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データ基盤におけるチームトポロジーの実例

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 データ基盤におけるチームトポロジーの実例

2026年7月29日(水)に実施された「データマネジメント戦略Night - 5社のリアルを語る会」での発表資料です。
イベントページ:https://teratail.connpass.com/event/398181/
登壇者:株式会社kubell 飯島知之

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kubell

July 29, 2026

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Transcript

  1. 最低限押さえておきたい用語たち 起点となる法則 DevOps(組織の話の方)などもコンウェイの法則が土台 • コンウェイの法則:システムを設計する組織は、そのコミュニケーション構造をそっくり真似た構 造の設計を生み出してしまう 認知負荷の種類 フローを効率化するためにチームの認知負荷の低減に向き合う • •

    • 課題内在性負荷:仕事そのものが持っている基本の難しさ ◦ プログラミング言語の文法や担当する業務(ドメイン)のルールや仕様など ◦ 研修や適切な言語・ライブラリの採用などで低減 課題外在性負荷:環境やプロセスのせいで発生する、無駄な手間 ◦ 環境構築やデプロイが複雑など ◦ CI/CDやスクリプトなどの自動化で削減 学習関連負荷:成長や改善のための、価値ある良い負担 ◦ 新アーキテクチャやパターンの学習やよりよい機能を考えることなど ◦ ここに時間を使えるようにする 11
  2. 4つチームタイプ • • • • ストリームアラインドチーム ◦ ビジネスの主な変更フロー(ストリーム)に沿って配置するチーム ◦ 他のチームを待たずにデリバリーができる

    ◦ 職能横断型で要求探索から運用まで能力一式を持っている ◦ データ基盤においてはデータパイプラインを想像するといい イネイブリングチーム ◦ 他のチームが新しい技術やスキルを身につけるのを支援するチーム ◦ 永続的に支援するのではなく、短期的な支援をする プラットフォームチーム ◦ インフラやツール・共通サービスなどの内部サービス(プラットフォーム)を提供するチーム ◦ ストリームアラインドチームの認知負荷を下げる ◦ Thinnest Viable Platform (TVP) からフィードバックを元に改善していく コンプリケイテッド・サブシステムチーム ◦ 複雑なサブシステムやコンポーネントを担う専門チーム ◦ スペシャリストじゃないと扱えないようなものを担当する ◦ データ基盤においては機械学習とか(MLOpsとか含めて作るといまだに大変) 12
  3. 3つのチームインタラクション • • • コラボレーションモード ◦ 2つのチームが探索を目的として協力する形(長く続けるものではない) ◦ ❌責任境界が不明確で、オーバーヘッド(コンテキストの共有)があり生産性が低い ◦

    ❌高カロリーでそんなに並列できない ◦ ✅学習がスピーディーに進む X-as-a-Serviceモード ◦ 別のチームが提供するものをサービスとして利用する形 ▪ コンプリケイテッド・サブシステムが提供 ▪ プラットフォームチームが提供 ◦ ✅責任境界が明確であり、オーバーヘッド(コンテキストの共有)が少ない ◦ ❌イノベーションが遅くなりがち ◦ ❌効果的じゃないAPIや境界だとフロー全体に悪影響が出る ファシリテーションモード ◦ 新しい技術を身につけたり学習するためにファシリテーションをする ▪ イネブリングチームが提供 ◦ ✅ストリームアラインドチームのフローが向上 ◦ ❌シンプルに効果を出すのが難しいの経験値が必要 13
  4. トポロジーの変化でみるデータパイプラインの変遷 ① ② ③ ④ 立ち上がり期 並列体制への移行期 並列体制の安定期 次なる進化 データエンジニアチー

    ムでSnowflakeでの新 データ基盤を立ち上げ アナリストがdbtパイ プラインへの開発に参 加して並列体制へ dbt開発のプラット フォームの整備が進 み、並列体制が安定化 AI向けのプラット フォームに進化させ、 フローを向上 機能追加 80 件/年 200 件/年 280 件/年 (推定) 500〜600 件/年 (エンジニア 2〜3人月) (エンジニア 2〜3人月) (アナリスト 4〜5人月) (エンジニア 2〜3人月) (アナリスト 4〜5人月) (エンジニア 2〜3人月) (アナリスト 4〜5人月) (利用者with AI 数名 随時) データパイプライン データ ソース データ マート ソース :データエンジニア :アナリスト(アナリティクスエンジニア) :AI Agent マート ソース (一部) マート ソース マート ファシリ XaaS XaaS XaaS XaaS イネイブリ ング プラットフォーム プラットフォーム XaaS XaaS XaaS ソース 重要な ところ 重要な ところ 16