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医療 x API
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API Meetup
August 18, 2022
Technology
2
360
医療 x API
API Meetup Online #9
でのエムネス 福田さんの講演資料です。ご本人から許可をいただいて掲載しています。
API Meetup
August 18, 2022
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Transcript
医療 x API 医療業界におけるAPI 現状と エムネスが医用画像プラットフォームを通 して取り組んでいること
Kiyoshi Fukuda 福田 潔 株式会社エムネス mnes.life 職歴 • SIerでシステム開発 •
TechベンダーでPre-sales Engineer “API”と 接点 • Java 黎明期。Java RMI、J2EE(Java EE) • ”SOA” 時代。ESB(Enterprise Service Bus) • そしてクラウド 時代。Feature APIで定義される
日本 医療DXに関する課題 • 電子カルテ 普及率 平成29年で、一般病院46.7%、診療所で41.6%にすぎ ず、一次利用(PHR)も二次利用も十分と 言えない • 患者自身が自ら
健康や治療状況 把握が自由に行える状況にない • 医療機関間においても、電子カルテが導入途上にあって、現状で 導入した各 医療機関内で 活用が図られるだけど、医療機関を横串にした、個人 医療・ 治療へ 活用や健康管理、医療連携、制作決定、研究開発へ 活用が極めて 限定的である 「医療DX 令和ビジョン2030」 提言 より
電子カルテシステム等 普及状況 推移 (※1) 一般病院と 、病院 うち、 精神科病床 みを有する 病院及び
結核病床 みを有する病院を 除いたも をいう。 出典:医療施設調査(厚生労働省)
医療ICT 現状 (個人的な所感) • 大規模病院 中 システム化 ある程度進んでいる ◦ XX医科XX大学病院
例。自動チェックイン。再診 場合 カードを受付 端末に入れれ 自 動的に受付が完了する ◦ 電子カルテによって情報 病院内で診療科を超えて連携されている ◦ レントゲン検査等もオーダリングシステムにより連携している ◦ 会計 自動精算できる(会計処理を待たなくても診察が終われ 自動会計できる仕組みもあ る) • 中小病院、クリニック まだまだ紙が中心 ◦ X金クリニック 例。 ◦ 紙 カルテ ◦ 診療報酬と処方箋 プリントアウトされて出てくる でデジタル化されている だろう • 病院またぎ 情報連携が全く遅れている ◦ 次 スライドへ —>
医療ICT 現状 (個人的な所感) クリニックや病院間で情報 連携ができていない 診療所 病院 患者
病院システム 全体像 Conway’s Law
厚労省が定める標準規格 医療におけるデジタル画像と通信(DICOM)仕様 令和4年3月24日版で、HL7 FHIR 記述仕様 が追加された
HL7 FHIRと • HL7 International によって作成された医療情報交換 次世代標準フレームワーク。 • 従来 標準規格、HL7
version 2 、 HL7 version 3 とCDA(Clinical Document Architecture)を踏まえ、最新 Web技術を活用し実装性に重点を置いて策定され た。 • 医療 診療記録等 データ ほか、医療関連 管理業務に関するデータ、公衆衛 生に係るデータ及び研究データも含め、医療関連情報 交換を可能にするように設 計されている。 • ヒト 医学と獣医学 両方をカバーしており、入院、外来医療、急性期医療、回復期 医療、地域医療等を含む多種多様な状況で世界中で使用できるように意図されてい る。
DICOMと • Digital Imaging and Communications in Medicine 略で、医用画像 ファイル
フォーマットと機器やシステム間 コミュニケーションプロトコルを定義した標準規 格 • ファイルフォーマット 画像 ピクセル情報に加え、患者情報や撮影機器、撮影情 報等 さまざまなヘッダ情報がDICOMタグとして定義され、それらが1つ ファイル としてパッケージ化されている • コミュニケーションプロトコル TCP/IPをベースにして、主に医療施設内 システム や機器間 連携に使用される。最近 Webプロトコルをベースにした、DICOM Webという規格が策定されており、インターネットを利用して施設またぎ 情報連携 ができるようになっている
医療業界API利用 現状 2. 独自仕様 I/Fによる連携 3. ベンダー境界 を超えた 標準I/Fによる連 携
4. 組織境界を超 えた連携 1. 連携していな い 低 現状として こ あたり 高 システム連携(アプリケーション連携) 成熟度
None
エムネス 医療機関様 読影・報告書作成 読影依頼・参照 常勤11名 放射線診断専門医が 質 高い報告書を ご提供 難症例
そ 場で 複数医師で カンファレンスを 実施 過去画像 ある 患者様について 経過を比較した 読影を実施 読影 2営業日以内 (受付時間:月〜金 9:00〜17:30) 緊急症例に 即時対応を実施 (概 1時間程度) 専門家集団による遠隔画像診断 放射線診断専門医 常勤 11名 そ 他登録医師 70名
LOOKREC ー 遠隔画像診断プラットフォーム ー 画像送信 診断依頼 画像参照・読影 読影医 CT CR MRI
copyright © 2020 MNES Inc. 報告書参照 報告書作成 遠隔読影センター 病院・クリニック
None
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Cloud Logging Edge Application Data Convert DICOM Storage Data Store
Analytics API Gateway PACS Modality Clinic Doctor Radiologist DICOM Reciever DICOM Uploader CAD Provider1 CAD Provider2 External Connection App Engine Search API Cloud Tasks Cloud Datastore Cloud Storage Cloud Storage PubSub GKE BigQuery On-Prem Cloud
LOOKREC API エコノミー CARADA 健診サポート (健診アプリ) SmartScan (脳ドックサービス) LPIXEL (画像診断AI)
CiRCUS (画像診断AI)
LOOKREC API 現状 • 外部および内部に対してRESTful な APIを提供 している が、課題として 、、、
• 外部向けシステムと 接続 場当たり的に作ら れている • 命名規則も結構適当につくっている • API Keyを発行して認証・認可としている
LOOKREC API 今後 展開 • Well Defined APIを定義する ◦ 命名規則
◦ Developer 向け ドキュメント • API Gateway を構築する • 認証認可API 整備 • CAD(Computer Aided Diagnosis) Provider向け API Hubを構築する • API Centric にシステムを考え直したうえで順次新しい構造に移行していきたい
WE NEED YOUR HELP!
Thank you. ありがとうございました。 https://www.facebook.com/kiyo0123 https://twitter.com/kiyo0123