ピクシブにおける「ビジョン」の取り扱われ方 #pixivdevmeetup / 20240920

PIXIV DEV MEETUP 2024 https://conference.pixiv.co.jp/2024/dev-meetup
メインセッション登壇で使用した発表資料です。

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ピクシブは昨年ミッション・ビジョン・バリューを一新しました。一方で、会社視点のビジョンと日々の業務の間にはどうしても距離が生まれがちです。本セッションではMVV刷新プロジェクトをリードした立場から、ピクシブにおける「ビジョン」の取り扱われ方についてお話しします。

Transcript

1. ピクシブにおける 「ビジョン」の取り扱われ方 minamitary
2. プロダクト開発イネーブルメント部 マネージャー 2015年ピクシブ入社 エンジニア ⇨ UXリサーチャー Whyのレイヤーを中心に領域横断で動く minamitary
3. 時は2020年
4. • 2018年の正社員数：約160名 • 2020年の正社員数：約200名 • 2023年の正社員数：約350名
5. 会社規模の拡大 + プロダクトの増加・多角化 + 個々のプロダクト規模拡大 + コロナ禍によりリモート環境へ強制移行
6. プロダクトづくりの難しさ⤴ Photo by Lucas Clara on Unsplash
7. 2020: プロジェクトシェルパ
8. 「プロジェクトシェルパ」 • VP of Productを筆頭とする部署横断タスクフォース • PdMを中心とするシニアメンバーメインで組織 • プロダクトづくり = 「険しい山に登るような行為」 • 山の案内人のような立ち位置でサポートして回る助っ人
9. 「プロジェクトシェルパ」 • VP of Productを筆頭とする部署横断タスクフォース • PdMを中心とするシニアメンバーメインで組織 • プロダクトづくり = 「険しい山に登るような行為」 • 山の案内人のような立ち位置でサポートして回る助っ人 “ピクシブらしい開発を誰でもできるように。”
10. 「インセプションデッキ」 • プロジェクトを起案する際のドキュメントテンプレート • 独自フォーマットで運用されているものをアップデート • 「何のために取り組むか」の明文化を重視
11. • Draft: はじめに • Why: なぜやるか？ • What: なにをするか？ • How: ハードルはあるか？
13. 「なぜ山に登るのか」 「山に登ることで何を得たいのか」
15. 「インセプションデッキ」 ＋ 「ビジョナリーシート」
16. それぞれが日々「何のために取り組むか」を考える → 明文化されたものを「ビジョン」と呼ぶ
17. 2023: MVV刷新
19. • 2018年の正社員数：約160名 • 2020年の正社員数：約200名 • 2022年の正社員数：約280名
20. 「MVV刷新検討プロジェクト」 • 経営陣もメンバーに含む部署横断タスクフォース • ビジョンの刷新検討 = 「何のために取り組むか」の探求
21. Where emotion keeps activating something next 感動と衝動を、次の何かへ。 VISION
22. 「何のために ____ に取り組むか」
23. 「何のために会社としての活動に取り組むか」 「何のためにプロダクトづくりに取り組むか」 「何のためにプロジェクトに取り組むか」
24. 2023: PIXIV MEETUP
25. それぞれにとっての「何のために取り組むか」