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Uniswap V4 ~ Uniswap V4が可能にする新しいエコシステム

Haru
December 26, 2024

Uniswap V4 ~ Uniswap V4が可能にする新しいエコシステム

https://web3-lt.connpass.com/event/340347/
「Web3 LT会 Vol.60 - オンライン」で発表時に利用した資料です。

Haru

December 26, 2024
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Transcript

  1. - Haru(@haruu_iq) - Co-founder, and CTO of Kafka - @KafkaProtocol

    - DeFi, Social-Fi - Software Engineer at Turingum Introduction
  2. Uniswap とは - 世界で一番Tx量の多いDeFiプロトコル - AMM(Automated Market Maker)を採用して おり、自動的な価格策定を実現 -

    2024/10 Unichain のリリースを発表 - ブロック作成時間が 250msと驚異的なスピード - EVM互換性を持つL2 - その他 - Uniswap Labs - Uniswap Wallet - Uniswap DAO (UNI Token)
  3. Uniswap V4 - メインネットローンチ予定 - Q1 of 2025 - Hooks

    - beforeAddLiquidity, afterSwap などのHooksによりUniswap AMMを拡張してメカ ニズムの策定が可能 - ガス代の削減 - プールごとのコントラクトデプロイが不要 - Swap時のデータ転送のコスト削減 - 価格決定メカニズム、手数料、周辺エコシステムの柔軟性 - 価格決定メカニズム (xy=k)、手数料の上書きが可能 - 周辺エコシステムを Hooksによって構築可能
  4. Uniswap V4 の拡張性 - Hooksを利用し新しいエコシステムを作れる - e.g. - ボラティリティの高いトークンの LPはより多くの手数料収入を得ることができる

    - 一定期間 LP になってくれた人に追加の手数料収入、 NFTを与える - 短期間でLPを引き出すユーザーに対し返却するトークンを 1割減らす - Uniswapブランドを活用できる - Uniswapという名の知れ渡っているエコシステムを利用できる - Uniswapの監査されたコントラクトを利用することで - ユーザのセキュリティ信頼度も増し新しい DeFiを利用しやすい - 事業者として信頼情報を提供しやすい
  5. 事例 - KYC Hook - KYCの導入、whitelist管理つきの取引監視 - V4-orderbook - Orderbook形式での取引

    - Memediction - トークンベースの予測市場サービス By Uniswap Hook Incubator