Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
個人開発で挫折する人を救いたい
Search
Yusuke Inai
March 30, 2023
Programming
2
3k
個人開発で挫折する人を救いたい
さくらのマイクロコミュニティ(Webサービス開発者の会)#6
Yusuke Inai
March 30, 2023
Tweet
Share
More Decks by Yusuke Inai
See All by Yusuke Inai
で、エンジニアになって1年経ったけどどう?
youliangdao
1
250
人よりアウトプットができるようになるためのコツ
youliangdao
0
150
Next.jsから見る Webフロントエンドの歴史
youliangdao
1
890
SaaSスタートアップで3ヶ月働いてみて感じた現実(リアル)
youliangdao
0
400
Qiitaでバズりやすい記事の書き方を伝授する
youliangdao
0
3.1k
React って本当に使う意味あるの? 〜SPA と React の「キホン」の「キ」〜
youliangdao
1
200
PumaとUnicornって結局何なん!?
youliangdao
0
710
"ぼくのかんがえたさいきょうの"勉強法
youliangdao
0
320
低レイヤへの誘い
youliangdao
0
250
Other Decks in Programming
See All in Programming
PHPUnitしか使ってこなかった 一般PHPerがPestに乗り換えた実録
mashirou1234
0
410
見えないメモリを観測する: PHP 8.4 `pg_result_memory_size()` とSQL結果のメモリ管理
kentaroutakeda
0
920
月刊 競技プログラミングをお仕事に役立てるには
terryu16
1
1.2k
watsonx.ai Dojo #6 継続的なAIアプリ開発と展開
oniak3ibm
PRO
0
150
Flatt Security XSS Challenge 解答・解説
flatt_security
0
670
テストコード書いてみませんか?
onopon
2
310
20241217 競争力強化とビジネス価値創出への挑戦:モノタロウのシステムモダナイズ、開発組織の進化と今後の展望
monotaro
PRO
0
260
Amazon Nova Reelの可能性
hideg
0
160
Rubyでつくるパケットキャプチャツール
ydah
0
130
「とりあえず動く」コードはよい、「読みやすい」コードはもっとよい / Code that 'just works' is good, but code that is 'readable' is even better.
mkmk884
6
1.3k
Jaspr Dart Web Framework 박제창 @Devfest 2024
itsmedreamwalker
0
140
Simple組み合わせ村から大都会Railsにやってきた俺は / Coming to Rails from the Simple
moznion
2
1.8k
Featured
See All Featured
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
33
2.7k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
PRO
10
860
Six Lessons from altMBA
skipperchong
27
3.5k
A better future with KSS
kneath
238
17k
BBQ
matthewcrist
85
9.4k
Bash Introduction
62gerente
610
210k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
276
23k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
7
560
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
33
3k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
34
1.6k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
29
2.1k
The Pragmatic Product Professional
lauravandoore
32
6.4k
Transcript
個人開発で挫折する人 を救いたい yusuke_blog1026 さくらのマイクロコミュニティ (Webサービス開発者の会) #6
目次 自己紹介 サービス紹介 こだわり 開発の流れ 1. 2. 3. 4.
自己紹介 yusuke_blog1026 RUNTEQにてプログラミング学習中 就職活動中 React大好き。フロント領域に興味あり 最近の推しライブラリはMantine
サービス紹介
に関する技術記事のみを 集めたデータベースサービス "個人開発"
その他 各種技術系サイト 一元化 カテゴリ 「個人開発記事」 のみ抽出 サービスコンセプト
メイン機能 カテゴリ 絞り込み機能 ブックマーク機能 +α メイン機能としては主に2つの機能があります
カテゴリ絞り込み機能
ブックマーク機能+α
None
使用技術・インフラ構成 バックエンド フロントエンド その他 Ruby 3.0 Ruby on Rails 6.1.6
(APIモード) TypeScript React 18.2.0 TailwindCSS Mantine TanStack Query Redux Docker Firebase Auth GitHub Actions
None
プチバズりました
こだわりポイント
①シンプルで快適な UI/UX ②パフォーマンス ③設計 レイアウトをシンプルに、 画面遷移を高速に API側からのデータ取得を 最適化 設計段階で実装が楽になる よう工夫
こだわりポイント
①シンプルで快適なUI/UX 高速な画面遷移 シンプルなUI カテゴリをつなげて見ていけるよ うにしたかったためSPAによる高 速な画面遷移を可能に 他技術検索サイトと比較して見や すいレイアウトを意識。
必要最低限の機能のみを実 装することで、直感的でわ かりやすい画面構成に シンプルなUI
カテゴリをタップしていく ことでサクサク関連カテゴ リの記事を検索していくこ とができる 高速な画面遷移
Webサーバ APIサーバ データベース ① ② ③ ④ ⑤ クライアント ①URLをサーバに問い合わせ
②必要な静的ファイルを返却 ③データリクエスト ④データレスポンス ⑤取得データを基にレンダリング CSR前提のSPA
②パフォーマンス API側から取得したデータをキャッシュし、パフォーマンスを向上 Better UX by Stale While Revalidate データ取得回数の最適化 キャッシュを再検証している間、
古いレスポンスを再利用 マウントの度にデータを取得しな いようにする
Comp B Comp C Comp A Comp B Comp C
Comp A cache useQuery isLoading isError isLoading isError store Classical Fetch TanStack Query
× マウントされる度 ◦ 初回のみ データ取得回数の 最適化
useEffect fetch , [ ] useQuery staleTime: Infinity 常にfreshなため、 re-fetchは行われない
fetch every mount mount fresh
× スケルトンローダーを表示 ◦ 古いレスポンスデータを表示 Better UX by Stale While Revalidate
useEffect fetch , [ ] useQuery always no data in
loading no data in loading only first mount stale data stale data after second mount
設計 IDaaSを用いたソーシャ ルログイン コンポーネント設計 ユーザー視点と開発者視点でのメ リットを考慮してIDaaSを利用 再利用可能なコンポーネントにで きるだけ分離 リリースまでの日数が限られていたため、設計段階でいくつか工夫
Figma上でワイヤーフレームを作成するの と同時に、最小単位のコンポーネントに まで切り分け、実装をスムーズに コンポーネント設計
実装コスト・セキュリティ面を考慮して ユーザー認証としてFirebase Authを用 いたソーシャルログインを採用 IDaaSを用いた ソーシャルログイン
開発の流れ
開発の流れ 「RUNTEQ」にて推奨されているMVP戦略を採用
MVPリリースまでのロードマップ 01 企画・アイデア出し どういうサービスを 作りたいのか? 02 設計 ワイヤーフレーム作成 コンポーネント設計 DB設計
03 環境構築 バックエンドはDocker フロントエンドはVite 05 各機能の実装 フロントエンド→バックエン ドで実装 04 デプロイ+自動化 herokuとAWSにデプロイ 一連のワークフローの自動化
独自ドメイン Google Domains で取得 利用規約など KIYACで作成 GA4の導入 アクセス数や 利用者数を取得 するため導入
OGP、メタタグ OGPは Lambda@Edge を使って対応 リリース作業 Twitter Qiita 本リリースまでにしたこと
動的なOGPへの対応 AWSのLambda@Edgeを用いてUser-Agent で bot かどうか判断
Twitterでの告知 ezgifを用いて簡潔に使い方がわかる操作動画を 作成・添付する 冒頭に【個人開発】とつけることで、エンジニア の方からの拡散を狙う #駆け出しエンジニアとつけることで駆け出しに も利用できることを伝える
最後に 「個人開発」で挫折する 人を1人でも少なく