Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
社内の7割が使うデータ基盤を、 データチーム2人で回すためにやったこと
Search
KOH
August 07, 2026
Technology
1.7k
5
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
社内の7割が使うデータ基盤を、 データチーム2人で回すためにやったこと
少数のデータチームで分析基盤を運用していくためのtipsと、AIの導入に関してのクラシル社の利用状況の紹介です
KOH
August 07, 2026
Other Decks in Technology
See All in Technology
10年後、Engineering 行為を剥奪されるとして、わたしたちは、どう、何を創ればいいだろうか。 / If Engineering Is Taken Away in 10 Years, How and What Should We Create?
bitkey
PRO
1
210
フロントエンドカンファレンス関西2026 - 速すぎるUIに、待ち時間を
teamlab
PRO
0
200
Getting Started with Google Antigravity
glaforge
0
330
宣言型部分更新は何を解決しどこへ向かうのか
shuta13
1
490
サブエージェントと Claude Mods で作る独自 Advisor ツールの話
kenichiodo
2
170
1つのリクエストを追って理解する - llm-dのP/D分離
akhino
1
180
AIカンパニーへの転換を支えた、エンジニアの仕事の再定義
kworkdev
PRO
2
1.3k
JAWSUG TOHOKU 青森支部 「LoGoチャット」のAWS移行で 乗り越えたこと
taketakekaho
0
350
事業成長とデータ活用を止めないためのマネジメントへ挑戦
hiracky16
0
410
スキマバイトという雇用形態は存在しないので、雇用期間1日のアルバイト契約を事業者とワーカーが結ぶ手続きを支えるのがタイミーなんです
akitoshiga
0
210
hackers_champloo_2026_tidb
makocchi
0
170
DBについての基礎説明(MySQL編) - コロプラ 2026年度 新卒研修
colopl
0
140
Featured
See All Featured
Navigating the Design Leadership Dip - Product Design Week Design Leaders+ Conference 2024
apolaine
2
480
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
9
1k
Leo the Paperboy
mayatellez
10
2.4k
State of Search Keynote: SEO is Dead Long Live SEO
ryanjones
0
320
Navigating Weather and Climate Data
rabernat
0
560
The Curse of the Amulet
leimatthew05
3
16k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
56
3.5k
Agile Leadership in an Agile Organization
kimpetersen
PRO
0
290
A brief & incomplete history of UX Design for the World Wide Web: 1989–2019
jct
2
540
Introduction to Domain-Driven Design and Collaborative software design
baasie
1
1k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
174
15k
Unlocking the hidden potential of vector embeddings in international SEO
frankvandijk
0
1k
Transcript
AI DATA MEETUP Summer 2026 Kurashiru, Inc. 社内の7割が使うデータ基盤を、 データチーム 2人で回すためにやったこと
SPEAKER 吉川昂太( KOH) / クラシル株式会社 データチーム 2026-08-07
自己紹介 吉川 昂太 / KOH 経歴 2018年4月 ハウスメーカーに新卒入社(総合職) 2020年7月〜 IT人材派遣企業にエンジニアとして入社
• SIerでは、自動車メーカー、日用品メーカー様などに向けてデータ分析基盤の開発・運用 • 美容品・化粧品のメディア/EC・店舗を運営する企業で、新規のデータ分析基盤の開発 2025年10月〜 クラシル株式会社にデータエンジニアとして入社 趣味 読書(主にミステリ。1番好きなのは『方舟』。どんでん返し大好き。) 02 / 28
事業紹介 03 / 28
事業紹介 04 / 28
本日お話すること 01 現在運用しているデータ基盤について 02 組織全員で AI-Readyを目指す 03 AIの導入と評価・フィードバックと今後のやりたいこと 04 やってみて感じたこと
05 / 28
現在のデータ分析基盤と利用状況 6 / 28
データ分析基盤の全体像 07 / 28
分析基盤の利用状況 社内のおよそ7割近くのユーザーが使用。これをデータチーム2名で運用。 08 / 28
少数のデータ組織の場合 09 / 28
少数のデータ組織の場合 ◦◦のデータどこにあるの? データマートとダッシュボード作って! このカラム、値が入ってないけど 10 / 28
少数のデータ組織の場合 ◦◦のデータどこにあるの? ◦◦のデータ見たいから権限欲しい データマートとダッシュボード作って! パフォーマンスが悪いから、なんとかして このカラム、値が入ってないけど この数字、他のダッシュボードと値が違うんだけど 11 / 28
少数のデータ組織の場合 12 / 28
なぜこうなってしまうのか。 • 利用者(∝依頼数)が多く、それに対してデータエンジニアが足りない • データエンジニア ≠意思決定者 であることが多いので、背景を正確に把握して設計していく には、1つ1つのタスクに時間がかかってしまう “データエンジニアだけ ”が頑張って、ヒトや
AIが分析できるような状態を作るのは無理。 →だったら、意思決定者ができることを増やし、 “組織全員で立ち向かう ”ようにしよう! 13 / 28
組織全員で AI-Readyを目指す 14 / 28
データオーナーとは? DATA OWNER 多くの場合は PdM(プロダクトマネージャー) がその役割を担 う。 意思決定する人が、そのデータの持ち主になる。 チームの データに基づく意思決定
に 責任を持つ人 01 02 03 04 意思決定に用いる データ の管理 データの目的と 利用文脈 の説明 データ品質の 維持と向上 ビジネス メタデータの整備 どの数字で意思決定するかを決 め、その状態を保つ 何のための数字か、どう使うのか を言語化する 壊れたら気づける状態にし、直し にいく 定義・単位・前提を、使う人とAIが 読める形で残す 社内には SQLを使用できるユーザーが多く、 データオーナー 、あるいは、 データオーナーが権限を与えた開発者 がdbtモデルの開発を行っている。 15 / 28
すべてのモデルをデータオーナーに任せて大丈夫? • 使用されるデータの用途・重要度にはばらつき がある ◦ プロダクトの特定機能の分析に使うためのadhoc的なデータ ◦ DAU/MAUなど外部に公開するような重要指標 厳格に品質管理するところと、そうでないところを棲み分けよう! 16
/ 28
モデルごとに Tierを設定する 参考元:OpenMetadataのTier定義 17 / 28
自由度の高い Tier3で、カオスが生まれたことも ... • stgを直接参照しているものもあれば、モデリング済みのモデルを使っているもの • 中には、adhoc(mart) → adhoc(mart)というアンチパターンも存在していた Tier3をAIで見たい要望もあるが、類似のモデルができるなど不安が残る..
18 / 28
Tier3を2つに分けた Tier 3(無印) Tier 3 ssot_verified AIからの参照は行わない 一定要件を満たしたものは、AIからの参照を可能に skillで判定行っている 新規でTier3モデルを作るときに、
• 既存のwideモデルでの置き換え可能か ◦ Yes:それに置き換え ◦ No:他のTier3のadhocモデルで同様のメトリクス/イベントがあるか ▪ Yes:双方を統合するようなwide(dim-fctの生成) ▪ No:adhocのssot_verifiedのモデルとする 19 / 28
AIの導入 20 / 28
AgentおよびMCPの利用状況 21 / 28
利用状況の調査 Q. AgentあるいはMCPを 利用したことがありますか? 使っているユーザー これまで Lightdashからデータを ExcelかCSVでDLして、それを Claudeに投げて分析していたものが、全部 Claudeで完結できるようになりました!
レシートデータ分析に活用しているが、上手く使いこなせている自信はない。 チームメンバーが使った時に本当に正しい modelから引っ張れているのかな?と気になる 使ったことがないユーザー 使えるようになると、何が便利になるのか分からない。 分析はしたいが、 Snowflakeにデータがない。 22/ 28
実際に使われている様子を見ると 最初からユーザーにフリーテキストで問い合わせさせると、モデル選択でばらつきそう 23 / 28
最初にAgentからSuggestするように 言葉のブレを統一し、その他でadhocを選んでいるものは監視対象にしておける! 24 / 28
AgentのEvaluation(評価)の設定 質問と想定回答を1セットとして、以下のような2種類のEvaluationを用意。 • モデル選択の正確さ ◦ Q. レシート投稿のイベントに関しては、どのモデルを使えばいい? ◦ A. wide_XXのモデルを使用します
• 最終結果でのロジックの正しさ ◦ Q. 2026年の6月の承認済みのレシート数の合計は? ◦ A. 150万枚です 上記以外で機械的にで作成できないものについては、都度追加していく! 25 / 28
feedbackの収集 全ユーザーを利用者を対象に、👍👎のフィードバックして、 合わせてフィードバック付きのプロンプトと回答も取得。 テキストでのフィードバックがついているものは、誰からかも加味して、更新に役立てる! 26 / 28
良かった点と、残っている課題 GOOD • 2名しかいないデータチームでも運用し続けられ ている • アジリティを高く保てていること ISSUES • 個人やチームの使い方に差があり、まだまだ業務に浸透し
きっていない • 似たようなモデルが作成されてしまう可能性がある • AIを使ったデータ分析の”利用率自体”は着実に 上がってきている 人間がどのモデル、メトリクスを使えばいいのか分からない状態では、 AIが正しい答えを出すのは不可能。 AI-Readyでも、モデルやメタデータの整備をきちんとして、正しく SSoTにしていくことが近道! 27 / 28
まとめ 01 02 03 データオーナーの設置 Tierの定義 AIの導入および 改善サイクル 少しでも参考になる点があれば幸いです。ご清聴ありがとうございました。 28
/ 28