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シビックテックとコミュニティ

 シビックテックとコミュニティ

書籍「遠くへ行きたければみんなで行け」の出版記念イベントでお話した、シビックテックとコミュニティ運営の事例紹介スライドです。

Haruyuki Seki

April 29, 2022
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Transcript

  1. 公共モデルを「行政依存」から
 
 
 
 2. シビックテック アプローチ
 オープンにつながり、社会をアップデートする
 3 市民

    行政 「共創」へ
 行政と市民 (エンジニア、デザイナー、 民間企業、NPO、学生など) Conflicts
 Work together
 社会課題
  2. 信頼構築フレームワーク 4P
 テクノロジーではなく、 人々から始める
 • ともに考える • お互いの言語を学ぶ • 個人的な信頼関係を作る

    課題を理解するためにプ ロトタイピングする
 • ともにつくる • ともに学ぶ • 課題を理解する People
 Prototyping
 共通のゴールを決め、リ ソースを割り当てる
 Project
 • ともに働く • 共通価値を作る • チェンジマネジメントも行う Promote
 アイデアやデータを広め、ネット ワークを拡大する

  3. コミュニティイベント
 47 • テキストコミュニケーション
 ◦ Slack:約6,459名が参加(2021年3月現在) 
 ▪ プロジェクトの企画立案・開発・進捗などの情報を交換 


    ▪ イベント案内や情報発信などをお互いに共有 
 • ビデオ通話・配信
 ◦ Zoom:オンラインハッカソンなど開催時 
 ◦ YouTube:オンラインイベント配信時 
 • 企画・デザイン・開発
 ◦ GitHub:チーム開発での同期・情報共有 
 ◦ Figma:デザイン案の展開・共有 
 ◦ HackMD:ドキュメントでの情報共有・整理 
 オンラインツールの組み合わせで適宜情報を共有・交換

  4. コミュニティイベント(定期開催)
 48 コロナ以降は全面オンラインでイベントを毎月開催
 シビックテックライブ(input) 
 
 
 
 
 


    毎月、地域での活動や旬のプロジェクトを紹介す る定期イベントを開催。最近はオンラインで参加 者層も増え、参加者が多い時には100人を超える ことも。
 ソーシャルハックデー(output) 
 
 
 
 
 毎月、各地域に会場を設け(現在は全面オンライ ン)開発イベントを開催。有志コントリビューターか らプロジェクトが持ち込まれ、継続して開発を進め ている。
 イベント企画・実施
 
 
 
 
 オリジナル企画の様々なイベントを開催。 
 NHKとのハッカソンを協同企画 
 

  5. コミュニティイベント(学生向け)
 Civictech Challenge Cup @オンライン
 • Covid19の影響で地方の高専生のインターン先が減少 
 • 就職の実績や開発経験を積むための開発コンテストを

    
 Code for Japanの学生インターンが中心となって企画・運営 
 • 夏季休暇(7-9月)を活用し、社会課題解決のサービス開発を 
 全国各地から集まった学生がチームを組み、企画・開発し提出 
 参加者105名から27チームが作品を提出。 
 10月25日にファイナリスト10組が最終審査会に出場し、 
 大賞受賞の高校生チーム「Civichat」は受賞後法人化、 
 熊本市の実証実験に採択され、災害時の支援・補助などの 
 制度検索ツールを提供している。 
 
 49
  6. 国内連携(ブリゲード)
 • アライアンスとしての機能
 ◦ 地域の取り組みを促進・後押し
 ◦ 他ブリゲードに紹介・橋渡し
 ◦ 共同開発・委託開発
 •

    独立した組織同士の有機的繋がり
 ◦ Code for Americaを参考に
 ◦ プロジェクトなどで協力・連携
 
 
 ブリゲード活動の促進・橋渡し & 共同プロジェクト
 Code for Giin
  7. 国内連携(カンファレンス)
 51 開催地を毎年変えながら実施
 
 
 
 
 2014年から、東京大学→豊島区役所旧庁舎→神奈 川→兵庫→新潟→千葉全国各地で開催 


    
 2020年は全面オンライン開催
 
 
 
 
 
 
 
 予定していた愛知会場と全国を繋ぎ、オンラインで実 施。2021年は東北会場と接続予定。 
 Code for Japan Summit / 年に1度全国から集まるイベント

  8. 海外連携(ハッカソン・研修)
 Facing the Ocean
 (台湾・香港・韓国)
 
 
 
 g0v(TW/HK)やCode for

    Koreaと年2回ずつ、共同開催の ハッカソンを実施、関心が近いプロジェクトのメンバー同士 が集まって意見交換をしたり合同で開発を進めたりしてい る。
 Tech for Non-tech
 (オーストラリア・アフリカなど)
 
 
 
 Code for AustraliaからCode for JapanとアフリカのOpen Up とがExchangeプログラムで受講し展開しているノンテック向 けアプローチ。
 アジア・オーストラリアなど近隣から、All(全体)まで

  9. 海外連携(カンファレンス)
 53 Code for America summit 
 / Code for

    All summit
 
 
 g0v summit 2018-2020(台湾)
 
 
 海外コミュニティが開催するカンファレンスに登壇・参加
 世界中のCode for コミュニティが集まり、それぞれの活動について情報や事例を共有、ワークショップなどで議 論を交わし、コラボレーションできる関係づくりを定期的に行っている 

  10. Code for Japan インターン募集 業務内容 • Civictech Challenge Cup U-22 学生向けシビックテックアワードの企画運営

    • Civictech Accelerator Program スタートアップ連携・コーディネート • 海外シビックテックコミュニティ連携  アメリカ・オーストラリア・台湾・韓国など • 定例イベントの企画・運営 毎月開催のハッカソン・オンラインイベントなど • サービス開発プロジェクトの参加 (エンジニア・デザイナー) 採用ページ(募集案内)はこちら▷ https://recruit.code4japan.org/ 応募フォームはこちら▷ https://s.c4j.jp/nn13 61 高校生・高専生・大学生・大学院生 / 遠隔メイン・全国各地から応募可