Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
2025年1月10日 エンジニア集会 誰かと開発するために
Search
Geson Anko
January 10, 2025
Technology
0
77
2025年1月10日 エンジニア集会 誰かと開発するために
Geson Anko
January 10, 2025
Tweet
Share
More Decks by Geson Anko
See All by Geson Anko
ML集会 2025年10月15日 LTのはじめかた
gesonanko
0
14
【RSJ2025】PAMIQ Core: リアルタイム継続学習のための⾮同期推論・学習フレームワーク
gesonanko
0
200
Pythonクラス基礎
gesonanko
1
99
自律機械知能基礎論 2024
gesonanko
0
19
2024年5月18日 XRMTGエンジニア飲み集会LT
gesonanko
0
11
AMI System基礎 2025
gesonanko
1
61
2024年3月27日 ML集会 非同期AMI基盤システムα
gesonanko
0
39
非同期AMI Sys ロードマップ to Milestone 2
gesonanko
0
29
AMI System 非同期処理の事前知識
gesonanko
0
45
Other Decks in Technology
See All in Technology
現場の壁を乗り越えて、 「計装注入」が拓く オブザーバビリティ / Beyond the Field Barriers: Instrumentation Injection and the Future of Observability
aoto
PRO
1
610
AI時代の開発を加速する組織づくり - ブログでは書けなかったリアル
hiro8ma
2
320
Observability — Extending Into Incident Response
nari_ex
1
480
混合雲環境整合異質工作流程工具運行關鍵業務 Job 的經驗分享
yaosiang
0
190
dbtとAIエージェントを組み合わせて見えたデータ調査の新しい形
10xinc
2
680
20251027_findyさん_音声エージェントLT
almondo_event
2
450
Kubernetes self-healing of your workload
hwchiu
0
550
マルチエージェントのチームビルディング_2025-10-25
shinoyamada
0
180
もう外には出ない。より快適なフルリモート環境を目指して
mottyzzz
13
11k
20251029_Cursor Meetup Tokyo #02_MK_「あなたのAI、私のシェル」 - プロンプトインジェクションによるエージェントのハイジャック
mk0721
PRO
0
260
Retrospectiveを振り返ろう
nakasho
0
110
SRE × マネジメントレイヤーが挑戦した組織・会社のオブザーバビリティ改革 ― ビジネス価値と信頼性を両立するリアルな挑戦
coconala_engineer
0
270
Featured
See All Featured
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
84
9.2k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
173
15k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
230
22k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
127
54k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
274
41k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
246
12k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
253
22k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
31
9.7k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
30
2.9k
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
353
21k
The Invisible Side of Design
smashingmag
302
51k
The Language of Interfaces
destraynor
162
25k
Transcript
誰かと開発するために 2025/01/10, GesonAnko, エンジニア集会
1 自己紹介 • げそん (GesonAnko) X(Twitter)@GesonAnkoVR • ML集会 主催 •
自律機械知能の研究開発 • Pythonで機械学習のツール作る(機械学習より得意かもしれない) 自律機械知能に脳みそを焼かれた人。
2 きっかけ
3 今回の動機 • 一人で開発するのは大変だけど、どうやって仲間を集め たらいいかわからない、という悩みに応えたい • VRChatにはツヨツヨ技術者がたくさん。 • 徒党を組むようになったらもっと面白くなるのでは? •
チーム開発は難しい。 • だからこそ、誰かと一緒に開発するための第一歩を共有しておきたい。
4 どうやってチームを作る? どうやってチームで開発する? 今回の中心
5 0. まずは作りはじめよう。 • 前提条件:作りたいものがある。 • 作りたいものをどうやって作るか、話せるようになる。 • 作り方を説明できる →
作業を依頼できるようになる • チーム開発は、チームになる前から始まっている • 準備がとても大事ということ
6 1. 友人関係を広げる。 • 方法1. 技術系集会イベントに参加する • どんな人がいるか、把握しよう。 • 自分の関連技術だと
• 方法2. 技術系集会イベントを主催する(私のやり方) • 自分と興味が近い人に出会いやすい • 主催者なので全員と交流できる • 主催者どうしの繋がりが割と強い。 ※コミュニティもOK.
7 2. 話が合う人を見つけ、仲良くなろう。 • 互いに興味を持ち、技術で話せる仲が大事 • 互いの作りたいものに対して興味を持てること • 強みと弱みを把握しよう •
自分の強み、相手の弱み(困りごと) • その逆も然り • 連携したら Win-Win になれそうな人を見つける。
8 3. 「一緒に作らない?」と声をかけよう。 • 勇気を持つ • 断られることも多い。(その時々の理由がある) • しかし、誘っておくことで、将来的にメンバーになってくれる可 能性が高まる
• パートナーとなる人を見つけよう。 • 1人からで良い • ML集会: zassouさん • P-AMI<Q>: myxyさん
9 Alt 3. 協力してみよう • 声をかけられたら、自分とマッチするか、考えよう。 • ちゃんと仲良くできそうかな? • 相手のやりたいことに興味持てるかな?
• 自分のやりたいこともできるかな? • 協力できる余裕はあるかな? • マッチしたら、ぜひやろう!
10 4. 2人ではじめよう。 • 協力して作業しよう。 • タスクを分割 • 相手が得意な部分は任せよう。 •
ちなみにどっちも苦手な時は、言い出しっぺがやりきる(責任) • これで1人じゃなくなった! しばらく2人で進めてみたら…
11 5. メンバーを増やしてもOK • 手が足りなければ、1人ずつ • ヘッドハンティングがおすすめ! • 個人的NG •
コミュニティ全体(不特定多数)に対するメンバー募集 • ルール・マナー違反、通報の恐れ • スキルセット等がマッチしない人が来る • 厄介な人に狙われる危険
12 チーム開発のデメリット • チームメンバーのことを考えるコスト • 開発に妥協が発生 • 全てが自分の思い通りに行くわけじゃない • 重要なところ以外は妥協も大事
• ストレスが溜まる • チームメンバーのやらかし • 意見の衝突 • … その他たくさん
13 チーム開発のメリット • 知見が共有される • メンバーが持つ知見を得られる。 • 自分1人ではできないこともできる • 特に専門領域外のこと
• より幅広く、大きなことをできる。 • 進捗が生まれる • 相互的にケツを叩き合うため。 • 楽しい!
14 よくある勘違い • 開発速度の向上は成熟したチームだからこそ。 • チームの発足初期(~ 6ヶ月)はむしろ • 特に最初の1人とうまく連携できるようになるまでが大変 •
「自分1人でやった方が速い」なんて思う時は、チームの成長を待て ていない or 成長させられていない自分が悪い。
15 その他チーム運営Tips • プロジェクトのゴールは決めよう。 • できる範囲を見定めよう。「できるかも」は、できない。 • タスクは並行作業ができるように。 • 互いに干渉しないように。独立なタスクに分けよう
• でも進捗共有はこまめにしよう • メンバーの成果物にはフィードバックを送ろう。 • レビューし合うことで知見が共有される。
16 その他チーム運営Tips • 役割分担は明確に • 任せた作業は責任を持ってやってもらおう • 逆に、勝手に人の作業を奪ってはならない • 役割以上のことをお願いするのも
• 他にも、いろんなノウハウがあります。 • それはまた機会があれば
17 まとめ 誰かと一緒に開発するのは、 いいぞ