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AIに頼る自分が嫌だ
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Michika Kurotaka
March 06, 2026
Programming
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AIに頼る自分が嫌だ
Michika Kurotaka
March 06, 2026
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Transcript
AIに頼る自分が嫌だ ~1年目の不安の正体~ 2026.03.06 【25卒】新卒のつまずきを糧にしNight kurotaka
自己紹介 kurotaka (@chronoll) といいます! # 25卒 /株式会社エブリー / ソフトウェアエンジニア #
爬虫類🦎 / Youtube / ラジオ / 読書 / HIPHOP 直近の出没予定 (参加) 3/12 Claude Code Meetup (運営) 3/19 Codex Meetup Tokyo (出展) 4/12 技術書展
話すこと • 1年振り返って感じた不安の分解 • 個人的なアプローチの一例 • それだけで十分?(そんなことはない
不安はどこから? • 1年振り返ってみて、個人的「やりきれてない」と思う部分の正体 → AI頼りになっていて成長実感がない・技術力に不安があること
不安はどこから? • claudeに日記を分析させてみたら一番に出てきたから多分あってる
「AI頼り」の不安の正体 1. エンジニアとしての主体を奪われる感覚 a. コーディングをやらせるほど自分の存在意義を否定しているようなジレンマ b. 学生時代に想像していた「自分でコードを書くエンジニア像」とのギャップ 2. 「AIがなかった時代のエンジニア」に勝てないかもしれない a.
少なくとも数年前のエンジニアは自力でやっていた b. 今からどうやったら追いつけるかのイメージが湧かない
「AI頼り」の不安の正体 →成長しているのかわからない • AIの出力の質に自分のアウトプットも左右されている • レビューで指摘されるたびに「手を煩わせている」不甲斐なさ
不安解消のためには? • 今更「AIやめる」は現実的ではない →うまく活用しつつ以下が達成できればクリア? 1. 自己効力感を得る a. AIのアウトプットによる「ガチャを回している感覚」を減らす 2. 成長実感を得る
a. AIを使っていても学びにつながったという自覚を得る
今までのやり方とその問題 • 機能要件を渡してAIに一回で実装させて、自力で手直し ◦ AIの出力の良し悪しが「ガチャ」のような感覚 ◦ 待ち時間が手持ち無沙汰(お祈りタイム) ◦ 出てきたものを理解できず修正に長時間 •
タスク見積もり時間と実装時間の乖離が深刻化 • AIの出力に一喜一憂、自己効力感や成長実感が得られない
試行錯誤の一例: 仕組み化 機能一括→レイヤーなど細かい単位で実装させる 全体を往復して修正→細かい単位で仕上げてから次に進む 繰り返す指示をrulesなどドキュメント・ナレッジ化 AIへの質問や実装時の疑問をメモするコマンド 手直しの範囲が明確になる 見積もりと振り返りの精度向上 実装効率の向上+資産化 /
コードへの理解度向上 判断・学習内容の可視化で成長実感を得られる やったこと 良かったこと 目的を持って細かい単位で・rulesを自分で書いて・学習の可視化
一旦「不安そのもの」に立ち返る • 以下はある程度達成された だけどレビューで指摘は受けるし、まだ不安は残る 「技術力がない」不安=「AIのせい」 は結論急ぎすぎ?
そもそも全部AIのせい? • 受けたコードレビューを改めて見直してみると.. → (AIの特性や機能を理解しつつ)仕組みで改善できる AI依存が原因 冗長なコード 既存パターンの見落とし AIのノイズそのまま →
従来通り経験+学習が必要 AIはあんまり関係ない 経験不足が原因 ビジネス要件の考慮不足 言語仕様のキャッチアップ不足 設計力
区別できてなかった2種類の不安 • 普遍的な1年目の実力不足なのに「AIに頼ったせいかも」という疑念も加 わってしまっていた • 区別できたことで個別に対処をしていきたい ◦ AI依存の問題 →不安を分解/AIとの付き合い方を変えれば仕組みで改善できる ◦
経験不足の問題 →コミット量と時間で埋まる(AIはそんなに関係ない) ▪ AIを活用してキャッチアップしつつ、AIでカバーできない側面を正しく理解する ▪ AI以前とやるべきことはそんなに変わらない、当たり前のことをやらないと
まとめ • 「AI頼り」による不安は仕組み化することである程度コントロールできる ◦ AIの出力左右されないガードレール設計と理解 ◦ 学習内容の可視化など成長実感を自動的に得る • なんとなく感じていた不安や後悔は「AI依存」のせいもあるし、「1年目と しての普遍的な成長痛」も混ざっていた
1年振り返ってみて • 自分とAIとの付き合い方が何度も変わったが、よく考えたらツール側も変化 が激しかった ◦ 4月入社時はCursor一択→Claude Codeの登場など根幹から変化 ◦ MCP, 仕様駆動開発,
AGENT.md, サブエージェント, Skills, … ▪ 取り巻く思想や設計も大きく変化 • (戸惑っていたということは、むしろ変化に食らいつこうとしていた証拠か もしれない)
それでも不安はなくならない • 進化し続けるAIに対してエンジニアの役割をどう定義するかは、正解がない ので探っていくしかない ◦ 時流にアンテナを貼り続ける努力はもっとしないといけない • 2年目にあたって「自信のない先輩」のままでいても仕方ない。。 ◦ ポジティブにならなければ