AWS re:Invent 2023 個人的に興味深いもの集

AWS re:Invent 2023 個人的に興味深いもの集

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1. AWS re:Invent 2023 個人的に興味深いもの集 佐藤 淳 color is【クラウドLT大会vol.6】大型アップデート祭り https://saison-coloris.connpass.com/event/303486/
2. 自己紹介 名前: 佐藤 淳 ( Atsushi Sato ) 会社: アイレット株式会社 クラウドインテグレーション 所属 Qiita: https://qiita.com/atw0_0w 好きなAWSサービス: Systems Manager, Lambda, Cloudformation, CDK (主に自動化やIaC周り) 2023 Japan AWS All Certifications Engineers
3. 今日話す内容 (個人的に) 今後 開発体制や提案で変更がありそうなものをピックアップ ① EFS レプリケーション フェイルバック機能 ② Console to Code ③ Amazon Q
4. - EFSレプリケーションのフェイルバック機能が追加。 - レプリケーション先の向きを変えることでフェイルバックすることが可能に。 - ユースケースとしては、 DRの切り戻しなどで利用が想定できる。 - DRの戦略としてはPilot Lightになる。 https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/disaster-recovery-dr-architecture-on-aws-part-1-strategies-for-recovery-in-the-cloud/ ① EFS レプリケーション フェイルバック機能 https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2023/11/amazon-efs-replication-failback/
5. EFS DR切り替えフロー - 以下は、正常時の状態。 - 前提知識として、レプリケーション設定をすると、 Secondaryのファイルシステムは Read Onlyになる。
6. DR切り替え - Secondary を書き込み可能にするためには、レプリケーション設定を削除することで、書き込むことがで きるようになる。 -
7. DR切り戻し(EFS レプリケーションフェイルバック) - EFSレプリケーションのフェイルバック - Secondary → Primary へレプリケーション設定を新規作成。 - Primaryが読み込み専用になる。
8. DR切り戻し(EFS レプリケーションフェイルバック) - レプリケーションの状態を「最終同期」から確認 - DRの切り替えと同じくレプリケーションを削除し、 Primaryを書き込む。 - Primary → Secondaryのレプリケーションを作成して最初の状態に。
9. Q. Console-to-Code (プレビュー)とは？ - 生成AIによって、コンソールで実行した内容を CDKやCloudformationなどのコードに変換することができ る。 - 2023/12/20時点は、バージニア (us-east-1)でEC2のコンソールでのみプレビュー。 ② Console-to-Code (プレビュー) の発表 https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2023/11/aws-console-to-code-preview-generate-console-actions/
10. 実際にやってみた - EC2のコンソール上でリソースを作成する。 - Console-to-Codeタブをひらくと、作成したリソースのアクションが CloudTrailのように記録される。 - 対象アクションをチェックして、赤枠で囲ったところから CDK等テンプレートを生成することができる。
11. 試しにEC2を作ってみた - LaunchInstanceページでSecurityGroup、SGのインバウンドルール、 EC2を新規作成。 - 作成・変更などをフィルタしたいならタイプで「変異を表示」を選択すると見やすくなる。 - 作成するリソースを複数選択して、 TypeScriptコードを生成。
12. 試しにEC2を作ってみた - 生成できたコードがこちら
13. EC2に関連するリソースも作成することはできるか - 一応VPCやSG、IAMロールなどの定義も可能。 - 同じリソースに対して何回かコード生成していたら、生成するたびにテンプレートの内容が異なった。 (幾つかの生成AIモデルを試しているんだろう。。 ) → アップデートを待ちましょう。
14. Q. Amazon Qとは？ - 対話型の生成AI。顧客のドキュメントなどから企業向けに特化した対話型生成 AIを提供するサービスも ある。 - 幾つかの専門領域がある。 - Amazon Q is your AWS expert (Preview) … 開発者向け。マネジメントコンソール上で開発業務を アシストしてくれる。 - Amazon Q is your Business Expert (Preview) … ビジネス向け。企業のドキュメントやナレッジな どから対話型の生成 AIを作成。 - 他にも、Amazon QuickSight QやAmazon Q in Connect、AWS Supply Chainなど。もっと増える かも。。 今回は、Amazon Q is your AWS expert (Preview) をChatbot経由でSlackに送信して みた。 ③ Amazon Q https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2023/12/aws-announces-amazon-q-to-reimagine-the-future-of-work/
15. SlackでAmazon Q による対話。 - AWS Chatbotを設定し、ガードレールポリシー「 AmazonQFullAccess」を付与。(詳しくは以下のリンク で。) - Slack上で「@aws」とメンションすれば Amazon Qと対話できる。 https://docs.aws.amazon.com/chatbot/latest/adminguide/asking-questions.html#cbt-awsq AWS Chatbotで SlackからAmazon Qのアシスタント機能を利用してみた
16. それっぽい返答きた。 (もっと言えばトラブルシュートの内容だったら。。 ) 実際の対話内容
17. 対応できていない質問もある。 実際の対話内容
18. Cloudformation等のテンプレート生成は未だできないかも？アップデートを待ちましょう。 実際の対話内容
19. まとめ
20. 今回の re:Invent 2023 を振り返って - 生成AI に関するアップデートが多い印象。今後も生成AI系のアップデートが多 いと予想。 - コード作成などこの1年AWS上での開発体制も生成AIによってかなり変わってき た。Amazon QなどのAWS上でのアップデートをこまめにチェックしていきたい。 まとめ
21. ご清聴ありがとうございました