Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
「新人AI禁止」のその先へ
Search
和田健太郎(わだけん)
February 25, 2026
Programming
1
38
「新人AI禁止」のその先へ
新卒中心のエンジニア組織に、AIエージェントをどう取り入れたか
和田健太郎(わだけん)
February 25, 2026
Tweet
Share
More Decks by 和田健太郎(わだけん)
See All by 和田健太郎(わだけん)
AI時代最高のエンジニア組織をつくる
kentarowada
0
19
AIで変わる不動産業界#5「SaaSの死と再編成」
kentarowada
0
31
Claude Code × AIペア開発で 新人FBを加速する
kentarowada
0
66
「どの技術を学ぶか」で組織を選ぶのが危なくなってきている話
kentarowada
0
30
いえらぶGROUPアドベントカレンダー2025まとめ~RPG風~
kentarowada
0
65
~AIに使われない!エンジニアが育つ開発組織の話~
kentarowada
1
110
AIに使われないために『AIを使うな』
kentarowada
0
62
DocDD:ドキュメント駆動事始め~Cursorを組織で使い倒した結果~
kentarowada
0
240
新人エンジニアの育成戦略 Tips with Cursor
kentarowada
0
41
Other Decks in Programming
See All in Programming
モジュラモノリスにおける境界をGoのinternalパッケージで守る
magavel
0
3.5k
AI Assistants for Your Angular Solutions
manfredsteyer
PRO
0
140
maplibre-gl-layers - 地図に移動体たくさん表示したい
kekyo
PRO
0
260
Takumiから考えるSecurity_Maturity_Model.pdf
gessy0129
1
140
AHC061解説
shun_pi
0
380
What Spring Developers Should Know About Jakarta EE
ivargrimstad
0
480
メタプログラミングで実現する「コードを仕様にする」仕組み/nikkei-tech-talk43
nikkei_engineer_recruiting
0
180
How to stabilize UI tests using XCTest
akkeylab
0
130
go directiveを最新にしすぎないで欲しい話──あるいは、Go 1.26からgo mod initで作られるgo directiveの値が変わる話 / Go 1.26 リリースパーティ
arthur1
2
550
2026年は Rust 置き換えが流行る! / 20260220-niigata-5min-tech
girigiribauer
0
230
PostgreSQL を使った快適な go test 環境を求めて
otakakot
0
550
DSPy入門 Pythonで実現する自動プロンプト最適化 〜人手によるプロンプト調整からの卒業〜
seaturt1e
1
720
Featured
See All Featured
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
96
14k
SEO in 2025: How to Prepare for the Future of Search
ipullrank
3
3.4k
Information Architects: The Missing Link in Design Systems
soysaucechin
0
830
A designer walks into a library…
pauljervisheath
210
24k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
72
12k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
25
1.8k
Paper Plane (Part 1)
katiecoart
PRO
0
5.5k
My Coaching Mixtape
mlcsv
0
71
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
287
14k
Collaborative Software Design: How to facilitate domain modelling decisions
baasie
0
160
Speed Design
sergeychernyshev
33
1.6k
Color Theory Basics | Prateek | Gurzu
gurzu
0
250
Transcript
「新人AI禁止」のその先へ 新卒中心のエンジニア組織に、AIエージェントをどう取り入れたか 2026年2月25日 株式会社いえらぶGROUP 執行役員 わだけん(和田健太郎) THE N=1 Stories
自己紹介 株式会社いえらぶGROUP 執行役員 エンジニア12年目 得意技は「無茶ぶりされること」→なんでもやる 趣味はSNS ランチの予定が2か月先まで埋まっています / Kentaro Wada (WDKN)
わだけん(和田健太郎) X:雑多 Tiktok:らくがき note:マネジメントの備忘 Qiita:エンジニアリングの備忘 Zenn:模索中 Github:ソースコードの備忘
第2商品開発本部 執行役員 エンジニア11年目 得意技は「無茶ぶりされること」→なんでもやる 趣味はSNS ランチの予定が2か月先まで埋まっています わだけん(和田健太郎) 自己紹介 / Kentaro Wada (WDKN)
X:雑多 Tiktok:らくがき note:マネジメントの備忘 Qiita:エンジニアリングの備忘 Zenn:模索中 Github:ソースコードの備忘
本日の内容 この話の続きです
新人のAI禁止の次は AIのFB体制づくりをやった
「不動産×IT」で「いい家選ぶ、いえらぶ。 」を実現する。 「いえらぶGROUP」について
急速にDXが進む不動産テック業界 ・ 「不動産×IT」で 導入 44,000社 のSaaS提供 ・ エンジニア組織は 新卒中心 →
常 に チ ャ レ ン ジ ( 育 成 ) と リ ス ク の バ ラ ン ス を 考える
1. 新人のAI禁止
新人にコーディングエージェントを渡した 期待していたこと: 作業効率の大幅な向上 学習スピードの加速 早期戦力化の実現
新人にコーディングエージェントを渡した 期待していたこと: 作業効率の大幅な向上 学習スピードの加速 早期戦力化の実現 結果: 先輩: 「なぜこの実装にしたの?」 新人: 「わかりません…AIが…」
→ 理解を超えたアウトプットを出してしまう、理解が深まらない
新人に「AI禁止令」発動 ①Class、function設計FB ②コメントアウトFB ③レイアウトはいったん置いといて実装FB ④レイアウト込み実装FB
2. 徹底して裏側で仕組み化
取り組み①:DocsDD(ドキュメント駆動) 要件定義テンプレート 何を作るかを明確にする標準フォーマット 設計書フォーマット どう作るかを詳細に記述する構造化された書式 コーディングエージェント用指示書 AIへの効果的な指示方法をまとめたガイド
取り組み②:AI利用の段階的な解禁設計 01 AI対話履歴の採点とレビュー 配布したRules: AI対話採点用Rulesを作成し、定 期的にやり取り内容のレベルをチェック 02 フェーズによるAI利用制限 理解が深まっていない場合はAI使用を一時制限 採点が一定点数を超えたら利用OK
03 ドキュメントレビュー・ペアドキュメ ント作成 設計力育成のため設計書作成を伴走
取り組み③:Skills × コードレビュー 弊社規約に沿ったコードレビューSKi ll を作成
「観点別」にAgentを立ててレビューしてみた 取り組み④:Skills × コードレビュー
取り組み⑤:Agent 同士の議論で盲点を発見
3.最強の新人へ
禁止された新人のその後 年間通算アップデート件数
禁止された新人のその後 年間通算アップデート件数 500件
禁止された新人のその後 年間通算アップデート件数 500件 設計書を元に先輩と対話、全体像の把握が速い 自分の手で実装する
弊社の「N=1」 ✕ 「AIにやらせる」 〇 「考える力を養い、FBを強化し、AIと協働」 新 人 に A I
を 禁 止 し た の は 、 考 え る 力 を 守 る た め 。 裏 側 で A I を 仕 組 み 化 し た の は 、 F B を 止 め な い た め 。 →エンジニア がAIと協 働して成 果を出 せ る組織 を 目 指す 。
以上です。
モノづくりを突き詰めたい方 ぜひ話しましょう! モノづくりを突き詰めたい方 ぜひ話しましょう! DMでAI談義も ぜひ!