メール配信基盤をAmazon SESに移行した話株式会社リーディングマーク 山田 哲也
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山田哲也株式会社リーディングマーク所属インフラエンジニアX(旧Twitter):@techi_dev
移行の背景
移行前のメール配信サービス ユーザーMandrill(Mailchimp)
Mandrill(Mailchimp)移行前のメール配信サービス ユーザー障害が多発!(去年5回ほど)ひどい時は一日中メール機能が使えない日も
他サービスへ移行を決断
サービス 料金 メリットAmazon SES 1,000通/0.10USD・awsサービスで統一できるので管理しやすい・料金が圧倒的に安い・AWSのサポートを受けられるSend Grid 100,000通/12,000円・Railsライブラリがあるため導入が楽・事例や公式のドキュメントが充実している・HTMLメールのテンプレートもGUIで作れる・日本語サポートあり移行先メール配信基盤の選定
サービス 料金 メリットAmazon SES 1,000通/0.10USD・awsサービスで統一できるので管理しやすい・料金が圧倒的に安い・AWSのサポートを受けられるSend Grid 40000通/2300円・導入が楽・事例や公式のドキュメントが充実している・HTMLメールのテンプレートもGUIで作れる・日本語サポートあり移行先メール配信基盤の選定導入や運用を考えるとSendGridの方が圧倒的に楽だったが、AWSの知見を社内に溜めていきたいという想いからAmazon SESへの移行を選択
メール配信基盤のアーキテクチャ
メール送信&ステータス保存
メール送信&ステータス保存このままだとサービス側でメッセージIDがわからないため特定のメールステータスを検索することができない。セカンドリリースとしてステータス参照機能を実装。
メール送信&ステータス保存メッセージIDをサービスで利用しているDBに保存。メッセージIDからメールステータス情報を取得できるように。
メールイベントデータの保存ユーザーから「メールが届かない」などの問い合わせがあった際に使用。サプレッションリストに登録されてしまっているケースが多い。
障害発生時のメール送信
移行後のメール配信基盤構成
最後にメール送信が安定した(障害率0.018%)コストがMailChimpの時と比べて1/3になった多くのAWSサービスに触れられ知見が深まったアラートなど監視環境の整備移行して良かった点今後の課題
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