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カレーちゃんさんのAI道場_obsidian初学者勉強会_座禅いぬ
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zazen_inu
July 20, 2025
1
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カレーちゃんさんのAI道場_obsidian初学者勉強会_座禅いぬ
いぬ
https://cdle-hiroshima.connpass.com/
zazen_inu
July 20, 2025
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Transcript
10 min. Obsidianを 自分のコンテキスト倉庫にしよう カレーちゃんのAI道場 Obsidian 初学者 勉強会 2025/07/20 @zazen_inu
座禅いぬ(x: @zazen_inu) 資格、検定 ・G検定2025#1 ・ITパスポート ・DS検定 ・歯科医師/博士 最近のトレンド ・kiroのspec構築の仕組みに驚いている ・Obsidian使い始めて本当に色々楽になった
・Claude Code使い始めて楽をしすぎている ・Zettelkastenで読書のやり直しが必要に 普段何してるの? ・業務アプリ作成、データ分析、業務効率化 ・経営戦略、マネジにObsidian,Cursorを活用 ・マナビDXQ修了生コミュニティメンバー ・CDLEひろしまメンバー ・日中は診療 自己紹介
Obsidianを使い始めて1か月ぐらいの初学者です きっかけ ・あくまで初学者の取り組みということでご了承下さい ・6月にMDXQのコミュニティ内LT会で 「Obsidianめちゃくちゃいいぞ」という話があった ・そこで色々調べて使い始めた ・しかし、そもそも過去に試して一度挫折している
過去にEvernoteを試してうまくいかなかった Youはなぜ挫折を? ・2009年~ 「remember everything」という キャッチコピーに引かれてEvernoteを使っていた →情報があふれかえった ・UXが満足できなくなって、notionを使い始めた →情報があふれかえった ・Obsidianも試してみたが、ローカルであるメリットを
理解できず、リンクする意味もよくわからず挫折
Obsidianのメリットが明確になり、使用モチベ超up パラダイムシフト ・「メモ管理はObsidian in Cursorが最強」を読んだ ・「メモを取れば財産になる」→Zettelkasten ・自分の理解は、今やるべきアプローチは × 「記憶する」外部脳の構築 ◦
「思考する」外部脳の構築 ・そこで「なぜObsidianが2025年になって注目されて いるのか」という記事を読み、再チャレンジを決意
思考を構造化、ピラミッド原則がそのまま応用できる メイン用途 もちろん可能!ただし、5人に分身できれば。 思考を文章にして、論理を筆算していく作業に最適!
思考の筆算!文章を書く作業が重要! 情報や論点の整理 ピラミッド原則を徹底することで論理的に一貫した文章を書ける 人間のワーキングメモリは 4~7しかない 人間は論理的つながりで 情報をグループ化する 論理のグループごとに 構造化して考えられる 結論がはっきりしている
方が各論も理解しやすい 根拠のない結論は論理と して受け止めにくい 結論をサポートできる Why, Howを整頓できる 欠点: 確証バイアスの影響をうけやすい
人間は「正しい事」「善い事」を疑うのが苦手 確証バイアスの排除 仮説や信念を検証する際に、支持する情報ばかりを集め、 反証する情報を無視 or 集めようとしない傾向 確証バイアスとは 対策 ・批判的な主張も自分の思考に自らの言葉で取り込む ・仮説を修正しないといけないのはいいことと認識
・意図的に好んで反論データを集めるようにする AIに外注する! もちろん可能!ただし、5人に分身できれば。 AIに「視点の外注」を行うことでバイアスを低減する
情報は、それぞれにメッセージ性のあるタイトルをつける ・Call-To-Actionにつながるべき ・自分の短い言葉に置き換えることで理解が深まる ・そのままの形でプレゼンに使える ・AIの反論を促しやすい ・why, howにつながりやすく、次の思考を促せる ・人に伝えるものは自分の言葉であるべき 個人的なポイント
生成AIを用いることで課題解決を超低コストで外注できる 人間の苦手な作業や面倒なことはAIにやらせよう ・視点の外注を実現、作業の自動化! ・気になったことは片っ端からリサーチ!レポートにして自分の 思考に取り込もう。メールも同じ仕組みで取り込める! ・思考をピラミッド形式でまとめていく! ピラミッド原則に基づいて思考を積み重ねていけます 他のツールとの連携 思考の外部化、AIやシステムによる補助が期待できます 重要なのは、いかにビジネス上重要な部分を「内製」にできるか
→ノウハウの蓄積がなければビジネスを育てられない これはAIに仕事を任せるときも同様!「外注」と捉えるべき。
AIとの協業で思考を育て、戦略を打ち出す 構造図 Obsidian Cursor Claude Desktop Claude Code 可視化 調査対象明示
プロンプト ドキュメント 編集 発案 要件定義 ここの作業フォルダを 同じフォルダにするのがポイント! ブラウジング MCP、ツール
Claude Desktop
業務のタスク管理、役割分担や重要度・緊急度もタグ付けで共有 議事録 もちろん可能!ただし、5人に分身できれば。 論理構造を記述するものなので、人に伝えるときに有効
就業規則、会議の議事録、その他文書を読み込んで要件定義 業務アプリ開発 もちろん可能!ただし、5人に分身できれば。 現状これを使ってClaudeCodeで開発(まだ課題あり) ・要件定義に必要な情報をエージェントに (今は手動で)渡して要件定義させる ・将来はMCPで取得できるようになるはず →コンテキストの倉庫になるのでは
キーワードではなく、コンテキストで調査する Deep Research もちろん可能!ただし、5人に分身できれば。 過去のツリーの一部をCursorでファイル指定、論文アブストラクトを生成
論文をフレームワークとして方向性を指示し調査 Deep Research もちろん可能!ただし、5人に分身できれば。 まだまだ試行錯誤中です…
Obsidianは自分の思考を構造化してストックするのに最適 学んだこと ・構造化するから思考の筆算や、人に伝える形として合理的! ・コンテキストエンジニアリングでは今後MCPで色々な情報をエージェントが 取得すると思うが、脳にはMCPはない→外部脳作ろうぜ ・メモのタイトルはメッセージであるべき ・思考の自動化や、コンテキストを踏まえたブレストが今後進みそう →でも、思考のオールはAIにまかせるな!
おまけ ふだんはマナビDXクエスト修了生コミュニティ、CDLEひろしまで活動しています! (明日も勉強会やります) https://cdle-hiroshima.connpass.com/event/361112/ 良ければフォローしてください! X: @zazen_inu https://qiita.com/zazen_inu/