• 個々の業務標準仕様 • 共通事項(標準非機能要件) • 共通事項(データ要件、連携要件) • 共通事項(ガバメントクラウド) についてのバージョン管理が必要となる。 個々の業務標準仕様は共通事項と依存関係にあるため、対応関係を明示する必要がある。さら に、個々の業務標準仕様についても相互に依存関係となる場合もあり、こちらの対応の明示も必要 となる。 最もシンプルな方法としては • 全体バージョン • 構成要素バージョン に分けて整理することである。 構成要素バージョンとは上記の個々の仕様についてのバージョンであり、現状の各標準仕様書 のバージョンや、標準非機能要件のバージョン(日付しか入っていないが)がそれに当たる。 全体バージョンは構成要素全体の集合についてのバージョンである。 構成要素の一つでも変更があれば、変更のないものも含め、全体パックとして更新して全体バー ジョンを上げる運用となる。 全体バージョンのそれぞれが、そのバージョン内で整合されたパックであり、自治体への適用はこ の全体バージョンをもって実施されることとなる。 2 付番ルール バージョン番号の付番についてはルール付されていることが望ましい。 メジャーバージョンアップやマイナーバージョンアップの考え方と、付番の運用手順が必要となる。 全体バージョン、構成要素バージョンそれぞれについての付番ルール、全体バージョンとして構成 要素バージョンを束ねる際の管理ルールを整理して、対応関係が一目瞭然となるようにすることが 望ましい。