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IoTボタンで働き方改革 !(SORACOM Buttonで会議脱出ボタンをつくる)
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t.kizawa
November 23, 2018
Technology
1
620
IoTボタンで働き方改革 ! (SORACOM Buttonで会議脱出ボタンをつくる)
SORACOM LTE-M Button powered by AWSとTwilioサービスを利用して電話をかける仕組みを作成しました。退屈な会議から脱出できるボタンとして活用できます。
t.kizawa
November 23, 2018
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Transcript
IoTボタンで働き方改革 ! (SORACOM Buttonで会議脱出ボタンをつくる) 2018年11月 Tomotaka Kizawa ( kizawa2020 )
【 Event LT 】
▪ Page.2 ごあいさつ 名前 : 木澤 朋隆 (きざわ ともたか) 勤務先
: 某システムインテグレータ 業務内容 : 自社クラウドサービスの企画・開発 ブログURL : https://kizawa.info 主な属性 • パブリッククラウド : AWS利用歴5年ほど (最近のupdateには付いて行けてません) • デバイス : 素人 (勉強中) • SORACOM サービス : 2018年に入りWioLTEでお遊びしてます。 (ブログ記事をいくつか執筆)
▪ 働き方改革と会議時間短縮 Page.3 昨今、働き方改革に取り組む企業が多い 目的 勤務時間を短縮すること 方法 各種あるが『無駄な会議』『長時間会議』を削減する方法もある なかには “立ち会議”
を導入した企業もあるとのこと でも “退屈な会議” は、まだある(と思っている) 更なる働き方改革をするには、どうしたらいいのか
▪ そんな矢先、こんな記事が話題に Page.4 『つまらない会議から脱出したい時に押すボタン』を、 イギリスのエリザベス女王、ローマ法王、 カナダのトルードー首相が持っている。 ⇒ https://qz.com/1461958/justin-trudeau-has-a-meeting-escape-button- according-to-alex-trebek/ 私も欲しい!
▪ (記事に載っている) 仕組み Page.5 一般人には真似できない ボタンを押す要人 次の会議の お時間です。 秘書
▪ そこで考えた Page.6 (こそっと) ボタンを押したら 電話が掛かってきて ちょっと失礼 中座できるようにしよう。
▪ ボタンにはこれを使います Page.7 SORACOM LTE-M Button Powerd by AWS
▪ SORACOM LTE-M Button 概要 Page.8 AWS IoT 1-Click対応、日本国内初のデバイス KDDIのLTE-M網を利用するため
広いエリアで利用できるし、低消費電力 ボタンを押すだけで、Lambda関数の実行など AWS上の処理が実行できる
▪ アーキテクチャ Page.9 2. Twilioをセットアップ (電話番号の取得、クレデンシャル情報の確認) AWS Cloud 3. Twilioを使って電話を掛けるLambda関数を設置
(ほぼサンプルコードそのまま) 開発方法 1. SORACOM LTE-M ButtonをAWS IoT 1-Clickに登録 4. AWS IoT 1-Clickのプロジェクト設定 (ボタンとLambda関数を紐づけ) 2時間で開発できた(Twilioの学習込み)
▪ Twilioについて Page.10 APIでコントロールできる電話サービス 登録することで電話番号を取得できる その電話番号での発信がAPIで実行できる 受電した際の動作も規定できる(メッセージ再生、転送等) コールセンターっぽいことがAPI制御で実現できるサービス (と、私は理解しました) 例えば、監視アラーム発生時にエラーメッセージを電話するとかも
▪ 作ってみた感想 Page.11 物理的なUIからサーバレスのコードを直接実行できることで 色々なアイディアが実現できる夢のデバイス (商用にも使えそう) ① IoTボタンは、只のボタンではない ③ 私は社内でこのネタを発表してしまったので、この技を使えない
② サーバレスなのでランニングコストが安い サーバレスアプリケーションは実行しなければ、ほぼタダ Twilioの最低維持費は ¥108/電話番号/月
▪ ▪ Page.12 デモ AWS Cloud
▪ ▪ Page.13 ありがとうございました。 電話がかかってきたので失礼します ありがとうございました。 ちょっと失礼