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募集要項に書いてない、AI時代の採用要件 〜採用する側・される側から見たリアル〜
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Naoto Sato
July 06, 2026
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募集要項に書いてない、AI時代の採用要件 〜採用する側・される側から見たリアル〜
2026/07/06に「AI時代のエンジニア生存戦略」に登壇した際の資料です。
https://rosca.connpass.com/event/395936/
Naoto Sato
July 06, 2026
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Transcript
募集要項に書いてない、AI時代の採用要件 〜採用する側・される側から見たリアル〜 2026/07/06 AI時代のエンジニア生存戦略 @naopr
@naopr (なおぱー) • Engineering Manager@カケハシ • https://twitter.com/naopr • Love ☗
🍺 🍶 🛫 自己紹介 https://naopr.hatenablog.com/entry/2024/09/22/093117 https://speakerdeck.com/naopr/beyond-the-bottleneck
• メルカリ:EM ◦ 数千人規模のメガベンチャー ◦ 10→100フェーズのエンジニア採用 • ソウゾウ:EM/Hiring Manager ◦
数十→数百人規模のメガベンチャー子会社 ◦ 新規事業の0→1、1→10フェーズのエンジニア採用 • マイベスト:EM/Hiring Manager ◦ 数百人規模のスタートアップ ◦ スタートアップ拡大期のエンジニア採用 • 今年1月〜3月で転職活動 エンジニア採用とわたし
※所属企業の採用要件や見解を示すものではありません 今日お話しすること EM/Hiring Managerとしての "採用する側"の目線 直近転職活動をしていた "採用される側"の目線 AI時代のリアルな採用要件
その前に・・・ AI時代のエンジニア採用は どう変化しているのか
エンジニア採用数は減っていない 転職ドラフト(2025/7→2026/4)*1 総指名数:2,144件 → 2,908件(約1.36倍) 参加エンジニア数 487 → 602人(約1.23倍) Findy
Blog(2025/9)*2 AIの普及により採用を・・・ 増やす:25.0% 減らす:23.2% *1 転職ドラフト 開催結果 (https://job-draft.jp/scout/festivals) *2 Findy Blog 220社に聞いた「最新 AI活用の実態とエンジニア転職にもたらす変化」 | 2025年9月版(https://findy-code.io/blog/ai_report_202509/)
AI活用文脈で採用要件が急激に変化している Findy Blog(2025/3) *1 AI活用文脈で採用要件を「既に変えた」企業 11.7%、「今後変える」含 めて約7割 Findy Blog(2025/2→2025/9)*2 AI活用経験の有無が候補者評価に影響する企業の割合
18.1% → 57.0% *1 企業188社に聞いた「 AI活用の実態とエンジニア採用への影響」 | 2025年3月版 (https://findy-code.io/blog/ai-company-20250326/) *2 Findy Blog 220社に聞いた「最新 AI活用の実態とエンジニア転職にもたらす変化」 | 2025年9月版(https://findy-code.io/blog/ai_report_202509/)
募集要項にはAI活用経験が組み込まれていない • Findy Blog(2025/3) *1で「AI活用に積極的だと思う企業」で回 答の多かった企業6社の募集要項を実際に調査した • AI活用経験が「必須要件」に組み込まれてはおらず、「歓迎要件」 も具体的なスキルの言及はなかった *1
企業188社に聞いた「 AI活用の実態とエンジニア採用への影響」 | 2025年3月版 (https://findy-code.io/blog/ai-company-20250326/)
• エンジニア採用数は減っていない • AI活用文脈で採用要件は急激に変化している • ただ、実際にどのような要件に変化したのか表面的には募集要項を 見てもわからない AI時代の日本におけるエンジニア採用の変化
(再掲)今日お話しすること EM/Hiring Managerとしての "採用する側"の目線 直近転職活動をしていた "採用される側"の目線 AI時代のリアルな採用要件
• 自分の転職活動(11回の面接)でAI活用そのものを正面から問われ たのは1回だけ。しかも技術キャッチアップの一例として軽く触れら れた程度で、深掘りはされなかった • 代わりに繰り返し問われたのは: ◦ 問題設定(なぜその問題をいま解くのか/なぜその打ち手か) ◦ 主体性(その課題は誰が見つけ、打ち手は誰が決めたのか)
◦ 合意形成(経営と意見が割れたときどう説得したか) ◦ 越境・変化適応(1チームに閉じない範囲をやれるか) リアル①:面接でAI活用については聞かれない
なぜ面接官は直接AI活用について聞かないのか • AIを活用していることは大前提 ◦ 細かなテクニック・ベストプラクティスはすぐに陳腐化する • 見きわめたい項目は大きく2つ ◦ 何を解くかを自分で決められるか(問題設定・主体性) ◦
人と組織を動かして前に進められるか(合意形成・越境) リアル①:面接でAI活用については聞かれない
• ある会社の技術試験がシステムデザインインタビューだった ◦ 抽象的なシステム課題に対して、面接官と対話しながら要件定 義や技術選定を行う試験 ◦ 例)Twitterを設計せよ • この試験を導入している意図を聞いてみた ◦
行間を勝手に読んで仕様を作るのではなく、ちゃんと議論し、 チームでプロダクトを作れるかを見たかった ◦ AIの出力が正しいか判断するためには要件定義を含めた設計力 が必要で、それがないと効率的に負債を生み出してしまう リアル②:実務に近い技術試験
技術試験で何が問われるのか • 面接官とお互いの考えをディスカッションしながら、明確な正解の ない課題を解決まで推進する力 ◦ 曖昧な要件を詰める ◦ トレードオフを言語化する ◦ 将来起こりうる変化を踏まえた意思決定をする
• AIの出力に責任を持つ力 ◦ 負債を見抜く ◦ ダメな理由を言語化し、向かうべき方向性を示す リアル②:実務に近い技術試験
AI時代のリアルな採用要件 🔍 AIが出力する設計・コードを判断し負債を見抜ける 🎯 作るべきものを定義しトレードオフを言語化できる 💡 解くべき課題を自分で見つけられる 🤝 人と組織を動かして前に進められる
はじめの一歩 🔍 AIのコードを説明できるまで理解してからマージする 🎯 実装前に「この設計で何を捨てて何を取ったか」を一行書く 💡 「このタスクで解決したい課題は何か」自分の言葉で一行書く 🤝 隣のチームで困ってることをカジュアルに聞いてみる