ❌ 最新情報を知らない 「今日の株価は?」→ 答えられない ❌ 外部システムを操作できない 「会議を予約して」→ できない ❌ 1回の指示で 1回の回答 複数の作業を自動でつなげられない この限界を超えるのが「 AIエージェント」
  12. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved AIエージェントとは 15 「自分で考えて、自分で動く」

    AI イメージ:優秀なアシスタント 普通のAI(ChatGPT等) AIエージェント あなた:「会議を設定して」 AI:「会議の設定方法を    お教えします...」 (説明だけで終わる) あなた:「会議を設定して」 AI:カレンダーを確認   → 空き時間を探す   → 会議を作成   → 参加者に招待送信 「教えてくれる」から「やってくれる」へ
  13. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved AIが「手足」を持つには? 16 問題:AIとツールを繋ぐのが大変

    例:スマホの充電ケーブル(昔) 😫 昔(USB以前) ・メーカーごとに違うケーブル ・機種変更のたびに買い直し ・ケーブルだらけ... 😊 今(USB-C) ・どのメーカーでも同じ ・ケーブル 1本でOK ・スッキリ! AIの世界でも同じことが起きていた AIごとに別々の接続方法 → 開発が大変 → 普及しない そこで登場したのが「MCP」(AIの世界のUSB)
  14. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved MCPとは 17 Model

    Context Protocol(モデル・コンテキスト・プロトコル) AIと外部ツールをつなぐ「共通ルール」 身近な例で考えると... USB → 機器をつなぐ共通規格 コンセント → 電気をつなぐ共通規格 MCP → AIとツールをつなぐ共通規格 2024年11月に登場 → 1年で業界標準に OpenAI、Google、Microsoftなど主要企業が採用
  15. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved MCPで何ができるようになるか 18 💬

    「来週、田中さんと会議を設定して。空いてる日を探して、招待メールも送って」 MCPがない場合 ❌ AIはカレンダーを見られない ❌ AIはメールを送れない → 結局、自分で全部やる MCPがある場合 ✓ カレンダーで空き確認 ✓ 会議を自動作成 ✓ 招待メールを送信 → AIが全部やってくれる MCPにより、AIが様々なツールを「手足」として使える カレンダー、メール、Slack、データベース、ファイル... 何でもつながる
  16. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved Databricksが提供する 3つのツール 19

    今日はこの3つを実際に体験します Genie 聞くだけで データ分析 Genie Code AIが コードを書く Apps 作ったものを すぐ公開 この3つで「分析 → 開発 → 公開」ができる Genie データを 分析 → Genie Code より深い 分析を開発 → Apps チームに 共有
  17. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved Genie 20 日本語で聞くだけでデータ分析

    使い方のイメージ あなた 先月の売上を教えて Genie 先月の売上は 1,234万円 です あなた 地域別に見せて Genie 📊 地域別売上グラフを表示... SQLやプログラミングを知らなくても、日本語で聞くだけ
  18. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved Genie Code 21

    AIがコードを書いて実行 使い方のイメージ 💬 「このデータをグラフにして、トレンドを分析して」 アシスタントが自動で: 1. データを読み込むコードを作成 2. グラフを描画するコードを作成 3. トレンド分析のコードを作成 4. 全部実行して結果を表示 「Agent Mode」:計画 → 実行 → 確認 を自律的に繰り返す まさに「自分で考えて動くAI」を体験できる
  19. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 22 第2部のまとめ 生成AI

    言葉で指示すれば、何かを作ってくれる AIエージェント 自分で考えて、自分で動いてくれる MCP AIが色々なツールを使えるようにする仕組み 3つのツール Genie(聞く)→ Genie Code(作る)→ Apps(公開) 次は第3部:これが情報システムをどう変えるか?
  20. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 第3部で見ていくこと 24 1

    情報システムの「今まで」 従来の形と課題 2 インターフェースの進化 操作方法が変わる 3 データ分析の民主化 誰でも分析できる 4 業務プロセスの変革 仕事の進め方が変わる 生成AIが情報システムのあり方を根本から変えつつある
  21. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 情報システムとは 26 会社の仕事を支えるコンピューターの仕組み全体

    身近な例 販売管理 売上を記録、在庫を管理 勤怠管理 出退勤、休暇申請 経費精算 領収書提出、承認 顧客管理 お客様情報、商談履歴 これらを作り、動かし、守るのが「情報システム部門」の仕事 そして今、その「作り方」「使い方」が大きく変わろうとしている
  22. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 従来の情報システムの形 27 「ピラミッド型」の分業体制

    IT専門家 システム設計・開発 システム管理者 運用・保守・セキュリティ 業務部門(ユーザー) 決められた画面を、決められた通りに使う 「作る人」と「使う人」が分かれていた 業務部門は「こういうシステムが欲しい」→ IT部門に依頼 → 作ってもらう
  23. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved なぜこの形になったか 28 専門知識が必要だった

    プログラミング、データベース、ネットワーク...素人には無理 コストが高かった サーバー購入、ソフト開発...数千万〜数億円規模 ⏰ 時間がかかった 要件定義→設計→開発→テスト...1年以上も普通 だから「専門家に任せる」しかなかった これは合理的な選択だった。でも今、前提が変わりつつある
  24. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 従来のやり方の課題 29 欲しいものがすぐ手に入らない

    依頼から完成まで数ヶ月〜数年 伝言ゲームで要望がズレる 「こうじゃない」が完成後に発覚 変化に対応できない 作り直しには再度コストと時間 IT部門がボトルネックに 依頼が集中、対応しきれない ビジネスのスピード > システム開発のスピード
  25. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved インタフェースとは 32 人とコンピューターの「接点」=

    操作方法 身近な例 テレビ → リモコンのボタン ATM → タッチパネル スマホ → タッチ+音声 ChatGPT → 文章を打つだけ インターフェースが進化すると、使える人が増える
  26. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved インタフェースの進化の歴史 33 1970s

    コマンド入力 呪文のような命令を暗記 専門家のみ 1980s GUI(画面操作) マウスでクリック 訓練された人 2010s タッチ 指で直感的に 子供でも使える 2020s 自然言語 話すように文章で 誰でも 使いやすくなるほど、使える人が増える 自然言語インターフェース = 究極の民主化 「日本語が話せれば、コンピューターを操作できる」時代へ
  27. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 「日本語で使える」ことの意味 34 従来

    データ分析をしたい ↓ SQLを覚える Excelの関数を覚える 専門ツールの使い方を覚える これから データ分析をしたい ↓ 「先月の売上を 地域別に見せて」 これが意味すること ・学習コストが劇的に下がる(覚えることがほぼない) ・「できる人」の定義が変わる(専門知識 → 何をしたいかの明確さ) ・業務部門が自分で分析できるようになる Databricks Genieは、この「自然言語インターフェース」を実現している
  28. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 従来のデータ分析の壁 36 スキルの壁

    SQL、Python、統計学...専門知識が必要 ツールの壁 高価で複雑な専門ソフトが必要 データの壁 どこにあるか分からない、アクセスできない ⏳ 時間の壁 分析依頼から結果まで数週間 結果:「データはあるのに活用できない」企業が多数
  29. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 生成AIによる変化 37 従来

    生成AI時代 スキルの壁 SQL必須 日本語でOK ツールの壁 専門ソフト ブラウザだけ データの壁 どこ? AIが探す 時間の壁 数週間 数分 4つの壁がすべて低くなる 「専門家だけのもの」から「みんなのもの」へ ── これが民主化
  30. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 従来の業務フロー 39 例「営業レポートを作って共有したい」

    1 データ依頼 IT部門へ 1週間 2 分析依頼 分析チームへ 2週間 3 開発依頼 開発チームへ 1ヶ月 4 テスト 品質管理へ 2週間 5 公開 インフラへ 1週間 合計:2〜3ヶ月。多くの部門を経由、調整コスト大
  31. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved AIエージェントによる変化 40 同じ例「営業レポートを作って共有したい」

    1 Genieに聞く 「売上の推移を見せて」 5分 2 Genie Codeで深掘り 「地域別の分析を追加」 15分 3 Appsで公開 「これをアプリにして」 10分 合計:約30分。担当者 1人で完結 2〜3ヶ月 → 30分。これが「変革」の意味
  32. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 開発の民主化 41 「専門家だけが作れる」から「誰でも作れる」へ

    アプリ開発 プログラマーが数週間 → 業務担当が数分 レポート作成 BIツール専門家 → 現場の人が直接 自動化 システム部門に依頼 → 自分で設定 Databricks Appsが、この「開発の民主化」を実現する 第4部のハンズオンで実際に体験します
  33. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 42 第3部のまとめ インターフェース

    専門コマンド → 自然言語 誰でも使える データ分析 専門家の領域 → みんなの道具 現場で判断できる 業務プロセス 数ヶ月 → 数分 スピードが桁違い 組織の役割 依頼する/される → 自分でやる 自律的に動ける 共通するキーワード:「民主化」
  34. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 43 ここまでの話、本当なの? 「自然言語で分析できる」

    「数分でアプリが作れる」 「業務部門だけで完結する」 第4部:実際に体験してみましょう Genie、アシスタント、Appsを使ったハンズオン(50分) ── 休憩10分の後、第4部へ ──
  35. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved ハンズオンの目的 45 第3部で説明した「変化」を、自分の手で体験する

    事前課題との違い 事前課題 基礎 「動かしてみる」── 基本操作の確認 今日のハンズオン 発展 「使いこなす」── 実践的なシナリオ 事後課題 応用 「自分で作る」── 実践課題 今日は「発展」レベル。事前課題の先へ進みます
  36. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved ハンズオンの流れ 46 1

    Genie 発展 複合分析、深掘り質問 10分 2 Genie Code 発展 Agent Mode、複合タスク 15分 3 まとめ&事後課題紹介 5分 💡 困ったら挙手 or 発言してください。講師がサポートします
  37. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 事前課題でやったこと 47 ✅

    基本的な質問 「売上を見せて」「顧客数は?」など、単純な集計・表示 → Genieが質問を理解し、SQLを生成し、結果を返す流れを体験 今日やること 🔍 複合条件での分析(複数の軸を組み合わせる) 📊 比較分析(前年比、地域間比較など) ❓ 「なぜ?」を深掘りする質問 🎯 Trusted Assetの理解と活用
  38. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 演習1 : 複合条件での分析

    49 事前課題と同じGenieスペースを使います シナリオ あなたは営業部長です。 「どの地域の、どの商品カテゴリが、いつ伸びているか」を把握したい やってみよう 1 💬 店舗別・カテゴリ別の売上を月次で見せて 2 💬 先週比で、成長率が高い組み合わせは? 3 💬 その中で売り上げの高いものに絞って 💡 ポイント:会話の流れで条件を絞り込んでいく
  39. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 演習2 : 「なぜ?」を深掘りする

    50 事前実習と同じGenieスペースを使います シナリオ 売上レポートで「Aomoriエリアが前週比マイナス」と出た。 上司に報告する前に、原因を特定したい やってみよう 1 💬Aomoriエリアの売上が下がった原因を分析して 2 💬 特に落ち込んだ商品カテゴリは? 3 💬 その商品の顧客層に変化はある? 4 💬 同じ期間、競合が強い地域との比較は? 💡 ポイント:Genieは「Why」の質問にも対応できる
  40. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 事前課題でやったこと 52 ✅

    基本的なコード生成 「このデータを読み込んで」「グラフを作って」など、単発の指示 → アシスタントがコードを生成し、実行する流れを体験 今日やること 🤖 エージェントモードの活用(自律的に複数ステップを実行) 📊 複合タスク(データ取得→加工→可視化→解釈) 🔁 試行錯誤の対話(エラー対応、改善指示) 💾 成果物の保存と共有
  41. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved エージェントモードとは 53 通常モード

    人間が1ステップずつ指示 「データを読んで」  ↓ 実行 「集計して」  ↓ 実行 「グラフにして」  ↓ 実行 エージェントモード ゴールだけ伝える 「売上分析レポートを作って」 ↓ AIが自動で ・データ取得 ・加工・集計 ・可視化 ・解釈まで実行 「自分で考えて、自分で動く」── 第2部で説明したAIエージェントの実装 有効化の方法 アシスタントパネル右下で 「Agent」モードを選択 ※ 実行内容を確認しながら進めたい場合は「Auto-fix errors」のみON https://docs.databricks.com/aws/ja/notebooks/ds-agent
  42. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 演習1: 複合タスクの依頼 54

    シナリオ Irisデータセット(アヤメの花の計測データ)を使って、 花の種類を分類するための特徴を分析したい やってみよう(エージェントモード ON) 💬 「scikit-learnのirisデータセットを読み込んで、 以下の分析をしてください: ・種類ごとの特徴量の分布を箱ひげ図で可視化 ・どの特徴量が種類の分類に効きそうか考察 ・簡単な相関分析も見せて」 💡 ポイント: sklearn.datasets.load_iris() だけで即使える セットアップ不要。AIが自動でコードを生成・実行する様子を観察
  43. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 演習2: 対話で改善する 55

    シナリオ 演習1の結果を見て、もう少し調整・深掘りしたい 追加の指示を出してみよう 💬 グラフの色を種類ごとに分けて、凡例も追加して 見た目の調整 💬 petal_lengthとpetal_widthの散布図を種類別に描いて 追加の可視化 💬 簡単な決定木で分類して、精度を出して 分析の深掘り 💬 ここまでの分析結果をまとめて レポート生成 💡 ポイント:完璧を目指さず、対話で改善していく
  44. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 演習3: エラーへの対処 56

    AIも間違える。そのときどうする? ❌ テーブルが見つからない → ✅ 「◦◦というテーブルを使って」と具体的に指示 ❌ グラフが意図と違う → ✅ 「棒グラフではなく折れ線で」と修正指示 ❌ 計算結果がおかしい → ✅ 「集計単位を月別から週別に変えて」と条件明確化 ❌ コードエラーが出た → ✅ 「エラーを修正して」だけでOK(AIが自己修正) 💡 エラーを恐れない。 AIとの対話で解決できる
  45. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved アシスタント発展編のポイント 57 エージェントモードで自律実行

    ゴールを伝えれば、AIがステップを分解して実行 対話で改善 一発で完璧を目指さない。会話しながら調整 エラーも対話で解決 「直して」だけで自己修正できる 複合タスクをワンストップで データ→加工→可視化→解釈を一連で実行 事後課題では、本格的な分析ワークフローに挑戦します
  46. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 58 お疲れさまでした! 体験できましたか?

    「日本語で分析できる」 「AIが自分で動く」 「すぐに公開できる」 第5部:まとめ&明日から何をすべきか 今日の学びを、どう活かすか(15分)
  47. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 今日の振り返り 60 第1部

    変化の兆候 AIの進化スピードは想像以上 第2部 変化の原動力 生成AI・エージェント・MCPが変革を加速 第3部 インパクト インターフェース・分析・業務プロセスの民主化 第4部 ハンズオン Genie・アシスタント・Appsを体験 キーワード:「民主化」 ── 専門家だけのものが、みんなのものへ
  48. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 今日お伝えしたかった 3つのこと 61

    1 変化は「いつか」ではなく「今」起きている 待っていると取り残される 2 技術の詳細より「何ができるか」を知ることが大事 使いこなす側に回る 3 情報システム部門の役割は「なくなる」のではなく「変わる」 より価値の高い仕事へ 「知っている」と「できる」は違う ── 今日の体験を活かしてください
  49. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 明日からできること 62 今週中

    事後課題に取り組む 実践力を身につける 今月中 自分の業務で試してみる 「これ、Genieに聞けるかも」を探す 3ヶ月以内 チームに共有する 今日の体験を同僚に伝える 継続的に 情報をキャッチアップ 月1回は新機能をチェック 小さく始めて、徐々に広げる
  50. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 63 質問タイム 今日の内容について、何でも聞いてください

    質問の例: ・自分の部署でどう活用できるか ・導入時の注意点 ・技術的な疑問
  51. ©2026 Databricks Inc. — All rights reserved 64 本日はありがとうございました 生成AIは「脅威」ではなく「機会」

    使いこなす側に回りましょう 事後課題、頑張ってください! 講師:弥生 隆明(Databricks Japan)