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Amazon Aurora Serverless v2 移行への道

Amazon Aurora Serverless v2 移行への道

第31回 ちょっぴり DD / AWS Dev Day 2023 Tokyo 延長戦の資料です。

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July 04, 2023
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  1. 第31回 ちょっぴり DD / AWS Dev Day 2023 Tokyo 延長戦

    Amazon Aurora Serverless v2 移行への道 2023.06.29
  2. スケーラビリティとの戦い 2022/6: CTO就任 2022/6〜: 諸々の技術的負債への対応 • Ruby/Rails/MySQLバージョンアップ • 開発環境のコンテナ化 •

    CI / CDパイプライン整備によるデプロイの自動化 2022/12: EC2ベースからECS on Fargateベースになり、オートスケーリン グが可能に
  3. 要件の確認 • Serverless V1よりもスケーリングの応答性が高く、高可用性 • Aurora MySQL version 3.02.1 のため、移行可能

    • 同等性能(ACU換算)では、プロビジョニングされたインスタンスよりも 高価 ◦ アンケートサービスの特性にマッチ
  4. 切り替え方法は? • Amazon Aurora Blue/Green Deployments • 昨年のRe:Inventで発表 ◦ 使えるなら使いたい

    • 1分程度のダウンタイムで本番DBへ昇格 ◦ 顧客影響を最小限に
  5. 移行後の運用 • ACU(Aurora Capacity Unit)について ◦ Serverless v2のキャパシティ単位 ◦ 1ACU当り、2GiBのメモリに相当

    ◦ 移行前のdb.r6g.4xlarge相当は、64ACU • ACUの設定 ◦ Min ACU: 2 ◦ Max ACU: 64 ▪ 移行前のインスタンスと同等性能に設定
  6. 移行後の問題点 • 移行当初の問題 ◦ Min: 0.5ACUにしていたため、負荷に追従しきれなかった ◦ パフォーマンスインサイトの設定を有効にしているため、推奨値の Min ACU:

    2に設定 • 定期的にフェイルオーバーが発生 ◦ サービス影響は軽微ではある ◦ サポートに問い合わせ、AWS側の問題である可能性 ◦ Auroraのバージョンが若干古いことに起因?