Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
フレームワークを意識させないワークショップづくり
Search
Keigo Suda
October 16, 2025
Technology
0
300
フレームワークを意識させないワークショップづくり
会社の中で使えるファシリテーションスキルを向上するための研究会 #3 LT
Keigo Suda
October 16, 2025
Tweet
Share
More Decks by Keigo Suda
See All by Keigo Suda
Professional Serviceという働き方
keigosuda
0
16
パッケージ構成っていつでも悩ましい
keigosuda
0
0
スマートファクトリーを⽀えるIoTインフラをつくった話
keigosuda
0
0
Kafka logをオブジェクトストレージに連携する⽅法まとめ
keigosuda
0
0
20161212jawsbigdata-161214152052.pdf
keigosuda
0
1
Apache Kafka & Kafka Connectを使ったデータ連携パターン(改めETLの実装)
keigosuda
0
0
基幹業務もHadoopで!!
keigosuda
0
1
Other Decks in Technology
See All in Technology
Security Diaries of an Open Source IAM
ahus1
0
110
GitLab Duo Agent Platformで実現する“AI駆動・継続的サービス開発”と最新情報のアップデート
jeffi7
0
160
Contract One Engineering Unit 紹介資料
sansan33
PRO
0
9.9k
MS Ignite 2025で発表されたFoundry IQをRecap
satodayo
3
230
生成AI時代の自動E2Eテスト運用とPlaywright実践知_引持力哉
legalontechnologies
PRO
0
100
Digitization部 紹介資料
sansan33
PRO
1
6.1k
タグ付きユニオン型を便利に使うテクニックとその注意点
uhyo
2
630
Bakuraku Engineering Team Deck
layerx
PRO
11
5.7k
原理から解き明かす AIと人間の成長 - Progate BAR
teba_eleven
2
300
日本Rubyの会の構造と実行とあと何か / hokurikurk01
takahashim
3
500
MAP-7thplaceSolution
yukichi0403
2
250
Data Hubグループ 紹介資料
sansan33
PRO
0
2.3k
Featured
See All Featured
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
84
9.3k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
65
8.1k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.5k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
359
30k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
24
3.8k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
73
11k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
34
9k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
31
3k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
46
7.8k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
12
960
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
35
3.3k
Transcript
フ レ ー ム ワ ー ク を 意 識
さ せ な い ワ ー ク シ ョ ッ プ づ く り 会社の中で使えるファシリテーションスキルを向上するための研究会 # 3
はじめまして 須田 桂伍(すだ けいご @keigodasu55/note) 株式会社ソラコム プロフェッショナルサービス 自社サービスをお客様に導入するための設計開発の支援をしています。 その中でワークショップを活用した要件定義やチームビルディング、 新規ビジネスのデザイン支援をしています。
普段フレームワーク(以降FW)使われてますか?
どういう順番で考えればいいのか明確である リーンキャンバス 振り返りツール インセプションデッキ ユーザーストーリーマッピング サービスブループリント FWを使うことの利点 何を検討すればいいのか明確である 網羅性があるため検討漏れを防げる いろんなFW
FWに不慣れな参加者が多い時(苦い経験) 自分の関心事との関連がつかみきれずモヤモヤが残る 問いではなくFWを完成させるための作業になってしまう 参加者視点 ファシリテーター視点
FWを意識させないワークショップづくり 参加者の 一番の関心 自然な問いの連鎖 FWの要素が 自然に埋まる 最後に種明かし FWの考え方を使うが、 参加者の関心に沿って自 然な問いに翻訳する
具体例:新サービスのビジネスモデルを考えたい HOW先行の時、いきなりWHYを問うと否定さ れたと感じたり、手が止まったりと活発な場 作りがやりにくくなる事も 使えそうなFW:リーンキャンバス 参加者の関心:AIを使って何かできないか どんな課題を解決したい? ターゲットの顧客は? どんな価値を提供できる? どうやってそれを実現する?
課題 ソリュ ーショ ン 価値 提案 優位性 顧客セ グメン ト 主要 指標 チャネ ル コスト 収益 直 訳 さ れ た 問 い 懸 念
具体例:新サービスのビジネスモデルを考えたい 使えそうなFW:リーンキャンバス 参加者の関心:AIを使って何かできないか 具体的にAIを使ってどんな方法がある? それって誰のどんな課題を解決したい? 私たちがそれをやることの価値は? 実現方法は他にある?今のままがいい? 参加者の一番の関心を尊重し、この場合はHOWか ら始めて、そこから自然な流れで問いをつなぎ、 改めてHOWの話に戻ってくる
課題 ソリュ ーショ ン 価値 提案 優位性 顧客セ グメン ト 主要 指標 チャネ ル コスト 収益 … 実はリーンキャンバスを作ってました。リーンキャンバ スというのは... 最後 翻 訳 さ れ た 問 い 変 更
まとめ 型を見せずに 道筋を描く FWを“ただ使う”から FWを自然な問いに翻訳し 流れをデザインする
None