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スマートクリニック導入事例集(新規開業編)
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DENTIS(クラウド歯科業務支援システム)
May 21, 2026
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スマートクリニック導入事例集(新規開業編)
DENTIS(クラウド歯科業務支援システム)
May 21, 2026
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Transcript
1
⻭科業界の最新動向 ‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧P03 スマートクリニックの効果 ‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧P06 スマートクリニック導⼊事例集 ‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧P07 DENTISのご紹介 ‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧P30 ⽬次 はじめに‧⽬次 ‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧P02 CASE01 S DENTAL OFFICE
南円⼭ ‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧ P08 CASE02 芦屋まにわ⻭科 ‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧ P16 CASE03 品川矯正⻭科 ‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧‧ P23 本資料は、⻭科医院の新規開業において、予約からカルテ、レセコン、会計まで オールインワンで利⽤できるクラウド業務⽀援システム「DENTIS」や、紙の診察 券代わりにスマホアプリで予約管理やキャッシュレス決済を可能にする 「melmo」を効果的に活⽤し、「スマートクリニック」を実現している医院様の 導⼊事例集です。 ⼈⼿不⾜や採⽤難、患者ニーズの変化が激しい今、⻭科医院には「スタッフが事務 作業に追われず、診療に専念できる環境」が求められています。特に新規開業時 は、最初からムダのない体制を築くことが、これからの⻭科医院経営において必須 事項となります。 本資料では、スマートクリニック化によって患者様と向き合う時間を増やし、満⾜ 度を⾼めることに成功した3つの事例をご紹介します。先⽣が理想のクリニックを 作るためのヒントとして、ぜひご活⽤ください。 はじめに なぜ今、スマートクリニックなのか。理想の姿とは? ‧‧‧P05 2
最新の⻭科業界動向 現役世代の急減により就業者数が⼤きく減少する⼀⽅で、⾼齢者⼈⼝がピークを 迎え医療‧福祉の需要は⾼まることから、 医療‧福祉職種の⼈材は現在より多く 必要となる⾒込みです。 1. 2040年には労働⽣産⼈⼝が⼤きく減少 また、現時点でも、⻭科衛⽣⼠のうち新卒の求⼈倍率は23.3倍のデータがあり、 すでに深刻な採⽤難の状態であることがわかります。 出典:⼀般社団法⼈全国⻭科衛⽣⼠教育協議会:⻭科衛⽣⼠教育に関する現状調査の結果報告
出典:厚⽣労働省:医療機関の業務効率化‧職場環境改善の推進に関する論点 3
労働⽣産⼈⼝が急減する「2040年問題」を⾒据え、国は医療DXを「推奨」から「実効性の ある施策」へとフェーズを移⾏させつつあります。直近の政府資料では、以下の指針が⽰さ れています。 ‧2030年までに「電⼦カルテ普及率100%」へ 改正法により、2030年末までの普及率100%達成が政府の義務となりました。さらに⾼市政 権下では、全国的な情報共有基盤を⽀える電⼦カルテの「クラウドネイティブ化」が強⼒に 推進されています。今後、従来のオンプレミス型はシステム連携から取り残されるリスクが ⾼まります。 ‧「業務効率化」を管理者の努⼒義務とする⽅針 社会保障審議会にて、院⻑等の管理者の責務に「業務効率化」を明記する⽅針が⽰されまし
た。これは⼈⼿不⾜への対策として、DXによる⽣産性向上が公的に求められる時代になった ことを意味します。 この流れの中で、タスク‧シフト∕シェア(業務の分担‧移管)の推進も重要視されていま す。⻭科領域においても、専⾨職が電話対応などの「資格不要の事務作業」から解放され、 本来の診療業務に集中できる環境整備が検討課題として挙げられています。 2. オンプレミス型システムの「3つの限界」 3. 国が推進する医療DX かつては主流だった院内にサーバーを設置するオンプレ型システム。しかし、⽬まぐるしく 変化する現代の⻭科経営においては、⼤きな「経営リスク」となりつつあります。 参照 ‧厚⽣労働省:「医療法等の⼀部を改正する法律の成⽴について(報告)」「医療機関の業務効率化‧職場環境改善の推進に関する⽅向性について(案)」 ‧内閣官房:「戦略分野分科会(第3回)」 3つの限界 詳細 1. 数年ごとに発⽣する「⾼額な更新費⽤」 5〜7年周期で訪れる数百万円単位のハード ウェア更新は、経営上の⼤きな負担となりま す。この避けられない設備投資はキャッシュフ ローを圧迫し、本来投資すべき分野への資⾦活 ⽤を妨げる要因です。 2.「場所」と「端末」に縛られる不⾃由な働き⽅ 特定のPCでしか作業できない環境は、スタッ フの動線を乱し業務効率を低下させます。また 院外アクセスの制限は、訪問診療や分院展開、 テレワークといった柔軟な経営戦略を阻害する 物理的なボトルネックとなります。 3. 診療停⽌に直結する「データ消失」のリスク 院内サーバーはサイバー攻撃や物理的災害に対 して脆弱であり、万が⼀の際は全データ消失の リスクを伴います。診療停⽌という致命的な事 態を招きかねない「守りの弱さ」が、オンプレ ミス型最⼤の懸念点です。 4
なぜ、スマートクリニックが求められるのか スマートクリニックが求められる理由 ‧採⽤難への対策 「少ない⼈数でも質の⾼い診療を維持できる環境」を作ることが、開業成功の条件になりつ つあります ‧経営リスクの排除 オンプレミス型が抱える「⾼額な更新費」や「データ消失リスク」を排し、常に最新かつ安 全なクラウド基盤で医院を安定して経営できます ここまでの⻭科市場の動向からも、⻭科医院は「深刻な⼈⼿不⾜‧採⽤難」と「加速する医 療DX」という⼤きな転換期にあり、この厳しい環境を乗り越え、理想の⻭科医療を継続す
るために、新規開業時のスマートクリニック選択は避けて通れない状況になってきていま す。 理想のスマートクリニックとは DENTISが定義するスマートクリニックとは、単なる「デジタル化」ではありません。 5 「業務効率化によって、患者様と向き合う時間を最⼤化し 患者満⾜度を創出すること」 これが、私たちが目指す真のゴールです。 予約管理や問診の転記、会計事務といった「定型化可 能なバックオフィス業務」 をすべてシステムが代替 します。それによって生まれた「時間」と「心の ゆとり」を、すべて患者様一人ひとりの不安に寄り添うカウンセリングや、丁寧な治療説明へと あてることができます。
スマートクリニックの効果 1.運営のスリム化 ✔ 最⼩限のスタッフで回る診療体制 ✔リアルタイムな情報共有で スムーズな接客を実現 ✔ 事務の⾃動化で患者様と向き合う 時間を確保 2.患者満⾜度の向上
✔ 会計待ちゼロを実現 ✔ 予約リマインドで治療継続 ✔ システムが作業を代替し、 患者対応の余白をつくる 3.経営の⾒える化 ✔ データに基づく戦略的意思決定 ✔ キャンセル‧⾃費率を可視化 ✔ 労働⽣産性およびコストの可視化 深刻な⼈⼿不⾜という業界の課題に対し、国も「医療DX」というかたちで⼤きく 動き出しています。 こうした時代の要請に応えながら、現場の負担を減らし、理想の診療体制を実現 する具体的な⼿段。それが「スマートクリニック」です。 導⼊によって得られる、経営上の3つの⼤きなメリットを解説します。 6
7 スマートクリニック 導⼊事例集 • Case01 S DENTAL OFFICE 南円⼭ • Case02 芦屋まにわ⻭科
• Case03 品川矯正⻭科
8 S DENTAL OFFICE 南円⼭(北海道札幌市) 2025年6月に北海道札幌市で開業したS DENTAL OFFICE南円山は、すべては「笑顔と満 足のために」という理念を掲げ、徹底したデジタル化による「無駄の削減」と、それによって 生み出された「患者様と向き合う豊かな時間」を両立させています。Mac製品を駆使し、紙
のカルテ棚や物販棚すら持たない潔い設計。効率化の先にある「人間味のある接遇」とは 何か、佐々木院長にお話を伺いました。 Case01 スマートクリニックの最前線:S DENTAL OFFICE南円⼭ 患者と向き合うためのスマート医院設計
9 「すべては笑顔と満⾜のために」をデジタルの⼒で実現する 開業にあたり、どのような医院を目指されましたか? 当院は「すべては笑顔と満⾜のために」を理念に掲げています。患者様はもちろん、スタッフを 含めここで働く⼈すべてが笑顔になれる医院を⽬指しています。 そのために、開業当初から「デ ジタル」をメインに据えた設計にこだわりました。「笑顔になるためにデジタル?」と思われる かもしれませんが理由があります。 アナログな作業には、常に「時間」と「ミス」がつきまといます。勤務医時代、カルテを準備 し、探し、運び、また⽚付ける……。その⼀連の動作に多くの時間が奪われていました。デジタ
ルなら、カルテの準備から⽚付けまでの作業は省略でき、同姓同名の⽅の取り間違いといったリ スクも起きづらいと考えています。また、⼝腔内スキャナーを活⽤し、従来の型取りをなくす。 そして、徹底したペーパーレス化です。「効率化できるものは効率化して⼒を⼊れない。⼀⽅で 患者様⼀⼈ひとりと向き合うためには⼗分に時間を充てる」。これが私の考えたスマートクリ ニックの形です。
デジタル化を前提としたことで、医院の環境面にはどのようなこだわりを込めましたか? 院内設計の段階から、最初からカルテ棚を作らないと決めていました。その分、収納やスペース を他の⽤途に有効活⽤しています。また、受付や診察室から徹底的に紙をなくし、物販も実物は 置かずにモニター表⽰にしています。 最初からカルテ棚を作らない選択。管理に⼒を使わない 数あるシステムの中で、 DENTISを選ばれた理由を教えてください。 ⼀番のこだわりは、院内をMac製品で統⼀し、シームレスに連携させることでした。多くのシス テムがWindows中⼼である中、DENTISはMac環境でスムーズに動作し、iPadでどこでも利⽤で きます。
また、コストパフォーマンスも⼤きな決め⼿です。開業時は、⼝腔内スキャナーなど「治療の質 に直結する機材」にしっかり予算を割きたいと考えていました。他社のシステムでは、機能をフ ル活⽤しようとするとオプション課⾦が必要になるケースもありましたが、DENTISはアポイン ト管理、問診、電⼦カルテ‧レセコン、会計が⼀つのパッケージとしてまとまっていて、納得感 のあるコストで導⼊できました。このバランスの良さが、経営の⽴ち上げ期には⾮常に助かりま した。 10 「コスト」と「機能のワンパッケージ」が、理想の機材投資を⽀えた
これは単なる⾒た⽬の美しさだけでなく、管理⼯数を削減したいという意図が⼤きいです。紙の ポップは時間が経てば劣化しますし、貼り替えや掃除にも⼿間がかかります。システムで事務作 業や雑務に⼿間をかけないからこそ、常に静かで清潔な待合環境を保てており、それが患者様の 安⼼感にも繋がっていると感じています。 最初からカルテ棚を作らない、という前提だったからこそ電⼦カルテであることは必要です。 DENTISはその要件も満たしていました。 11
12 スマートな診療フローが⽀える「患者様と向き合う時間」 現在の診療フローを教えてください。 当院ではアプリ(melmo)やiPadを活⽤し、以下のような流れでスムーズな診療を実現してい ます。 • 予約: 基本はアプリ経由。患者様が⾃⾝のスマホでいつでも予約‧変更可能。 • 受付:
マイナンバーカードで受付を⾏い、あえて紙の診察券も発⾏。紙の診察券は医院 との繋がりを⽰す「会員証」のように位置づけ、⽇々の予約や受付などの操作はすべてア プリで完結。
13 • 診察: レントゲン撮影後や診察前の待ち時間にアプリ登録をご案内。治療の患者説明は資料を モニターで表示し、必要に応じてアプリへ共有。 • 会計: 診察室でカルテを確定すれば、即座に受付で会計が可能に。自動精算機は使わず、あえ て対面でのコミュニケーションを大切にしている。 アプリの活用について、具体的にどのようなメリットを感じていますか?
初診の患者様には、チェアサイドで「予約管理ができて便利ですよ」とメリットを伝え、その場 でアプリ登録まで完了していただいています。 スマートな診療フローが⽀える「患者様と向き合う時間」 今の時代、スマートフォンで予約管理ができるのは、患者様にとって「当たり前」の利便性 です。当院で はアプリを単なる予約ツールとしてだけでなく、情報の共有手段としても活用しています。見積書や術後 の注意事項といった資料もアプリを通じてPDFで共有することで、患者様はいつでもスマホで見返せま すし、紙のように紛失したり劣化したりするリスクもありません 。今後はさらに利便性を高めるために、 アプリでのキャッシュレス決済なども活用していきたいと考えています。
DENTIS導入で一番『スムーズだな』と実感している場面はどこですか? ⼀番は「会計までのスピード感」です。以前の勤務先では、医師のカルテチェックや印刷待ちで 15分ほどお待たせすることもありましたが、今は私が診察室でカルテを確定すればすぐに会計 準備が整います。 しかし、事務作業を徹底して省く⼀⽅で、あえて⾃動精算機を⼊れず「有⼈会計」を続けていま す。事務作業がシステムで完結し「作業の時間」が消えた分、スタッフは患者様との会話に集中 できるからです。特に対⾯での会計は、納得感を持って治療費をお⽀払いいただくための⼤切な 接点であり、そこで次の予約も丁寧にお取りしたいと思っています。こうした⼈間味のあるやり 取りの積み重ねが、結果として納得感のある治療選択や結果としての⾃費率向上と⾼いリピート 率を⽣み出しているのだと思っています。
事務作業はできる限りシステムに任せ、患者様と向き合うべき場⾯に時間と熱量を割くといった 濃淡をつけることこそが、私たちが⽬指すスマートクリニックです。効率化で⽣まれた時間を、 より質の⾼い⾃費診療の提案や⼝腔ケアの充実に充て、満⾜度の⾼い医院を⽬指していきたいで すね。 14 会計のスマートさと、あえて残す「対⾯」の価値
最後に、開業を検討されている先生方へ DENTISのおすすめポイントを教えてください。 レセコンや予約ツールがすべてまとまっていて「⼀貫して対応できる」のが⼀番のメリットだと 思います。コストパフォーマンスが良いのも開業時には助かりました。 開業時にまず最初に検 討するのはレセコンや電⼦カルテではないことがほとんどだと思います。様々な機材を検討する とコストもかかりますので、コストに納得感があり、カルテ棚を作らないなど当初の理想を叶え られるのはDENTISの魅⼒だと思います。操作感についても、ほとんどのスタッフが1〜2週間あ れば普通に慣れて使いこなしていました。何より、事務作業を効率化することで、⻭科医師もス タッフも「本来やるべき仕事」に集中できる環境がつくれます。
佐々⽊院⻑、ありがとうございました! 15
16 芦屋まにわ⻭科(兵庫県芦屋市) 2025年6月、兵庫県芦屋市に開業した芦屋まにわ歯科。「治療への不安を解消し、口腔内の健康への関心を 高めること」を理念に掲げています。丁寧な説明を通じて納得感を深め、長期的にご自身の歯を守るための 「前向きに通える環境づくり」を大切にしています。 同院の最大の特徴は、単に便利なデジタルツールを入れているだけでなく、院内のレイアウトからシステムの データ連携に至るまで、スタッフや患者様が「無理なく、自然と最適な行動をとれる仕組み(構造)」が徹底して 作り込まれている点にあります。 スマートな医院運営の裏側にある「行動を導く仕組みづくり」について、馬庭院長と TC*松村様に伺いました。
*TC:トリートメントコーディネーター Case02 スマートクリニックの最前線:芦屋まにわ⻭科 空間 × デジタル × 構造の最適解
17 「個⼈の努⼒」に頼らない。空間とシステムで⾏動を導く 開業にあたって、どのような医院を目指されましたか? 以前勤務していた⼤規模な医院では、⼈数が多いゆえの難しさを感じる場⾯がありました。例え ば、⼀度スタッフが裏の作業場に⼊ってしまうと、誰がどう動いているか⾒えません。そうなる と、「今、仕事を頼んでもいいのか?」と互いに顔⾊をうかがって迷いが⽣じます。また、受付 に業務が集中して患者様をお待たせするなど、状況が⾒えないことによるスタッフの疲弊を⾒て きました。 こうした経験から、開業時は「個⼈の気遣いや頑張り」に頼るのではなく、スタッフ全員がどこ にいても⾃然と状況を把握でき、迷わず動ける「構造」を作ることが不可⽋だと考えました。
同時に、診療以外の雑務を減らすことにも注⼒しました。基本セットはレンタルを利⽤し、外部 に委託できる業務は切り離す。あらかじめ診療以外の作業をなくす仕組みをつくることで、少⼈ 数のスタッフでも⽬の前の患者様に100%集中できる環境を整えました。
この「⾒渡せる空間設計」により、互いの状況をパッと⾒て把握できるため、「今話しかけてい いか」と探り合う無駄な時間がなくなります。そのため、空間そのものが、今誰が何をしている かを⼀⽬で教えてくれる役割を果たしています。 そして、デジタルの⾯でこのオープンな情報共有を⽀えるのがDENTISです。 導⼊を決めた最⼤ の理由は、「予約‧問診‧カルテ‧会計が⼀つに繋がっている点」でした。複数のシステムをま たぐと、データの⼆重⼊⼒や転記ミスといった⼈為的なミスが必ず発⽣します。情報を⼀つの場 所に集約することで、物理的なミスを防ぐことができます。また、受付から診療室まで⼀貫した データを瞬時に確認できるため、患者様の情報や業務連絡などの伝達スピードが上がりました。 その結果、チーム全員の認識が常に揃い、患者様をお待たせしないスムーズな連携が可能になっ
ています。 18 「⾒渡せる空間」と「⼀元管理システム」で、スムーズな連携を実現 建物の設計や、 DENTIS導入の決め手について教えてください。 まず、院内のレイアウトは「状況の分かりやすさ」を建物の設計段階から組み込みました。具体 的には、私の診療室からは待合室や⽞関が⾒渡せるようにし、さらに院内の中央に滅菌室を配置 しています。
19 当たり前の前提を疑う。紙の診察券の廃⽌と、渋滞を避ける空間設計 アプリの登録率 8割と非常に多くの患者様への導入が進んでいます。診察のフローと合わせて、高い 登録率が進んでいる理由を教えてください。 現在のフローは、以下の通りです。 予約: webまたは電話。web予約時に事前問診とアプリ登録をしていただくことで来院時の受 付をスムーズにしています。 •
受付: マイナ受付後、必要に応じてweb問診を実施。紙の診察券は発⾏しません。 • 診察: マイクロスコープでの映像などを活⽤し、治療内容を詳しく説明。カウンセリン グルーム等でアプリ登録をご案内。
20 • 会計: キャッシュレスで即会計。 当院では、患者様のアプリ( melmo)利用率が約 8割と非常に高い のですが、その背景に は「そもそも診察券は必要なのか?」と、これまでの当たり前を疑ったことがあります。 診察
券の本来の役割は、カルテ番号の確認や次回予約の日時を知らせることです。しかし、電 子カルテなら番号を探す手間はありませんし、紙に予約日時を書くことは、かえって書き 間違いなどのミスを生む原因 になります。そのため、紙の診察券はなくし、患者様ご自身の スマホで管理できるアプリを利用 することにしました。 ただ、アプリの「登録案内と場所」 には工夫が必要です。 多くの医院では、初診の受付時に さまざまな登録をお願いしがちですが、受付は院内で最も業務が集中し、渋滞が起きやすい 場所です。その中で色々なお願いが重なると、患者様も「面倒だ」と警戒してしまいます。
21 そのため当院では、アプリの登録案内をあえて受付では行わず、空間を変えて「カウンセ リングルーム」で行う ようにしています。 レントゲン準備などのちょっとした隙間時間に、落ち 着いた環境でスタッフが隣に座ってサポートする。受付という「早く済ませたい場所」から、 カウンセリングルームという「対話のための場所」へ場面を切り替える ことで、患者様の心 理的なハードルが下がり 、自然とアプリ登録を受け入れていただけるようになりました。
22 「通い続けられる」安⼼感と、キャンセルへの考え⽅ アプリを利用している患者様の反応はいかがでしょうか? 予約から会計までの流れがスムーズになり、待ち時間などのストレスが最⼩限になったことで、 「ここなら無理なく通い続けられる」と、通院への⼼理的なハードルが下がっているのを感じま す。 実は開業当初、「アプリを⼊れると簡単に予約変更ができるため、キャンセルが増えてしまうの ではないか?」という懸念もありました。しかし、現在はそう考えていません。 丁寧な説明と 確かな技術を提供し、患者様としっかり向き合っていれば、医院のファンになってくださるから
です。「簡単にキャンセルできるシステムだからキャンセルが増える」というわけではありませ ん。⼤切なのは、システムそのものではなく、システムによって⽣み出された「ゆとり」を活か して、いかに信頼関係を築いていくかだと実感しています。 整った仕組みが⽣み出す、患者様と向き合う「時間」と「ゆとり」 仕組みを整えたことで、スタッフ側にはどのような効果がありましたか? 空間とデジタルの両⾯から仕組みを整えたことで、事務的なミスや「⾔った‧⾔わない」の確認 作業が激減しました。 受付での問診内容がリアルタイムに診療室へ届き、システムが事務作業 を引き受けてくれるからこそ、私たちには「ゆとり」が⽣まれます。そのゆとりがあるからこ そ、待合室でのご案内や診療室での説明など、患者様と深く向き合う接遇に集中できるのです。 また、クラウド型システムにより「働く場所の柔軟性」が⾼まったことも⼤きなメリットです。 院外からでも状況を確認できるため、場所の制約を受けずに連携できる環境は、スタッフにとっ ても⼼強いはずです。 DENTISは操作も直感的で、新しいスタッフもすぐに慣れてくれました。デジタル化で事務的な やり取りが減った分、患者様との対話の時間をこれまで以上にとることができています。 これから開業する先生方へ、 DENTISのおすすめポイントと今後の展望を教えてください。 後からシステムを継ぎ⾜して連携の苦労をするよりも、開業時から「情報の軸となる基盤」を作 り上げてしまうことが重要です。任せられる事務作業はシステムに任せ、エラーが起きない仕組 みを作ってしまえば、少⼈数のスタッフでも医師が理想とする診療に専念できる環境を構築でき ます。 今後の展望としては、現在の仕組みをベースに、より患者様にストレスのない環境を追求してい きます。システムと空間の⼯夫によって⽣み出された時間は、患者様との対話の時間や、より質 の⾼い治療の時間にあて、価値のある⻭科医療を提供し続けていきたいと考えています。 ⾺庭院⻑、松村様、ありがとうございました!
23 品川矯正⻭科(東京都港区) 2025年11⽉、東京都品川区に開業した品川矯正⻭科は、患者様のみでなく、働くスタッフも含 めた「関わる⼈すべての喜び」を⼤切にしています。その実現のために、⾼度な治療技術だけで なく、通院や業務における「不満」を取り除く環境づくりに注⼒しています。デジタルによる 効率的な運⽤を基盤とした、開業前からの緻密な構想によって、患者様が治療に専念でき、ス タッフもゆとりを持って働ける「不満を感じさせない仕組み」を構築しています。その具体的 な内容について、⼭⼝院⻑にお話を伺いました。 Case03 スマートクリニックの最前線:品川矯正⻭科
患者に100%向き合える医院デザイン
24 「⾃分のため」の働き⽅を卒業し、「⼈に喜ばれる医院」づくりへ 開業にあたり、どのような医院を目指されましたか? 以前はフリーランスとして充実した⽇々を送っていましたが、ある時、⾃分の将来が単調な繰り 返しの先に”⾒えてしまった”感覚がありました。「このままの未来でいいのか」という⾃問⾃答 の中で芽⽣えたのは、それまでの「⾃分のため」の働き⽅ではなく、初めて「⼈に喜んでもらい たい」という純粋な想いでした。 しかし、当時の働き⽅の延⻑では、⾃⾝に裁量権がないため理想の実現は難しく、⾃ら環境を作 るために開業を決意しました。まずは私やスタッフが⼼にゆとりを持ち、満⾜して働くこと。そ れができて初めて、患者様へ最⾼のサービスを還元できると考えました。
また、「患者様に喜ばれる医院」を具体化するために、数多くの⻭科医院の⼝コミを⾒ました。 悪い⼝コミを分析することで⾒えてきた不満の多くが、技術⾯よりも「待ち時間の⻑さ」や「予 約プロセスの煩雑さ」など、治療以外のプロセスにありました。そのため当院では、システムに よってこうした不満をあらかじめ解消し、誰もが⼼地よく通える「当たり前の質」が⾼い医院の 運営を⽬指しました。
25 アプリ(melmo)を中⼼とした導線設計。受付は最⼩限に設計。 医院の導線設計と、 DENTISの選定理由について教えてください。 当院の⼤きな特徴は、アプリ(melmo)による⼀元管理を前提とし、「受付専任のスタッフを 雇⽤していない」ことにあります。「受付、会計、予約」といった業務はすべてシステムに置き 換えられると考えており、そのための導線を設計しました。物理的な受付窓⼝を最⼩限にし、来 院後はそのまま診察室へ移動する流れになっています。 これは単なる⼈件費の削減が⽬的ではなく、「スタッフが作業に追われず、患者様との対話に集 中できる」環境を作るためです。受付という「壁」をなくし、⻭科衛⽣⼠などの専⾨スタッフが
最初から最後まで患者様に寄り添うことで、より深いコミュニケーションが可能になります。事 務的な⼿続きにリソースを割かないからこそ実現できる、密度の⾼い接客と診療。これこそが私 の⽬指した医院の姿です。 この構想を実現するためには、診察券アプリに予約、決済、メッセージ送受信といった受付業務 のすべてが集約されていることが不可⽋でした。事務的なプロセスを極⼒システムに委ね、⼈為 的なミスをなくして安定した運営を⾏いたかったからです。数多くの製品を検討しましたが、こ れらすべての機能を⼀括管理でき、かつ納得感のあるコストパフォーマンスを両⽴していたこと が、DENTISを導⼊した決め⼿となりました。当院の理想とする「不満のない通院体験」という インフラを形にするために、最適だと判断し選択しました。
26 通院の不満をなくし、当たり前の利便性を⾼める⼯夫 web予約率が8割と非常に高い割合を実現されています。現在の診療フローと合わせて、高い web 予約率を実現している理由を教えてください。 現在のフローは以下の通りです。 • 予約: 約8割の患者様がweb予約を利⽤。web予約枠の最適化を⾏い、電話対応の負担を 軽減。
• 受付: 患者様が重複しないよう余裕を持って予約時間を確保。来院後はそのまま診察室 へご案内。 • 診察:サブカルテや矯正専⽤ツールを利⽤し、画像等を⽤いて視覚的に治療内容を説明。
27 • 会計: トータルフィー制*とアプリ(melmo)決済機能を組み合わせ、診察後の待ち時間 を最⼩限に。 *トータルフィー制:治療完了までの費⽤総額を最初に提⽰‧⽀払いを⾏う「総額制」のこと。 ⾼いweb予約率を実現できているのは、単にシステムを⼊れるだけでなく、「予約枠をすべて45 分に統⼀する」という運⽤の標準化を⾏っているからだと思います 。 通常、⻭科医院は処置内容ごとに予約時間を変えますが、当院ではあえて⼀律に固定しました
。これにより、webからでも患者様が迷わず直感的に予約できる環境を提供しています 。 さらに、診察券アプリ(melmo)で予約‧会計‧メッセージ通知が⼀元管理されていること が、⻑期にわたる矯正治療において⼤きなメリットになっていると思います 。⾃⾝のスマホで いつでも予約状況を確認でき、⽀払いの⼿間も省ける。この「当たり前の利便性」がアプリを通 じて提供されることで、患者様は数年単位の通院期間中もストレスを感じることなく、前向きに 通い続けることができると考えています。
28 スムーズな通院体験を⼟台に、患者様と「向き合う時間」を創出する システムを導入して、医院運営にどのような効果がありましたか? 最⼤のメリットは、スタッフが作業に追われず、患者様に100%向き合える環境を最初からつく れたことです。 当院は、待ち時間や会計の煩わしさといった「通院におけるベースラインの不 満」をなくすことに注⼒しています。今の時代、美容室の予約のようにスマホ⼀つで完結できる のは、患者様にとって「当然の便利さ」です。こうした他業界では当たり前の利便性を医療の場 でもインフラとして提供することが、信頼のベースラインになると考えています。 そして、この設計によって、院内には⼤きな「⼼のゆとり」が⽣まれています。受付で電話が鳴
り響くことも、煩雑な会計にスタッフの⼿を⽌めることもありません。システムが事務を完結さ せることで⽣まれた時間を、患者様との対話や、⻑期にわたる矯正治療のサポートという「プロ フェッショナルな役割」に充てています。不満のないスムーズな体験を⼟台に、⼀⼈ひとりと丁 寧に向き合う。それこそが、当院の⽬指すスマートクリニックの在り⽅です。
29 最後に、これから開業する先生方へ、 DENTISのおすすめポイントを教えてください。 DENTISの最⼤の魅⼒は、予約やアプリ、カルテ‧レセコンなどを⼀元管理でき、圧倒的なコス トパフォーマンスで提供されている点です。通常、個別にシステムを導⼊すると毎⽉⼤きな固定 費がかかりますが、それらを⼀つのパッケージで完結させることで、管理⼯数と費⽤の両⾯を⼤ 幅に抑えることができます。 事務作業をシステムに委ねることで、スタッフの配置も最適化され、⻭科衛⽣⼠などの専⾨職が 本来の診療業務や患者様との対話に集中できる環境が整います。⾃分たちが⼤切にしたい「診療 の質」を維持しながら、スマートな医院運営を⽬指す先⽣にとって、納得感のある選択肢になる
のではないでしょうか。 ⼭⼝院⻑、ありがとうございました!
30 サービス紹介 ここでは、患者と⻭科医院をオンラインでつなげることで、新しい患者体験の提供と、業務効率の向上を実現する “これからの⻭科医院向けシステム”DENTISのご紹介をさせていただきます。
31 appendix サービス概要
32 appendix サービス概要
33 導⼊の流れ 製品紹介‧デモ • デモ画⾯をお⾒せしながら製品をご紹介します • 必要に応じてトライアル環境のIDとパスワード発⾏するので、ご⾃⾝で操作確認もいただけます お申し込み • WEB上で申込書にご捺印‧ご署名をいただきます
• DENTISの申し込みは「Docusign(ドキュサイン)」というWEBサービスを利⽤しています アカウント発⾏ • お申し込み後3営業⽇をめどに、貴院専⽤のDENTISアカウントを発⾏します • 初期費⽤はこの時点で決済されます 利⽤準備 • 利⽤開始に必要な各種設定をお願いします • かかりつけ⽀援プランは2ヶ⽉‧トータル⽀援プランは3ヶ⽉が準備期間の⽬安です • 専属サポートがご⽀援します。データ移⾏‧システム連携‧HPバナー掲出などもお⼿伝いします 利⽤開始 • 利⽤準備が完了したら利⽤開始となります • ⽉額費⽤は、利⽤開始後最短の1⽇から毎⽉決済されます STEP 1 STEP 2 STEP 3 STEP 4 STEP 5 050-1751−0849 受付時間 10:00〜19:00 (土日祝・年末年始休み) 株式会社メドレー 歯科診療所事業部 DENTIS ▼ ⻭科のデジタル化に興味のある⽅は、お気軽にお問い合わせください ▼ DENTISについて詳しくは こちらのQRコードを 読み取ってご確認ください appendix サービス概要