Upgrade to PRO for Only $50/Year—Limited-Time Offer! 🔥
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
PHP がフロントエンドエンジニアになってみた // from PHPer to Frontend
Search
Yoshihide Taniguchi
April 25, 2018
Programming
1
340
PHP がフロントエンドエンジニアになってみた // from PHPer to Frontend
2018/04/25 第125回PHP勉強会東京でのLT資料です
Yoshihide Taniguchi
April 25, 2018
Tweet
Share
More Decks by Yoshihide Taniguchi
See All by Yoshihide Taniguchi
PHP7.2で始める型宣言
gs3
0
570
ISUCONのすゝめ // OUR ISUCON
gs3
3
1.4k
オブジェクト指向設計とデザインパターンの基礎 / Basics of object oriented design and design pattern
gs3
2
100k
1人から始める大規模Webアプリケーションの言語バージョンアップ / version up PHP in large scale application
gs3
20
5.2k
PHP 5.4 ~ 5.6 での追加機能のおさらいとバージョンアップへの誘い / php54 to 56 and version up
gs3
1
2.5k
あの日見たバグを僕達はまだ公式ドキュメントで見れない / The bug we saw that day
gs3
1
1.5k
ペパボを支える大統一CI基盤と人々
gs3
2
4.2k
PHP 5.3.x のアプリを PHP 7.0.x で動かすためにした n 個のこと
gs3
1
1.6k
今までやってきたこと これからやりたいこと
gs3
0
2.4k
Other Decks in Programming
See All in Programming
Full-Cycle Reactivity in Angular: SignalStore mit Signal Forms und Resources
manfredsteyer
PRO
0
190
モデル駆動設計をやってみようワークショップ開催報告(Modeling Forum2025) / model driven design workshop report
haru860
0
230
AIと協働し、イベントソーシングとアクターモデルで作る後悔しないアーキテクチャ Regret-Free Architecture with AI, Event Sourcing, and Actors
tomohisa
5
19k
複数人でのCLI/Infrastructure as Codeの暮らしを良くする
shmokmt
5
2.2k
非同期処理の迷宮を抜ける: 初学者がつまづく構造的な原因
pd1xx
1
660
Microservices Platforms: When Team Topologies Meets Microservices Patterns
cer
PRO
1
960
俺流レスポンシブコーディング 2025
tak_dcxi
13
8.2k
Socio-Technical Evolution: Growing an Architecture and Its Organization for Fast Flow
cer
PRO
0
300
なあ兄弟、 余白の意味を考えてから UI実装してくれ!
ktcryomm
10
11k
tparseでgo testの出力を見やすくする
utgwkk
1
160
スタートアップを支える技術戦略と組織づくり
pospome
8
15k
AI時代もSEOを頑張っている話
shirahama_x
0
260
Featured
See All Featured
Unsuck your backbone
ammeep
671
58k
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
10
710
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
120k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
58
6.1k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
463
34k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
76
5.2k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
28
2.3k
Code Review Best Practice
trishagee
73
19k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1032
470k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
73
11k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
135
9.7k
Practical Orchestrator
shlominoach
190
11k
Transcript
PHPer が フロントエンドエンジニアに なってみた 第125回 PHP勉強会@東京
バックエンドからほぼ未経験でフロントエンドに転向して 1Q過ごした実体験をベースに、 フロントエンドに⼊⾨するルートの1つを紹介 これから話すこと ねらい 「フロントエンド⼊⾨したいけど何から始めたら良いのか…」 と⼿を出せずにいる⼈を歩き出しやすくする
• ⾕⼝ 禎英 (@ravelll ) • ~ 2017/12 GMOペパボ株式会社 •
バックエンドエンジニア(PHP, Ruby) • 2018/1 ~ さくらインターネット株式会社 • フロントエンドエンジニア(Vue.js) • 内定時点で Vue.js 含むフロントの FW ほぼ未経験
(余談)さくらのフロントエンド…? • 各種サービスのコンパネなど • ⽣態系が多様:Vue.js, React, Ember, Angular... • その他の技術スタックが知りたい⼈はお話しましょう
• ⾊々仕事ありますよ!!ジョイナス!!
本題‛
• ⼊社後は Vue.js でコンパネを再実装するプロジェクトに 参加することが決まり、まずはある程度独習することに ‣ ⾊々分からないことはあるけど Vue.js をやることは 分かったので公式ドキュメントを⾒ることにしよう
⼊社した
Vue.js https://vuejs.org/
• 説明が丁寧+サンプルコードも載っていて さほど js を知らなくても読み進められる • 翻訳されているので英語がつらい⼈でも安⼼ • 最初は「基本的な使い⽅」の項だけでも ‣
ルーティングは別のライブラリで実現するの がよいとのこと ⇢ Vue Router へ やったこと その1 Vue.js の公式ページのガイドを読む + 写経する
Vue Router https://router.vuejs.org/
• Vue.js 同様、説明が丁寧+サンプルコードも 載ってるし翻訳もされている • コードは vuejs/awesome-vue リポジトに あるプロダクトを幾つか眺めてみる やったこと
その2 Vue Router の公式ページのガイドをざっと読む + Vue Router を使っているコードを読んで雰囲気をつかむ ‣ Vue.js のドキュメントに状態管理のための ライブラリがどうとか…? ⇢ Vuex へ
Vuex https://vuex.vuejs.org/
• Vue Router 同様、(以下略) • コードは vuejs/awesome-vue (以下略) やったこと その3
Vuex の公式ページのガイドをざっと読む + Vuex を使っているコードを読んで雰囲気をつかむ ‣ Vue の機構がそれなりに分かった気がするけど 本当に…? ⇢ 素振りアプリ開発へ
• 習得した知識を確認・補完する • ⾃分では簡単な⽇報アプリ(バックエンドなし、 データの永続化なし) を書いた • このタイミングで Babel 公式の
Learn ES2015 ページで ES2015 の機能を調 べたりも やったこと その4 Vue, Vue Router, Vuex を使った素振りアプリを書いてみる
• Babel, webpack の役割、設定⽅法を調べ、js をトランス パイルして webpack-dev-server 上で動かすよう設定し てみる •
vue/awesome-vue にあるリポジトリの package.json や webpack.conf.js を眺めて分からない設定を調べてみ る やったこと その5 作ったアプリに Babel, webpack を導⼊する
• 社内ツール → プロダクトへとコミット • 特に⼤きく困ることなくタスクを消化できた • ここまでで10⽇くらい • 未経験の分野を仕事にするまでの流れとしては
まずまず上⼿くいったのでは?? 〜 そして実践へ… 〜
ルートふりかえり
1. Vue.js の公式ドキュメント読む + 写経 2. Vue Router の公式ドキュメント読む +
写経 3. Vuex の公式ドキュメント読む + 写経 4. サンプルアプリ書く 5. 周辺ツールの公式ドキュメント読む + 設定
だいたい公式、シンプルなルート! もちろん全部無料今から可能! だいたい⽇本語で読める! 必要な事前知識も少なめ!
ところで今⽇はPHP勉強会
こんな書籍がありますぞ
所感 • 「知識のない分野にとりあえず⾝を置いてみる」というのは 学習の戦略として良かった • 余暇での学習に⽐べて否が応でも⻑時間、実践していくこと になるので短期間で知識がつく • 諸般の事情から家で勉強ができない⼈は特に良さそう •
パラダイムの異なる⾔語を学ぶのは良い • いつもの⾔語も他を知ることで異なる視点・視座から⾒れる ようになり解決できる問題が増える
所感2 • Vue を⼀通りやったことで未知の FW やツールなどを 相対的に⾒れるようになった • 「これ Vue
で⾔うアレで、差はこれじゃん」 • React やりたいんだけど…と⾔いつつも歩き出せてい ない⼈は⼀旦 Vue で動き出すのもその後の学習がスムー ズになって良いですよ *
まとめ • フロントエンドの第1歩として Vue(.js|Router|x) の 公式ドキュメントを巡るのは良かったですよ • js ⾃体の知識も少ないところから始めて プロダクト作るところまで10⽇で進めた
• 未経験の分野を仕事にすると勢い良く知識が付きますよ • 家で勉強しづらい⼈は業務で勉強するのも⼿では