Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
新卒エンジニアの半期の振り返り
Search
katakyo
October 16, 2023
Business
0
1.3k
新卒エンジニアの半期の振り返り
10/13(金)に行われたハッカー鮨で発表した資料です
katakyo
October 16, 2023
Tweet
Share
More Decks by katakyo
See All by katakyo
Ruby で始める自作 MCP サーバー入門
katakyo
0
160
マイベストのREST APIをGraphQLに置き換えた話
katakyo
0
160
ジュニアエンジニアから脱却するために業務以外で意識していること
katakyo
1
240
Other Decks in Business
See All in Business
コミュニティでUGCを増やす技術
chlorine0528
1
230
ラクスパートナーズ採用ピッチ資料_エンジニア部門.pdf
rakuspartners_recruit
0
24k
マルチビジネス企業におけるデータ分析基盤の責務と分担
0610esa
2
280
rsgt2025-hub-discount-guy
aokiplayer
0
230
15 Effective Ways to Speak to a Live 24/7 QuickBooks Payroll Support Experts
herry0o4
0
110
Brief Profile (June 27, 2025)
tsogo817421
2
250
Leading Mark新卒採用資料
unno
0
2.4k
大AI時代を長く活躍するための 「コンフォート・ゾーン」の新解釈
mkitahara01985
0
970
セーフィー株式会社(Safie Inc.) 会社紹介資料
safie_recruit
6
350k
アウトカムファーストな専門技術組織の構築と運用のための取り組み / Efforts to Build and Operate an Outcome-First Technical Expertise Organization
lycorptech_jp
PRO
4
440
Cursor活用ガイド(非エンジニア向け)
satoyusuke
0
220
ITコストの最適化を目指す DX時代のシステム刷新・保守運用の適正価格の見極め方
ncdc
0
110
Featured
See All Featured
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
331
22k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
223
9.7k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
30
5.9k
Code Review Best Practice
trishagee
69
19k
A Tale of Four Properties
chriscoyier
160
23k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
69
11k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
16k
Docker and Python
trallard
44
3.5k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
63
7.8k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
7
510
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
32
2.4k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
44
2.4k
Transcript
新卒エンジニアの半期の振り返り Kyohei Katada (@katakyo_51) update Oct 13, 2023
自己紹介 Index 1 前期新卒としてやったこと 2 個人の課題 3 チームの課題 4 今後の課題
5
片田 恭平 Katada Kyohei Backend Engineer|Web Product 金融サービスミッション 23卒にマイベストのバックエンドエンジニアとして入社 触る技術: Ruby
on Rails, GraphQL, たまにReact 趣味: スポーツ観戦(野球) , 漫画, ドライブ 画像 自己紹介
前期新卒としてやったこと mybestの金融サービス領域に関して 画像
やっていること 物販領域と金融サービス領域の違い Web Product 物販 Yahooショッピング,amazon, 楽天のECサイトに売っている商品を自社で比 較検証し、ランキングを掲載することでユーザーに最適な選択体験を提供 家電、コスメ、生活雑貨など多数のジャンルを扱う Web
Product 金融サービス 物ではない、サービス領域の商材をリサーチ、実際に体験することで比較検 証し、ユーザーに最適な選択体験を提供 金融商材、格安SIM、医療脱毛などサービス系のジャンルを扱う 画像 画像
今期やったこと 前期新卒のBackendエンジニアとして主にやったこと① GraphQL化(リプレイス作業) Ruby on Railsのcontrollerで制御している機能をGraphQLに置き換え、既 存機能の開発 ミニ商品パーツグループ(新規機能開発) すぐに契約・購入したいユーザー向けに事前情報にミニ商品グループパーツ を設置し、公式サイトにすぐ飛べるようになった
設計→バックエンドの実装を担当
今期やったこと 前期新卒のBackendエンジニアとして主にやったこと② プラン機能(新規機能開発) プランによって金額が分かれるような商材向けに、比較表ではニーズごとの 価格帯を、商品パーツではプランの価格や詳細情報を表示 設計→バックエンド開発 プロジェクトリーダを担当 画像 コンテンツFB(新規機能開発) 海外を含む全ての国でユーザーからコンテンツページに関するFBをもらえる ような機能を追加、設計→バックエンド開発→フロントエンド開発を担当
個人の課題 画像
自分の配属時に大きく2つの課題があった 個人の課題と改善 新卒配属時の個人的な課題 個人としての技量不足 1 工数の見積もりが正しくできない状態 2 mybestのBackendではRuby on RailsとAPIにGraphQLを採用
内定者インターンで、プロダクトのコードや Rubyに多少は触れていたが、DB設計やAPI設計、バックエンド テストの実装に自信がない状態 要件ごとにJiraのストーリーを切ってタスクを見積もりを行うが、見積もりと実際の工数が何度も乖離してい る状態
個人の課題の改善 振り返りやログを残す • テックリードと毎週1on1をしたり、オフィスアワーの時間を取っていただいたりして、自分で考えて分から ないものはすぐに質問 • 実装時に詰まったものに関しては Notionに箇条書きでまとめる
• 開発する前にプロジェクトの背景や目的、設計、検討した 代案などをドキュメント化する • 設計業務の経験がなかったので、実装に入る前に整理 • 初めて書いた時はとりあえず設計して動くようなものを書い たのですが、FBで大量の指摘がありました 個人の課題の改善 DesignDocsを使った設計
Design Docsについて https://www.industrialempathy.com/posts/design-docs-at-google/
• 情報の整理や型の持ち方を事前に明確に書くよ うにし、不安なところは事前にコメント • 設計の案を複数考えそれぞれのメリット、デメ リットを整理した上でベストな設計を選択 個人の課題の改善 DesignDocsを使った設計
個人の課題の改善 タスクの分割や整理 • 実装時にゴールがイメージできないような状態だった • 分からない点があれば調査に時間をかける • 実装に時間がかかりそうなら細かく分割することをとにかく意識した • ゴールが見えるようになるまではタスクばらしをして、実装時に何をするか整理をした
タスクばらし入門 https://zenn.dev/tbpgr/books/8562293d519b8b
チームの課題と改善 画像
ミッション発足時には管理画面の実装とユーザーが目にみえる表画面の実装で分けていた チームの課題 チームとしての開発フローの課題 Backend Engineer Frontend Engineer 管理画面 Front (心の声:分業できてなくてない?)
管理画面の実装めっちゃ時間かかって すみません タスクがないです
KPT(Keep, Problem, Try)のフレームワークを使ってスプリント ご との振り返りを実施 個人レベルかチームレベルかで 3つのLevel分けを使い、重要な ものから議論していく 特に前期はBackendとFrontendの分業でやりやすい形を振り返 りを通じて徐々にアップデートしていきました
チームの課題の改善 KPTを使ったの振り返り
ロジックを書かずモックデータを返せるようにして、素早くフロントエンドの開発が着手できるようにする チームの課題の改善 改善したチームとしての開発フロー Backend Engineer Frontend Engineer Backend Frontend API
先にスキーマ定義をして一旦 APIからモックデータ 返せるようにしました! 実装入ります!
既存機能の軽微な改修に 1ヶ月かかっていたのが
新規機能を3週間で設計から リリースまでに成長
特に頑張った実装がプラン機能 プラン機能(新規機能開発) プランによって金額が分かれるような商材向けに、比較表ではニーズごとの 価格帯を、商品パーツではプランの価格や詳細情報を表示 設計→バックエンド開発 プロジェクトリーダを担当 画像 プランがある商材に複数のプランを紐付ける機能をリリース! https://my-best.com/1495 詳細は懇親会で!!
今後の課題 画像
9月末に出た課題として以下のようなものがあがりました これからに関して まだまだ改善の余地はあり(個人) コードレビュー時にTypoが多い Typoが多いので、仕組みや機能を使って解消したい Linter以外にもセルフコードレビューをやってみる 1 社外へのアウトプットを増やす 個人開発やLT登壇、技術ブログの執筆が足りないと思っているので増やして行き たいです(仲間募集してます)
2 DBカラムやAPI fieldの命名が難しい プラン機能はどこに紐付けるか、概念的な要素は何かという話で命名するのが難 しかったです。難しい場合はChatGPTに案を複数出してもらい採用するみたいな 決め方もしました。 3
ご清聴ありがとうございました