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CARTA Engineering
March 21, 2026
0
5
「何を作るか」でなく「何を解くか」 事業をエンジニアリングし、AIと共に進化する / Not What to build but What to think about Engineering businesses and evolving with AI
技育祭2026 春 登壇
fluct @konsent_nakka
CARTA Engineering
March 21, 2026
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Transcript
「何を作るか」でなく「何を解くか」 事業をエンジニアリングし、AIと共に進化する 技育祭 2026 春 2026.03.22 CARTA HOLDINGS fluct SSP&アドサーバー部
副部⻑ なっかー (@konsent_nakka)
⾃⼰紹介
得意な技術領域 Front Server Data Cloud Intra やってきたこと • CARTA 新卒⼊社
6年⽬ • SSP配信‧管理画⾯ 副部⻑‧テックリード ◦ 全体100名, エンジニア 40名 • PHPer Kaigi 2025, PHP Conference 2025 関⻄ 登壇 2020年新卒⼊社 fluct プロダクト開発本部 SSPアドサーバー部 なっかー @konsent_nakka
01 AIと共に進化する⽅法 / AIでなにが変わったのか
結論から先に
Q. 実装がAIで圧縮された今、 エンジニアは何で勝負するのか?
A. 課題を⾃分ごととして捉え、 「何故やるのか」「何を解くのか」 を決めること
なぜそう⾔い切れるのか ⾃分のレベルアップの過程を通じてお話します
前提知識
資料のタイトルを「テーマの編集」から入れてください CARTA HOLDINGSについて 18 8 180 エンジニア組織 事業 人 (エンジニアのみ)
2000人over
fluctがどのような事業か
前提知識 広告配信の仕組み 広告主 メディア 広告主側 配信事業 メディア側 配信事業 落札通知 入札・配信
配信委託 配信 広告表示のたびに、毎度オークションを行っている
前提知識 広告配信の仕組み 広告主 メディア 広告主側 配信事業 メディア側 配信事業 1日数十億リクエストが処理される fluctはメディア側配信事業の1つ
fluctにおけるお⾦の流れ
前提知識 fluctにおけるお金の流れ 広告主 メディア 広告配信料 広告掲載料 • 1日数十億リクエストを捌く / 数百ms以内で処理が必要
• 1円/req のズレがとてつもない得損を生む規事業領域
前提知識 fluctにおけるお金の流れ 広告主 メディア 広告配信料 広告掲載料 • 1日数十億リクエストを捌く / 数百ms以内で処理が必要
• 1円/req のズレがとてつもない得損を生む規事業領域 会計機能を 担当
時代背景
当時と今のfluct開発風景 2020年頃(入社当時) • インフラ ◦ オンプレ・EC2・puppet…… • CI/CD ◦ Jenkins・CircleCIが主流
• 開発スタイル ◦ AIアシストなし ◦ 全部、自分で書く 前提知識 2026年の今 • インフラ ◦ Fargate・terraform・n8n…… • CI/CD ◦ GitHub Actions 一強 • 開発スタイル ◦ Claudeでコードを書いて、 Claude Actionsがレビュー ◦ 自分が時間をかけて書いたもの と同等のものが一瞬で出る
AGENDA 01 AIと共に進化する方法 / AIでなにが変わったのか 02 Lv0:社会人になる前の自分 03 Lv1:タスクをもらってやるだけの世界 04
Lv2:1人でfluct会計システムを背負う 05 Lv3:国の税制変更という未知の中で 02 01
Lv0:社会人になる前の自分 当時、やっていたこと • ゲーム開発・Webアプリ開発 • CARTAのエンジニアインターン「Treasure」を経験、入社 CARTA入社を決めた理由 • エンジニア社員の根底にあるエンジニアリング文化に惹かれた ◦
『この人たちと一緒に働きたい』と思った 自分を測る物差し • 「実装できる = 成長」 Lv0 → Lv3:レベルアップの旅
AGENDA 01 AIと共に進化する方法 / AIでなにが変わったのか 02 Lv0:社会人になる前の自分 03 Lv1:タスクをもらってやるだけの世界 04
Lv2:1人でfluct会計システムを背負う 05 Lv3:国の税制変更という未知の中で 03 01
Lv1:タスクをもらってやるだけの世界 (1年目) 当時、求められていたこと • fluct SSP 全般 管理画面・レポートシステム・配信サーバーを一通り触る • 頼まれたタスクを一人でやり切れること
どう乗り越えたのか • Lv0: 「実装できる = 成長」 • Lv1: 周りを頼りながら、 業務知識を学び、課題を解き切る Lv0 → Lv3:レベルアップの旅
AGENDA 01 AIと共に進化する方法 / AIでなにが変わったのか 02 Lv0:社会人になる前の自分 03 Lv1:タスクをもらってやるだけの世界 04
Lv2:1人でfluct会計システムを背負う 05 Lv3:国の税制変更という未知の中で 04 01
Lv2:1人でfluct会計システムを背負う (1年目後半~2年目) 求められたこと • 1人でfluct 会計システムの開発・メンテナンスを担うこと • 仕様がわからないシステムを読み解き、ビジネス要求に自分で答える こと 状況
• 前任者が去り、仕様を知る人間がいない状態で丸ごと任された ◦ 1日数十億リクエスト分の管理 ◦ 1円のズレも許されない業務知識の塊 • 毎日ビジネスサイドから質問・要求の雨 Lv0 → Lv3:レベルアップの旅
Lv2:乗り越えてわかったこと 取り組んでいたこと • 周りの強いエンジニアを参考に、コードを読み解きながらビジネス 側と対話を繰り返した • 一人では解決しないと悟り、とにかく周りを巻き込んだ 当時の感情・感覚 • 当時の感情としてはとにかく焦っていた。一人では解決しないし、
いいものができない。 • とにかく周りと話し、コードを読み解き、がむしゃらに繰り返した Lv0 → Lv3:レベルアップの旅
Lv2:乗り越えてわかったこと どう乗り越えたのか • Lv1: タスクをもらって自力で倒せること、実装力が上がること • Lv2: 「何故これをやるのか」を考え、優先度を自分で決め、判断す る側になること Lv0
→ Lv3:レベルアップの旅
AGENDA 01 AIと共に進化する方法 / AIでなにが変わったのか 02 Lv0:社会人になる前の自分 03 Lv1:タスクをもらってやるだけの世界 04
Lv2:1人でfluct会計システムを背負う 05 Lv3:国の税制変更という未知の中で 05 01
Lv3:国の税制変更という未知の中で (入社3〜4年目) Lv0 → Lv3:レベルアップの旅 インボイス制度とは • 2023年10月1日、税の扱いに関する取り決めが国家レベルで大きく変わった • 定められた書式の書類(インボイス)がないと支払った消費税を
経費として認めない 起きたこと • 取引先に対してインボイス発行するためのデータ管理が必要になった • 会計システムや経理上の対応が必要になった
Lv3:国の税制変更という未知の中で Lv0 → Lv3:レベルアップの旅 議論のポイント • 特にこの消費税の取り扱いについてよく取沙汰されていた • Q. 発注側、受注側のどちらが消費税を負担するべきか?
◦ 例えるなら「先輩と後輩でご飯行った時、先輩が常に奢るべきかどう か?」 ◦ 今後の経営に対して大きなインパクトを与える意思決定 求められたこと • 正解が決まっていない状況で、fluctとしての答えをシステムに落とすこと • 技術的な実装変更より、不確実性の高い中での決断が本当に大変だった
Lv3:やったこと・気づき やったこと • 事業責任者に「fluctとしてどうあるべきか」を提案した ◦ 不確実性に対してどう対応したのか? ▪ 経理・法務という知識をつける ▪ fluctの立ち位置としての対応を考える
• 財務・法律の業務知識を経理・法務の方を頼りつつ自分で勉強した • Slackチャンネル作成・Q&A作成・事例共有で全社に知識を伝搬した Lv0 → Lv3:レベルアップの旅
Lv3:やったこと・気づき どう乗り越えたのか • Lv2: 「なぜこれをやるのか」を考え、優先度を決め、判断する • Lv3: 正解が不明確でも、不確実性を下げ、今ある手札で決断する 気づき •
事業の深部に踏み込むからこそ、事業に沿った”良いもの”が作れる Lv0 → Lv3:レベルアップの旅
06 AIと共に進化する⽅法
AIによって開発サイクルが変わった AIと共に進化する方法 これまでの開発サイクルのあり方 要求・設計・実装・テスト・レビュー・デプロイ・監視 この流れを人間がやっていた The Software Development Lifecycle is
Dead
AIによって開発サイクルが変わった AIと共に進化する方法 これからの開発サイクルのあり方 意図をAIエージェントに伝えるとデプロイまで一気に進む 人間は意図に沿って「ちゃんと動くか」を判断することが仕事になる The Software Development Lifecycle is
Dead
ビジネスと開発のループ AIと共に進化する方法 当時は「開発サイクル」しか 見えていなかった だが、 開発はあくまでも事業活動の一部 開発 サイクル
ビジネスと開発のダブルループ AIと共に進化する方法 開発 サイクル (⼩) 開発 サイクル (⼩) ビジネスのサイクル(⼤) 開発の外側にはビジネスのサイクルがある
ダブルループ構造になっている
「事業をエンジニアリングする」 AIと共に進化する方法 エンジニアの仕事の本質 ビジネス・開発のサイクルを両方回して 「事業を技術で進化させる」こと 開発 サイクル (⼩) ビジネスのサイクル(⼤) 「事業をエンジニアリングする」
AIが圧縮したのは開発サイクルだけ AIと共に進化する方法 開発 サイクル (⼩) 開発 サイクル (⼩) ビジネスのサイクル(⼤) AIが圧縮したのは開発サイクルだけ
ビジネスサイクルは変わらずに残る 嬉しい • 「なぜ」を考える という成長ポイントにフォーカス 嬉しくない • 実装力を積み上げる成長プロセスが 大なり小なり奪われた
AIに使われる側にならないために 良くないのは やったけど「なぜ上手くいったか・失敗したか」分からない状態 → 成長に繋がらない「やった」が積まれるだけ。 AIを使う側に行くためには 「なぜやるのか」「どうしてこうなったのか」「何を解くか」を考え続ける →個々の判断が蓄積して、欲しい状態を判断する「判断軸」が養われる AIと共に進化する方法
「何を作るか」でなく「何を解くか」 • 実装の速さはAIに任せる時代 • 「何を解くか」を問い続ける人間こそが、 AIを加速装置にできる これが、Lv0からLv3の旅を通して自分が学んだこと AIと共に進化する方法
まとめ
焦りの正体と、これからのモノサシ 自分が今、学生だったらどう思ったか • 大部分の焦りの理由は「実装以外の手札を持っていない」こと • 手札は自分で増やせる 。 Lv1→Lv2、Lv2→Lv3の自分がその証拠 AI時代の物差し •
コード1行、判断1個に対して「なぜ」に答えられる ◦ 全てのアウトプットの質が上がる ◦ 自信がつく。理由付けができると味方ができる • 「何故やるのか、何を解くのかを考えて事業に向き合える」ことは AI時代において大きな追い風となる まとめ
そんな考えを体感できるインターン
「何故やるのか」「何を解くのか」を突き詰める まとめ • 日時:8/10(月)〜8/28(金) 10:00〜18:30 • 概要:技術講義、評価会体験、チーム開発 • 形式:全日程 虎ノ門オフィス開催
• 定員:20名程度 課題解決実践プログラム「Treasure」 チームを前に進める戦力に。 AI時代を生き抜く「フルサイクル開発」の真髄を掴む3週間
CARTAサマーインターン「Treasure」特徴 • 「問い」から始める課題解決 • エンジニア評価制度「技術力評価会」の運用改善がテーマ • 各事業CTO/テックリードが3週間「ベタ付き」サポート • 同世代トップレベルの仲間と切磋琢磨 まとめ
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