Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
We Are PdE!! 〜高価値なプロダクトを作れるようになるための勉強会〜
Search
Tech Leverages
November 01, 2024
Business
1
410
We Are PdE!! 〜高価値なプロダクトを作れるようになるための勉強会〜
2024/11/01 Product Engineer Night #6 で登壇した際の資料です.
Tech Leverages
November 01, 2024
Tweet
Share
More Decks by Tech Leverages
See All by Tech Leverages
Prisma Typed SQLのススメ
leveragestech
1
45
今日から始める技術的負債の解消
leveragestech
3
500
ドキュメントとの付き合い方を考える
leveragestech
2
180
開発者体験を向上させる ボトムアップな組織改善
leveragestech
1
210
市場価値の高いエンジニアを 目指そう!!
leveragestech
2
54
より快適なエラーログ監視を目指して
leveragestech
5
1.6k
絶賛設計中!参画者のエンゲージメントを最大化する体験重視のオンボーディング
leveragestech
1
110
SREが強化するべき組織のケイパビリティ
leveragestech
0
91
DevOps実現のための私たちのSREのあり方
leveragestech
1
66
Other Decks in Business
See All in Business
[ English ] Company Overview for Engineers
caddi_eng
0
150
電子契約サービスの導入
tokyo_metropolitan_gov_digital_hr
0
410
アルプ株式会社/会社紹介資料
alpinc
0
130
(7枚)採用と育成どっちが大事? 努力量と成長曲線について
nyattx
PRO
1
240
メタバースを活用した東京の魅力発信
tokyo_metropolitan_gov_digital_hr
1
420
ELEMENTS_CULTURE DECK
hrxteam
0
1.8k
プロダクトの大事なこと全部書く 〜わかりあいのワークショップ〜
watasuke
0
280
Theoria technologies:About Us
theoriatec2024
1
790
2024_0930_SHIP_CULUTURE_社外用_version1.pdf
ship_inc
0
460
20241027.jjug_ccc_creditsaison.pdf
lalha
4
2.2k
直積は便利/direct_product_is_useful
florets1
3
250
インキュデータ会社紹介資料
okitsu
3
31k
Featured
See All Featured
Thoughts on Productivity
jonyablonski
67
4.3k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1365
200k
Done Done
chrislema
181
16k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
232
140k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
202
24k
Code Review Best Practice
trishagee
64
17k
Designing Experiences People Love
moore
138
23k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
24
5k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
22
3.1k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
48
10k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
42
9.2k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
788
250k
Transcript
We Are PdE!! 〜高価値なプロダクトを作れるようになるための勉強会〜 2024/11/01(金) @Product Engineer Night #6 レバレジーズ株式会社
システム本部 iPLグループ 金栄世
自己紹介 名前 金栄世 (きむ・よんせ ) ↑一応韓国語も話せます 所属 レバレジーズ株式会社 (23年新卒) システム本部
iPLグループ お仕事 社内向け採用管理システムの全部やってます ひとこと 自炊したら美味しくて逆に太りそうです💦
会社概要 会社名 レバレジーズ株式会社 所在地 渋谷スクランブルスクエア 24 ・ 25階 設立 2005年
従業員数 正規:2838名 非正規:1208名(2024年4月時点) 資本金 5,000万円 年商 1149億(2023年度) 事業内容 自社メディア事業・人材関連事業・システムエンジニアリング事業 M&Aコンサルティング事業・ ASP/ SaaS/クラウド関連事業 などなど...
4月から半年やり続けている、 プロダクト作りの力を高めるための社内勉強会を 紹介させて頂きます!!
アジェンダ • はじめに • 勉強会の内容 • プロダクトエンジニア力との繋がり • まとめ
はじめに
プロダクトって何ですか??
SaaSとして販売しているシステム? 営業が使うリード管理のシステム? マーケターが使う CRMのシステム? メディアコンテンツを配信するシステム?
SaaSとして販売しているシステム? 営業が使うリード管理のシステム? マーケターが使う CRMのシステム? メディアコンテンツを配信するシステム? 全部
https://www.etymonline.com/jp/word/produce Product = 何か生み出されたもの
https://www.etymonline.com/jp/word/produce Product = 何か生み出されたもの 事業貢献のため
勉強会開催にあたって エンジニアたるもの , 高価値なプロダクトを競争優位性としていきたい
勉強会開催にあたって エンジニアたるもの , 高価値なプロダクトを競争優位性としていきたい →プロダクトの目的である「事業貢献」のための価値を提供できるようにしたい
勉強会開催にあたって ・事業貢献の方法を広げるための企画力 ・実際にプロダクトの価値を向上させるための技術力 エンジニアたるもの , 高価値なプロダクトを競争優位性としていきたい →プロダクトの目的である「事業貢献」のための価値を提供できるようにしたい
勉強会開催にあたって ・事業貢献の方法を広げるための企画力 ・実際にプロダクトの価値を向上させるための技術力 エンジニアたるもの , 高価値なプロダクトを競争優位性としていきたい →プロダクトの目的である「事業貢献」のための価値を提供できるようにしたい 何らかのサービスの企画と設計を行う勉強会 (開発は業務外で各人で ...笑)
勉強会の内容
勉強会の内容 勉強会名: We Are PdE !! • 開催頻度 ◦ 週に1回1時間の勉強会を開催
• 実施形態 ◦ 全て対面にて実施 ◦ 各勉強会は独立しておらず, 同一のテーマ について続けて行う ◦ 講師を持たず, 参加者によるディスカッション形式 ▪ ファシリテータは存在 • 規模 ◦ 大体5~10人程度で, 最大15人程参加したこともある
勉強会の内容 4月 6月 9月 現在 試行錯誤 の期間 企画パート 技術パート 勉強会の概要
• これまでのスケジュール ここについて具体的に話します!
勉強会の内容 企画パート 企画パート 既存のサービスの リーンキャンバス作成 対象ドメインの 顧客と課題と解決策の 整理 ユーザインタビューを通 じた仮説の検証と
MVPの機能整理
勉強会の内容 企画パート ~既存のサービスのリーンキャンバス作成 ~ • リーンキャンバスとは? ◦ ビジネスモデルを可視化するた めのフレームワーク ◦
数字の順番に埋めていくと 良い(絶対ではない) ◦ 事業アイデアを考えるときによく 用いられる https://www.utokyo-ipc.co.jp/column/lean-canvas/
勉強会の内容 企画パート ~既存のサービスのリーンキャンバス作成 ~ • 既存サービスのリーンキャンバスを作ろう!! ◦ そもそも今あるサービスがどう勝っているのか知らないと発想できない CyberAgentさんのTappleを対象に作ってみた -
「おでかけ」機能は独自で良さそう (※デートプランを指定して募集する機能) - プル型の戦略で, チャネルとしてはアフィリエイ トが多そう - ユーザは成約で抜けるのでずっと集客し続ける 必要があり, 広告投資余力が大事そう
勉強会の内容 企画パート ~既存のサービスのリーンキャンバス作成 ~ - 他のサービスとの比較が発生する - 恋愛ドメインにおける調査が発生する ドメインに対する解像度が向上 •
既存サービスのリーンキャンバスを作ろう!!
勉強会の内容 企画パート ~対象ドメインの顧客と課題と解決策の整理 ~ • 恋愛のドメインにおいて, 新サービスを企画しよう Tappleのターゲット顧客の まだ解決できていない課題を探す -
ステータスを予め明示する - 惜しかった人だけをフィーチャーする など... Tappleがまだ開拓できていない セグメントを探す - LGBT特化にして提供する - 企業への福利厚生として提供する など...
勉強会の内容 企画パート ~対象ドメインの顧客と課題と解決策の整理 ~ • 恋愛のドメインにおいて, 新サービスを企画しよう(決定版) マッチングアプリで1番価値を感じるのは交際できた時であり , 交際できた人は退会する一方で
, 交際できていない人は利用し続ける 長く相手が見つかっていない人は , 収益への貢献が大きいにも関わらず サービスの価値をあまり感じられていない ビジネスモデルのミスマッチ
勉強会の内容 企画パート ~対象ドメインの顧客と課題と解決策の整理 ~ • 恋愛のドメインにおいて, 新サービスを企画しよう(決定版) マッチングアプリで1番価値を感じるのは交際できた時であり , 交際できた人は退会する一方で
, 交際できていない人は利用し続ける 長く相手が見つかっていない人は , 収益への貢献が大きいにも関わらず サービスの価値をあまり感じられていない ビジネスモデルのミスマッチ マッチングアプリ利用者の成約 を支援するアプリ (詳細はリリースできたら話します ...)
勉強会の内容 企画パート ~ユーザインタビューを通じた仮説の検証と MVPの機能整理~ • 実際に課題が存在するのか, ソリューションが妥当なのか検証しよう ◦ 現状はユーザの課題と解決策は自分達で考えただけだった Instagramを使って知り合いにインタビューを実施
- 私は2人に対してそれぞれ 30分ずつの電話を実施 - CPFとPSFを簡易的に検証するイメージ 得られたインサイトを踏まえてMVPの機能を整理
勉強会の内容 技術パート 技術パート ドメインの分割と エンティティの整理 ビジネスロジックの 整理 システム アーキテクチャの整理 現在はここを行っています
ここはComing Soonです...
勉強会の内容 技術パート ~ドメインの分割とエンティティの洗い出し ~ • ドメインを適切に分割して, 各ドメインに登場するエンティティを洗い出す 決済ドメインのエンティティの整理の様子 - 決済と支払いは別で記録を取ろう
- 課金記録が複数結合されて請求として 発行しよう ドメインは全部で8個あり, 同様に進めている...
プロダクトエンジニア力との繋がり
プロダクトエンジニア力との繋がり 市場でシェアを確保している既存のサービスをベンチマークとして, 自分達で新しいサービスを企画する 企画力の面 • プロダクトの価値を伸ばすベクトルがわかる ◦ 〇〇機能は簡単に作れるのに既存サービスに無いから市場が求めてない? など... •
具体的な他領域への越境方法についての解像度が上がる ◦ 他サービスと比較して機能面での大差がないからマーケティングが大事では? ◦ こういうUI・画面遷移だと使いやすいから , 情報設計が大事では? など...
プロダクトエンジニア力との繋がり 会社のアセット・理念などに囚われずに何らかのサービスの開発をする 技術力の面 • 違ったドメインに挑戦して, 違った問題に接することができ, 物事の 捉え方や解決策の幅が広がる ◦ toBの業務系プロダクトだとデータ管理が特に大事だが
, toCのエンタメ系だとUXやデザインがクリティカルになる など... • 新たな技術の挑戦の場として機能し, 社内の標準技術を広げる キッカケとなる ◦ 会社ではFlutterが標準技術だがReact Nativeでチャレンジしよう ◦ 普段はAWSがメインだがGoogle Cloudを使ってみよう など...
まとめ
まとめ • 開催にあたって ◦ 事業貢献のための価値を提供できるようになりたい ◦ そのためのビジネス力と技術力を鍛えよう!! • 勉強会の内容 ◦
企画部分 ▪ リーンキャンバスを作成し , これをベンチマークとして新サービスを考える ◦ 技術部分 ▪ ドメインエンティティ, ビジネスロジック, システムアーキテクチャの設計を行う • プロダクトエンジニア力との繋がり ◦ 企画力の面 ▪ 価値を伸ばすベクトルとその方法の解像度が上がる ◦ 技術力の面 ▪ 問題に対する解決策の手札を増やせる プロダクト作りの力を高めるための社内勉強会のお話をしました
ご清聴ありがとうございました 😊