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kubell 会社概要・中期経営計画

kubell 会社概要・中期経営計画

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株式会社kubell

June 30, 2024
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  1. 働く4.0の世界を広げる 食べるために 働く 原始時代 狩猟、農耕など、食料 をいかに確保するか。 働くとは、食料を手に 入れること。 働く4.0 働く4.0を1人でも多く広げ、「働く歴史」を前進させる

    kubellが目指すこと 守るために 働く 戦国時代 ムラ、国など、所属する コミュニティを守る。 働くとは、戦うこと。 お金のために 働く 資本主義社会 安定した生活を営むた めに仕事をする。 働くとは、お金を稼ぐ こと。 楽しむために 働く 創造社会 社会を豊かにするため に楽しく創造する。 働くとは、価値を創造 すること。 働く3.0 働く2.0 働く1.0 5
  2. 事業概要 • 国内最大級のビジネスチャット「Chatwork」を展開。業界のパイオニアであり国内利用者数No.1*1、導入社数は91.4万社*2を突破 • 圧倒的な顧客基盤のあるプラットフォームを背景に、チャット経由で業務を請け負いDXを推進するBPaaSを展開  ビジネスチャット「Chatwork」 BPaaS (Business Process as

    a Service) 7 • 国内利用者数No.1*1 有料ユーザーの97%が中小企業ユーザー • 日本の1/5を占める導入社数91.4万社以上*2 754万ユーザー • 全業界・全職種の方が日常的に使うプラットフォーム *1 Nielsen NetView 及びNielsen Mobile NetView Customized Report 2024年4月度調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査。 調査対象はChatwork、Microsoft Teams、Slack、LINE WORKS、Skypeを含む41サービスを株式会社kubellにて選定。 *2 2025年3月末時点 チャット経由で業務を請け負いDXを推進 業務代行 経理・総務・事務など幅広い業務に対応 人事・労務など専門性の高い業務に対応 採用 経理・会計 労務 営業事務 AI・SaaSを徹底活用
  3. 8 事業概要 その他事業 専任のDXアドバイザーが 最適なDX推進に向けてサポート 「Chatwork DX相談窓口」は、DX推進に課題を感じている中小企業様向けに、あら ゆる場面でビジネスを効率化するサービスを紹介しています。専任のDXアドバイザー がヒアリングをおこなった上で、最適なサービスをご提案します。 労務のプロが並走支援、

    違反ゼロの勤怠管理を実現 「Chatwork 勤怠管理」「MINAGINE 勤怠管理」は、打刻や労働時間の集計、有休な どの各種申請が一括管理できるクラウド型勤怠管理システムです。PCログデータの取 得や、打刻改ざん防止機能など、充実した機能であらゆる労務リスクから会社を守り ます。 いま、Chatworkユーザーが 利用すべきオンラインストレージ 「Chatwork ストレージ」「セキュアSAMBA」は、インターネット環境があれば、 いつでもどこでも簡単にファイルを共有することができるクラウドストレージサービ スです。社内外へのセキュアな情報共有や、ドキュメント整理による業務効率化を後 押しします。 人事評価制度を成功させるために 必要な全てを提供 「Chatwork 人事評価」は、本当に必要な機能だけをリーズナブルな価格帯で提供す る人事評価制度の構築・運用支援サービスです。運用サポートや運用を効率化するク ラウドシステム導入まで、ニーズに応じて柔軟にメニューからお選びいただけます。 中小企業に最適なアプローチが できる広告メディア Chatwork広告は、日常的に利用されているChatwork上で中小企業に直接アプロー チできる広告サービスです。業種や規模での絞り込みが可能で、効率的に認知・リー ドを獲得できます。 経営改善・DX推進の情報が 詰まったお役立ちメディア 「ビズクロ」は経営改善・DX推進の情報発信、SaaS・ITサービスの比較や資料請求 ができる総合メディアです。各社のDX事例や特集コンテンツも充実しており、ビジネ スに役立つ情報を発信しています。
  4. 9 これまでのあゆみ 連結売上高 8,470百万円 2011-2022 ビジネスチャット事業の拡大 • 2011年 Chatworkをリリース • 2015-2016年 累計18億円調達 •

    2019年 東証グロース市場(当時 東証マザーズ市場) • 2021年 海外募集による公募増資を実施し約20億円を調達 • 2021年 Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社(現 株式会社kubellストレージ)の設立 2023- 新しい柱としてBPaaSを展開 • 2023年 株式会社ミナジンの株式を100%取得 • 2023年 Chatwork アシスタントのリリース • 2024年 株式会社kubellに社名変更、株式会社kubellパートナー設立
  5. 世界でも類を見ない 超高齢化社会が進む 大企業と比べ極端に低い 中小企業の労働生産性 前提となる社会背景 *1 中小企業庁「平成 27 年度中小企業白書」 *2

    総務省統計局「2024年人口統計」 *3 経済産業省 2023年版「中小企業白書」 *4 中小企業庁「中小企業・小規模事業者の現状と課題」 2020年で高齢化率は世界最高の29.3%*2 中小企業の労働生産性は横ばい 大企業との差は拡大し続けている*3 現在 差は拡大 労働生産性の向上には IT投資(DX)が重要 IT投資を積極的に行う中小企業の方が 売上高・経常利益率とも有意に高い*4 • 少子高齢化が極端に進む日本社会において、社会福祉を支え国際競争力を上げるには労働生産性の向上が最大の焦点 • 労働人口の68.8%*1を占める中小企業において労働生産性は長期で伸び悩み、低労働生産性の根本原因となっている • 労働生産性向上にはIT投資(DX)が重要であるが、ITリテラシーの問題が大きくITへの投資が進んでいない 大企業非製造業 中小企業製造業 大企業製造業 中小企業非製造業 10
  6. いまだ進んでいない DXへの取り組み 中小企業をメインとする SaaSベンダーはごく少数 中小企業においてDXが進まない理由 11 • 中小企業ではDXを推進できるIT人材の不足が大きな課題。業務のデジタル化が進みにくい状況にある • 個社の規模が小さく、営業効率が悪いためSaaSベンダーのターゲットになりにくく、ニーズに合ったサービスが不足

    • 結果、中小企業の約92%がいまだにDXに取り組めていない *1 独立行政法人中小企業基盤整備機構「中小企業の DX 推進に関する調査(令和4年5月)」 *2 Blossom Street Ventures「SMB is a hard road in SaaS」 IT人材の不足が DXが進まない最大の課題 人材不足が大きな課題*1 DXに関わる人材が足りない ITに関わる人材が足りない 具体的な効果や成果が見えない 予算の確保が難しい 経営者の意識・理解がたりない DXに取り組もうとする企業文化・風土がない 何から始めてよいかわからない ビジョンや経営戦略、ロードマップがない 情報セキュリティの確保が難しい 既存システムがブラックボックス化している その他 中小企業をメインターゲットとする SaaSベンダーは6%*2 大企業のみ 45.7% 大企業、中小企業 39.5% 大企業、 中小企業、個人 8.6% 中小企業、個人 6.2% 92%以上がDXに取り組めていない*1 既に取り組んでいる 7.9% 取組みを 検討している 16.9% 必要だと思うが 取り組めていない 34.1% 取り組む予定はない 41.1%
  7. 13 ビジネスチャット「Chatwork」の強み • ビジネスチャット市場は潜在市場規模が大きく普及率がまだまだ低い、成長余地が極めて大きな高成長マーケット • 簡単なUIと社外と接続しやすい特徴により、DXに消極的な中小企業層に対し紹介経由でユーザー数が複利の構造で増加 • 継続的な機能追加によるプロダクト価値の向上により、長期にわたりARPU*1が上昇し、解約率*2が非常に低い 未だ低水準に止まる ビジネスチャット国内普及率*3

    *1 Chatwork利用料の課金IDあたりの平均単価(Average Revenue Per User) *2 登録ID数に対しての解約率、過去12ヶ月平均 *3 当社依頼による第三者機関調べ、2025年4月調査、n=30,000 プロダクト価値向上による ARPUの上昇と高い定着率 ユーザー同士の紹介により 複利で増加するユーザー数 2025年3月 2012年7月 サービス開始からの 登録ID数推移 754万 2019年1月 2025年3月 ARPU 719.5円 解約率 0.23% ビジネスチャット ツールを利用して いる
  8. 100人〜299人 *1 中小企業庁「中小企業・小規模事業者の数(2021年6月)」と総務省「令和3年経済センサス」より当社にて推計 *2 当社依頼による第三者機関調べ。2025年4月調査。n=30,000 中小企業の概況とビジネスチャット普及率 日本の企業規模区分 ビジネスチャット普及率 (従業者数ベース) 45.7%

    25.6% 16.2% 参考:事業者数 1万社 43.2万社 285.3万社 当社ターゲット(中小企業) 14 33.8% 7.8万社 1,438万人 従業者数 1,976万人 972万人 360万人 336万社 (全体の99.7%) 23.3% 3,309万人 (全体の約70%) 20人〜99人 19人以下 337万社 全体 4,746万人 23.7% • 中小企業は日本全体で就労人口の約70%、事業者の99.7%を占める巨大なマーケット • 中小企業におけるビジネスチャットの普及率は23.3%。大企業の45.7%に比べてまだ低く、大きな成長機会がある 300人〜
  9. 競合他社の参入も ユーザー数の伸びに影響なし 業界におけるポジショニング 15 • 主要な競合は2社あるが、各社の中心となるターゲット層は異なっている • ビジネスチャットの市場浸透率が低いため、各社がそれぞれの領域で新規に市場開拓を進めている状況 • 競合他社の参入も、ユーザー数の伸びには影響していない

    競合ビジネスチャットと 明確に違うターゲット層 企業規模 大 企業規模 小 ITスキル 低 ITスキル高 B社 A社 1 2 3 2013/08 2017年3月 B社 リリース 2 2017年11月 A社 日本語版   リリース 3 2013年8月 A社 リリース 1 競合他社の参入時期 2017/03 2017/11
  10. サービス種類 BPaaSとは 16 BPaaS (Business Process as a Service) SaaS

    (Software as a Service) PaaS (Platform as a Service) IaaS (Infrastructure as a Service) ハードウェア ミドルウェア アプリケーション ビジネスプロセス 提供範囲 • BPaaSとは Business Process as a Service の略。ソフトウェアの提供ではなく、業務プロセスそのものを提供するクラウドサービス であり、クラウド経由で業務アウトソーシング(BPO)が可能 • SaaSよりさらに上流のレイヤーをクラウド化する、次の潮流に
  11. BPaaSは、中小企業のマジョリティ層DXの本命 BPaaS SaaS 業務代行 CRM/SFA Web会議 ストレージ SaaS向きユーザー ・自力でツールを選定できる ・経営陣も従業員も使いこなせる

    業務プロセスごと依頼・DXも外部に依頼 DXによる業務課題解決を自力で 自社で選定・ 使いこなす ITに詳しい先進層 BPaaS向きユーザー ・SaaS導入の意思決定が困難 ・使いこなしが困難 マジョリティ市場 タスク管理 プロジェクト管理 ドキュメント 管理 17 • SaaSを選定し使いこなせるのは、ITに詳しい先進層のユーザーが中心 • 人口の3分の2以上を占めるマジョリティ市場のユーザーは、使い勝手が異なる多数のSaaSプロダクトを使い分けることは困難 • マジョリティ市場のDX実現には、業務プロセスごと巻き取り顧客に代わりSaaSやAIを使いDXを推進するBPaaSが有効 代行する業務の中で SaaSやAIを積極活用 採用 経理・会計 労務 営業事務
  12. Chatwork アシスタント a お客様 BPaaS領域でのサービス展開 18 • 現在のBPaaSの主力商品は「Chatwork アシスタント」と「Chatwork 労務管理」

    • 中小企業のノンコアビジネス全域に展開すべく、業務領域を拡大中 月に10時間から必要なタイミングで必要な分だけ作業を依頼可能 経験豊富な アシスタントが対応 専任サポート お客様担当者 アシスタントチーム 経理 事務 総務 採用 Chatwork 労務管理 勤怠管理システム・給与計算など労務に関する業務を一括で対応 給与計算 賞与計算 年末調整 マイナンバー 知識が豊富な 労務専門スタッフが対応 労務チーム 専任サポート AIエージェント AIエージェント
  13. 当社ビジネス構造の優位性 19 クロスセルが容易 ターゲットの一貫性 • 全サービスの対象顧客が中小企業で業 界を問わず幅広い領域をカバー • すでに利用しており高い知名度を持つ Chatworkのブランドによる安心感

    効率的な顧客獲得 ネットワーク効果による顧客拡大 • Chatworkは口コミによる効果で顧客網 が自然に拡大する仕組みが確立 • シェアが大きいことそのものが価値とな り、さらなる競争力に 中小企業の特性にフィット BPaaSによるサービス提供 • ITに不慣れな方々に対し、AI/SaaSを運 用代行することで本質的なDXを実現 • Chatworkをすでにご利用中の方が中心 でシームレスに導入可能 顧客獲得コストが最小化され、1顧客あたりのLTV*2を拡大していける構造 顧客あたりの採算性は極めて高い • 1社ごとの規模が小さく、営業効率が悪いため参入するベンダーが限られ、ニーズに合ったサービスが不足 • 中小企業にはITに不慣れな人が多く、AI、SaaSなどのテクノロジーを自力で使いこなすのが難しい企業が多い • 結果、市場規模は大きいにもかかわらず、参入する企業が少ない「ブラックオーシャン市場*1」となっている 中小企業 マーケット 当社ビジネス構造の特徴 当社 優位性 *1 光が届かない深海のように、参入障壁がとても高く競争が激化しづらい未開拓の市場。難易度は高いが、勝てる構造をつくれば独占的なポジションを獲得できる *2 Life Time Valueの略。顧客生涯価値を意味し、1人の顧客が長期にわたって取引する累計額のこと
  14. 20 ビジネスチャットを含むBPaaSの潜在市場規模(TAM) • BPaaS市場は圧倒的に巨大で、コミュニケーション領域を含む中小企業のノンコア業務の規模は42.4兆円に上る • すでに顕在化しているコアターゲットだけでも2,983億規模となり、事業成長可能性が極めて高いマーケット *1 給与所得者数:4,494万人(国税庁令和4年民間給与実態統計調査結果) × 中小企業で働く従業者数割合:68.8%(総務省平成28年経済センサス)

    × 中小企業平均給与:392万円(厚生労働省) × ノンコア業務割合平均:31.9% (当社調べ等) *2 TAM × DXによる業務時間削減の割合:67.6% (当社調べ等) *3 SAM × DXの課題認識があるがまだ取り組めていない中小企業の割合:48.2% (独立行政法人中小企業基盤整備機構) × 中小企業の費用における外注費の割合:13.0% (平成18年経済産業省企業活動基本調査) *4 SOMを「DXの取り組みを検討している中小企業」に絞った割合:16.6%(独立行政法人中小企業基盤整備機構) 28.6兆 TAM SAM 42.4兆 中小企業のノンコア業務に かかっているコスト*1 DXによる効率化 が可能な規模*2 2,983 億 すでにDXを検討している コアターゲット*4 SOM 1.7兆 アウトソースで 解決出来る余地*3
  15. 中期経営方針 23 売上高 150億円 / EBITDAマージン 10-15% 中小企業No.1 BPaaSカンパニー 2026年

    実績: 売上高84.7億円(成長率30.6%) / EBITDA 8.5億円 (期初業績予想:売上高成長率 30%以上 / EBITDA 3億円以上) 長期 初年度:2024年 中小企業のあらゆるビジネスの起点となるプラットフォーム ビジネス版スーパーアプリ • 2026年までに中小企業No.1 BPaaSカンパニーのポジションを確立し、長期的には中小企業市場における圧倒的なシェアを背景に、あ らゆるビジネスの起点となるビジネス版スーパーアプリとしてプラットフォーム化していくことを目指す • 初年度(2024年)は売上高成長率、EBITDAいずれも期初に開示した業績予想を達成 • 2025年の業績予想は、連結売上高を前期比+15%以上、EBITDA10億円以上としている 売上高 2024-2026年 CAGR30% 売上高成長率 15%以上 / EBITDA 10億円以上 2025年 達成
  16. 中期経営計画における3つの戦略 コミュニケーション プラットフォーム戦略 PLGを推進し、ユーザー数の極大化とアクティブ 率を向上させることで、中小企業領域において他 に類を見ない高価値なプラットフォームの確立を 目指す PLG*1モデルによる 高効率な グロースを推進

    チャットでの接点を持 つ高価値な プラットフォームへ インキュベーション戦略 R&Dを進め、グループのアセットやポジショニン グを活かし、ターゲットの拡張も意識した事業展 開やAIを活用した研究開発を推進することで、非 連続成長の柱となる付加価値を創造する R&D PLG 非連続な成長の 柱となる 付加価値の創造 独自のアセットや ポジショニングを 更に強化 • ビジネスチャットをコミュニケーションプラットフォーム戦略により価値向上させ、そのプラットフォーム上で様々なビジネス展開 を可能とするBPaaS戦略を推進 • グループのアセットを活かした新規事業や、AIを活用した研究開発などを行っていくインキュベーション戦略により、さらなるコア 事業の創出や非連続成長を狙う BPaaS戦略 BPaaSを展開し、Techと人をハイブリッドした高 い生産性のオペレーションを確立させ、経営にお ける幅広い領域での本質的なDXを実現する BPaaSにより 業務ごと巻き取り マジョリティ市場に 本質的なDXを BPaaS 25 *1 Product-led Growthの略。米国で注目されているSaaSの成長戦略で、プロダクトを通して顧客獲得をおこなう。旧来型のセールスが牽引する成長戦略をSLG (Sales-Led Growth) と呼び区別している
  17. 3つの戦略の関係性・つながり ビジネスチャットを基盤に、BPaaS領域および新規事業を連続的に展開 インキュベーション 戦略 チャット、BPaaSによる顧客接点を軸に アセットやポジショニングを活かしながら 中小企業のDXに通じる様々な新規事業を創出 BPaaS戦略 チャットの接点を利用し、自社でのDXが 困難な企業へ業務ごと巻き取りDXを推進。

    中小企業すべての本社機能を担う存在へ コミュニケーション プラットフォーム 戦略 口コミでシェアが広がり業種や職種を問わず 多くの人に日常的に使われる、プラット フォーム性の高いチャットサービスを拡大。 さまざまなサービスの土台に 中小企業はDXの余地が大きく、国内企業の99.7%を占める非常 に大きな市場。一社ごとの規模は小さいため効率的なアプロー チが難しく、参入のハードルが高い 中小企業市場 データ ソリュー ション ビジネス AI ビジネス 福利 厚生 教育・ 人材 ファイ ナンス 人事・労務 採用 経理・ 会計 受発注 社内 システム 総務・ 秘書 タスク管理 音声通話 チャット ファイル管理 ビデオ会議 26
  18. 「Product-Led Growth」 によるサービス成長を実践 • Product-Led Growth (以降PLG) とは米国で注目されているSaaSの成長戦略で、プロダクトを通して顧客獲得をおこなう。 旧来型のセールスが牽引する成長戦略をSLG (Sales-Led

    Growth) と呼び区別している • PLGの代表例にZoom、Shopify等があり、非PLG企業と比べ顕著に高い成長率を実現。シンプルな使い勝手で無料から使え、 口コミで広がるサービスであることが必要で、当社サービスではPLGによる成長戦略にフィット PLG (Product-Led Growth) • プロダクトを通じて価値を伝えることで ユーザー数と売上を拡大 • プロダクト/カスタマーサクセスの改善が重要 戦 略 • 口コミに加えて、社内外でのネットワーク効果によ り高レバレッジで成長 • ユーザーのプロダクト活用度が上がると、ARPUが あがっていく構造 特 徴 SLG (Sales-Led Growth) • セールスやマーケティング活動を通して売上を拡大 • セールス/マーケティングの改善が重要 • セールスの人員数に依存し、労働集約的 • セールスにより、都度アップセル、クロスセルを おこなっていく必要がある 28
  19. • マーケティングが見込み客のリストを集め、セールスにより商談・受注のプロセスを進めていくのが従来型のSLGモデル • PLGモデルでは、紹介やマーケティングでフリーユーザーを獲得し、その利用データを収集・分析することで有料化につながりやす いユーザーを自動抽出。セールスはそのリストを元に活用提案し、商談化・有料化を推進していく • 当社のPLGモデルはプロダクトの利用を通じ自然と「社内ネットワーク効果(チーム・部署・会社全体へ)」と「社外ネットワーク 効果(取引先・パートナー企業へ)」の双方が発生。この二重のネットワーク効果により、導入が自走的に広がり、有料化・ライセ ンス追加も連鎖的に進んでいく点が大きな特徴であり優位性 Sales-Led

    Growth モデル 資料請求/問い合わせ マーケティング 商談化 インサイドセールス 受注 フィールドセールス ライセンス追加 カスタマーサクセス Product-Led Growth モデル 活用支援・商談化 インサイドセールス 有料化 フィールドセールス マーケティング/紹介 ライセンス追加・ 紹介推進 カスタマーサクセス PLGモデルの推進プロセス フリーユーザー獲得 利用分析 プロダクトチーム プロダクトの価値向上を通したアクティブ化 プロダクトチーム 29
  20. サービス種類 BPaaSとは 32 BPaaS (Business Process as a Service) SaaS

    (Software as a Service) PaaS (Platform as a Service) IaaS (Infrastructure as a Service) ハードウェア ミドルウェア アプリケーション ビジネスプロセス 提供範囲 • BPaaSとは Business Process as a Service の略。ソフトウェアの提供ではなく、業務プロセスそのものを提供するクラウドサービス であり、クラウド経由で業務アウトソーシング(BPO)が可能 • SaaSよりさらに上流のレイヤーをクラウド化する、次の潮流に
  21. BPaaSは、中小企業のマジョリティ層DXの本命 BPaaS SaaS 業務代行 CRM/SFA Web会議 ストレージ SaaS向きユーザー ・自力でツールを選定できる ・経営陣も従業員も使いこなせる

    業務プロセスごと依頼・DXも外部に依頼 DXによる業務課題解決を自力で 自社で選定・ 使いこなす ITに詳しい先進層 BPaaS向きユーザー ・SaaS導入の意思決定が困難 ・使いこなしが困難 マジョリティ市場 タスク管理 プロジェクト管理 ドキュメント 管理 33 • SaaSを選定し使いこなせるのは、ITに詳しい先進層のユーザーが中心 • 人口の3分の2以上を占めるマジョリティ市場のユーザーは、使い勝手が異なる多数のSaaSプロダクトを使い分けることは困難 • マジョリティ市場のDX実現には、業務プロセスごと巻き取り顧客に代わりSaaSやAIを使いDXを推進するBPaaSが有効 代行する業務の中で SaaSやAIを積極活用 採用 経理・会計 労務 営業事務
  22. オンプレミス IaaS Infrastructure as a Service PaaS Platform as a

    Service SaaS Software as a Service BPaaS Business Process as a Service DX人材 DX人材 DX人材 DX人材 DX人材 業務オペレーション 業務オペレーション 業務オペレーション 業務オペレーション 業務オペレーション アプリケーション アプリケーション アプリケーション アプリケーション アプリケーション データ データ データ データ データ ミドルウェア ミドルウェア ミドルウェア ミドルウェア ミドルウェア OS OS OS OS OS サーバー サーバー サーバー サーバー サーバー ストレージ ストレージ ストレージ ストレージ ストレージ ネットワーク ネットワーク ネットワーク ネットワーク ネットワーク =ユーザーが管理 =サービス提供者が管理 BPO Business Process Outsourcing DX人材 アプリケーション データ ミドルウェア OS サーバー ストレージ ネットワーク 業務オペレーション BPaaSが提供する範囲 • クラウド上でDX人材と業務オペレーションまで提供するため、ユーザーの管理コストが大幅に低減 • システムの導入・運用が進まない、社内にDX人材が不足している企業もDXが可能になる 34
  23. 中小企業にBPO(アウトソーシング)が浸透しない理由 35 オーダーメイド型のBPO クラウドソーシング • 従来のBPOは大企業向けが主流であり、中堅企業でもアウトソーシングを活用できるのは一部のITに詳しい層に限られている • 中小企業では採算の観点からBPOサービスがほとんど提供されておらず、ニーズと供給に大きなギャップがある • DX人材の不足によりSaaSの導入も難しく、ITサービスの導入障壁が高い

    • 当社のBPaaSはこうした未開拓の「ホワイトスペース」に位置し、競合が少ない独自のポジションを築けるビジネス領域 ホワイトスペース オンプレミス型のシステム IaaS PaaS SaaS システムによる 最適化 オペレーションによる 最適化 大企業(Enterprise) 中堅企業(Middle) 中小企業(Small) 個社ごとに カスタマイズして提供 ベースは汎用的な形で提供 一部カスタマイズを伴う 汎用的な形で提供 BPaaS 低 労働 集約性 高 高 価格 低 低 汎用性 高 高 導入 ハードル 低 が提供するビジネス領域
  24. kubellが展開するBPaaSのイメージ • ビジネスチャットを最大限活用したBPaaSを展開。AIエージェント+SaaS Hub+Humanを組み合わせ、バックオフィス業務の実行 までを網羅的に代替 業務発生 Chatwork プロダクト 人事/労務 営業/マーケティング

    経理/財務 調達/購買 総務/その他リサーチ BPaaS窓口 • サービス一覧 • 案件管理・相談 ビジネスチャット • チャット・タスク • 通知(お知らせ・BOT) 36 発生した業務を AIエージェント+SaaS Hub+Humanの 連携で実行 AI エージェント SaaS Hub Human データ処理 通知… 外部ツール 連携… 非定型 専門業務… 業務完了 業務効率化 によるコア業務へ の集中 業務タイプ 業務オペレーション
  25. 雇用契約テンプレート - X • 中小企業の幅広い課題に対して個別にコンサルティングをおこない業務フローを設計、運用するのではなく、業務を型化してサービ ス提供することで高効率・高収益なサービスを展開 • AI、業務関連SaaS、ビジネスチャットを連携し、オペレーターの工数を極限まで低減、あるいはオペレーター不要の効率的なサービ ス提供を目指す 業務の型化・テクノロジー活用による効率的な拡販

    37 雇用契約をDXしたい 会計経理テンプレート - X 会計経理テンプレート - Y 雇用契約テンプレート - Y 雇用契約テンプレート - Z 発注テンプレート - X 顧客からの課題ヒアリング 型化されたテンプレートから提案 御社の課題には 「雇用契約テンプレート-X」 が最適です 雇用契約テンプレート - X 開始 工程A 工程C 完了 工程B 工程D SaaSによる 自動処理 A社の業務プロセス 開始 工程A 工程E 工程C 工程I 完了 工程H 工程D 工程G 工程J 工程F 工程B 発注テンプレート - Y Chatworkによる 自動通知 ・ ・ ・
  26. AIの急激な進化とチャットの可能性 38 • ChatGPT*1に代表されるLLMベースの革新的な技術進化により、AIを使った高度な文書理解および多様なタスク実行が可能に • チャットの価値が大幅に向上し、過去のメッセージデータを学習させた文面生成や要約、AIとの対話機能などの提供を検討 • さらにはBPaaSの展開において、ユーザーとの対話や依頼実行をAI化することにより、劇的な生産性の向上を目指す *1 米Open

    AIが2022年11月に公開した対話型人工知能(AI)サービス。膨大な文書データを学習し、チャット形式で質問に回答したり多様なタスクに1つのモデルで対応できることが特徴 ChatworkへのAI組み込みイメージ BPaaSの自動化レベル 人の手による手動対応 一部のタスクのみ自動化 特定環境下における完全自動化 条件付き自動化(人が介入) 完全自動化 Level 3 Chatworkの データを学習 文面生成や 対話が可能に Level 2 Level 1 Level 0 工数10%減 工数30%減 工数50%減 工数100%減
  27. 現状 BPaaSの収益性 39 • 内部施策で顧客獲得効率と顧客単価を最適化するとともに、オペレーションをAIエージェントへ移行することで業務効率を向上 • AIの飛躍的進化も追い風となり、BPaaSの収益性は大幅に改善することを見込む プライシングの変更 タスクあたり単価の 向上

    AIエージェントの活 用領域の拡張 顧客獲得単価の低減 Chatworkのユーザーに対し セールス人員をかけた営業 (クロスセル) 作業時間に応じた タイムチャージでの請求 一律の料金体系での提供 オペレーションの一部のみに 試験的に運用 • Chatworkから直接タスクを依頼できる形に プロダクト連携を予定 • セールス人員をかけない顧客獲得が可能に 依頼されたタスクに応じた固定料金での請求 バックオフィスを丸ごと請け負うハイプライス メニューの展開 AIエージェントの活用領域を拡張し人的作業の 割合を大幅削減 AIモデルの飛躍的な 進化 AIエージェントの基盤として LLMを活用 精度の大幅な改善およびコストの飛躍的な低下 外 的 要 因 あるべき姿 内 部 施 策 コスト減少 売上増加 売上増加 コスト減少 コスト減少
  28. 「広さ」と「深さ」を兼ね備えたサービスの構築 専門領域 非専門領域 集客 顧 客 課 題 人事労務領域 M&A・アライアンス、自社立ち上げで専門領域を拡充

    営業 マーケティング 経理/財務 調達/購買 総務 その他リサーチ 広さ 深 さ 40 • 秘書業務・事務業務など非専門領域をChatwork アシスタントによって幅広くサポートする「広さ」を、士業やプロフェッショナル の知見が必要な専門領域の「深さ」をM&Aやアライアンスによって提供 • 「広さ」と「深さ」を組み合わせることで、顧客のノンコア業務をワンストップで提供することを目指す • 専門領域に関しては、ミナジン社の子会社化により人事労務領域におけるBPaaSをすでに提供。その他専門領域はM&Aを軸として早 期にカバーしていく
  29. インキュベーション戦略におけるR&Dの考え方 42 • 当社グループが保持している独自のアセットやポジショニングを更に強化するための戦略を実行 • ビジネスチャット、BPaaSに次ぐ、第三の非連続な成長の柱となる付加価値を創造する 顧客データの量的・質的拡大を行うこ とでマーケティング効率を向上させる 顧客データの拡張と マーケティングの進化

    ビジネスチャット、BPaaSに続く新し い事業を創出する 第3の柱となるコア事業の創出 当社が保有する顧客アセットを生か し、プラットフォームであるビジネス チャットの収益最大化を目的に、AIお よびテクノロジーを活用 AI活用とプラットフォームの 収益最大化 非連続な成長の柱となる付加価値を創造・展開していく
  30. 顧客データの拡張とマーケティングの進化 性別、年齢、収入、独身/既婚など、 事実関係を表すデータ (例) ・男性 ・45歳 ・既婚 ・世帯収入600万円・製造業 ・従業員数100名以下 デモグラフィックデータ

    • ビジネスチャットの顧客基盤拡大による顧客のデモグラフィックデータ(客観的データ)の拡大と、自社メディアのグロースやその 他の顧客コミュニケーションによる顧客のサイコグラフィックデータ(主観的データ)を蓄積 • 顧客データの量的・質的拡大を行うことでマーケティング効率が向上。さらに効果的・網羅的なマーケティング活動を行うことによ り顧客の更なる拡大が期待できる 習慣、趣味、嗜好、価値観 (例) ・健康的なライフスタイルを実践したいが、時間があまりない ・インターネットを夜に楽しみ、動画視聴が大好き ・経済性より質の高さを重視 ・仕事と家庭に喜びを見いだす ・少人数の友達仲間との時間を大切にしている サイコグラフィックデータ ビジネス チャットを 通じて取得 ビズクロなど 自社メディア を通じて蓄積 顧客データの拡充によるマーケティング効率の向上 効率的・網羅的なマーケティング活動による顧客の更なる拡大 43
  31. AI活用とプラットフォームの収益最大化 44 テキストデータ 日本の中小企業におけるホワイトカラー従 業員の大量のテキストデータが蓄積 チャットUI 圧倒的に滞在時間が長く、顧客との強力な タッチポイントになるチャットUIを有する 顧客データ 量的・質的の双方においても圧倒的な顧

    客のデータにアクセスすることが可能 当社の持つアセットとポジショニングを生かしたプラットフォームの収益最大化 • ビジネスチャットで蓄積されている顧客データおよびテキストデータをAI開発に活用することで、ユーザー一人一人に合わせたAI技 術の開発が可能 • ビジネスコミュニケーションを行う滞在時間の長いプラットフォームとしてのビジネスチャットを有しているため、AIと人とが会話 できる接点をすでに有している • AI技術を活用し展開することで、プラットフォームであるビジネスチャットの収益を最大化する
  32. 第3の柱となるコア事業の創出 • ビジネスチャット、BPaaSに次ぐ、第3の柱となるコア事業の創出を行う • 当社の強みである「圧倒的に高価値なプラットフォーム」並びに「Techと人をハイブリッドした高い生産性のオペレーション」を活 用し、当社のビジョン・ミッションに合致した新規事業を創出する データ ソリュー ション ビジネス

    AI ビジネス 福利 厚生 教育・ 人材 ファイ ナンス 人事・労務 採用 経理・ 会計 受発注 社内 システム 総務・ 秘書 タスク管理 音声通話 チャット ファイル管理 ビデオ会議 圧倒的高価値な コミュニケーション プラットフォーム Techと人をハイブリッドした 高い生産性のオペレーションで 本質的なDXを実現 当社ビジョンに合致した 新規事業の創出 45
  33. kubell BPaaSファンドの投資戦略 46 連結子会社 • 2021年度よりCVCとなる「kubell BPaaSファンド」を開始。当社BPaaSのケイパビリティ獲得ならびに新たな事業創出を目的とする • 顧客属性が重なる会社へ投資し提携関係を強化するとともに、kubellからの送客を実施   送客フィーにより投資回収を行いながらも、出資先の成長を将来的にキャピタルゲインとしても取り込むことが可能

    • 2023年1月に株式会社ミナジンを完全子会社化。実現したシナジー効果をさらなる投資機会の拡大へ繋げる 出資 中小企業における 圧倒的なユーザー数 出資 顧客属性の 相似 成長の加速 送客フィーによる投資回収 キャピタルゲイン による投資回収 2段階での投資回収を行い、 さらなる投資機会の拡大へ 出資先企業 上場 M&A シナジーを最大化する投資戦略 投資実績 https://cvc.kubell.com/ kubell BPaaSファンド 公式サイト IPO
  34. ChatworkはBPaaSを内包する「ビジネス版スーパーアプリ」へ 48 長期ビジョン:ビジネス版スーパーアプリ BPaaSで業務提供 ドキュメント 管理 Web会議 タスク管理 プロジェクト管理 ストレージ

    エンゲージメント SaaSで業務効率化 CRM/SFA BPaaSで業務提供 人事評価 採用 電話代行 勤怠管理 労務管理 様々な経営支援 コアビジネスに注力できる環境 資金調達 助成金 請求管理 契約管理 決済 会計 • ビジネス版スーパーアプリ = プラットフォーム化し、あらゆるビジネスの起点になるアプリ • 他SaaSと比較して圧倒的に滞在時間が長く、顧客との強力なタッチポイントになりプラットフォーム価値が高い • チャットを通してSaaSおよびBPaaS、各種経営支援を提供することで、顧客がコアビジネスに注力できる環境を実現する 福利厚生
  35. 誰もが働くことを楽しみ、創造性あふれる豊かな社会を 価値創造プロセス 51 kubell組織の強み 経営資本 財務資本 非連続成長を加速させ る財務基盤と成長投資 知的資本 中小企業に関する

    高度な知見 人的資本 高い専門性を持った プロダクト組織 社会関係資本 開発・運営に関する 社外ネットワーク 自然資本 クラウドサーバでの 電力消費に伴うCO 2 排出 成長戦略 事業を通じた 社会価値の創造 価値創造基盤の強化 に関わる課題 重要課題 11項目の 重要課題を特定 地球規模の 社会課題解決への貢献 Chatworkの更なる普及と活用促進 プラットフォームを通じたDX推進支援 価値創造基盤の強化 ミッションドリブン 構造化された戦略とオペレーション 成長機会のある職場 目指す姿 (2030年) 「ビジネス版スーパーアプリ」の実現 中小企業を主体としたDX推進を支援し、生産性向上に貢献 社会への提供価値 • DX推進プラットフォームを利用する 国内中小企業数 100万社 • CO 2 排出量(スコープ1+2)をネットゼロへ • 使用電力(スコープ2)を100%再生可能 エネルギー由来へ 自社への創出価値 • 従業員の働きがい向上 • ブランド価値向上 2030年主要KPI
  36. ミッションの実現に向けたマテリアリティ(重要課題) 52 • ミッションの実現に向け、当社グループが中長期的に取り組むべき財務・非財務両面から見た重要課題を検討し、 「ミッション・ビジョンの実現にむけた11の重要課題」を特定 非常に重要 気候変動の防止とエネルギー・マネジメント 国際的に認められた人権の尊重を基準としたビジ ネスの推進 新たな価値創造を実現するダイバーシティ・マネ

    ジメント DXを通した中小企業の労働生産性向上 楽しく創造的に活躍できる人材の創出 ビジネスインフラとして信頼いただける品質の確 保 高度な情報セキュリティとプライバシーの保護 理念実現にむけたサステナビリティ・マネジメン トの推進 重要 DXを通じた社会全体の温室効果ガスの排出削減 CSR調達の推進 社会サービス利用に役立つ情報提供 地域社会におけるDX人材育成への貢献 社会を支えるインフラ企業としてのリスクマネジ メントの強化 企業価値向上を牽引するコーポレートガバナンス の実現 全てのステークホルダーに誠実な企業活動の推進 信頼いただけるブランドの実現とエンゲージメン ト強化 やや重要 資源の循環利用への貢献 やや重要 重要 非常に重要 ・・・重要課題 ・・・最重要課題 ・・・事業を通じた価値創造に関わる重要事項 ・・・価値創造基盤の強化に関わる重要事項 ・・・地球規模の社会課題解決への貢献に関わる重要事項 当社グループの持続的成長へのインパクト 社 会 の 持 続 可 能 な 発 展 へ の イ ン パ ク ト
  37. 2030年ゴールに向けたアクション・KPI 53 カテゴリ 重要課題 2030年ゴールにむけたアクション・KPI 事業を通じた 社会価値の創造 DXを通した中小企業の労働生産性向上 当社ビジネスプラットフォームを利用する日本の中小企業数: 100万社以上

    楽しく創造的に活躍できる人材の創出 クレドアンバサダーによるバリューの啓蒙活動 エンゲージメントサーベイの実施 価値創造基盤の 強化に関わる課題 ビジネスインフラとして信頼いただける品質の 確保 提供するITサービスのシステム稼働率: 99.5%以上を継続達成 高度な情報セキュリティとプライバシーの保護 全社横断的なセキュリティマネジメント体制の構築と強化 重大セキュリティインシデント: 0件 理念実現にむけたESGマネジメントの推進 サステナビリティ・ESG基礎研修の実施 入社時研修「kubellのサステナビリティへの取組み」の実施 • 社会・当社いずれにとっても「非常に重要」とした重要課題の、2030年ゴールに向けたアクション・KPIは以下の通り