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AIは脅威でなくチャンス。 AIと共に進化するエンジニアの成長戦略 / spz-colab-c...

AIは脅威でなくチャンス。 AIと共に進化するエンジニアの成長戦略 / spz-colab-conf-2025

サポーターズ Colab Conf CARTA CTO @suzu_v登壇

登壇者: https://x.com/suzu_v
イベントページ: https://supporterz-seminar.connpass.com/event/355775/

【概要】
生成AIの進化はエンジニアの働き方やキャリアに変革をもたらす一方、格段に創造性を飛躍させるチャンスです。今エンジニアに求められるのは、AI前提に適応し学び続けること、AIを活用し本質的な「深い要求」に応える力を磨くことでしょう。組織としてエンジニアの進化をどう支援できるか?CARTAは「まず、やってみる」の精神でAI推進を実践。GitHub
Copilot利用率9割、Devin 開発推進、LLM事業応用、LLM OpsなどAI活用事例を紹介。AIと共に「事業をエンジニアリング」する人材に進化するため挑戦や「データxAl」を軸としたCARTAの成長環境について全社CTOがお話します。

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CARTA Engineering

July 13, 2025
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Transcript

  1. 略歴 2011: (⼤学時代)スタートアップ⽴ち上げ。CTOとしてウェブメディア⽴ち上げやる。 2012: VOYAGE GROUP新卒⼊社。でかいデータをつかってみたいな、と思い広告技術の世界へ。 2014: クラウドのデータ基盤ができたので、解析チームをマネジメントしてみる 2015: やっぱりもっと⼤きな開発チームで挑戦してみたいなと思い、fluct

    SSPチームへ。 2016: もっとプロダクトにコミットしてみたいな、と思いマネジメントをまたやる 2019: 会社経営にももっとコミットするかと、fluct CTOをやる 2022: このエンジニア組織や⽂化をもっと広めて良くしたいな、と思いCARTA CTOをやる CARTA HOLDINGS 執⾏役員CTO 鈴⽊ 健太 すずけん X: @suzu_v 著書 (いずれも共著) CARTA内の役割 CARTA Tech Board 情報セキュリティ委員会 委員⻑ CTO室 & ICT担当
  2. 今起きている or 起きつつあること • レビュー速度に⽣産性が律速する ◦ あまりにもコード⽣成が早すぎて、レビューが⼤変 • 簡単なツールはすぐできるようになった ◦

    ⼀部の業務しか改善されない (アウトカムが⼩さい) • リスクマネジメントの危機 ◦ ちゃんとレビューするの⾯倒だし、スピード優先で 「えいや」でリリースしちゃいたい気持ちと戦う AIは脅威でなくチャンス。 AIと共に進化するエンジニアの成長戦略
  3. (経営として、個⼈として)考えるべきこと • 「質とスピード」の両⽴ ◦ ⻑期的なアウトカムを組織として⾼めるには? • AI/LLMによる創造性の増幅 ◦ 組織としてレバレッジをかけて活かすには? ◦

    前提: 競合のチームもAIの恩恵を受ける • 個としての成⻑ ◦ 個⼈として能⼒にレバレッジをかけるには? ◦ 経営視点: 個が成⻑すれば組織も成⻑する = ⼈的資本投資 AIは脅威でなくチャンス。 AIと共に進化するエンジニアの成長戦略
  4. 70% The Proble m Beyond Vibe Coding / Chapter 3

    https://learning.oreilly.com/library/view/beyond-vibe-coding/9798341634749/
  5. 個⼈の戦略: 「問い」を磨き、経験を重ね、判断⼒を磨く 「問い」によって状況を深く理解し、レバレッジポイントを探すことができる。 (= 効果的なアプローチを⾒つける⼒を⾼める) • なぜその機能がほしいのか • ⼩さな投資で⼤きなリターンを得るにはどうしたらいいか •

    いま過度に作り込まないほうがいいのではないか • ピーク時の負荷への耐性、将来的な拡張性、リソース効率などを 多⾓的に満たすにはどうすればよいか AIは脅威でなくチャンス。 AIと共に進化するエンジニアの成長戦略
  6. AGENDA 01 開発環境への投資: Devin / Claude Code配布 02 毎⽇の情報共有: 「楽しみ」によるコラボレーション

    03 技術⼒評価会: 実践知の⾔語化とフィードバック 04 学習基盤: O’Reilly Online Learning 05 AI推進の専⾨組織: CARTA Generative AI Lab PRACTICE
  7. AIは脅威でなくチャンス。AIと共に進化するエンジニアの成長戦略 学習基盤の整備 - O’Reilly Online Learning導⼊ 全エンジニアを対象に導⼊ • O’Reilly本はほぼ読める (洋書、和書、翻訳含む)

    • Cloud Labs ◦ 実際に試せるSandbox環境 ◦ e.g. AWS, Google Cloud, Azure • カンファレンスアーカイブも⾒れる AI系コンテンツが急激に増加中(読みきれない悩みも‥)
  8. AIは脅威でなくチャンス。AIと共に進化するエンジニアの成長戦略 Generative AI Labの設立 (2023.04) 事業会社 CARTA CTO ソフトウェアエンジニア データサイエンティスト

    AI Lab 管掌 知⾒ PoC 共同調査 プラクティス共有 AI活⽤相談 事業開発相談 業務環境 外部サービス ICT本部(情報システム) ガバナンスの連携 ⽣成AIガイドライン設置 外部サービスの共同検証 事業開発機会 AI応⽤実践知識 探索 モデル(LLM)検証 開発ツール 外部サービス ガバナンス面を支えつつ、 AIの探索・応用を加速。 法務‧IT‧セキュリティ etc. リスクアセスメント 情報セキュリティ委員会
  9. EOS