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「RubyでLチカ」に挑戦してみた

 「RubyでLチカ」に挑戦してみた

2024.6.18開催のRubyKaigi 2024 Wrap PartyでのLT登壇資料です。

https://connpass.com/event/318501/

Amane

June 18, 2024
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Transcript

  1. 自己紹介 井上 周 (@isaka1022) Amane Inoue バックエンドエンジニア Opexミッション dev lead

    | プロダクト開発部 社内のオペレーショナル・エクセレンスの実現にむけて試行錯誤中 https://zenn.dev/isaka102 https://x.com/isaka1022 https://speakerdeck.com/isaka1022
  2. 十数名のエンジニアで “選択” という大きな課題に取り組んでいます! アピールポイント 国内3,000万人の月間利用者数、 海外8ヵ国にも展開 日本のみならず世界中のユーザーに使っていただけるサービスの開発ができます! 最新のRuby, Railsでの開発 Ruby3.3+YJIT、Rails7.1.3を使っており、積極的にバージョンアップを行っています!

    GraphQLを全面採用 Production Ready GraphQLの輪読会をしたり、部内でルールやガイドを議論・整備してドキュメントにまとめています! US攻略、パーソナライズ、 モジュラーモノリス の検討、 LLMを活用した PoC、etc… プロダクトとしても技術面でもまだまだやりたいことが盛り沢山です!! 自社検証 したどこにもない商品データ あらゆるジャンルの商品を自社で購入して徹底的に検証し、実際に使ってみないとわからない商品情報をデータベースに蓄積しています!
  3. Displate 井上周・秋田純一, Displate:アンビエントな事前情報提示により食体験を向 上させる食器型デバイス, イ\ンタラクション2019予稿集, 2019.3. Asym-mekakushi A.Inoue, J.Akita, Asym-mekakushi:

    Development and evaluation of augmented reality system to support face-to-face communication by asymmetric gaze information, ISID2021 Best Poster Award, 2021.3. 今はソフトウェアエンジニアとして働いているが、大学・大学院では HCI(ヒューマンインタフェース)の研究をやっていた →血が騒ぐ ハードウェアに触れていた時代
  4. mruby(エムルビー) https://mruby.org/ ・組込み機器向けに最適化されたスクリプト言語 ・Rubyの開発者であるまつもとゆきひろ氏が主体となり、福岡県内の産学官が連携して開発 (リリース) ・組込み開発におけるプロタイピングや試行錯誤の必要な IoTシステム開発に適しています。 mruby/c(エムルビー・スラッシュ・シー) https://github.com/mrubyc/mrubyc ・プログラム実行時に必要なメモリ消費量が

    mrubyより少ないソフトウェアの開発言語です ・小さなワンチップマイコンでも動作するように開発 ・センサーネットワークやウェアラブルデバイスなどの小型端末向けソフトウェア開発に適す PicoRuby(ピコ・ルビー) https://github.com/picoruby/picoruby ・mrubyの別実装でPicoRubyコンパイラとmruby/c VMを統合したもの ・ワンチップマイコンで Ruby言語を動かすための処理系 https://qiita.com/advent-calendar/2023/mruby-family Rubyをマイコンで動かす? mrubyファミリーの紹介  
  5. Raspberry Pi Pico ジャンピングワイヤ 必要なものを揃えます。秋葉原の「秋月電子通商」「千石電商」「 Amazon」あたりで揃える 準備したもの Raspberry Pi Pico

    イギリスのRaspberry Pi 財団(非営利組織)と Raspberry Pi Ltd(営利組織)によって開発されて いるARMプロセッサを搭載したシングルボードコン ピュータ。 Picoはコンパクトかつ低価格で、電子工作に特化 したコントローラーです。 ジャンピングワイヤ ブレッドボード上で電子部品を結線するためのワ イヤ 電子工作キット 電子工作を始めるためのセンサや素子などの一 式が揃っている。3,000円前後で購入できる。
  6. 買ってきてしまったのは Raspberry Pi Pico W 「(ちなみにラズパイピコ W(Raspberry Pi Pico W)のオンボードLEDはちょっと違う仕組みになっており、

    PicoRubyがまだ対応して いません)」 https://shimane.monstar-lab.com/hasumin/reiwa5-picoruby-l-chika ハマりポイント②
  7. これで冒険が始められる! Future Work • Rubyで回路を操作するという体験が良かった • これまでの知識をどんどん組み合わせていきたい ◦ まだまだできそうなことありそう •

    「マイコン」という単位から Rubyの仕組みにせまれるかも? • これまで触っていたRuby以外の世界があることを知った • いざやってみると、理解があいまいな部分があるので補って行きたい • 社内のオペレーション改善 ×IoT×Rubyの可能性あるか? • (生成AIとの相性がもしかしたらよいかも) このあと懇親会でデモするのでもしよければわいわいしましょう!