Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Chatbot Arena 大規模言語モデル(LLM)のベンチマーク・プラットフォーム
Search
eiji kawada
May 14, 2024
Programming
430
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Chatbot Arena 大規模言語モデル(LLM)のベンチマーク・プラットフォーム
大規模言語モデル(LLM)のベンチマーク・プラットフォーム Chatbot Arena の解説スライド。レイティングの公式についても解説している。
eiji kawada
May 14, 2024
Other Decks in Programming
See All in Programming
AIを活用したE2Eテスト実装効率化のあゆみ / ebisu-mobile-14-kotetu
kotetuco
0
160
なぜ型を書くのか? TSKaigi2026で改めて考える #tskaigi_smarthr
kajitack
0
190
Vue × Nuxt × Oxc どこまで使える?実運用の現在地
andpad
0
350
Hunting Vulnerabilities in Symfony with LLMs
vinceamstoutz
0
570
Language Server 使ってる? 〜VSCode と Zed の場合〜 / Are you using a Language Server? ~For VS Code and Zed~
handlename
0
820
Even G2とAWSで推しのエージェントを召喚しよう!
har1101
1
140
TAKTでAI駆動開発の品質を設計する
j5ik2o
7
1.6k
Haskell/Servantを通してWebミドルウェアを捉え直す
pizzacat83
0
310
これからAgentCoreを触る方へトレンドはGatewayです
har1101
6
460
AI がコードを書く時代における新卒エンジニアの仕事風景 (2026) / New Graduate Engineers in the Era of AI Coding (2026)
sushichan044
0
200
どこまでゆるくて許されるのか
tk3fftk
0
300
才能?センス?知らん、 続けたもん勝ちだ。-- 結婚・出産・癌を越えてなお、私がプロダクトを創り続ける理由
16bitidol
2
670
Featured
See All Featured
DevOps and Value Stream Thinking: Enabling flow, efficiency and business value
helenjbeal
1
250
Leveraging Curiosity to Care for An Aging Population
cassininazir
1
310
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
12
1.2k
Beyond borders and beyond the search box: How to win the global "messy middle" with AI-driven SEO
davidcarrasco
3
180
The #1 spot is gone: here's how to win anyway
tamaranovitovic
3
1.1k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
239
140k
What the history of the web can teach us about the future of AI
inesmontani
PRO
1
630
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
82
6.3k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
130k
Embracing the Ebb and Flow
colly
88
5.1k
The State of eCommerce SEO: How to Win in Today's Products SERPs - #SEOweek
aleyda
2
11k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
432
67k
Transcript
Chatbot Arena 大規模言語モデル(LLM)のベンチマーク・プラットフォーム © dotEQ, Ltd.
Chatbot Arena 大規模言語モデル(LLM)のベンチマーク・プラットフォーム 人間によるペアワイズ比較を用いた投票による LLM の性能を評価 Elo レーティングにより、投票結果のベンチマークスコアを計算 参照:Chatbot Arena:
Benchmarking LLMs in the Wild with Elo Ratings | LMSYS Org © dotEQ, Ltd. 1 1
優れたベンチマークシステムに求められる特性 スケーラビリティ(Scalability) 可能性のあるすべてのモデルペアについて十分なデータを収集することが不可能な 場合、システムは多数のモデルに対してスケールすべきである 増分性(Incrementality) 比較的少ない試行回数で新しいモデルを評価できること 一意の順序(Unique order) システムは、すべてのモデルに対して一意な順序を提供すべきである 2
つのモデルがあった場合、どちらの順位が高いか、あるいは同順位かどうかを知 ることができなければならない © dotEQ, Ltd. 2 2
既存の LLM ベンチマークシステムの問題点 HELM/lm-evaluation-harness など古典的な LLM ベンチマークフレームワーク ペアワイズ比較にもとづいていないため、自由形式の質問の回答評価には 適していない OpenAI
evals プロジェクト 参加モデルすべてのランキングを提供していない 「Vicuna」の、GPT-4 ベースの評価パイプライン スケーラブルで段階的な評価のためのソリューションを提供していない © dotEQ, Ltd. 3 3
ペアワイズ比較に基づいた 優れたベンチマークシステム クラウドソース方式でユーザに匿名ランダム化バトルを提供する スケーラビリティ(Scalability) ユーザは 2 つの匿名モデルを並べてチャットし、どちらが優れているか投票する 増分性(Incrementality) 投票結果をもとに、Elo レーティングを計算し、モデルの順位を決定する
一意の順序(Unique order) レーティングは各バトル後に、線形に更新される スケーラビリティ(Scalability) 、増分性(Incrementality) © dotEQ, Ltd. 4 4
Collection:評価データの収集 Chatbot Arenaにアクセス ユーザは 2 つの匿名モデルを並べてチャットを開始する ユーザは、匿名モデル 2 つから返答をもらった後、チャットを続けるか、より良いと思 うモデルに投票する
投票が送信されると、モデル名が公開される システムはすべてのユーザーとのやりとりを記録する © dotEQ, Ltd. 5 5
Eval:Elo レーティング チェスやスポーツなどの対戦ゲームで広く用いられているレーティングシステム プレイヤー(LLM)の相対的な強さを計算する方法 複数の LLM 間でペアワイズ比較に基づくバトルの投票から計算する 評価は、モデル名が隠されているときの投票のみを使用する Anthropic LLM
の論文も Elo レーティングシステムを採用している © dotEQ, Ltd. 6 6
LLM の相対的な強さを求める公式 :LLM A のレーティング :LLM B のレーティング :LLM A
が勝つ確率 © dotEQ, Ltd. 7 7
公式の解説 1. レーティング差の計算: で、LLM B と LLM A のレーティング差を計算 この差が大きいほど、レーティングの高い
LLM が勝つ確率が高くなる 2. 指数関数の計算: レーティング差を 400 で割り、底 10 の指数として使用する レーティング差が 400 ポイントごとに勝率が約 10 倍変わることを意味する 3. 勝率の計算: 計算された指数関数の値に 1 を加え、その逆数を取る これにより LLM A が勝つ確率 を得る © dotEQ, Ltd. 8 8
公式の例 例えば、LLM A のレーティングが 1600、LLM B のレーティングが 2000 の場合、計算は以 下のようになる:
1. 2. 3. つまり、この場合 LLM A が勝つ確率は約 9.09% となる © dotEQ, Ltd. 9 9
LLM A が勝つ確率 の更新公式 LLM のレーティングは、各バトルの後に線形に更新できる 仮に LLM A のレーティング
が、勝つ確率 点を獲得すると予想されていたが、実際に は 点を獲得した場合のレーティングを更新式は次のようになる: ・ © dotEQ, Ltd. 10 10
公式の重要なポイントのまとめ レーティング差が大きいほど、高いレーティングの LLM の勝率が高くなる 指数関数により、レーティング差が直線的ではなく、指数的に勝率に影響する 勝率の計算は簡単な逆数の操作で得られる レーティングの更新は線形に行われる この式は、ゲームの結果を予測するために非常に有用であり、容易な更新で、LLM の相対的 な強さの差を定量的に評価できる
© dotEQ, Ltd. 11 11
トーナメントにおける各モデルのペアワイズ勝率 参照:LMSYS Chatbot Arena Leaderboard © dotEQ, Ltd. 12 12
各モデルの組み合わせ対戦回数 ランキングの全体的な網羅性を高めるために、一様サンプリングを使用 終盤に追加された新しいモデルは一様でない結果となっている 参照:LMSYS Chatbot Arena Leaderboard © dotEQ, Ltd.
13 13
モデル強度の信頼区間(via Bootstrapping) 参照:LMSYS Chatbot Arena Leaderboard © dotEQ, Ltd. 14
14
他の全モデルに対する平均勝率 (一様サンプリング、同率なしと仮定した場合) 参照:LMSYS Chatbot Arena Leaderboard © dotEQ, Ltd. 15
15
参考文献 Chatbot Arena: Benchmarking LLMs in the Wild with Elo
Ratings | LMSYS Org Chatbot Arena - Elo を使用した LLM ベンチマーク| npaka We extend our heartfelt thanks to the authors and researchers whose work has been referenced in this presentation. © dotEQ, Ltd. 16 16