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フルリモート時代のカンバン運用 / kanban-operation-in-remote

fortkle
June 04, 2020

フルリモート時代のカンバン運用 / kanban-operation-in-remote

【BASE社合同勉強会】コネヒトマルシェオンライン「事業を支えるWeb開発」
https://connehito.connpass.com/event/176890/

fortkle

June 04, 2020
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Transcript

  1. ⾃⼰紹介 • ⾼野 福晃 @fortkle • コネヒト株式会社 / Backend Engineer

    • 本を共著で書きました! • 『TECHNICAL MASTER はじめての
  PHPプロフェッショナル開発』 • 最近は Engineering Manager と Scrum Master
  2. 最低限知っておきたいZenHub 1. Epic機能 • 簡単に⾔うとGitHubの issue をまとめるもの • コネヒトではEpicにユーザーストーリーを書き
 Issueにそのストーリーを実現するための作業を書いている

    • 例) Epic: ログインすることができる • issue1: ログインAPIの実装
 issue2: ログイン画⾯の実装 画像出典: An Introduction to ZenHub Epics . ZenHub | Help Center
 https://help.zenhub.com/support/solutions/articles/43000010341-an-intro-to-zenhub-epics (2020/06/03閲覧)
  3. ZenHubの採⽤理由 • ビジネス含めて1つのカンバンをチームみんなで⾒たかった • ユーザーストーリーもEpicとしてカンバンで管理 • ⼩さなプロジェクトで何度かZenHubでカンバン運⽤をしたことがあり知⾒が あった • やりたいことをスムーズに実現できるイメージができていた

    • 中規模なスクラム開発にも対応できる機能群 • Estimate(⾒積もり)やカンバン上の⼀括操作ができる • 他にも⾊々できるが、必要なものだけをシンプルに使うことに注意している
  4. カンバン運⽤ Issueの管理 ① 作業issueはCurrent/In Progress/ Review/Doneの4つのステータスで管理 ② Currentは今スプリントで 着⼿する作業issueが並ぶ ③

    Done は作業が完了したもの。
 朝会でチームに共有し、
 共有し終えたものはClosedに移す ④ この4つのレーンは エンジニアが管理する
  5. ① 今いるところから始める • いきなり既存プロセスを⼤きく変えない • つまり、最初はアナログカンバンをできる限り再現する • ex) レーンを同じにする •

    ex) 物理ふせんとデジタルふせんの粒度を同じにする • それができてから徐々に改善を始める • 振り返りなどで声は出てないか要チェック!
  6. ③デジタルだからこそ
  ルールは最低限にする • デジタルツールはアナログを超える拡張性を持つと同時に、複 雑性も併せ待つ • つまり、複雑な運⽤ルールや⾼度なツールの知識が必要にな る状態になりがち = 「よく分からないカンバン」の誕⽣

    • 「よく分からないカンバン」は死んだカンバン。チームで改善 されない。 • ルールは最低限に。どうしても必要な部分はとにかくドキュ メント化して伝えることを諦めない。