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要件定義の進め方について、実践での学び

 要件定義の進め方について、実践での学び

最近、要件定義プロセス中心に仕事を進めており、その中で学んだことのアウトプットです。LT登壇に使用したスライドでもあります。

Akitoshi Matsuda

January 26, 2025
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Transcript

  1. 今回のテーマ - もくじ 1 前提:今取り組んでいるプロダクトと要件定義の位置付け 2 要件定義の要 点 3 まとめ

    ・仮説検証の1,000本ノック ・まずは大枠から考えていく ・ユーザー目線に立ったヒアリングの実施 3
  2. 1. プロダクトと要件定義の位置付け プロダクトの分類 目的 売上の向上、新規顧客の獲得、市場拡大 ターゲット 顧客や市場 提供価値 顧客への付加価値(新しい機能、便利な サービス)

    収益を上げるプロダクト 目的 コスト削減、業務効率化、運用改善 ターゲット 企業内の業務や従業員 提供価値 プロセスの効率化や低コストでの運用 コストを削減するプロダクト 5
  3. 1. プロダクトと要件定義の位置付け プロダクトの分類 目的 売上の向上、新規顧客の獲得、市場拡大 ターゲット 顧客や市場 提供価値 顧客への付加価値(新しい機能、便利な サービス)

    収益を上げるプロダクト 目的 コスト削減、業務効率化、運用改善 ターゲット 企業内の業務や従業員 提供価値 プロセスの効率化や低コストでの運用 コストを削減するプロダクト 6
  4. 2-2. まずは大枠から考えていく ゴール 要素 要素 要素 子 子 子 子

    子 子 17 (例) ゴール **の明細をシステム管理できる状態にする 大要素 会計システム、業務システム、全体の運用プ ロセス 小要素 会計APIの仕様、改修後の業務プロセス詳細 設計など
  5. 2-3. ユーザー目線に立ったヒアリングの実施 A = プロジェクト B = 原価と販管費 C =

    ID(=レコードのidカラム) D = システム(=今使っているもの) A = 案件 B = 原価 C = ID(=レコードのcodeカラム) D = システム(=新しく作るもの) 20
  6. 2-3. ユーザー目線に立ったヒアリングの実施 A = プロジェクト B = 原価と販管費 C =

    ID(=レコードのidカラム) D = システム(=今使っているもの) A = プロジェクト B = 原価と販管費 C = ID(=レコードのidカラム) D = システム(=今使っているもの) 21