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Redashダッシュボード・クエリ作成の時短方法
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Kentaro Ueda
May 28, 2021
Programming
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810
Redashダッシュボード・クエリ作成の時短方法
https://redash-meetup.connpass.com/event/211861/
での発表資料です
Kentaro Ueda
May 28, 2021
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Transcript
© DMM.com Redashダッシュボード・クエリ作成の時短方法 合同会社 DMM.com プラットフォーム事業本部 総合トップ開発部 送客グループ 2021/5/21 @Redash meetup v7.0.0
上田 健太郎
© DMM.com 自己紹介 1 • 2017年入社 Compass ID: KentaroUeda0138 •
総合トップページの開発・KPI 改善に従事 • 上田 健太郎 Twitterハッシュタグ: #redashmeetup
© DMM.com 総合トップとは 2 • 50以上のサービスにユーザーを送客する、DMM 一丁目一番地のページ • 月間5,000万PV以上 ※
版権の都合上、一部画像を伏せております Twitterハッシュタグ: #redashmeetup
© DMM.com Redashの活用状況・課題 • 総合トップのKPI計測・A/Bテスト・分析に活用 3 • ダッシュボードの枚数が増え、作成/運用コストの増大が課題に • KPIツリーやA/Bテストの事例はこちら:
DMM meetup#22 (DMM総合トップのグロースハック) • 要因別に対策方法 (時短方法) をご紹介 Twitterハッシュタグ: #redashmeetup
© DMM.com ダッシュボード作成/運用コストの増大要因① • 個々のクエリの汎用性の低さ (=深堀りできない) 4 • クエリのforkが頻発し、管理が困難になった •
例: サイトAのCTRは集計できるが、サイトBのCTRは集計できない Twitterハッシュタグ: #redashmeetup
© DMM.com 5 • クエリパラメータ • フィルター • rollup関数 対策:
Redash・SQLの機能を活用し、クエリの汎用性を高める ・クエリに変数を埋め込むための機能 ・文字列/日付/数値/プルダウンメニュー など、様々な形式に対応 Twitterハッシュタグ: #redashmeetup
© DMM.com 6 • クエリパラメータ • フィルター • rollup関数 対策:
Redash・SQLの機能を活用し、クエリの汎用性を高める ・クエリに変数を埋め込むための機能 ・文字列/日付/数値/プルダウンメニュー など、様々な形式に対応 ・URLの指定、like文との併用も可能 ・case式と併用することで、 条件式をパラメータ化することも可能 Twitterハッシュタグ: #redashmeetup
© DMM.com 7 対策: Redash・SQLの機能を活用し、クエリの汎用性を高める • クエリパラメータ • フィルター •
rollup関数 Twitterハッシュタグ: #redashmeetup ・集計結果をフィルターする機能 (=クエリの再実行が不要) ・テーブル出力だけでなく、グラフでも利用できる
© DMM.com 8 対策: Redash・SQLの機能を活用し、クエリの汎用性を高める ・集計結果をフィルターする機能 (=クエリの再実行が不要) 出力値に番号を振っておくと、 ソートされて見やすくなる •
クエリパラメータ • フィルター • rollup関数 ・テーブル出力だけでなく、グラフでも利用できる Twitterハッシュタグ: #redashmeetup
© DMM.com ・AWS Athena (Presto) や Google BigQuery などに実装させている関数 ・group
by に rollup(“カラム名”) を指定すると、当該カラム粒度の全体分を集計できる 対策: Redash・SQLの機能を活用し、クエリの汎用性を高める • クエリパラメータ • フィルター • rollup関数 9 Twitterハッシュタグ: #redashmeetup
© DMM.com ダッシュボード作成/運用コストの増大要因② • 過去の資産を再利用できいていなかった 10 • テーブルのパーティションをwhere句に指定 • 過去の資産
= 多くのクエリに頻出するテンプレ的なSQL処理 • 集計日の前日をwhere句に指定 • データマート化できていない便利な集計 Twitterハッシュタグ: #redashmeetup
© DMM.com • クエリスニペット • Query Results 対策: Redashの機能を活用し、過去の資産を再利用する ・特定のキーワードに対してスニペットを登録できる
・集計の前日指定「__cur: substr(cast(date_add('day', -1, current_date) as varchar), 1, 10)」のように登録 スニペット名に「__」など付けておと 迷惑になりにくい 11 Twitterハッシュタグ: #redashmeetup
© DMM.com 12 ・既存クエリの集計結果に対してクエリできる強力な機能 ・権限の制約がなければ、ぜひ利用したい機能 引用元: https://redash.io/help/user-guide/querying/query-results-data-source 対策: Redashの機能を活用し、過去の資産を再利用する •
クエリスニペット • Query Results Twitterハッシュタグ: #redashmeetup
© DMM.com ダッシュボード作成/運用コストの増大要因③ • ダッシュボードの構成を、クエリを書きながら同時に考えていた 13 • 結果、途中で没になるクエリが発生したり、 運用開始後に指標の粒度を変えたくなりforkする事態が発生 Twitterハッシュタグ:
#redashmeetup
© DMM.com 対策: まず、ダッシュボードの構成図を書く • ダッシュボードの全体像を意識しつつ、本当に必要なクエリのみを作成できる 14 • クエリ・検算に迷いが無くなり、構成図無しよりも早く作成できる Twitterハッシュタグ:
#redashmeetup
© DMM.com ダッシュボード作成/運用コストの増大要因④ • 集計の一部をRedashで行い、残りを別ツール (スプレッドシート) に分けていた 15 • 例:
KPIツリーの集計・可視化 • 可視化としては上出来だったものの、 更新・計算の再現が困難に Twitterハッシュタグ: #redashmeetup
© DMM.com 16 <中略> ダッシュボード化のコツ (KPI ツリーの場合) ・ツリーの構成図は別に作っておく ・ダッシュボードの構成図を元に作成する ・ウィジェットは大粒度→小粒度の順に並べる
対策: 集計をRedashで完結させる • KPIのようなツリー状のものも、ウィジェットの粒度・配置を工夫すれば、 可視化に問題が生じなかった • 更新・計算の再現コストを大幅に削減 Twitterハッシュタグ: #redashmeetup ・フィルターを活用する
© DMM.com まとめ 17 • Redashダッシュボード・クエリ作成の時短方法をご紹介 • クエリの汎用性を高める (Redash・SQLの機能を活用) •
ダッシュボードの構成図を書く • エンジニアは知っていても、非エンジニアは知らないことがある → 是非拡散してください • 過去のクエリ資産を再利用する (Redashの機能を活用) • 集計はできるだけRedashで完結させる Twitterハッシュタグ: #redashmeetup