【SSC】高校生のスタートアップキャンプの発表資料

しずはまスタートアップキャンプという高校生の起業家育成プログラムのメンタをしていました．その時の最終発表資料です．いわゆる探究活動というものに該当するでしょうか．

高校生たちが課題に感じていることをよくまとめて，1.5か月間程度解決に向けて活動しました．
しかし，医療の問題はとても難しく，なかなかいい案が浮かびませんでした．

高校生たちのアクティブさは素晴らしかったです．
以下の動画のスライドです．
https://www.youtube.com/watch?v=EMDlaOPEFNs

Transcript

1. 医療へのアクセスを簡単に ～あと一歩踏み出す勇気を～ しずはまスタートアップキャンプ グループC にあばい．．．
2. 山間部に住む祖父に 病気が発症しました
3. 私の経験 ◼免許がなくなったあとどうやって病院にいきますか？ ⚫『母』が仕事を休んで病院に連れていきました この状況をみて，『医療へのアクセスが簡単に』なればよいと強く思いました
4. 日本の現状 ◼少子高齢化が進んでいます ⚫高齢者が増えたときに，『誰が』病院に連れて行ってくれますか？
5. 日本の現状 ◼病院でなく『老人ホーム』で亡くなられる方も増加 ⚫実は，私は老人ホームでボランティアをしています ⚫その中で，『病院に行くよりもコミュニティへの参加』をする方もいました
6. 日本の現状 ◼では，都市部では『医療へのアクセスは簡単』なのか？ ⚫インタビュを行ったところ，様々な原因で病院に行かない人がいました
7. 日本の現状：病気 ◼悪性新生物（がん）や生活習慣病の増加
8. 簡単に医療にアクセスできてしまう日本では， 逆に医療へアクセスすることの優先度が下がる
9. あなたが病院に行かない理由は何ですか？
10. 解決法 ◼患者とその人にあった医療機関をつなぐ ⚫産婦人科に行く時だと ✓男性の先生だとハードルが上がる ⚫高校生だと ✓おじいちゃん先生や年が離れた人に話すのが ⚫社会人だと ✓上司に悪いイメージを持たれるから病院にいきにくい 特に仕事が忙しい人に向けて，予防のためのアプリを提供 • 若いうちの行動が今後の健康に大きくかかわってくる • 病院と関わることで意識改革 • これからの世代に介護の負担をかけない
11. 解決法 ◼その人にあった医療機関をつなぐアプリを考えました！ E-Dr. サブスク型医療アプリ
12. 解決法 ◼大学生サポータに依頼しました（10万すると言われました．．．）
13. ◼大学生サポータに依頼しました（10万すると言われました．．．）
14. このサービスの強み part1 ◼診察というより『相談』ができる ⚫これまでは医者の判断がないと休みにくかった ✓でも病院にいけない．．． ⚫小さいことでも相談できる ⚫アバターや声を変えるなど，プライバシーに考慮している ⚫選択肢を短時間で狭めることが出来る
15. このサービスの強み part2 ◼Topicsによる健康促進 ⚫年齢層や地域によって，適切な内容を表示 Topicsの動画を貼るマス
16. TOPICSについて ◼浜松市保健所健康健康福祉部に方にインタビュ ⚫医療といえば行政が管理していると考えていた ✓しかし，ビジネスになりにくいものや必ず必要なモノが業務の対象 ⚫色んな医療アプリが存在する ⚫医療への誘導をしてくれるものがあまりない ナッジについて教えていただきました • 指示や制限をしなくても，行動を誘導できる
17. TOPIC ◼ナッジ（nudge)とは？ ⚫間接的に誘導する（ゆっくり動かすというのが語源） ⚫身近な例 ： コンビニ ✓食べ物を欲している人が多いので，一番奥に配置する（黄金のトライアングル） ✓レジに並ぶときの足跡マークで，並ぶ場所を自然に誘導 ⚫駿台の模試でも出てきた！！！
18. ナッジを用いた行動促進 ◼医療の問題を『絵本』で取り扱う活動なども行う ⚫子どもだけでなく，読み聞かせを行う大人に対しても誘導可能
19. まとめ 私たちが案を作ったけども，似たような案がたくさんあった． しかし，それが届いていないのが現状 その人にあった医療を届けることが重要 私たち高校生だから出来る新しいアプリ