Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
JAWS ミート 2026 の「出し物」のゲームを Kiro と AI-DLC v2 で作った話
Search
Sponsored
·
SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
→
hmatsu47
PRO
August 15, 2026
Technology
3
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
JAWS ミート 2026 の「出し物」のゲームを Kiro と AI-DLC v2 で作った話
JAWS-UG 茨城 #16 LT&BBQ 大会
2026/8/15 LT
hmatsu47
PRO
August 15, 2026
More Decks by hmatsu47
See All by hmatsu47
ゲームで挑戦!VPC の気持ちになって IPv4/v6 パケットをルーティングしよう!
hmatsu47
PRO
0
25
続・名古屋城とデータセンター
hmatsu47
PRO
0
24
【再演】IPv6 VPC の実装パターンをいくつか
hmatsu47
PRO
0
29
名古屋城とデータセンター
hmatsu47
PRO
0
38
IPv6 に関する話
hmatsu47
PRO
0
28
さいきんの光ファイバーの話
hmatsu47
PRO
0
68
低いほうのレイヤを見てみる話
hmatsu47
PRO
0
31
IPv6 VPC の実装パターンをいくつか
hmatsu47
PRO
0
53
光ファイバーと IPv6 絡みの話
hmatsu47
PRO
0
69
Other Decks in Technology
See All in Technology
AI時代に、人は何を、どう学ぶのか #pbl_pub / What and How Do We Learn in the AI Era?
takaking22
1
240
形式手法特論:Hyperproperty とモデル検査 #kernelvm / Kernel VM Study Tokyo 19th
ytaka23
0
680
MulticaとPi Coding Agentで、小規模OSSを30本同時運用した流れ
eiei114
0
140
dbt in Microsoft Fabric
ryomaru0825
0
180
関東Kaggler会発表資料
takoi
1
280
平文パスワードはログに“残り” ── 肝心の侵入は“痕跡すら残らない”
kuroneko13
0
120
【書籍出版記念】 10周回って、エージェント開発は RAGがすべてだった。〜RAGの歴史と開発現場で見えた実践知〜
akiratameto
18
6.6k
Oracle MCP Servers Explained
thatjeffsmith
0
420
VLMで2.3万枚のPyCon JP写真を検索!
terapyon
1
310
AI開発に用いられるHPC技術について
gpuunite_official
0
260
なぜ Temporal の大小比較には compare しかないのか / Why Does Temporal Only Have compare() for Comparisons
kazukihayase
1
200
AI時代のアウトプット――変わったこと、変わらないこと / Devsumi 2026 Kansai #devsumi
jnchito
0
520
Featured
See All Featured
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
123
22k
世界の人気アプリ100個を分析して見えたペイウォール設計の心得
akihiro_kokubo
PRO
73
41k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
666
130k
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
270
14k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
38
3k
Being A Developer After 40
akosma
91
590k
The Curse of the Amulet
leimatthew05
2
14k
Designing for Performance
lara
611
70k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
49
10k
We Analyzed 250 Million AI Search Results: Here's What I Found
joshbly
1
1.8k
How to build an LLM SEO readiness audit: a practical framework
nmsamuel
1
870
Bioeconomy Workshop: Dr. Julius Ecuru, Opportunities for a Bioeconomy in West Africa
akademiya2063
PRO
1
270
Transcript
JAWS ミート 2026 の「出し物」のゲームを Kiro と AI-DLC v2 で作った話 JAWS-UG
茨城 #16 LT&BBQ 大会 2026/8/15 まつひさ(hmatsu47)
自己紹介 松久裕保(@hmatsu47) • https://qiita.com/hmatsu47 • 現在: ◦ 名古屋で Web インフラのお守り係をしています
◦ SRE チームに所属しつつ技術検証の支援をしています ◦ 今年はカンファレンス・勉強会では DB 以外の話メインで! ▪ 2 月以来約半年ぶりに茨城へお邪魔しています 2
JAWS ミート? • 毎年 7 月に豊橋で開催 ◦ LT&BBQ 形式 ◦
今年で 5 回目 ▪ 7/4 開催 ◦ 私は 2 回目以降「プロジェクター&スクリーン係」として参戦 ▪ 注:運営ではありません(今年は食材の買い出しに行ったけど) 3
前回(去年) • 「ゲームで体感!Aurora DSQL の OCC」という体験型? LT を実施 ◦ LT
枠に空きが出たため即興で Amazon Q CLI にゲームを作って もらう→「最後にコミットした人が勝ち!」ゲームを開催 ▪ このときは Vibe coding だった 4
今回 • 「IPv6 VPC 学習ゲーム」で IPv6 専用 or IPv4/v6 混在
ネットワークとルーティングを学ぼう! ◦ Kiro CLI で AI-DLC v2(α)を使って作成したゲーム ◦ https://github.com/hmatsu47/ipv6-vpc-game ▪ これを作った直後 AI-DLC(Workflows)v2 が GA Preview に ▪ と思っていたが取り込んだのがα版か GA Preview 版かよくわからない状況 5
ゲームは 3 ステージ • ① IPv6 アドレスの分類 • ②サーバー環境とクライアント環境の IPv6
対応 • ③パケットのルーティング 6
というわけで • さっそく挑戦してみましょう! 7
ゲームで挑戦! • 入口はこちら ◦ https://bit.ly/3T7r8RO • 名前を入力→ゲーム開始! ◦ ステージ 1・2
は選択肢をドラッグ&ドロップ ◦ ステージ 3 は選択肢のボタンを押す • 各ステージ 1 分の時間制限あり(何度でも再挑戦可能) • クリアされた方先着 8 名にプレゼントあり 8
ここからは作成過程の話 9
なぜ Kiro CLI + AI-DLC (Workflows) v2? • ハーネス構築とか面倒くさい! ◦
環境を簡単に構築できそうだったので ▪ 捨てても良い EC2(AL2023)に Kiro CLI と AI-DLC v2 を入れた ▪ 特に何もせず kiro-cli chat からの「AI-DLC でゲームを作って」 • 参考情報はこちら ◦ https://zenn.dev/aws_japan/articles/aidlc-workflows-v2-harness-engineeri ng ◦ https://qiita.com/y-morimatsu/items/99b6f10c4c2a36fd4b08 10
AI-DLC (Workflows) v2 の流れ • フェーズは 5 つ ◦ Initialization
/ Ideation / Inception / Construction / Operation • 全 32 ステージ ◦ すべてを通過する必要はない ▪ 初期のフェーズでインタビューを経て選定(規模や目的に合わせて) ◦ 各ステージでは AI が実行した内容を人が承認 11
今回は • 「feature」スコープで深さ「Standard」を選択 ◦ 32 ステージ中 31 ステージを経ることに ▪ ただし終盤で「CI/CD
パイプラインは不要」としたので実質的に少し減少 ◦ 概ね 8 時間半程度で完成! ▪ ワークフローを止めていた時間を含む 12
Inception までが重く、Construction は爆速 • SDD の類が嫌われる理由「仕様決めフェーズがダルい」 ◦ 今回は細部を詰めていない状態の一人プロジェクトで利用 ◦ 壁打ちがありがたい&他人を気にせず雑に進めても平気
▪ 個人的に考えもしなかった「フロントエンドは Vanilla JS でいきましょう! 大丈夫!いけます!」という漢気あふれる(?)提案に乗っかって進めた • 実装はほぼ「見てるだけ」でどんどん進む ◦ 「なかなかやるじゃん」とそのときは思っていた… 13
いよいよ完成!…のはずが • 「AWS 構成図を表示するスタイルで」と伝えたのに ◦ 「世界のすべてが文字で表現されたシュールなゲーム」爆誕 • 「シンプルアイコンで表示して」と伝えたのに ◦ 謎
SVG 画像、現る 14
どうして? • AI-DLC(v2)の Skills のデフォルトは「Web 禁止」 ◦ Kiro CLI ビルトインの
web_search・web_fetch が無効される ◦ それなのに「Web を見て進めました!」的な演技をする ▪ 繰り返し問い詰めると「実は Web 見れませんでした…」と白状 • 必要なツール類は明示的に有効化する必要がある ◦ 当然といえば当然 ▪ やはり手抜きはいけない 15
その他 • CDK(TypeScript)のテストがよくハングアップする ◦ 原因はメモリ不足 ▪ CDK のテスト環境は Jest(ts-jest)がスタンダード ▪
でも実行が遅いだけでなくメモリ食い ▪ 並列で動くと死ぬ • ちなみに ◦ フロントエンドでは割と Vitest が選ばれるケースが ◦ AI-DLC(v2)の実行には bun が使われるのでややこしい構成に… 16
感想とまとめ • 使い方を間違えなければ強い味方に ◦ このゲーム以外のアプリケーション生成シーンでも、自分が考え つかない AWS リソース構成などを提案して作ってくれた ◦ ただし間違える(人間が手抜きをする)と今回のような遠回りに
• まずは一人プロジェクトで使ってみると感覚が掴めそう ◦ AI-DLC 自体は小規模から大規模まで対象だが基本思想は「モブ AI プログラミング」なのでいきなり分業での導入、は勧めない 17
「SDD もう要らないんじゃね?」論については • 確かにフラッグシップモデルは賢くなった ◦ マイクロマネジメント的なハーネスが仇になる話もあるし • 誰もが「いい感じ」に AI を使いこなせるわけではない
◦ SDD や、AI-DLC のような SDD を拡張する形の手法は「初心者」 「凡人」が AI を操るときに道を外れないよう良い手助けをして くれるメリットは(今でも)ある 18
余談 : GitHub Copilot を 8/9 にサポートしたので • 会社の環境で試してみた ◦
VS Code から使ってみたところ、「完了しました!」と言いなが ら未実装がたくさん ◦ フック周りの挙動が特に怪しい • 同じ AI-DLC(v2)でもハーネス(コーディングエージェン ト)によって動きが違う ◦ GitHub Copilot 版は「出たばかり」なので特に? 19